Archive2023年11月 1/1

Jimmy Page - Rumble (2023)

 ジミー・ペイジが公共の場で久々にプレイした、と話題になって見ればホントにギター弾いてたので驚いた。今じゃもうカネで動くこともないから本当に本人が好きで良い企画じゃなきゃプレイしないだろうし、それもそんなに機会はないだろうからこのニュースはちょいと驚いたネタだった。蓋を開けてみると「Rock and Roll Hall of Fame 2023」でどういう理由かは把握していないが、2005年には亡くなっていたリンク・レイの有名曲「R...

  •  0
  •  0

Andy Taylor - Stairway To Heaven (2023)

 Andy Taylorと言えば当然Duran Duranのギタリストで名を馳せた方の印象しかないが、Duran Duran全盛期を支えながらも、バンドから離脱しているから、ある種バンドの衰退の要因を作ったメンバーとも言える。その後の動きが割と面白くて、ご存知The Power Stationの活動で案外ロックに寄ったサウンドを出してきて、ドラムはシックのあのサウンド、ベースは同僚ジョン・テイラー、ボーカルはなんとロバート・パーマーと言うスーパー...

  •  0
  •  0

Duran Duran - Phycho Killer (2023)

 マネスキンのベーシスト、ヴィクトリアがDuran Duranの「Phycho Killer」にゲストで参加したとの事で、気になるから当然聞いて見るのだが、親子以上の歳の差があるヴィックが今のDuran Duranに遊びに行ってベースを弾いたりしているシーンはなかなか微笑ましく、ジョン・テイラーもサイモン・ル・ボンもこうなったか、とそっちの方が感慨深い映像だった。当然ながら80年代当時全盛期のDuran Duranをリアルタイムで見て聞いてたか...

  •  0
  •  0

Maneskin - Rush! (Are U Coming?) (2023)

 これだけ活動してると普通に情報が入ってくるし目に入る機会も多くなる、ってくらいに世界中をライブしてて今ではモテモテだからあちこちのゲストにも呼ばれてセッション参加もしているからとにかく名前を聞く機会が多い。もっとも自分が気にしているバンドだからと言うのが大きいだろうけど、それでもこの才能の発散具合と市場ニーズへの対応具合は売れて当然的な動きに見えるから素晴らしい。 2023年の始め頃にアルバム「Rush...

  •  0
  •  0

Frank Zappa - One Size Fits All (1975):

 こういう音楽人も出て来ないと思うザッパ。はギタリストとしても興味深いし、コンポーザーとしてもアイディアが独創的で、プログレルーツから語られる時もあるけど、ドゥーワップ色が強いし叙情感は皆無なので、人による認識の違いは色々あるがプログレと呼ばれるカテゴリにザッパは似合わない。 1975年リリースの「One Size Fits All」は一般的には名盤扱いの作品、最初の「インカローズ」からこの頃出始めていたフュージョン...

  •  2
  •  0

Earth and Fire - Songs Of The Marching Children (1971) : Holland

 70年代までのオランダの女性ボーカルバンドの代表はショッキング・ブルーがダントツで、他にはあまり思い付かないが、プログレではフォーカス、フィンチと女性ボーカルをクローズアップした素晴らしきアース&ファイアーもある。1970年にシーンに浸透して、シングル「Seasons」がショッキング・ブルーに続いて世界的に売れたようだが今の知名度はどうなのだろうか。 最初期はポップながら二作目のアルバムからプログレッシヴロ...

  •  0
  •  0

East - Huseg (1982) : Hungary

 プログレッシヴロック進化論は大きく二つに分かれて、ひとつは70年代のバンドの雰囲気を継承した正当派で、ポンプロックはこの部類だろうが、もう一方はテクニカルなクロスオーバー路線に走る人達となり、自分は70年代の深堀が趣味だけど、興味は広がるので、チャレンジしてみよう。 ハンガリーのバンド、イーストの「Huseg」を手に入れてきたが、ジャケットのカッコ良さも印象的で、1982年リリースの作品と驚きながらも、ジャ...

  •  0
  •  0

Bijelo Dugme - Kad bi' bio bijelo dugme (1974) : Yugoslav

 アルバムジャケットが気になってユーロ圏ながらも手を出してしまったアルバム「Kad bi' bio bijelo dugme」が本日の主役となるが、多分ネット時代じゃなければ目にする事もなかったと思う。アナログで実際にこのジャケットを見た事はないが、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のBijelo Dugmeで、その辺りでは超大御所のバンドと知られている有名バンドらしい。 予備知識もなくアルバムジャケットに惹かれて音を探したので楽しみだっ...

  •  0
  •  0

Tai Phong - Tai Phong (1975):

 1975年頃のフランスのプログレバンド、タイフォンはかなり叙情性を持っていてギターも切なくテクニックもメロトロンの洪水もあり、英国プログレ好きな人には近くて聴きやすい。全盛期の残念ながらアルバムは3枚しか出ていないけど、お薦めはファーストで、メロディーの美しさが凄く印象的で広大なスケールを奏でて浸れる。名曲「Sister Jane」を聴いたらその美しさに感動するし、小曲と大作のどちらも緻密で、大作は展開も美しく...

  •  0
  •  0

Magma - Mekanik Destruktiw Kommandoh (1973)

 超絶テクニカルプログレバンド、変態的集団の印象が強く、何せ自分たちで言語まで作ってしまう変人。超オタク的な独創的な発想が凄いマグマ。コバイア語を開発し、コバイア星人になって地球を制圧するとばかりに攻め立ててくる「Mekanik Destruktiw Kommandoh」は、実に破壊的且つアグレッシブなプログレッシブバンドのアルバムで、ジャズが元か、クラシック的な美しい展開を持っているからフランス的でもある。 「Mekanik Dest...

  •  0
  •  0

Emmanuel Booz - Dans Quel Etat J'Erre (1979):

 Emmanuel Boozの1979年にリリースされた快心の作品「Dans Quel Etat J'Erre」はずっと何らかの理由でCD化されていなくて、その筋では隠れた名盤と名高い作品だ。海賊盤も多数リリースされていたので比較的入手は楽ではあったものの、今はもうCDにもなり配信にもあるのかもしれない傑作アルバム。今回の「Dans Quel Etat J'Erre」のバックはマグマの面々がサポートしているので、より一層の話題を提供しているのでぜひともご一聴...

  •  0
  •  0

Atoll - Musiciens Magiciens (1974)

 フランスの誇るプログレッシブバンドのひとつが破壊的且つ変態的なマグマならば、双璧を成すもう一つのバンドがアトール。一般的にはフランスのイエスと形容され、だからあまり興味なかったバンド。キャッチコピーの善し悪しは重要と思う。自分で聴くまで形容詞は信用しない方が良い。  1974年にリリースされた彼等のファーストアルバム「ミュージシャンズ・マジシャン」だが、ファーストでこのクォリティの高さは凄い。おかげ...

  •  0
  •  0

Museo Rosenbach - Exit (2000):

...

  •  0
  •  0

Lucio Battisti - Amore e Non Amore (1971):

 この「Amore E Non Amore」をニュークリアスのイアン・カーのソロ作品「ベラドナ」のジャケットと混同していた。多分「Amore E Non Amore」の方はレコード屋で現物を見た事がないので写真だけの記憶だと思う。イアン・カーの方は何回か見かけたけど買わなかったから曖昧なまま記憶に残ってて、今冷静にどっちのジャケットも見ると構図は同じで納得。それと「Amore E Non Amore」で後方に裸の女性の後ろ姿がいるけど、これも英国...

  •  2
  •  0

Jacula - Tardo Pede in Magiam Versus (1973):

 Jacula=ヤクラと読むがイタリアの1973年のアルバム「Tardo Pede in Magiam Versus」を聴いてみる。俗世間的ではイタリアン・プログレの一端と言われるが、明らかにプログレではなく、イタリアンロックに入る事も不思議だし、そんな風評に騙されて聴いたがアテにならない。「Tardo Pede in Magiam Versus」はエロチックな女性の歌声が堪らなく素晴らしく、妖しく官能的にチャーチオルガンをバックに囁いてくれるし、ドラムも歪ん...

  •  0
  •  0

Formula 3 - Songnando E Risognando (1972):

 1972年発表のフォルムラトレのサードアルバム「夢のまた夢」は大作志向のプログレッシブロックらしい作品で、ギターが歪んで迫ってくるからロック好きには聴きやすく、多様なストーリー展開もドラマティックに楽しめる。 叙情的なアルバムで、ユーロロックに手を出した最初の頃に聴いたけど凄いと思ったし、もっと白々しいと思ってたけど凄くツボにハマる範囲内の白々しさで、テクニックの確かさがこのバンドの凄さ。イタリアか...

  •  0
  •  0

Banco - Banco (1975):

 マンティコアレーベルの貢献と言えばPFMとBancoを世界に送り出した実績でどちらのバンドもその貢献がなければ世界に出てこなかったバンドかもしれない。今じゃ逆にどちらのバンドも世界進出のきっかけとなったアルバム以前の、オリジナルなイタリア語によるレコードが容易に入手出来るので、音の差を簡単に聴けるけど、前は入手する事も大変だったから、英語盤は名前を知るには良いきっかけだった。 1975年Bancoの世界メジャー...

  •  0
  •  0

Arti E Mestieri - Tilt (1974):

 一般的にはジャズロック系のプログレッシブロックと語られているArti E Mestieriの「Tilt」だが、実はジャズ色は薄いアルバムな気がしてる。もっとも音楽的なジャズは意識していなくて、テクニカルな意味でジャズプレイヤーに分類されるほうが強く、ドラマーが凄くて、サイモン・フィリップスの倍は叩くレベルでもあるが、それでも歌心満載のArti E Mestieriには全然邪魔にならない。 1974年にリリースされた最初のアルバムなが...

  •  0
  •  0

I Pooh - Alessandra (1972):

 クマのプーさんのイ・プーの「Alessandra 」は1972年にリリースされたアルバム。イ・プーのイメージはプログレだけど、実はボーカルグループ。しかもイタリアだからカンタトゥーレのメロメロコテコテな雰囲気が詰め込まれてます。ただ、バックで鳴っている楽器陣の凝り具合が半端なく、ベースも凄まじく歌ったラインで、メロトロンが洪水のように溢れて、ストリングスも然りとヨーロッパ風味たっぷりの甘い歌ものに仕上げてます...

  •  2
  •  0

Area - Arbeit Macht Frei (1973):

 イタリアンプログレッシブロックよりイタリアンジャズロックの大御所でアルバム一作で終わらなかった長寿バンド、アレア。記念すべきファーストアルバム「Arbeit Macht Frei」は1973年にリリースされ、英国プログレッシブロックの洗礼を受けている。壮大なメロトロンの世界ではなく、非常に心地良く聴けるジャズロック。 アルバム「Arbeit Macht Frei」は冒頭から変拍子で面白くてベースが硬くて目立つ音だが、ギターが不思議。...

  •  2
  •  0

I Teoremi - I Teoremi (1972):

 イタリアンロックらしくベタベタで暑苦しくて勝手気ままに一人づつが燃えている仰々しいアルバムを持つ、I Teoremi。暑苦しくベースがランニングして上手いのに合わせて、ドラムはドタバタと叩きまくって、ギターも怪しい音程で必死にソロを繰り広げて盛り上げる。そこにイタリアンな歌声が熱唱して、イタリアンハードロックな様相。 1972年にリリースされたI Teoremiの唯一作「I Teoremi」。アルバムジャケットが真っ白なので...

  •  0
  •  0

Il Rovescio Della Medaglia - La Bibbia (1971):

 名作「汚染された世界」が世間一般に浸透しているために他の作品にスポットが当たらないバンド、Il Rovescio Della Medaglia=通称 RDMです。自分も名盤「汚染された世界」しか聴いていなくて、その出来映えに感動していた一人だが、実はその前にも二つの作品があると聴いた時は同じバンドではない印象が強かった。仰々しいほどのクラシカルシンフォニックさはなく、仰々しいけどハードロックのバンドの音で、かなり一辺倒なサウ...

  •  2
  •  0

P.F.M - Premiata Forneria Marconi (1972)

 これぞプログレッシブロックと言わんばかりのサウンドを届けてくれるイタリアの代表的なバンドとなっているP.F.Mの1972年のアルバム「友よ」。元々イタリアで活動していたP.F.Mが世界に進出した作品が「幻の映像」だが、本作「友よ」が世界への足掛けを作っている。なぜなら「友よ」に収録されている曲の大半が「幻の映像」に英語バージョンで収録されているから。 多分「友よ」を聴いたマンティコアの誰かが非常に質の高い、そ...

  •  2
  •  0

Osanna - Palepoli (1973)

 イタリアンロックの名盤と誉れ高いOsannaの「パレポリ」です。1973年にリリースされた不思議なアルバムジャケットに包まれたアバンギャルドなロックで、メロトロンからや管楽器も登場する世界。ただ、世界観の出し方は妙にハマる要素があって、A面で18分強の一曲と2分もない小曲、B面は堂々21分半の大作のみ。これが出来上がってきた曲を全部詰め込んで繋げて歌を間に入れたような作品だけど、その旋律とレベルの高さが心地良い...

  •  1
  •  0

Le Orme - Felona E Sorona (1973):

 イタリアは縦長に広い国で、北部と南部では文化も異なるし、音楽面でも影響がある気がするが、今回の主役、レ・オルメは、ヴェネチア出身で北部の出身らしい。Le Ormeが1973年にリリースした5作目にして最高傑作と誉れ高い「Felona E Sorona」はフェローナとソローナ男女の二つの惑星を物語ったトータルコンセプトアルバム。歌詞まで追いかけてないけど、男女の物語を惑星になぞらえて書かれたものだろう。イタリアのバンドはコ...

  •  2
  •  0

Nico, Gianni, Frank, Maurizio - Canti D'esperienza (1973):

 そのNew Trollsの分裂組が結成したバンドの一部がNico, Gianni, Frank, Maurizioとなるけどこちらが本流。音楽性だけをNew Trollsに残して贅肉を削ぎ落したシンプルな筋肉だけで創り上げた「Canti D'esperienza」。凄くシンプルな英国ハードロックをモチーフとしたサウンドで、Uriah HeepやQueen系統を感じさせる。「Canti D'esperienza」はプログレッシブロックではない。 仰々しい鍵盤がなく、凝った展開も抑え気味で普通に攻...

  •  0
  •  0

New Trolls - Concerto Grosso N. 1 (1971):

 イタリアのハードロックバンド、しかも様式美、叙情性たっぷりなサウンドを持ったバンドがオーケストラと融合を果たした名盤「コンチェルト・グロッソ1」。最初に聴いた時からインパクトあって、イタリアの連中は自己満足の塊でロマンチストと思ったが、この彼等の三枚目の作品は見事にオーケストラと融合を果たした傑作。ちょっと露出過多だけど、オープニングからストリングスが鳴り響き、格式ある宮殿音楽のような厳かなバイ...

  •  3
  •  0

Jimmy Reed - Live At Carnegie Hall (1961)

 ブルースは実に幅が広い。多様化した現代ならともかく、40年代から60年代にかけてのブルースでも各々が実に個性的な音楽を作っていて、今更ながらその幅の広さに驚く。戦前ブルースはどれも同じようなサウンドだけど戦後ブルースは凄く発展している。エレキの浸透もあるしレコーディング技術や器材の進歩も大きいけど、そもそもの音楽性が広い。そんな中でもマイペースで伸びやかにゆったりとしたブルースを聴かせてくれるジミー...

  •  0
  •  0

Sonny Boy Williamson - His Best

 ブルース音楽表現の中でいつからかハーモニカがクローズアップされ、ロック系の白人ブルース系でその筋の有名人と云えばポール・バターフィールドが唯一無二の存在。ロックのボーカリスト達もブルースに影響されたと公言している人達は多くがハーモニカを吹くシーンが見受けられる。例えばZepのロバート・プラントやエアロのスティーヴン・タイラーだが、彼等がこぞってお手本にした人はサニー・ボーイ・ウィリアムスンを於いて...

  •  0
  •  0

Son House - Raw Delta Blues:

 近年のゴージャスな音楽はその音圧や音数の多さとアレンジの見事さやアンサンブルの素晴らしさなど多々やり過ぎなくらい見事と感じる事も多くて、音楽の発展でもあろうと。ところがクラシックの世界は既にその複雑怪奇さからアレンジやゴージャス感、展開の幅の広さやオペラティック、ピアノソロまで何でもありな世界を既に数百年前からやってて、世界はそんなに変わらない。その流れで行くと更に古くから存在していた楽器一本で...

  •  0
  •  0