Archive2023年07月 1/2

Duffy - Scruffy Duffy (1973):

 古いロックはもういいかな、随分聴いたし新しいのに次々取り組んでいかないと勿体無いし、古いのはもう大体判ってるからと。それは王道バンドが今でも復活して現役でジジイ達がやるロックサウンドをさすがに聴いて見てると辛くなってきて。頑張ってる姿もいいけど、やはり懐メロでしかないし、新たなエッセンスを得るものでもない。もう曲も判ってるしCDも何も同じものばかりを売ってて明らかに大人に買わせようとしている商売も...

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Bulldog Breed - Made in England (1969):

 ちょっとだけニッチに。ロック史の追いかけ方は割と簡単で、気に入ったバンドやアルバムのクレジットを見て、メンバーの関連性を探すだけだが、今ならインターネットで名前を打ち込むだけで気になる人の関連するバンドやアルバムはラクラクに調べられるからちょっとやそっとの無名度など気にしなくて良い。きっと誰かが何かを書いてくれている。日本語でない場合が多いので英語で探すとほぼ何でも出てくるが、ややこしいのは同姓...

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Clear Blue Sky - Clear Blue Sky (1970):

 1970年初頭はハードロックもプログレもジャズもトラッドもクラシックもゴチャゴチャになってシーンを形成していて、それらがロックと呼ばれるベーシックな部分は持っていたもののきっちりとカテゴライズもされなかった。後には総じて英国ロックとして括られたようにどのバンドも何かしらの要素を併用で持ち合わせている事が当たり前で、顕著なのはLed Zeppelinだろう。ハードロックからトラッド、プログレ他何でもありの中で圧倒...

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Three Man Army - Two (1974):

 ガーヴィッツ兄弟が最も輝いていた全盛期の作品と思うThree Man Army時代。それも当然ながらドラムにトニー・ニューマンを迎えた頃が一番重くハードに展開していた時期だとガーヴィッツ兄弟関連を聴いていて思う。この人達も音楽生活豊富でアチコチにクレジットされているので、それを追いかけるのも控えている。 そんなThree Man Armyの傑作とも言われることが多い、バンドとしては三枚目のアルバム、そしてトニー・ニューマン...

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Gun - Gunsight (1969):

 英国ロック史の表にはほぼ登場しないエイドリアン・ガーヴィッツではあるが、ちょっと深堀りするとヒットする数少ない準A級の位置も面白い。そんなエイドリアン・ガーヴィッツとポール・ガーヴィッツが世に出てきたのは有名なガンの「悪魔天国」。そのヒットのために彼等は英国音楽業界に居続けたのではないかとも思う。そうでなければこれほど色々なバンドに拘わる事もなく、またメジャーシーンとの交流もなかった。最初にヒッ...

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Graeme Edge Band - Kick off Your Muddy Boots (1975):

 ガーヴィッツ兄弟の偉業。英国ロックシーンに於いてガーヴィッツ兄弟の果たした役割、出した作品群の面白さは傑出している。ただ、エイドリアン・ガーヴィッツのギターフレーズを研究するまでには至らないので単に聴いてて好きなだけ。そんなガーヴィッツ兄弟がThree Man Armyの解体後すぐに次の仕事にとりかかる。本来は単なるセッションの意味合いが強かったと思うが、グレアム・エッジのソロアルバム製作支援だ。 1975年にリ...

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Baker Gurvitz Army - Elysian Encounter (1975):

 ブライアン・パリッシュの歴史にガーヴィッツ兄弟の片割れのポール・ガーヴィッツとの共作が二つのアルバムでリリースされている。最初のアルバムはフォーク中心の二人の交友の確認レベルの音だった。ポール・ガーヴィッツはハードロックギターの名手で、ガンからスリー・マン・アーミー、そしてジンジャー・ベイカーと組んだ歴戦を渡り歩いているがマイナーな扱いで終わっている。何となく分かるけどちょっと勿体ないか。聴けば...

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Deep Purple - The Book of Taliesyn (1968):

 後々まで名前の残るバンドはやはり音楽センスやチャレンジ精神だなどどこか唯一無二の世界を持っていて、模倣だったり真実味がないと残りにくかったりする。英国のロックはそういう意味ではアルバム一枚で消えてしまったのも多いけど、それがしっかり歴史上に残されて今でも再発されるアルバムが凄く、また、それを楽しむ輩も多数いるのが面白い。それだけ魅力のある時代とサウンドと何よりもその時代の熱き魂とチャレンジ精神も...

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Babe Ruth - Babe Ruth (1975):

 今度は英国のお転婆娘的な歌い手で、個人的にはもっと売れて人気があってもおかしくないと思うバンド、ベーブ・ルースのボーカル、ジェニー・ハーンの登場です。楽曲もキャッチーで演奏力も高いし、様々な試みを行っているのでもっとメジャーシーンに出てきてもおかしくないが、マイナーな位置付けで終わったバンドで、個人的にはかなり好きなので実はアルバム順にひっそりと書いているバンド。 1975年リリースの三枚目となるセ...

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Stray - Stray (1970):

 時代は1970年に戻り、グラウンドホッグスと共に現在でもしっかりと英国内で活動している長寿バンドのひとつStray。1970年のデビュー当時は平均年齢18歳くらいだったので、今では50歳の半ばを超えているだろう。そしてStrayもオフィシャルサイトが存在している。当時の新聞切り抜きやディスコグラフィーなどそれなりに見応えがあるし、今のライブ活動が確認できるのも素晴らしい。 1970年当時色々なレーベルがこぞって売れそうな...

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Patto - Patto (1970):

 アートワークが秀逸だった70年代のアルバムジャケットは中身の音を想像する楽しみを与えてくれる。だから今でも70年代のロックをジャケットで目にする時はワクワクする。これも大顔面ジャケットだったか。どことなく黄色に落書きみたいに木霊が取り憑いている感じで見てたから顔と言う認識がなかった。しかも右上には水戸黄門の印籠のようにぐるぐるマークが付いているし。 アルバムリリースは1970年、Pattoのデビュー作品でも...

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Nektar - Down To Earth (1974):

 英国のバンドは時に英国よりドイツで売れるたり、ドイツで修行もある。それは言わずもがなのビートルズで、どこかドイツと通じるモノがある。スティームハマーもドイツで人気のあったバンドだし、Steel Millに至ってはドイツでしかアルバムがリリースされなかった。 同じようにドイツでは結構成功していた英国人バンドではネクターも入る。1971年から77~78年くらいまで活動して、70年代のど真ん中のキャリアをドイツで築き上げ...

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Boxer - Absolutely (1977):

 古いロックはその時代だけで切り取ればハードロックと言われたが、今聴けば普通にポップスの範疇内のレベルと思われるバンドやアルバムも多数あって面白い。KISSを例にとれば分かるが、イメージはああいう悪魔的恐怖感を募らせるから音も超絶ヘヴィな印象があるがその実、音だけを聴いているとビートルズ並みにポップなのは周知の事実。今じゃキャラクターアイコンにもなって古き良きアメリカンコミックヒーローのような扱い。 ...

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Steamhammer - Speech (1972):

 この辺のバンドのあれこれを見たり聴いていると面白い事がいつまで経っても発見されてキリがない。その辺が英国ロックの深い霧とも言われる所以で、超王道メジャーバンドから超マイナーな無名のアーティストまで多分全部繋がってしまう。人脈的な意味だったり音楽的な意味もだろうけど、とにかく人脈でバンド組んだ、とか面白そうだから何かやってみるか、と言う具合に人が集まるので、スーパーバンドも後で言われれば、みたいな...

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Trapeze - Hold On (1979):

 恐ろしく深い英国ロックの森よりも不景気による仕事探しの結果、との背景が付くかもしれないが、その系譜は面白いように繋がっていく。抜けている部分はあるけどアチコチとんでもない方向に繋がるのは自分の未熟さを知るきっかけになるし更に深みにハマる。しかしあくまでも自分の知識満足の話で世の中には何の役にも立たない。 知ってる人は知ってるトラピーズ。あのグレン・ヒューズが在籍どころかメインで頑張っていたバンド...

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Wishbone Ash - Live Dates (1974):

 英国哀愁系メロディを展開する代表格は間違いなく初期のWishbone Ash。しかもそれは名盤「Argus」一枚で打ち立てた金字塔と言っても過言ではないくらいに「Argus」の突出度が凄い。それともうひとつ、Wishbone Ashと言えばツインギター。これもまたWishbone Ashを語る時の特徴になってる。ツインリードギターを探すとWishbone Ashしか出てこないくらいに皆が皆そう書いているので、多分そういう世論だ。ちなみに他にはどんなバン...

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Ken Hensley - Proud Words on a Dusty Shelf (1973):

 ユーライア・ヒープの雄とも言えるケン・ヘンズレー。今でもユーライア・ヒープは生きているが、そこはミック・ボックスがユーライア・ヒープとなるが、70年代のユーライア・ヒープの花形はやはりケン・ヘンズレーとデヴィッド・バイロンで、それでも元々がバンドメンバーの出入りが激しいバンドなので許されたかもしれないケン・ヘンズレーのソロアルバム構想。驚くことにバンドとして普通は許されない場合が多いがユーライア・...

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Uriah Heep - Salisbury (1971):

 ユーライア・ヒープの知名度はどうしても他の英国のロックバンドと比べると劣ってしまうイメージがあるが、目立ったスターが在籍していないからか、サウンドが人気がないのか、個人的には結構好みでアルバムはほぼ全て聴き倒したが確かに凄い曲が少ない。あるけど決してメジャーな響きを放っていないのも事実で超メジャーなB級バンドとの言い方が似合ってる。 そんなユーライア・ヒープが制作した気合いの一発が1971年初頭にリ...

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Budgie - Never Turn Your Back on a Friend (1973)

 ルーツに根ざしたハードロックやヘヴィメタルはやはりカッコ良いし、人間椅子がバンドのモチーフとしているバッジーを聴くと今でもしっかりと通じる重さと鋭利さとスピードと何より大事な英国的美しさを持っている事がよく分かるのもあって、どうにもB級だがそのひたむきさがカッコ良いと。 伝説的名盤のサードアルバム「Never Turn Your Back on a Friend」はこの頃が一番全盛期で、この前後のアルバムがどれも素晴らしくヘヴ...

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人間椅子 - 人間失格 (1990):

 器用な日本人とはバンドの世界でも全く同じで、既にロックが普遍化してから独自性の強いロックは難しいし、それでも英米のシーンは新しい事が起きていて、フェスティバルが成功する。日本でも色々と模索した結果独自の世界を築き上げたバンドもある。 人間椅子は江戸川乱歩の傑作からバンド名を拝借してて、コンセプトが日本的要素とヘヴィメタル、しかもサバスやバッジーをモチーフにしている。つまり、英国の悪魔主義と日本に...

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The Willard - Good Evening Wonderful Fiend (1985):

 インディーズパンクバンドは色々な連中がいる。ナゴム系のイロモノバンドは興味がなく、ストイックに自身の音楽やスタイルを追求しているバンドを聴いていたが、中でも不思議だったウィラード。今でこそダムドのキャプテンのモノマネと知ってるけど、インディーズを聴き漁っていた当時1985年頃に見たインパクトは強烈だった。松本零二の漫画でしかお目に掛からなかった海賊が被る帽子にドクロのピンが付いてて、メイクもお似合い...

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Laughin' Nose - Laughin' Nose (1985):

 1980年代初頭から半ばにかけて日本でインディーズブームが巻き起こり、多くがパンクにカテゴライズされたが、その中からパンクをポップなメロディに乗せて打ち出して、今でも活動しているラフィン・ノーズ。残念ながらメジャーシーンに躍り出た時の作品は今では入手不可能だが、ベスト盤で中味は聴ける。 初期のインディーズバンドは大体オムニバスの楽曲提供で、伝説の「ハードコア不法集会」があるけど、ラフィン・ノーズもい...

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Gastunk - Under The Sun (1987):

 思えば面白い時代に青春時代を過ごしたと思う。洋楽ロック系で言えばあと10年くらい前に生まれたかったと思うが、日本のロックに関しては丁度良い時代だった。黎明期は知らないけど成長期〜活躍期を目の当たりにしてるからシーンの流れも分かり、しかも良いバンドがドンドン出て来た。ジャンルの融合も普通にあって必ず騒がれる。そこで超個性が発揮されるとメジャーに進む構図があるがメジャーに行くとつまらなくて飽きるし、バ...

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Doom - Killing Field... (1987):

1980年代初頭に英国で起きたNWOBHMから遅れる事5〜6年、その間に王道バンドやレインボウから影響を受けた世代が日本のHR/HMシーンを作り上げて来g,その地下では次なる世代達による新しい世界観のHR/HMとパンクを融合させた音、またパンクもハードコアより過激な方向に進み、世界のみならず日本の地下音楽シーンも日夜進化し続けていたから、時々とんでもないバンドに遭遇する。1986年頃からシーンに出て来たDoomを知ったのは1987...

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Dead End - Dead Line (1986):

世界で華々しく活躍する日本のハード系のバンドがいた中、国内のハードシーンはかなり多彩なバンドが続々と現れては消え、分裂融合を繰り返していたが、その結晶で陽の目を浴びたカルトバンド、デッドエンドは当初から期待されてインディーシーンの記録の数々を塗り替えていった。デッドエンドのファースト「Dead Line」のジャケットもアルバム評も知っていたものの聴くまでに時間がかかり、周りはパンク野郎ばかりで迂闊にデッド...

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Gary Moore - Dirty Fingers (1981):

1984年にリリースされた「ダーティー・フィンガーズ」のレコーディングは1981年頃、当時コージーとバンド結成を目論んでいたトコロにレーベルからの契約によりアルバム制作を指示されて急遽ジミー・ペイン、トミー・アルドリッジ、ドン・エイリーと作った怒りのハードロック作品で、自分はゲイリー・ムーアと言ったらこのアルバムのイメージが強い。今改めて見ると反戦ソングが多く、初っ端から「Hiroshima」「Nuclear Attack」「R...

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Vandenberg - Alibi (1985) :

ホワイトスネイクでデヴィッド・カヴァデールの相棒として活躍した姿が有名になったAdrian Vandenbergは元々Vandenbergで1982年頃に世界デビューしているが、アルバム3枚くらいでバンドは終焉し、その後にホワイトスネイク参加だが、自身名義での三枚目の作品1985年リリースの「Alibi」。これまでのオランダ人系を活かしたヨーロッパ風味なハードロック作品から方向転換して、アメリカに近づいた作風でその影響からか、エイドリア...

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Accept - Restless And Wild (1982):

 1980年代初頭、まだスラッシュメタルやデスメタルの言葉がなかった頃にとんでもなく硬質で世界最速のヘヴィメタルを奏でていたバンドの音を聴いた時、こんなのアリかと衝撃を受けた。当時ギターを始めたばかりだったギター小僧の自分は弾けるのかと思いコピーするが、もちろん無駄な努力で、やはりヘビメタは弾けないと早々に速弾きを断念した。それはアクセプトのアルバム「レストレス・アンド・ワイルド」の最初に収録されてい...

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Scorpions - Lovedrive (1979):

 結局80年代初頭のヘヴィメタルシーンを一番思春期に聞いたので今でも懐かしさと新鮮さと刺激があるので、三つ子の魂百までとは言ったものだ。その思春期の頃にメタルばかりではなく、カテゴライズが分かっていないから滅茶苦茶で、その頃から雑多なバンドを普通にカテゴライズなく聴き漁ってて、同時進行でアイドルも漁ってたし日本のバンドも聴いて更に80s。同時にルーツを漁ってたから、この頃聴かなかった音は黒い系くらいだ...

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AC/DC - Back In Black (1980):

1980年、AC/DCはバンド存続最大の危機を乗り越え、更に弔いの意を表明した最高傑作「Back in Black」をリリース。アルバムを真っ黒にして弔い、更に鐘の音で幕を開けながらAC/DCらしいタイトでカッコ良いチューンでリスナーをグイグイと惹き付けていくが、バンドのみならず、ブライアン・ジョンソンの粘っこい歌声も新たなる歴史とAC/DCの伝統を決定づけた一枚だからロック史に残る傑作と呼ばれるはずだ。 AC/DCは、何十年やって...

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