Archive2020年10月 1/2

The Paul Butterfield Blues Band - The Paul Butterfield Blues Band

The Paul Butterfield Blues Band - The Paul Butterfield Blues Band (1965) 自分が10代の頃から大人のふりしてブルースを聴いてて、もちろんその雰囲気は好きだったしロックのルーツだから知らなきゃいけないと思ってたし、自分でも何となく弾けるレベルのギターのテクニック感だったから一生懸命集めて聴いてた。それでも黒人モノホンのブルースメンの音やギターはさすがにまだまだ理解するには至らず、それ以前に音も古くて聴...

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The Michael Schenker Group - Rock Will Never Die (Remastered)

The Michael Schenker Group - Rock Will Never Die (Remastered) (1984) 1984年のとある日にレコード屋に行くととてもカッコ良いジャケットがデカデカと飾られていてそれだけでロックスターの虜になるくらいのインパクトがあった。ギターってカッコ良いなぁ、こういう風に弾けたらカッコ良いだろうなぁと子供心に憧れを覚えた頃に見たから、それだけで欲しくなって欲しくなってなんとか買って手に入れて何度も何度も聴いたし、...

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Joe Strummer & The Mescaleros - Global a Go-Go

Joe Strummer & The Mescaleros - Global a Go-Go (2001) 2001年夏、どこかのCDショップで見かけたJoe Stummerの新作を試聴コーナーで興味深く聴いてかなりの衝撃を受けて当然その場で買ってとことんまで聴きまくっていた。これは一体どういうサウンドと言えば良いのか、聴いた事ない音楽がたくさん詰め込まれているし、所詮パンクスのジョー・ストラマーがこれほどの作品を創り上げるなど考えもしなかったし想像もしなかったが、...

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AC/DC - Blow Up Your Video

AC/DC - Blow Up Your Video (1988) 15年前のQueen+Paul Rodgers来日公演時の記憶を呼び戻すと本ブログでも書いているがライブ始まる前の会場内でのBGMでジミヘンが流れたりエミネムが流れたりしている中、開演直前で音が大きくなって流されたのがAC/DCの「Hells Bell」だったのは今でも鮮明に覚えている。それまでの音量から一気にライブの音量になっての鐘の音だったからどこか凛とした感じがしてあの荘厳なイントロが流れて来...

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Paul Rodgers - The Strat Pack

Paul Rodgers - The Strat Pack (2004) 1954年にはストラトキャスターのデザインも今見られる形に出来上がり、苦節2年の成果が実っての完成形が生まれた年だった。もちろん最初からフェンダー社の中の話で、ストラトはレスポールと違ってフェンダー氏も含めて数人で作り上げたから人名が前に出て来ないが、今でも愛し愛され使われているギターのスタンダード形。ギターと言って万人が思い浮かべる形は多分ストラトキャスターだろ...

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Queen + Paul Rodgers - Super Live In Japan 2005

Queen + Paul Rodgers - Super Live In Japan 2005 2005年10月26日はQueen+Paul Rodgersの初来日公演初日のライブに行ってきたらしいが、確かさいたまスーパーアリーナで開場から入って、ステージ右脇の上部で見ていた気がする。もちろんクイーンが好きでフレディの死もリアルタイムで知ったし、そこから伝説になっていったクイーンも見ていた。それがまさかまさかのポール・ロジャースとの合体劇には驚いた反面、どういう風にな...

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Elvis Presley - The '68 Comeback Special

Elvis Presley - The '68 Comeback Special R&Rはカッコ良くて当たり前、カッコ良くなきゃダメだ、と言うのが普通だった。いつからかそのカッコ良さの角度が様々になり人それぞれ定義が変わっていったのでシンプルなカッコ良さが見えにくくなっていったが、原点の原点に戻ってのエルヴィス・プレスリーをこの時代にまた見ると、ロックンロールはこういう問答無用のカッコ良さがあるべきものだと痛感した。誰がどう見たってカッコ...

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Motley Crue - Decade of Decadence

Motley Crue - Decade of Decadence (1991) 15年前の自分も何でも聴き漁ってて、それもこれも自分史で聴いてきたロックをそのままおさらいしてこのブログに書いていたようだ。意図的に毎日異なるジャンルと言うか世界のアルバムやバンドを聴いていたから最初はこのブログって一体どのヘンのジャンルが描かれるのかな、と不思議に思って見ていた人もいただろう。まだ最初期だったのでそこまでの読者が付いてはいなかったから、まず...

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U2 - Achtung Baby Deluxe Edition

U2 - Achtung Baby Deluxe Edition (1991) U2の印象はどうしたって寒いロック、それでいて暑苦しい熱さを持ったバンド、生々しさが信条でソリッドでシャープなサウンドが広がるバンドの印象、即ち「Joshua Tree」や「The Unforgettable Fire」で聴かれる、イメージされるバンド像でしかなかった。1990年代に入る頃は自分的には70年代ロック漁りが激しくてリアルタイムのバンドやロックにはあまり見向きしなかった頃があったのでU2...

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The Who - Who Sell Out (Deluxe Edition)

The Who - Who Sell Out (Deluxe Edition) (1967) 1967年にリリースされた「Who Sell Out」は既に50年前では言い表せないほど古いアルバムだが、The Whoは今でもライブをやっているバンドだし、本作からの曲だって普通に演奏している。ロック創世記からその名を広め、今に至るまでそのパフォーマンスが伝説となり、生ける伝説になっているThe Who。恐らくThe Whoのメンバー、ピートとロジャーがこの世からいなくなった時がロック...

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The Stalin - trash

The Stalin - trash (1980) 2020年になって初めて公式CD化されてその筋のファンを涙させていたThe Stalinの幻のファーストアルバム「trash」。それまでに市場に出回っていたのはアナログレコード3000枚のみで、それ以外はブートレッグかカセットテープ落としなどしかなかったようだ。自分が物心ついた頃に本作は既に幻のアイテムになっており、その話題だけがあちこちで散見されただけで探しても探しても見つからなかったし、聴く...

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Ozzy Osbourne - Blizzard Of Ozz (40th Anniversary Expanded Edition)

Ozzy Osbourne - Blizzard Of Ozz (40th Anniversary Expanded Edition) (1980) 2005年10月に始めたブログはまだその日一日一枚ペースで書いてみたら続くかなと思っていた程度なので、明確にこうしたいこう書きたい、こんな繋がりで云々や何を書きたいのかすらも決めていないままに書き連ねていたようだ。それでもどことなく好きなんだろうなぁと分かる想いが見え隠れするのは面白いし、多分その通りに聴いて書いていたのだと思う...

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椎名林檎 - 無罪モラトリアム

椎名林檎 - 無罪モラトリアム (1999) バンドのスタジオに入る時に大抵コンビニ寄って軽い食べ物や飲み物買って行ったが、そのコンビニでBGMで流れていたフレーズが妙に印象的で、気になったので調べてその存在を知った椎名林檎嬢の名前。「歌舞伎町の女王」か「ここでキスして」かどちらかだったと思うが、その頃から知っててアルバムがリリースされますの報も聴いてその時すぐに買いに行って、どっぷりと浸かってしまったのもつ...

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Pink Floyd - More

Pink Floyd - More (1969) 15年前に書き始めている本ブログを見直しながらその足跡を辿ってみるかとの思いもあって書き続けているが、15年前どころかその前から聴いているアルバムもミュージシャンもバンドも大して変わっていないのが情けない、と言うか変わらないものなのか、と。まだまだコンセプトも決まらず何となく書き溜めているレベルだったので文章も短いし何処に焦点を当てて書いているものでもなく、そのままじゃ勿体無...

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Bob Dylan - Bob Dylan

Bob Dylan - Bob Dylan (1962) 2004年頃にMovable Typeが普及してウェブログサービスが容易くなり普及してきた、すぐにそれはブログの名で親しまれるようになって何事にも黎明期にはありがちの無料サービスが横行してとにかく一般普及させていったが、その甲斐あって瞬く間にブログブログと親しまれて誰でも簡単に何でも日記を書いて公開しよう的に広まっていったが、自分自身も色々あってやってみるかと。数多く溜まりつつあった...

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Mike Bloomfield - Steelyard Blues (Original Soundtrack)

Mike Bloomfield - Steelyard Blues (Original Soundtrack) (1969) すっかりと個人ブログあたりでアルバムレビューなどは何件かしか見かけなくなっている昨今、どちらかと言えばその書いた内容、記事が転載されてしまう危険性の方が高いようで、いつしか自分の文章がどこかで使われて金儲けに使われている可能性もあったり、盗まれて使われていたりとリスクが高くてカネにならないライフワーク。読者も多くはTwitterやFacebookな...

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James Gang - Rides Again

James Gang - Rides Again (1970) ジョー・ウォルシュの名は英国ロック史を紐解いていても出てくるし、アメリカン・ロックでも当然出てくるが、アメリカ人でJames Gangのリーダー兼ギタリストでグランド・ファンクとはちょいと異なる英国風味に近いアメリカン・ロックを奏でていたバンドの主。ジミー・ペイジに58年のレスポールをあげた人、ピート・タウンジェンドにハイワットを教えた人、など色々な逸話があるが、そういう交流...

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Rick Derringer - All American Boy

Rick Derringer - All American Boy (1973) アメリカン・ロックの流れは自分ではまるで整理できていないし、そこまで探求していくつもりもないから普通に人脈関連での流れを多少追いかける程度だが、それでもユニークなものだと思うクレジットを見かける事もある。今回もエドガー・ウィンターやジョニー・ウィンターからすればリック・デリンジャーのソロ作もあったなと思い出して聴いていたら、そこにパティ・スミス作詞のクレジ...

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Edger & Johnny Winter - Together

Edger & Johnny Winter - Together (1976) 楽しそうな演奏だな、と思えるライブは聴いている側も楽しめるし、顔見てればそれはもっと分かるだろうが、音を聴いているだけでもその楽しさは伝わってくるのだから人間は繊細で敏感なものだ。その楽しさは人それぞれあるが、名を成したミュージシャンが自分たちのルーツとなった音楽をカバーしてライブでやっている姿などはその典型的な例になるようで、大抵のミュージシャンはライブ...

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Johnny Winter - Live in Toronto 1983

Johnny Winter - Live in Toronto 1983 欲しいギター弾いてみたいギター、所有しておきたいギターのひとつにギブソンのファイアーバードがある。誰が使っているから、との理由でもなく何かで誰かが弾いているのを聴いててこの音色良いなと思ってから気になってるからどこかで買っちゃうのかも。そこまでもうギター弾かないだろうから勿体無い気もするし、それならもっとギター弾いて遊べとも思うがちょいと前に買ったレスポールス...

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Rory Gallagher - Check Shirt Wizard - Live In '77

Rory Gallagher - Check Shirt Wizard - Live In '77 いつからかアマゾンでアルバムを見たり買ったりディスコグラフィーの目安にしたり、持ってない作品を確認したり新しいアルバムが出てるかどうかチェックしたり、発掘音源がリリースされていないかの確認するようにもなっていたが、アマゾンがマーケットプレイスを拡張するようになってからはどうにも海賊盤紛いの、と言うか海賊盤が堂々とアルバムとしてアマゾンで売られてい...

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Van Halen - The Best of Both Worlds

Van Halen - The Best of Both Worlds (2004) 朝早くからエディの訃報は全世界に一瞬にして報じられ、自分の所も早々にニュースを聞いたが、まだ若いだろ、早いだろ、との思いが先にあった。ただちょいと前までは癌との闘病生活を克服してシーンに復活していたと知っていたので、そのまままた活動するのかと思ってたらやはり再発転移により65歳での逝去となってしまったようだ。一般のリスナーにも知名度が高いし、ギター小僧にし...

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Blue Murder - Nothin But Trouble

Blue Murder - Nothin But Trouble (1993) 90年代は微妙な時期で、それはロック的にもだし、自分のロック歴的にも言える話。時代的にはロックが完全に死に体になっていたと言われるあたりだし、自分的にはそれに反して70年代の深みをひたすらに探求していた時期なのでリアルタイムのロック的な所はほぼ気にしてなかった。それでも色々なバンドやアルバムがリリースされてて、当然名盤も数多くあるし、後に知ってからリアルタイム...

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Gary Moore - After The War

Gary Moore - After The War (1989) 古き良き時代、昔を懐かしむオールドタイマーなリスナーを気取る気もないが、久々に聴くとそのアグレッシブさや熱気に押されてついつい熱くなってくる、そんなアルバムが幾つも幾つもある。自分的に意識しているアルバムならそれは当然知ってて聴くが、そうじゃない作品にも手を出し、これほどカッコ良かったのか、と再認識する事も多い。それは当然こんなブログやってるから改めて手を出して...

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Phil Lynott - Yellow Pearl-a Collection

Phil Lynott - Yellow Pearl-a Collection アイルランドのメロディは日本人には受けているし、世界的にもそれを拡張したような旋律を武器にしたバンドも受けているような気がしている。メロハーと呼ばれる類はその路線もあるだろうし、Thin Lizzyの世界観そのままを出しているバンドもあるから、その元祖であるThin Lizzy、そしてフィル・リノットのセンスは実に素晴らしかった。当然ながらその周辺を支えるバンドやゲストメンバ...

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Thin Lizzy - Chinatown: Deluxe Edition

Thin Lizzy - Chinatown: Deluxe Edition (1980/2011) スノーウィ・ホワイトのキャラクターの成せる技か、音楽性の深さによるものかはたまたあまり何も考えずに人脈だけで渡り歩けているのか、シーンに登場してからピンク・フロイドのライブギタリストを務め、ピーター・グリーンとのセッションも行い、一方でフィル・リノットと知り合った所でソロアルバムへの参加からそのままシン・リジィに参加してしまう懐の広さ。困ってる人...

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Peter Green - In the Skies

Peter Green - In the Skies (1979) どこかのバンドのギタリストとして名が知られるようになり、しばらくした後それぞれの理由はあるだろうが、ソロアルバムをリリースする人も数多い。自分の印象だけでは大抵そういったソロアルバム系はバンドのハードな、アグレッシブなギタープレイの姿とは異なりリラックスした大人のロック、ギターを聴かせるような作品が多く、買う側としてはどこそこのバンドのあんなギターを弾くヤツのソ...

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Snowy White - Melting

Snowy White - Melting (1999) 80年代初頭のピンク・フロイド崩壊劇あたりからデヴィッド・ギルモアはそういうこだわりから切り離れた単純なギタリスト活動を望んでいたのか、その人柄からそういうオファーが舞い込むことが多くなったのかセッション参加、ギタリストとしてツアー参加、他のバンドのアルバムへの参加などが目立つようになり、それはそのまま彼のライフワーク的な仕事になっていき、本業はなかなかリリースされなく...

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David Gilmour - Remember That Night: Live at the Royal Albert Hall

David Gilmour - Remember That Night: Live at the Royal Albert Hall (2006) あまりにも壮大でスペクタルなロジャ・ウォーターズのライブに見入ってしまったので、ふと相方のデイヴ・ギルモアの方はどうだっけな、と気になって幾つかの映像作品を漁ってみると2006年にリリースされている「Remember That Night: Live at the Royal Albert Hall」があった。2000年代のライブ作品なのでつい最近、と思っていつつもそれでも結構な...

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Roger Waters - Us + Them

Roger Waters - Us + Them やはり凄い。強烈に鮮烈に圧倒的な迫力と貫禄と余裕のパフォーマンスと演奏。そして全くブレる事のない信念、ポリシー、批判、反戦思想とこれまでのロジャー・ウォーターズの姿勢そのままにして75歳の時のライブ映像、映画がリリースされた。2018年の「Us + Them」ツアーがこれでもかと言わんばかり映像美と迫力を持って市場に投下され、それがまた売れたり話題になったりするのだから恐ろしい。普通の...

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