Archive2020年08月 1/2

U.D.O - We Are One

U.D.O - We Are One (2020) クラシック畑には疎いし、オーケストラと言ってもそれはバンドと同義でひとつのまとまりでを表す言葉でしかないので、それもそうかと思い当たったが、弦楽器中心のオーケストラもあれば管楽器中心のオーケストラもあったり、もっと多彩な組み合わせを果たしているオーケストラも当然あるだろう。クワイア中心の合唱団もオーケストラと融合している場合もあるし、それはそれでロックとの絡みを思い出す...

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Metallica - S&M2

Metallica - S&M2 (2020) 世界が変化し、街が変化し、ひとつの時代も終わりを感じ、どこか何か区切りのついた年、それでもまだ時は続くし、未来はこれから始まる。あり方そのものが問われる時代になり、ゼロから、マイナスから考えないと前に進めず、自分たちが何かをしたいと思ってもそれだけでは当然ままならず、過去を考えれば回答も得られず未来像をどう描けるか、が全ての勝負。例えばライブ活動もそのひとつで一時限りの状...

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X- Los Angels

X- Los Angels (1980) ニューヨークはお洒落なイメージが強いが反対側のロサンジェルスになるとどこか陽気な軽やかな印象があるのは気のせいだろうか、それとも世間一般のロックからしてそうなのかあまり自信はない。ただその辺のバンドを聴いていてもその印象が覆らないので概ねそんな感じじゃないかと勝手に思いつつ、あれこれ聴いているところにこの脳天気なバンドを思い出した。日本のエックスが途中からバンド名にJapanと追...

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Sonic Youth - Evol

Sonic Youth - Evol (1986) 新しい刺激に出会った時はそれに惹き付けられるか拒絶するかの反応があるが、多くは拒絶を選ぶのが歴史の証明。それでも改革は進み結果的には少々時間はかかるが時代と共に進化してしまうのが世の常。故に新しいものに抵抗の少ない若者を中心に時代が変化していく事が通念的だが、あまりにも衝撃が強いと例え若者でも拒絶を選ぶ場合も多いだろうし、その意味では変化に慣れてきた年輩の方が変化を変化...

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My Bloody Valentine - EP'S 1988-1991

My Bloody Valentine - EP'S 1988-1991 現在も同じだろうが英国の音楽シーンは常にどこかで最先端の融合サウンドや革新的な試みが行われている世界があって、どこかで誰かがそのシーンの代表的なバンドを取り上げてシーンに浮上してくる場合が多い。だからこそ英国ロックシーンとも言われるが、脈々と必ずそういうのがあるので、遥か遠くの日本にいては気づかないかもしれない。それでも敏感なリスナーたちが必ず目を付けて日本に...

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Belle & Sebastian - Tigermilk

Belle & Sebastian - Tigermilk (1996) ハードなロック、ブルージーなロック路線こそが本道だと思って聴いていた自分的にはソフトなギターポップ系は全く本流に乗ることはなく、あくまでもそういう音楽があるという程度の認識でしかなかったが、深掘りしている時期には英国フォークやアコースティックの流れも当然英国音楽の源流だし、そこから出てきたThin LizzyもあるしZeppelinだってそういう路線は持っているから侮れず、お勉...

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Cloudberry Jam - Providing the Atmosphere

Cloudberry Jam - Providing the Atmosphere (1996) スウェディッシュポップって結局ギターポップの走りだったのもあるし、ニューウェイブ系の明るく発展しました系でもあったのかと後々に聴いてて思う次第。ボーカルが軽やかで暗さを感じさせずポップなムードだからニューウェイブのあの暗さは出る事なくキャッチーに聴かせていたのも大きいだろうし、そもそもそういう暗い雰囲気が見当たらないのは聴いている側からすれば心地良...

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The Cardigans - Life

The Cardigans - Life (1995) 基本的にガツンと来るサウンドが好みだし、軟弱なのやイージーリスニング的なのはさほど好むワケじゃないが、そういう音楽に癒やされる事はあるのでライブラリ的には幾つか揃っているが、何度も聴くアルバムにはなっていない。昔から自分の好みはそのままで、ただ幅広く聴けるようにはなっているというだけで、今でもその根本はあまり変わってない気がする。さりとて人生生きてると色々な音楽に出会...

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The Nolans - The Single Collection

The Nolans - The Single Collection 自分的にはあまりこの時代のポップス系統は記憶にないが、やたらと流れていた気がするので知ってるのは知ってるようだ。それだけ曲が強烈なインパクトを放っていたのかもしれないが、今改めて冷静に聴いたり見たりすると当然ながら古さを感じるのと良く作ってるなと思うのと両方あるし、時代の流れだから当たり前ながらも日本での外人さんの扱いと言うかものの見方がまるで違っていて宇宙人を...

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ABBA - Gold

ABBA - Gold スウェーデン出身でもっとも一般的に知られているグループは多分ABBAだろうと思うが、それをスウェーデンと意識する事もほとんどないかもしれない。自分でもちょこっと調べてみて初めて知ったが、ユーロービジョンコンテストの優勝グループで、そこから火が点いたらしい。1974年のお話らしいが、このイベントは由緒あるもので、もっと古くから行われていたようでなるほどそういう歴史的背景もあるのかと調べていたが...

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Amaranthe - Helix

Amaranthe - Helix (2018) ヨーロッパ諸国はだからこそEUで統合されたのだなと改めてその歴史的背景と意義を今更ながら納得しつつ、一方では日本と言う国の大きさや経済力も実感して、表現は下手ながらも大した国だとつくづく思いながら日々のニュースを見たりもしているが、はて、音楽的な面でも似たような事を感じるシーンも増えている気もする。そこまで邦楽を知らないので世界に出ていって知名度を高めている、また音楽的評価...

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Battle Beast - No More Hollywood Ending

Battle Beast - No More Hollywood Ending (2019) ヨーロッパ諸国の人口数は日本に比較するとひとつの県レベルに近い国々も多いので、改めてそこまで大きい国々ではないのだと認識する。それでいて北欧メタルやヨーロッパのロックバンドの多彩さ多様さ、革命的なサウンドの排出や歴史的背景からのユニークさも含めての良質なバンドの多さにマジマジと感心する。日本もその意味では相当に大きな国だろうし、文化的歴史的にも何ら遜...

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Ghost - Prequelle

Ghost - Prequelle (2018) コロナ禍で独自の対策を取った事で有名になったスウェーデンだが、それも個性的なバンドが出てくるお国柄と関係があるのかもしれない。日本全土の面積よりちょいと広い国に人口1千万人程度(東京都が1400万人)が住んでいるだけなのでゆとりもあり広々とした空間が保たれている事だろう。その影響もあるのだろうか、個性豊かで独創性の高い国な印象、そしてIKEA発祥の地だから何かと話題は多く、クロー...

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Sabaton - Heroes On Tour

Sabaton - Heroes On Tour (2015) ヘヴィメタルバンドと一言で言ってもその実、ヘヴィメタルはどんな音楽とも融合する事が出来て、その全てが新たなヘヴィメタルのサブカテゴリにすらなってしまうので、ひとつの音楽集団としての可能性をどこまでも広げている不思議な世界。それでいて凝り固まった超保守的なジャンルでもあって、ヘヴィメタルはこういうものだ、と曲げられない部分も必ず持っているので軟弱では成り立たないし、...

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Arch Enemy - Stigmata

Arch Enemy - Stigmata (1998) 聴きたい音が常に変わる。ある程度のロックを聴くリスナーだとそういうものだろうと思っているが、それでも振れ幅広く聴いているとちょっと古くてもういいかな、と思う音もあったり、今の自分にはこういうの聴いても響かないと思ったりもする。どことなく進化しているのか、単に飽きてきただけなのか、新しい刺激が不足しているだけなのかいろいろな理由がその時その時にあるようで、結局その時の気...

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Elton John - Goodbye Yellow Brick Road

Elton John - Goodbye Yellow Brick Road (1973) エルトン・ジョンも才能あふれる後世の世代のミュージシャンとのセッションを頼もしく思ってどんどんと参加していく人のようだが、先日はレディ・ガガのアルバムもゲスト参加しているし、その前は何かのイベントでセッションもしていたようだから面白い。レディ・ガガの才能は歌でもポップでもピアノでも披露されているので知られているだろうが、そんなセンスは昔からの天才セン...

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Lady GaGa - Chromatica

Lady GaGa - Chromatica (2020) レディー・ガガもコロナ禍の最中に新作アルバムをリリースしていたようで、自分的には全然知らなかったが、ついでだから丸ごと聴いてみた。それこそ前情報は何もなく聴いているので、どういう音が飛び出してくるのかも分からず、前作のような大人な静かめなアーティスト作品の続きはどうなるのだろうと少々ワクワクしていたのも事実だが、アルバムジャケットを見ただけでその路線は無さそうだ、い...

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Taylor Swift - folklore

Taylor Swift - folklore (2020) 突然リリースされたテイラー・スウィフトの新作「folklore」の評判がすこぶる良さそうなので、既に自分的には見切りを付けている部分が大きいが、いつ何時昔の姿の発展版に戻ってくるとも限らないのでチェックはしておこうかと聴いてみた。評判が良いだけに何度か聴いてみたものの、自分的な結論はどうにも…な話だった。今更カントリーの味付けを出してくる事もないだろうし、かといってダンス・...

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Red Hot Chilli Peppers - The Uplift Mofo Party Plan

Red Hot Chilli Peppers - The Uplift Mofo Party Plan (1987) ファンクのグルーブをロックに持ち込み、消化させた代表例はやはりレッチリになるだろう。ミクスチュアロックと区分けに困ったジャンル分けの発祥にもなっている気がするが、基本的にファンクロックそのままながら、何がファンク的なのかと問われるとなかなかに難しく、ボーカルに至ってはまるでファンクなど見当たらない歌い方とスタンスなのでどういう事かと、出て...

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Sass Jordan - Rats

Sass Jordan - Rats (1994) 多数のゲスト陣営が参加したアルバムを聴くと、そこで新たなアーティストの発見や、知ってる人でもこういう側面があったのかと気づく場合もあって面白い。今回そんな感触を持って気になったのがグレン・ヒューズもともかくながら、パワフルな女性ボーカリストのサス・ジョーダン。紅一点のハズが、どうにも図太くしゃがれた野性的な歌声だったので印象に残り、調べてみれば当時のスティービー・サラス...

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Stevie Salas - The Electric Pow Wow

Stevie Salas - The Electric Pow Wow (1993) それぞれが持つエネルギーやパッションを解き放つ手段にロックやファンクがあって、そこに才能が重なれば音楽を集団として発散出来る機会に恵まれる。所詮の根本は同じだからさほどその形態に偏見を持つ必要はないが、今度は好みの話が出てきて、あれはこれはとなり、ここまで細分化された今の時代になればそれこそ無限の音楽が溢れているから自分のベクトルに合致する音楽に出会える...

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Jackson 5 - In Japan!

Jackson 5 - In Japan! (1973) 自分的には80年代を一世風靡したマイケル・ジャクソンな印象が強いが、その実70年代も制覇していた強者だったと知ったのは少々後になってからだ。子供の頃に兄弟とジャクソン5をやってて、大人になったからソロで出てきたとは聞いていたが、まさかその子供の頃のグループが世界中でヒット曲を放ちまくってたモータウンのドル箱グループとは知りもせず聞いていた次第。そうやって時代時代にアピール...

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Prince - Around the World in a Day

Prince - Around the World in a Day (1985) R&B、ソウル、ファンクと大きくは黒人系の音楽として一言で包まれているが、その実そりゃ当然ながら多彩なサウンドがあり、ロックやポップスと同じく時代の流行もあるから簡単にひとまとめには言えない世界だ。自分的に好むのはどこまで聴いても独特のグルーブ、ノリ、グイグイする流れらしいから、その意味ではどれ聴いても良いね、と感じるだろうし、逆にはJBほどのファンクは無いら...

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Earth Wind & Fire - Open Our Eyes

Earth Wind & Fire - Open Our Eyes (1973) 一連の代表的なファンクバンドを聴いていると確かにファンクらしいリズムやカッティング、キレの良いサウンドとボーカルスタイルが組み合わされていて、よく出来ているとつくづく感心するアルバムや曲が多いが、果たして自分が求めていたファンクはこういうサウンドだったろうかとなると少々異なる。それでは自分の好みはどういう音かとなると、明らかにJB独自のファンクサウンドでしか...

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B.T.Express - Do It ('Til You're Satisfied)

B.T.Express - Do It ('Til You're Satisfied) (1973) 幾つかのファンクアルバムやグループを聴いてみると自分がファンクに求めるものが何かが何となく分かってきたし、それがファンク全般にあるものなのか、特定のグループしか持ち得ないものなのかがまだ分からない。ただ、JB的なファンクがお洒落になったディスコサウンド的なものだったり、都会の洗練された小洒落たサウンドに仕上げてしまっているファンクと呼ばれる類の楽曲...

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The Isley Brothers - 3+3

The Isley Brothers - 3+3 (1973) ここの所ファンクらしきグループを幾つも漁って聴いているが、60年代のモータウン時代から存命で時代に合わせてファンクになったり、その後のダンスサウンドも取り込んだり、元々実力あるから何でも出来るのはあるだろうが、時代に合わせて音楽性が変わっていくグループが多い事に気づく。ロックだと、多少そういうのあっても基本的な部分は変わらないからすぐに時代が評価しちゃったが、黒人系...

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The Commodores - Caught in the Act

The Commodores - Caught in the Act (1974) プレイリストでこれはこれはと思ってクレジット見ると意外なグループ名が表示されている場合も多々あり、自分が知ってたグループ名と出てくる音楽のイメージが異なりすぎているからだが、概ねその要因は売れた頃のそのグループのイメージが強いから初期のサウンドからは大きくかけ離れていた、売るために進化したのか個性を獲得する上で進化したのか、そういう過程を経ての音楽と才能...

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Ohio Players - Fire

Ohio Players - Fire (1974) 昔々中古レコード屋でバイトしてる時に黒人系のレコードもたくさん見て来てて、どれもこれもブサイクな自分たちの顔写真のアップばかりで全くセンス無い世界だな、と思ってたが、その中で随分とインパクトを放つジャケットばかりでアルバムをリリースしているグループもあるなと思って、一目置いていたのがオハイオ・プレイヤーズの一連の作品。センス的にはまるで好みじゃないが、黒人女性のエロティ...

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Kool & The Gang - Wild & Peaceful

Kool & The Gang - Wild & Peaceful (1973) 刺激と出会うために何か良い手段はないかと考えていると、昔ならラジオをひたすら聴いていれば好みの曲が発見できるような事をイメージし、アルバムなら映画のサントラはオムニバスが様々なジャンルを網羅していて発掘できたりする。自分的にはそういう聴き方はあまりしなかったが、それでもそういう所からの発掘はあるのはあった。今の時代で考えるとそれはもっと高度に好みを絞り込め...

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Soul Power

Soul Power (1974) ふとロックから離れた音楽を聴きたいと思うのは常にある事だが、その時にどんなジャンルに向かうかは悩ましく、自分の知ってる範疇内で聴いていく、または自分が知らない世界を聞いてみる、の2択になる。後者は知らない世界だから探さないとどういう音かすら分からないので難しいが、何となくそういう傾向だろう程度には知ってる範囲になるのが実態で、一方の前者はジャンル的には知ってるが深掘りしてない世界...

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