Archive2020年04月 1/1
Sly & The Family Stone - Fresh
Sly & The Family Stone - Fresh (1973) アマゾンプライムに加入したのは主に洋物の映画やドラマ系を観るためだが、入ってみると案外音楽系もそれなりに聴けたり、簡単な雑誌程度も見れるらしくパラパラと見ていた。音楽モノの映画やビデオはほとんど見ることもなく過ごしていたが、たまに何かあるかなと探してみると意外なものが見れたりする。大抵は自分じゃセレクトしないだろうバンドやビデオなので、せっかくだから見ておこ...
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Wave - Me And Reality
Wave - Me And Reality (2017) 果たしていつまでこのポーランド勢のプログレッシブ・ロックの波は続くのだろうか。もう20年近く突出したプログレフィールドのロックバンドが続々とシーンに登場しているし、全てが残ってはいないが中には当然重鎮バンドも出てきている。それが今でもまだ続いているのだからポーランドの底力は面白い。更に書けば最初期のポーランド的プログレッシブサウンドから今に至るまで本質的にどこも変わらな...
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Millenium - Ego
Millenium - Ego (2013) いつまで続くのか世界的パンデミック症候群による自由の圧迫。ふと思えば第二次世界大戦時の日本もこういう不自由さが渦巻いていたのかもしれない。恐怖感も似たようなもので、敵が見えない、戦いようがない、物資の不自由さも行動の不自由さも自分では如何ともし難い状況で政府に言われるまま従うのみの世界。現実そこまでの強制力はないし、もっと進んだ世の中だからオタクに楽しむ娯楽もしっかりとある...
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Nightwish - Human. :||: Nature
Nightwish - Human. :||: Nature (2020) 新作を待ち遠しく待って聴くバンドも今となってはそれほど数多くはない。Nightwishはその数少ないバンドのひとつで、さすがに大物感もあるから毎年アルバム出す事もなく、果たしていつ頃アルバムをリリースするのか、そのタイミングすらも掴めないままの日々が長らく続く。その間には大抵ワールドツアーやイベントへの出演などとリリースしたアルバムを最大限売る努力をしてくれるし、リス...
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Sleep Eazys - Easy to Buy, Hard to Sell
Sleep Eazys - Easy to Buy, Hard to Sell (2020) アメリカのルーツ音楽を耳にするといつもその懐の深さに驚く。ブライアン・セッツァーやマイク・ブルームフィールドもそのルーツ・オブ・アメリカン・ミュージックへの望郷からギタープレイを習得してアルバムやライブで披露してくれていたが、ジョー・ボナマッサもその道筋を辿る時期が来たようだ。これまでもいくつかのプレイを見たり聴いたりした中で、とんでもなく幅の広いギ...
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Jared James Nichols - Old Glory & the Wild Revival
Jared James Nichols - Old Glory & the Wild Revival (2015) ギタリストは数多くいるし、使われているギターの種類も相当なモノで、その中でトップシェアを誇るのはギブソンやフェンダーなのは今も昔もさほど変わらないようだ。それでも同じ色や形のギターをメインギターとして使用している姿を見かける事はそれほど多くない。皆それぞれ個性をギターそのものでも出しているのは面白いし、それでプレイヤーを識別している面...
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Dan Patlansky - Move My Soul
Dan Patlansky - Move My Soul (2009) 過去に自分が気になったバンドやアルバムを記憶と記録も含めてブログに書いていこうと考えてもいたが、都度都度その時その場で気になるアルバムやミュージシャンが出て来てそっちを追いかけていくから元々考えていた構想がなかなか進まない。常に進化していく音楽の世界だから刺激的なのが出てきたらそりゃ気になるし、過去の遺産はいつでも聴けるから後回しにしちゃったり、自分でも意外な...
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Josh Smith - Burn To Grow
Josh Smith - Burn To Grow (2018) 近年のブルースメン、ブルースをもこなすギタリストはブルースだけでなく様々な要素のギタープレイをきちんとモノにしてから敢えてブルースを選択して弾いている人も多いから、作風の中にブルースらしくないプレイやサウンドが入り込んでくる作品も聴ける。それでリスナーは飽きずに聴けるし、新鮮味のある刺激を楽しむし、それでいてどうもブルースから外れすぎるとしっかりと離れていくセンス...
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Chris Bell & 100% Blues - Real Bluesman
Chris Bell & 100% Blues - Real Bluesman (2005) しかしホントにインドア生活が苦にならずにやりたい事をやりまくり音楽も聴きまくりの充実の日々。そりゃ運動不足になるし新鮮な空気を吸いたいとも思うから多少は散歩したりもするが、基本インドア生活を苦にしない趣味で良かった。若い頃のようにほんとに熱中する意気込みがあったら何日間でも籠もっていられたのは間違いない。気になったらギター弾いてコピーして、勉強してス...
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Danielle Nicole - Cry No More
Danielle Nicole - Cry No More (2018) コンテンポラリーやモダンに落ち着かない、少々粗っぽさの残るブルースが好きだ。それはロックと近い部分が大きいからかもしれないが、ロックでもこじんまりとしたのはさほど聴かないからどこか粗野でワイルド、そしてアグレッシブに熱いのが好きなのは自分でも認識の上、だからこそブルースギターでもそこを求めるのだろう。そこへ行くとテキサス系が代表的にはなるが、今やそれもブルース...
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Little Milton - What It Is : Live At Montreux
Little Milton - What It Is : Live At Montreux 昔レコードをひたすら漁っている頃、R&Bとブルース、と呼ばれるジャンル分けの意味がよく理解できずにいくつも失敗していた。失敗ではないが、自分的には超絶ギターブルースをひたすら聴きたかったのに、R&B=リズム&ブルースのコーナーの作品を手に入れて聴くとどうにもソウルな音ばかりでギターが全然鳴ってこない。ブルースって書いてあるのに何が違うんだ?ブルースってそうい...
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Albert King - Blues at Sunset
Albert King - Blues at Sunset 近年若手たちがブルースを奏でてシーンに登場しているが、どうにも心打つほどのエグいプレイを聴かせてくれる作品にはそこまで出会わない。チョイスが上手くないのか、そもそも自分の感性に響くプレイヤーが少ないのか、若手すぎてまだそこまでの味が出せてないのか、魂そのままをギターにぶつけて弾いて叩きつけてくれる生々しいギタープレイを聴きたいところ。いくつも探しつつその手のを漁って...
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Melvin Taylor & Slack Band - Melvin Taylor & Slack Band
Melvin Taylor & Slack Band - Melvin Taylor & Slack Band (1995) このブログではここの所、随分ハードなのを立て続けに聴いているように見えるが、実際はそれ以外を聴いている時間の方が多い。多分一番聴いているのは普通にブルースだろうと思うが、他にもベビメタも回数多いし、懐かしいロック郡は割と常に聴いているので、相変わらずな生活スタイル。ただ、フォークあたりを聴く時間は随分と無くなった。数枚聴いて飽きちゃう...
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The Prodigy - Experience
The Prodigy - Experience (1992) ロックには攻撃的な要素が入っているバンドやアルバムが多い。ロック以外でそれを発散しようと思うとなかなかフォーマットが見つからないので、その意味でロックは特殊な領域だろう。映画で怒りを表現するのはあるが、それだけではなかなか成り立たない。ところがロックはそれだけで成り立ってしまう事もある。ただ、そこに才能溢れるミュージシャンが加わり、表現手段を持ち得たままロックで怒...
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Atari Teenage Riot - The Future of War
Atari Teenage Riot - The Future of War (1997) 怒りを表現する、激しいサウンドでインパクトを放つ、ただそれが偽物だとファンは付かないから本物じゃなきゃ駄目だが、一方では音楽シーンに食い込むならありきたりの表現じゃ意味なくて、そこも独自性が出て来ないと突出した存在になれない。だからと言ってそうそう簡単に独自性が出せるかとなると難しいからセンスが必要になる。アメリカや英国からはそんな組み合わせによる新...
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Slipknot - Disasterpieces
Slipknot - Disasterpieces (2002) 90年代頃から今に至るまでこの手のヘヴィサウンドのトップを走るのはやはりスリップノットになるだろう。幾つかのバンドを聴いていてもどこかにスリップノットで聴かれるリズム、アレンジ、チャレンジが聴き取れるからだ。それがスリップノットが応用したものでも、彼等から影響を与えたものであっても、だ。ヒップホップのりの歌い方、とは少々異なるが、リズムに歌詞を載せて叫ぶスタイルは実...
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KoRn - Life Is Peachy
KoRn - Life Is Peachy (1996) ヒップホップ要素がロックやメタルの世界と融合してくるなどとは考えた事もなかった。ところがいつしかその類も普通に行われ、どころかラップ側もロックやメタルの要素を取り込んだ作風もアリになり、正にミクスチュアな世界観が築き上げられた。それから更に進化している現在、明確な線引きが出来ない部分はあるが、やはりそこまで全てが融合されているものでもなさそうだ。ただ、普通にそのエッセ...
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Limp Bizkit - Three Dollar Bill, Yall $
Limp Bizkit - Three Dollar Bill, Yall $ (1997) アメリカの音楽シーンは基本的に保守的な傾向が強いように感じていたがそれも80年代頃までだろうか。90年代になるとそれまで英国の支配下にあった音楽の影響から脱出してヨーロッパからの輸入品をアメリカナイズされた風味にして出し直してきたり英国産でも同じく洗練させたりしてきた。更にグランジラップ系を筆頭にアメリカならではのサウンドをミックスしてポップシーンやロッ...
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Marilyn Manson - Antichrist Superstar
Marilyn Manson - Antichrist Superstar (1996) ミュージシャンが他のミュージシャンをプロデュースするのは当然出来る話だろうが、そこまで感性が似ていたりするならともかく、やはりお互いのエゴも出てくるから必ずしも良い作品が出来上がるとは思えない。どちらかがどちらかに偏重しているからバランスが成り立つのだろうし、ミュージシャン同士でどちらかが引いてしまったらそりゃ良いの出来ないでしょ。ただ、感性が似ていて...
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Nine Inch Nails - The Fragile
Nine Inch Nails - The Fragile (1999) 90年代のアメリカの音楽シーンは退廃的なサウンドやイメージがウケていたし、実際病んでいた部分が表面化して出て来たのかもしれない。当時はそれすらもファッションだったしひとつの新しい着眼点でもあって受け手側はそこまでシリアスに物事を考えずにその奇妙な世界観を味わっていたが、リアリティを伴って来たのはカート・コバーンの自殺と日本だと地下鉄サリン事件だろう。シャレになら...
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Ministry - Psalm 69: The Way to Succeed & The Way to Suck Eggs
Ministry - Psalm 69: The Way to Succeed & The Way to Suck Eggs (1992) 70年代からヨーロッパ諸国、主に知られているのはドイツだが、明らかに実験精神旺盛な音楽的アプローチが出て来て、それとなくシーンにニッチながらも評価されたので世間に知られる事となり、時代と共に神格化されていった。バンド側からすれば儲からないし知名度が多少上がった所で何も変わらないからさほど気にしていなかっただろう。ただ、それらをど...
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Einstürzende Neubauten - 1/2 Mensch
Einstürzende Neubauten - 1/2 Mensch (1985) 情報の伝播をきちんと捉えるのは難しい。そう感じる最近のメディアとの接し方。自分自身はテレビから離れて久しいが、周囲や世間ではまだまだテレビからの影響が大きいから情報の偏りが著しい。ネットやSNSからの情報を統括して判断するとまた角度の異なる情報の統合になるので、一方向の情報にならないだろうが、その分情報過多になるから影響力が大きくなる事が分かってきた。情報...
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Laibach - Opus Dei
Laibach - Opus Dei (1986) インドアな多趣味派だと外に出るなと言われても普通に籠もってやりたい事、調べたい事、作りたい事、学びたい事、鍛錬する事などいくらでもやる事があって全く困らないし、実際一週間くらい外に全く出ないで籠もり切りだった事も何度もあるからそこで耐えられないと言うお話も分からないでもないが、自分的にはさほど影響がない。実際は真逆で外に出まくっているからそんな事も言えた話ではないが。本...
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The Sisters of Mercy - Floodland
The Sisters of Mercy - Floodland (1989) 今更ながらこの手のバンドを改めて聴く事になるとは思ってなかったが、そういう機会でも無ければ聴き直さなかっただろうし、聴き直したから面白さを認識したのもあるので悪くない。趣味嗜好は変化すると言うよりも深化すると認識した方が分かりやすいか。これまでのを捨て去るのでなく、興味深いものが新たに増えてくるから。今までパンクからニューウェイブの流れでゴシックが生まれて...
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Depeche Mode - Ultra
Depeche Mode - Ultra (1997) ゴシック系は発祥してから現代に至るまでファッションを筆頭にしっかりといつの時代にも残されていて一定数の信者を見かける。音楽的な意味でのゴシックロックバンドは常にいるとは限らないが、その手のバンドが大御所になっているからシーンに幾つかは必ず目立つ存在がいるのも面白い。時代は繰り返す。果たしてその音楽性の進化はどうなのだろうか、そもそもゴシックな音楽性は基本的には陰鬱で内...
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Bauhaus - Mask
Bauhaus - Mask (1981) インダストリアルとゴシックの繋がりも何となく分かる気はするが、イマイチピンと来ないなと思いつつ、その中間点を取り持っていたとも思えるBauhausを聴いていた。自分のロックキャリア的にこの辺のニューウェイブ系統は名前は知ってるしシーンが盛り上がっていたのも見ていたが音に惹かれなかったので通っていない。完全に後追いや他からの影響で取り組んでみたレベルでしかない。それでももう結構聴いて...
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Theatre of Tragedy - Aegis
Theatre of Tragedy - Aegis (1998) インダストリアル・ロックなサウンドは芸術センスに敏感な若者を大いに刺激したようで、アチコチのシーンに飛び火している。一見そればどこにも見えないように感じるが、メタルとの融合は顕著な例だ。それも普通にメタルと融合しただけならともかく、更に進化したトコロでゴシックメタルまで発展している。退廃的な雰囲気で言えば両者共通項目だが、一方は無機質デジタルダンサンブル加減、一...
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KMFDM - What Do You Know Deutschland?
KMFDM - What Do You Know Deutschland? (1986) 無機質なインダストリアルサウンドはデペッシュ・モードくらいしかまともに手を付けてないし、ラムシュタインのようになればそれは好きだから聴いているが、そのルーツを漁った事はないし、キリング・ジョークは別の角度から聴いてて気に入っているバンドだ。だからインダストリアルサウンドの由来も来歴も今回始めて調べてみたが、なるほどThrobbing Gristleが元祖だったか。ノイ...
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Killing Joke - What's This For...!
Killing Joke - What's This For...! (1981) いつの時代も革新的なバンドは必ずシーンのどこかに存在している。目立つか否かはあるが、どこかで必ず目立ってくるから面白い。後の時代になってからようやく知られていくカルト的なバンドもあるから生々しくシーンを見ているだけでも見つけにくいかもしれない。何度もそういうバンドを目にしたが結局残らなかったバンドも多かったし、一方でまるでアンテナには引っ掛かって来な...
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This Heat - Live 80-81
This Heat - Live 80-81 ロックは自由だ。何の制約もなくルールもなくどんなスタイルで何を作り上げても許される、どころか評価される事も多い。不思議な事にどんなサウンドを作り上げてもそれなりのリスナーやファンが付くから面白い。当然音楽を奏でているから音楽的な革新性は必要だし、聴かせる腕前もある程度は必要だ。才能も当然ながら一方ではカリスマ性があればアイコンにはなり得る。狙って妙なサウンドに取り組むバンド...
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