Archive2019年11月 1/1
James Brown - Live at Home With Hi Bad Self
James Brown - Live at Home With Hi Bad Self ふと目先を変えてみると色々な音源がリリースされている。そういえば、そもそもこのブログ立ち上げた時に思ってた事のひとつにいわゆる昔のバンドのアルバムを網羅してみよう、ってのは当然あったが、もうひとつにその頃には既に多数リリースされていた発掘盤をそれなりに整理しておきたい、と云うのもあった。アンオフィシャルな音源も含めて聴いていた自分からすると、オフィシャ...
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Eric Gales - The Bookends
Eric Gales - The Bookends (2019) 古いブルースを漁っているとどんどんと古くなっていく一方で、果たして今、自分はこういうのを聴きたいのか?と自問していくハメになる。いや、多分そうじゃないんだ、こっから発展したブルーススタイルに刺激を受けるべきなのだ、と気づく。だからルーツ漁りはハマってても良いけど、どこかで戻って来ないと飽きてくる。大体がブルースルーツなんて同じようなものばかりになってくるのだから、...
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Jimmy Dawkins - Feel the Blues
Jimmy Dawkins - Feel the Blues (1985) 当然ながらブルースの世界でも売れる売れない、ミュージシャン的に進化を願うスタイルと保守的に拘るパターン、ロックと同じように何かと融合させていく進化系を担うもの、更にもしかしたらB級サウンドなんてのもあるのかもしれない。単に模倣や没個性のミュージシャンや作風もあるだろう。それでも一人のプレイで食っていける世界でもあろうから浮上しないままでも名が知れ渡っている人も...
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J.B.Hutto & His Hawks - Hawk Squat
J.B.Hutto & His Hawks - Hawk Squat (1968) 60年代に出て来たばかりのロックですらあれだけのバンドやレコードが埋もれているのだから、ブルースの世界も当然ながら発掘しきれないくらいのレコードが存在していると思う。だから今になっても発掘されるブルースが多いし、それは自分が知らなかっただけのものが多数なので、単にアメリカの奥深さを詰め切れていないだけとも云うか。1,000枚くらい徹底してブルース集めればある程...
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Luther Allison - Soul Fixin Man
Luther Allison - Soul Fixin Man (1994) シカゴブルースを奏でる人は必ずしもシカゴ出身ではない。じゃ、その名称は何なんだ?と言う事にもなるが、シカゴ周辺で聴かれるブルースプレイ、もしくはシカゴのバンドが奏でるブルーススタイルという意味での呼称となる。だからミシシッピ出身のブルースメンがシカゴスタイルのプレイをやったら、それはシカゴブルースとなる。そこまで厳密にカテゴライズされたサウンドでもないのだろ...
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Melvin Taylor - Plays the Blues for You
Melvin Taylor - Plays the Blues for You (1984) YouTubeが新しいサウンドを知るきっかけになっているのかもな。ただ、そこを調べる前に名前なりバンド名なりを何かで入手しておかないとネットでの検索はそうそう簡単に出てこない。信頼できるサイトやメルマガあたりで情報収集してそのコメント見て手を出してみる?あまり役に立つような収集方法でもなさそうだが、それくらいしかないか。雑誌の紹介っても雑誌が減ってるし、そ...
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The Son Seals Blues Band - The Son Seals Blues Band
The Son Seals Blues Band - The Son Seals Blues Band (1973) 普通に生活をしている中でどこかでなにかの音楽を聴く、耳に入る機会が少なくなった。それはインフラのせいなのか自分の好奇心の薄れさ加減なのかとも考える。インフラも生活を取り巻く環境もガラリと昔とは変わっているから、深く探求するには良くなってる反面、きっかけを見つける機会が難しくなっているのか。テレビを見ないから自然に音が入ってこない、街も歩か...
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Albert King - Lovejoy
Albert King - Lovejoy (1971) 昔ブルースの名盤特集なんてのを見て、一生懸命レコード探しては買って聴いてた。今でもそういうのがブルースの名盤と刷り込まれているから何枚も挙げられる。今になってみると、ブルースというサウンド、プレイを固定したアルバムばかりじゃないかと。もっとブルースにも色々なパターンやプレイみたいなのがあっても良かったハズだし、今の時代はしっかりとそうなっている。ロックと同じくの融合ね...
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Kirk Fletcher - Hold On
Kirk Fletcher - Hold On (2018) 才能あるミュージシャンの元には才能あるミュージシャンが集まってくる…、仕事で言えば仕事の出来るヤツのところには仕事が集まる、というお話でもあろうが、ミュージシャンの場合はそれもありがたき事として次にどんどんと繋げていく事が出来る。当然キャラクターもあるだろうが、そのレベルでのセッション活動でウマが合えばかなり面白い事が出来ると踏んで次のプロジェクトなりバンドなりに進...
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Rock Candy Funk Party - We Want Groove
Rock Candy Funk Party - We Want Groove (2013) 音楽家としての才能、プレイヤーとしての才能、アレンジャーとしての才能、プロデューサーとしての才能、音楽やロックに纏わる才能は様々な所で生かされるし発揮される。当然アートワークやファッションセンス、ステージデザインや音響という世界もあるだろう。それぞれの才能が秀でていてもシーンで目立つ存在やずば抜けて名前が売れる存在になる事は多くもない。人はそれぞれ凡...
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The Dead Weather - Horehound
The Dead Weather - Horehound (2009) 時代の流れだろうか、才能あるミュージシャンは常に幾つものプロジェクトを抱えてひとつのバンドのブレインには落ち着かない場合が多い。昔でもデヴィッド・ボウイがそういう位置付けにあって、自身の作品のみならずの楽曲提供やプロデュース支援、バックバンドへの参加やアーティスト同士のハブ機能になったりと才能ある人間ならではの活動が広がっていったがそれはまだ分かる範囲内。今ど...
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The Raconters - Broken Boy Soldiers
The Raconters - Broken Boy Soldiers (2006) ジャック・ホワイトを見ていて、ホワイト・ストライプスの二人組だけでの活動っていつまで出来るんだろうとは思っていたが、案の定通常のバンドスタイルによるバンドをサイドプロジェクトで昔の仲間を集めて組んだ、と聞いた。そりゃそうだろうな、とさも普通に思ったのも事実。そして通常のバンド形式でやってしまうとそれがやりやすいスタイルと言う事にも改めて気づくだろうし、そ...
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The White Stripes - Elephant
The White Stripes - Elephant (2003) 類まれなる天才を感じる作品は常人が聴いているとちょっとヘン?って思えるフシがあるのも確か。だからロックの世界で突出してオンリーワンな人やスゲェ…ってのは大抵天才の作品だったりプレイだったりする。一方そこまででもないが、やたらと上手い人と言うのもいるので、そのヘンは勝手な解釈ながら聴いている。でも発想力のぶっ飛び具合からしてアーティスティックな人は凄いもんな。そう...
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Tyler Bryant & The Shakedown Truth and Lies
Tyler Bryant & The Shakedown Truth and Lies (2018) Larkin Poeの軽やかなスタイルのサウンドを楽しんでいると所どころでTyler Bryantの名に出会う。ともすれば本人も彼女たちの部屋に行って一緒にセッションしてたりするのだから、こりゃま、そういう事なのだろうと思ってたら、先日結婚したらしい。なるほど、ナッシュビルガールとテキサスメンであの天才肌二人ならウマも合うだろうと納得。まだ若いからこれからの活動とライ...
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Larkin Poe - Venom & Faith
Larkin Poe - Venom & Faith (2018) ロックシーンを眺めていて一般のリスナーでしかない自分が各メディアや極稀にライブを通して真の天才を感じる人はそれほど多くはない。身近にいればそりゃ天才を感じる事も多くなるだろうが、どうしたってリスナーは出て来る作品やライブ活動を見てその天才さを実感する必要がある。残念ながら音だけを聴いて天才を感じるのは難しい。映像見たりセッション見たり、ギターを好きで弾いてるをの...
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Depeche Mode - Construction Time Again
Depeche Mode - Construction Time Again (1983) 80年代に出て来た本物のバンド郡といわゆるエイティーズと後に呼ばれる売れ線バンド郡の違いは当時MTVでPVを見ているだけでは判別出来なかった。音を聞いていてもその差は分からなかった。じゃ、その違いは何だったか?もしかしたら何も違わなかったのかもしれない。普通にバンドとしてきちんと仕事をこなしていけたか出来なかったか、商品に成り切れたか否か、そういう話なのだろ...
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Japan - Oil On Canvas
Japan - Oil On Canvas (1983) 70年代のミュージシャン達が80年代を超え、90年代になると当然伝説のミュージシャンの一員になるムードもある中、そういうメンバーも実は90年代に活躍する事になる連中とさほど年齢が変わらない場合もあったりする。差があっても10歳程度なので、特にジジイでもないのが現状。だから同じ名前をクレジットで見かけても同姓同名か、程度に思ってしまう。割と多いので、それが当人かどうか、は今ならネ...
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Porcupine Tree - Stupid Dream
Porcupine Tree - Stupid Dream (1999) プログレッシブ・ロックとヘヴィメタル…、両者を融合させながらもどちらに軸足があるかによってリスナーの捉え方も異なる。演奏する側の意識や魅せ方もあるだろうから、そこは売り手の操作に乗せられているリスナーという側面もあるだろう。面白いもので聴く側の意識の持ち方で失望したり狂喜したりするのだから、偏見なしに聴かないといけない。なかなか難しいが…、だからラジオやネットで...
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Anathema - Natural Disaster
Anathema - Natural Disaster (2003) アルバムをリリースする度に音楽の方向性が変わっていく手法は何も今に始まった事でもない。デヴィッド・ボウイを筆頭に進化させることで市場価値を保ってきたアルバムは多数ある。それがメタルというカテゴリの世界は微小な変化でもリスナーが入れ替わってしまうので、なかなか難しい世界ではあろう。そこをさほど気にすることなく次々に前に進んでいくバンドは自身の才能を信じて敏感に音楽...
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The Gathering - How to Measure a Planet?
The Gathering - How to Measure a Planet? (1998) ほんの少しの変化とタイミングときっかけで人生が大きく変わった人もいる。流れの中でそういうきっかけに出会う事はあっても、ホントにその時その場にいなければそんな風にはならなかっただろう、ってのがある。自分的にはそういうのってほとんど無いから「持ってない」のだろうが、世に出ている人、ロックで名を聞く人のバイオグラフィーを見ていたりすると、そういう瞬間があ...
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The Gentle Storm - Diary
The Gentle Storm - Diary (2015) ルカッセンの才能は凄いな。自分が作り上げる音楽はそこまで大幅に変化しないという前提で、それならばバンドという概念ではなくて演奏するプレイヤーや歌手を替えていけば作品も新鮮になっていくという概念だろうか。フロントボーカルを替えていけばそりゃサウンドが変化しなくても、作風は大きく変化したように感じるから常に新鮮な感覚を味わえる。更に多数のゲストを加える事でカラフルにア...
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Ayreon Universe - The Best of Ayreon Live
Ayreon Universe - The Best of Ayreon Live (2018) ミュージシャンそれぞれの来歴を追う事でその人のルーツが分かったり、何に影響を受けていたかも分かるし、交流関係すら分かってくる。そんな事から紐解いていくアルバム探し、バンド探しと云うのもよくやってる。ただ、昔と違って大抵のキャリアを持ったミュージシャンは単なるセッション活動程度ならどこでもいくらでもやってたりするので、到底追い切れない。中でもユニーク...
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Marcela Bovio - Through Your Eyes
Marcela Bovio - Through Your Eyes (2018) Marcela Bovioのキャリアは明らかにメタルの世界とリンクしているが、彼女自身の音楽の才能は当然ながらクラシック畑や音楽の英才教育的なところに原点がある。そのおかげでバイオリンも弾くしピアノも弾くし、あれだけの歌の才能を発揮できたのだろう。そういう素敵な女性がどうして頭振ってメタルを歌っているのか…、とライブ映像を見る度に思う。当然好きでやってるのだろうし、今で...
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Stream of Passion - Memento
Stream of Passion - Memento (2016) ふと調べ物をしていると思わぬものに出会う事がある。今回もまさかこんなライブ盤がリリースされているとは知らなかったし、しかも映像まで全てあるのも知らなかった。様々な理由によって解散となったStream of Passionのほぼ最終的なライブと思われるが、フィジカルなアイテムではリリースされていないようで、デジタル配信でのリリースに限るようだ。そもそも資金繰りに苦しんでいたような...
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Lordi - Recordead Live Sextourcism In Z7
Lordi - Recordead Live Sextourcism In Z7 (2019) 先日マイケル・モンローがLordiのアルバムにサックスで参加しているとの報を聞いて、フィンランド内だからそういう交流もあるのかと些か驚いた。音楽の趣味的にはあまり交わらない気もするが、サックスで参加するならそりゃま作風によっては問題ないだろうと。フィンランド内でのマイケル・モンローとアンディ・マッコイの知名度はかなりのものらしいから、そういうゲスト陣を迎...
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Andy McCoy - 21st Century Rocks
Andy McCoy - 21st Century Rocks (2019) ハノイ・ロックスの立役者アンディ・マッコイ。先日アルバムをリリースしたと同時に2020年4月のソロでの来日公演が発表。あまり宣伝されてもいなそうだからチケットはまだまだ余ってる気がするが、確か新宿ロフトだったと思う。あのアンディ・マッコイがロフトで見れるって、目の前じゃないか。ここの所マイペースで活動していて、ソロ名義でもシングルを単発でリリースしていたのも知ら...
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Michael Monroe - One Man Gang
Michael Monroe - One Man Gang (2019) アルバムという概念は今の時代にどこまで通じているのか。聴き放題プランで聴いていればアルバム単位で聴くことも多くなるから逆にアルバム的概念はあるのかもしれない。ただ、自分でラジオ的に好きなバンドばかりでシャッフルして聴けるからそうでもないのかも。自分的にはそういう聴き方を考えた事もないし、常にアルバム単位でしか聴かないから分からない。ロック好きな方々だと皆そうい...
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Joe Bonamassa - Live At The Sydney Opera House
Joe Bonamassa - Live At The Sydney Opera House (2019) 実は相変わらずブルースを聴きまくってたりブルースギターを弾きまくってたりしてて、そこからロックになっていくプロセスを自分でギター弾きながらなるほどなぁ、こういうの弾いててもっと刺激的にやりたくてロックになっていったのか、と実感してる。だから時代的にはここの所の自分的には60年代頃な気分で、まだブルースロックが生まれてない頃。それでもブルースから...
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Box of Frogs - Strange Land
Box of Frogs - Strange Land (1986) 60年代と80年代、たった20年程度の時代の流れしかなし。2000年と2019年程度の事だ。そう考えるとそこまで時間軸に古さやズレを感じる事もないのだろうが、実際はその密度が異なるからまるで異なる。古い方が密度が濃いのも不思議な話だが、密度と云うよりも過度期で勢いがあったから、と云う方が似合うか。その狭間にある70年代はだからこそ面白いと自分では思ってる。そして今回のお話は60年...
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Amazing Blondel - Fantasia Lindum
Amazing Blondel - Fantasia Lindum (1971) 霜月と呼ばれる季節に入り、その言葉通りに寒さが身に染み入る時期になってきた。昔だとこの辺りから冬に入る印象すらあったが、昨今ではまだ秋、晩秋までいかない程度の秋レベルという感覚。この季節軸のズレ方は何だろう?自分の感覚論?それとも実際に気温や湿度が微妙にズレてきているから感覚的に感じているだけ?そこまで追求する事はないが、年を追う毎に地球や環境が変化してい...
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