Archive2019年10月 1/2

String Driven Thing - Suicide

String Driven Thing - Suicide (1996)  グレアム・スミスというフィドル奏者もVDGGに参加した事で一躍名を挙げた。元々はString Driven Thingに在籍しており、アルバムも残しているが、他にも幾つかの周辺バンドへのゲスト参加も見られる。その後にVDGGに参加して以降は地元に戻りクラシックの道に戻っていったと何かで読んでた。自分の70年代ロック収集時にはそのヘンまでで70年代のを漁り切っててその後をきちんと抑えてい...

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Van Der Graaf Generator - Trisector

Van Der Graaf Generator - Trisector (2008) 不思議なものだ。70年代にプログレッシブ・ロックの騎手と呼ばれたバンドが21世紀になってオリジナルメンバーで再結成して新作をリリースします、と。その作品がどういうワケか70年代の鬼気迫るアルバム郡の出来映えとさほど変わらず、ドコロかより一層深化した作品として出来上がってくる。今出てくるバンドにはその雰囲気が同じように出て来る事はさほど見当たらず、やはり往年のバ...

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Jethro Tull - This Was

Jethro Tull - This Was (1968) とっつきにくいバンドのひとつとして良く挙げられるジェスロ・タル、それは日本だけだろうか。コレと言った方向性や知られるジャンルの中に収まらない音楽性が故に形容し難く、何みたい、とも言えず、独自の方向性を展開しているバンド。ところが欧米諸国へ行くとZeppelin並みの人気を誇ったと云うから如何に音楽センスが異なるかが分かる。自分でも同じように、さほど得意とするバンドではないが...

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Gentle Giant - Playing the Fool

Gentle Giant - Playing the Fool (1976) プログレッシブ・ロックはロックと名が付く中ではもっともテクニシャンなミュージシャンが演奏する音楽というイメージが有る。それ以上になるとジャズやフュージョン、もしくはポップス畑に進むだろうと。自身達の才能をフルに発揮して楽器のテクニックも、楽曲制作の知識も構築性も全てを混ぜ合わせて芸術的な域にまで進めていけるのはある種ロックだけとも言えるか。そういう意味でプロ...

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Genesis - Seconds Out

Genesis - Seconds Out (1977) フィル・コリンズの音楽的な幅の広さと才能の豊かさはBrand Xのドラマーの座も含め、当然ながらジェネシスのドラマーでもあったが、この70年後半にはボーカリストとソングライターとしてもジェネシスで機能していて、惜しむ事なくその才能を発揮しまくって仕事していた時期。Brand Xではドラムそのものに集中していれば良かったが、ジェネシスではドラム叩きながら歌わないといけないハメになってて...

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Brand X - Livestock

Brand X - Livestock (1977) 英国ジャズ・ロックとして名高いバンドのひとつでもあり、フィル・コリンズ在籍も話題のひとつとなっていたBrand Xは、割と安定的な活動を行っていたし、アメリカでフュージョンが出て来た頃に英国のフュージョンバンド的な位置できちんとシーンに存在していた。さすがにフィル・コリンズがジェネシスで忙しくなってくると脱退してしまったが、このバンド的には話題性に欠ける事になった程度でドラム...

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Isotope - Illusion

Isotope - Illusion (1976) 英国ジャズ・ロックの流れは60年代から70年代にかけて様々なミュージシャンが取り組み、幾つもその実験的なアルバムを聴ける。それでもカンタベリー一派と呼ばれる連中の融合作はひとつのシーンを形成していて、ここを経由するファミリーツリーだけで相当のバンドが生み出されている。実際には友人集めてのセッションによるバンドで、一人メンバーが替わっただけでバンド名変えたりほぼ同じメンツでも...

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Hugh Hopper - Hopper Tunity Box

Hugh Hopper - Hopper Tunity Box (1977) 1977年ってポップもロックもブラコンの世界も色々と出てきた頃だし、ロックの王道バンドは正にキングダムを名乗れていた頃で、中身の濃い時期だった。そんな中、オールドタイムな音楽シーンの端っこに居た偉大なる才能のベーシストがソロアルバムをリリース。元々ソフト・マシーンのローディもやっててそのままソフツのベーシストになり、そのジャズとロックと不思議な組み合わせのベーシ...

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Elton Dean - Just Us

Elton Dean - Just Us (1971) 英国フリージャズの波は本場アメリカのジャズから遅れる事十数年、着実にその芽を伸ばしながらこの時期にロックの発展と共に進化しまくっていったと思われる。もしかしたらもっと早い時期にそういうのもあったのかもしれないが、自分的にはよく知らない。早くてキース・ティペットあたり、またはグラハム・ボンドあたりだろうか。いずれも60年代中期頃にようやくその芽が出て来た頃とも言える。その...

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Soft Machine - Live At The Proms 1970

Soft Machine - Live At The Proms 1970 時間を取ってきちんと聴くという姿勢で聞かないといけないバンドやアルバムがある。多くは繊細なプログレの類がそれに当て嵌り、決して、ながら聴きやイソイソとした時間の合間で聴いても面白くもないし、そもそも聴いてられない。だからどこかで時間がある時に、あ、久々にじっくり聴きたいな、って気分の時にガツッと聴く。それも普通のプログレならまだしも、インプロ中心だったり更に...

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Frank Zappa - Over Nite Sensation

Frank Zappa - Over Nite Sensation (1973) Zappaの作品が今でも世にリリースされ続けている。あれほどスタジオ録音盤とライブを切り貼りしてつなぎ合わせての構築美を目指した変態な編集家、いや音楽家の作品が本人亡き後でどこまで引き継がれるのだろうか?当然ながらそんなの普通に引き継いでいける人物はいて、今でも同じような作業を施しながら、そしてリマスタリングや元ネタ明かしという手法も交えてしっかりと商売してい...

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Iggy Pop & James Williamson - Kill City

Iggy Pop & James Williamson - Kill City (1975) ミュージシャンは音楽を作る。その作られた音楽が売れると思えば売るべき人間たち=レコード会社が興味を持って投資しながら売りに走る。売れないと思えば有名人の音楽でも断ったり作り直しを依頼する事もあるし、逆に有名でさえあればそれだけで売れるので何作っても良い、なんて実験作が市場に出てきたりもする。その目線で言えばバンドのライブ活動は所詮広告活動の一環だが、...

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Kevin Ayers - Rainbow Takeaway

Kevin Ayers - Rainbow Takeaway (1978) 60年末から70年代の10年くらいの間に進化したロックはホントに面白い。そこからのロックとは異なる時間軸が凝縮されているし、今のロック(あるのか?)とも本質的に時代背景が異なるから密度が違う。だからこそ面白い。音もショボけりゃ演奏だって大した事ないのに、今でも琴線に触れる音に出会える。今の世代にはそう響く事は無いのだろうか?分からない。自分的にはいつもこの辺の音に...

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Nico - Hanging Gardens

Nico - Hanging Gardens (1990) 今のように何でも氾濫している時代になる前、まだ携帯電話も無くネットも無い時代では疑うと言う事をそこまで慎重にしなくても良かった。いや、人の話ではなくて情報やアイテムのお話。何がって、レコードやCDをリリースする、ってのはデータコピーして作るって簡単なモノじゃなかったからそれなりにコスト掛けてフィジカルなアイテムを作る必要があったし、それは売れないと意味がないと言う事だ...

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Lou Reed - Lou Reed

Lou Reed - Lou Reed (1972) 古いロックのアルバムを聴いているといつも昔から聴いている時間軸の感覚に戻る。要するに今でも10代の頃と同じような感覚に戻って聴いているという事だ。近年のアルバムは、さすがにそうは思わないが、昔ひたすら何でもロックを聴き漁っていた頃の音は、時代はズレているけど、自分の青春時代と云うか聴きまくってた時代だからひとつのBGMにもなってる。そうして今でも聴いているとホッとする、と言...

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Ramones - Subterranean Jungle

Ramones - Subterranean Jungle (1983) 今やその筋で伝説にもなっているRamonesも現役時代にはかなり色々な厄介事を抱えてはアルバム作りやライブ活動をしていた。70年代にシーンに出て来た頃はそれこそ勢いありまくりでニューヨークどころか世界のロックバンド、パンクバンドの指標になる程の作品と充実したライヴを展開していて、それこそが伝説になっていった。ところが80年代に入ると当然の如くバンドに様々な危機が訪れ、更...

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Talking Heads - Fear of Music

Talking Heads - Fear of Music (1979) ロックの汎用性と融合性はホント何でもありだった。最近でこそそこまでロックが他の音楽と混ざっていく事は多くないようだが、これまでは何でもアリなくらいに融合していった。音楽的にハイセンスじゃない連中でもそういう事を普通にやってたし、ましてや音楽的な連中はもっとハイレベルでその融合を実践していた。そこに群がるような連中もセンスの良いミュージシャンだったりして、単なる...

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Patti Smith - Gung Ho

Patti Smith - Gung Ho (2000) 時を経て、2000年になり、70年代の熱気は何処へやら時代は変貌しながらアーティストを置いてきぼりにする。そして残酷なまでに人を亡き者にしていく。その波に呑まれた者もいれば、その周囲で苦痛を味わった者もいる。ミュージシャンやアーティストがその憂れき目に会い、しばらく時間が経つとその思いを込めた作品が登場する事もある。パティ・スミスの復活劇はそんな背景から実現しており、それは...

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Tom Verlaine - Tom Verlaine

Tom Verlaine - Tom Verlaine (1979) ニューヨークパンクとはなぜ名付けられたのだろう?そう訊きたくなるくらいにはロンドンパンクやいわゆるパンクの持つイメージとは異なるサウンドが展開されている気がする。ラモーンズのスタイルとロンドンパンクのスタイルは合い通じるものがあるのは理解できる。しかしそれ以外のニューヨークパンクとはどこもパンクという単語で共通する部分は聞かれない。あるとしたらアンチテーゼやスタ...

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Richard Hell & The Voidoids - Blank Generation

Richard Hell & The Voidoids - Blank Generation (1977) 昔からロンドンパンクはやはり派手でカッコ良く見えたのもあって飛びつきやすかったし、聴いててもソリッドでシンプルでストレートだった。一方のニューヨークパンクは少々オシャレなサウンドと云うかアート的側面もあったのでどこか肌に合わない部分もあった。ただ、ニューヨークドールズのR&Rスタイルは好きだったからパンク以前の狂暴なR&Rスタイルというあたりは好き...

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Johnny Thunders - In Cold Blood

Johnny Thunders - In Cold Blood (1983) 時を経て聴けば聴くほどにどうしてそこまでカリスマ的に持ち上げられてしまったのかと不思議になるジョニー・サンダース。昔はやはり伝説だったし、とてつもなくR&Rな人というのもあったし何と言ってもNew York Dollsの破天荒なバンドのリードギタリストというのもあって神格化されるのも分かる気がしていた。ところが時代を追う毎に次々と色々なライブアルバムや未発表セッション集が発...

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Hanoi Rocks - Another Hostile Takeover

Hanoi Rocks - Another Hostile Takeover (2005) ハノイ・ロックスと言えばどうしたって80年代の解散前の方をイメージしてしまうし、再生誕後のハノイ・ロックスってマイケル・モンローとアンディ・マッコイしかいないからそこまでハノイ・ロックスと言い切れないバンド、と云う印象もある。とは言ってもその頃はもう嬉しくて楽しくてハノイ・ロックスだ〜!ってライブ行ったりアルバム聴いたりしてたから、否定的に見てたワケで...

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Andy McCoy - Soul Satisfaction

Andy McCoy - Soul Satisfaction (2018) アンディ・マッコイの活動を漁ってたら、自分の情報の疎さにつくづくと呆れてしまった。2016年にシングル一曲リリースしてて、その後2017年にも一曲リリースしてた。その辺からPelle Mijloona OYにも参加しつつ色々と活動が盛んになっていたらしい。そして2018年には4曲入のミニアルバムもリリースされていたので驚いた。今度の新作アルバムには幾つか収録されているらしいが、とりあえず...

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Pelle Miljoona OY - Anna soihtusi palaa

Pelle Miljoona OY - Anna soihtusi palaa (2018) 唐突にアンディ・マッコイ来日の報を聞いて驚いた。何か活動してたのか?何でまたいきなり来日公演?しかもVinyl Japanですか、これまた悩ましいと色々と考えつつもとりあえずは手配しなければね。しかし半年先の話なんて全く分からん。それよりも何の活動の一環だ?って思ったら新作アルバムリリースしたらしい。フィンランドでしかリリースされていないからまだアマゾンやらDL...

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The Moody Marsden Band - Never Turn Our Back on the Blues

The Moody Marsden Band - Never Turn Our Back on the Blues (1992) ロックミュージシャンのブルースプレイ…、そりゃいつの時代にもいるが、やり続けている人となるとそれほど多くない。プロになればオリジナリティも求められるからそればかりやってるワケにもいかず、他に何か出来るのかとなると難しかったりする。ピーター・フランプトンみたいになれりゃそりゃ良いが、そんなの数少ない。大抵はそこから抜けられなくてシーン...

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Whitesnake - Live in the Heart of the City

Whitesnake - Live in the Heart of the City (1980) ブルージーなフレーズがギターに入ってくるのは世代だろうな。昔のロックはそれが当たり前で、その黄金期を聞いていた世代は必ずロックってのはそういうブルージーなフレージングが無いと味が出ない、なんて思って無意識にでもそういうフレーズをコピーしたり弾いていたから英国ロックってのが味わい深いものになっている。アメリカはそれが無い代わりに本質的なカントリーが...

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Thunder - Behind Closed Doors

Thunder - Behind Closed Doors (1995) 最近はコレと言って凄くハマってるという音楽はない。相変わらずブルースは日常的に聴いているが、あまりにも自分には自然すぎる音楽になっているから、ちょいと脱出したいのもあってね。そういえばちょいと黒人ファンク系統も試したりしていて、その意味ではアチコチ手を付けているのはある。ただ、ハマり切るのもないので、どこに向かうか…と思案中。そんな中、ここ最近のレビューの中で...

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The Damned - I'm Alright Jack & the Beanstalk

The Damned - I'm Alright Jack & the Beanstalk (1995) 70年代に生まれて一瞬にして終焉を迎えたパンクの波、それでもそのマインドは形を変えて引き継がれていき、ロックの世界では脈々と生き続けてはいる。オリジナルのバンドの方はどうかと言えばPistolsは即座に終焉、クラッシュは多少長生きしたものの80年代に入って崩壊。ジャムはそもそもスタンスが異なったし、ストラングラーズはそのまま生きているバンドの一つか。同じ...

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Heavy Metal Kids - Hit the Right Button

Heavy Metal Kids - Hit the Right Button (2003) U.F.O.の鍵盤奏者として知られているダニー・ペイロネルという人、なかなか器用なミュージシャンで、その非凡な才能をシーンでちょこちょこと見せていた。実はU.F.Oに入る前はHeavy Metal Kidsという70年代のグラマラスロック、R&Rバンドの鍵盤を弾いていた人。そこから引き抜かれてのU.F.O参加となるが、ホンには多分Heavy Metal Kidsというバンドを気に入っていたんじゃないか...

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U.F.O - Walk On Water

U.F.O - Walk On Water (2019) マイケル・シェンカーってホント、とんでもない人だな。ギター弾かせりゃ天下一品なのに、それが故にバンドを引っ張る事にもなってしまって=即ち人を雇う側になってしまったから面倒見るなんてのが大変になった。そもそもそんな責任感という重圧を認識する前にそうなってるから大変。そのプレッシャーに耐えられなくなった時に大抵ブチ切れる。何故か中野サンプラザが多い。それでもギター弾かせり...

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