Archive2019年04月 1/1

Albert Collins - Frozen Alive

Albert Collins - Frozen Alive (1981) 白熱したブルースメンのプレイが好きだ好きだと言ってる割には真面目にギターでその音をコピーして学んだことが無いという自堕落者、もちろん何度も試みているんだけど、フレーズの音だけ取るのはさほど難しくないんだよ。ただ、ああいう風に弾くってのが難しくて、フレーズそのものはなぞればそりゃそんなに音数無いし、決まった音ばかりを使うワケだからね。でも、それだけじゃ弾けないっ...

  •  2
  •  0

Luther Allison - Live in Paris 1979

Luther Allison - Live in Paris 1979 ブルースからロックが生まれて、ブルース・ロックがそれなりにシーンに浸透していって、その反面で黒人ブルースメン達の世界も大御所から次の世代へと受け継がれていくのだが、その時には既にブルース・ロックというモノが存在していて、どころか普通にラジオで聞けてしまっただろうから、黒人ブルースとホワイトブルースを混ぜこぜにして耳にしてギターを弾いているという環境になっていた...

  •  0
  •  0

Otis Rush - So Many Roads : Live in Concert 1975

Otis Rush - So Many Roads : Live in Concert 1975 ギターをぶら下げてふらりとライブハウスに行って、そこで出演しているバンドとジャムる、もしくは似たような連中とジャムセッションする、なんてギター弾きが出来たら面白いだろうなぁと。実際にはそんな事、ほとんど出来るはずもなく、そういう場にいることも無い。一部にはそういう事をやってるライブハウスもあるみたいで一度お邪魔してみたいなと思う反面、そんなとこ行っ...

  •  2
  •  0

Magic Sam - Black Magic

Magic Sam - Black Magic (1968) 白熱のギターを聞かせるブルース、ソウルフルなハートを響かせるブルース、ラッパと軽快にゴージャスなパーティを楽しむブルース、モダンにファンキーに聞かせる中で一撃必殺のフレーズをカマしてくれるブルース、実に色々な角度からブルースギターの可能性を往年のブルースメン達は試していて、そのどれもがきちんと作品として残されているのだから、かなりアーティスティックな活動をしていたと...

  •  2
  •  0

Buddy Guy - I Was Walking Through The Woods

Buddy Guy - I Was Walking Through The Woods (1970) 若い頃にもっともっとブルースを弾き込んでいれば良かったなぁとつくづく実感している。当然ロック好きだったからロック系統を中心に弾いてたし、その影響としてのブルースってのはもちろんあったけど、黒人ブルースをじっくりとホントに隅々まで聞いてコピーして自分のものにしたっていうのが実はさほどない。どこか途中で刺激不足でやっぱりブルース・ロックだ、とかロック...

  •  2
  •  0

Freddie King - My Feeling for the Blues

Freddie King - My Feeling for the Blues (1970) 白人が黒人のブルースをカバーしてレコードにする、ってのはいくつもある話だけど、黒人ブルースメンが同じ黒人ブルースメンの巨匠達の曲をカバーしてアルバムに残していくってのもあるんだよ。先日のアルバート・キングの作品なんかでもそうだけど、今回は同じキングでもフレディ・キングの作品で同じようにカバー中心の曲を弾き倒しているってのがある。果たしてどういう事情で...

  •  0
  •  0

Albert King - Years Gone By

Albert King - Years Gone By (1968) 夜中にふと静かなの聴いてみようか、なんて手に取った…なんてのは昔の言い方なので、実際はMacのライブラリを眺めてチョイスするって作業になるが、やっぱり渋いブルースが良いな、ってね。激しくなくって、それでもやっぱり盛り上がれて気分が心地良くなるヤツ…、うん、黒人ブルースそのものだろうと。はて、誰にするか…、アレはコレは…ってのを瞬間的に頭の中と目で追いかけてやってるんだ...

  •  0
  •  0

Jeremiah Johnson - Straitjacket

Jeremiah Johnson - Straitjacket (2019) いつの時代も新鋭ブルースメンになるべき人間が必ずいて、しっかりとその系譜を引き継いでいってくれているというのはやっぱりブルースというサウンドの良さが残ってイケてるという感じだ。スタイルに変化はあまり無いのだろうけど、それでもいつもいつもそういうプレイヤーがいるんだから面白い。そしてそういうブルースメンはずっとブルース弾いてやっていくんだもんな。面白い。もちろ...

  •  0
  •  0

Gary Clark Jr. - This Land

Gary Clark Jr. - This Land (2019) 音楽は進化するものだ。ロックは融合の道をひたすら突き進んでどんどんと進化して、今じゃ何がロックなのかもよく分からない状態にまでなってしまっているという現状、それでも進化しているのは事実。枝分かれに枝分かれが進み、融合に融合が重なり、様々な音楽を取り込み、またエネルギーやパワーを吸収しながら進化していく様はもう何十年もロックを聴いていてホントに思うこと。そういうの...

  •  0
  •  0

Watermelon Slim - Church of the Blues

Watermelon Slim - Church of the Blues (2019) 知られざるブルースメンなんてそれこそ星の数ほどいるんじゃないかってくらいにネットでブルースメンを漁っていると出てくる。しかも若手だけじゃなくてしっかり古い時代から演ってます、でも全然シーンには登場してきませんでしたって人もこの時代になってどんどんと浮上して来てて、なんてのもあって面白い。そりゃ若い頃にシーンに浮上しなかったって事はそういうコマーシャル性...

  •  0
  •  0

Johnny Winter - Johnny Winter And

Johnny Winter - Johnny Winter And (1970) 先日ライブハウスで一日過ごしていた時、バンド入れ替えの際のBGMでずっとブルースが流れてて、何だろうなぁ、Albert Kingだったのかな、艶めかしいブルースフレーズがやたらと流れてきて、あぁ、やっぱブルースって良いな、ってつくづく感慨深く実感してしまって。それは、息抜きになるという音楽的な意味でもそうだし、自分が心地良く聴いていられる、って意味でもそうで、結局馴染み...

  •  0
  •  0

Rory Gallagher - Defender

Rory Gallagher - Defender (1988) そういえば元号騒ぎとか一瞬だけあったが、それでオシマイって感じなのは面白い。もちろん5月から元号変わるんだから否が応でも意識する事も多くなるのだろうけど、あんだけ騒いでてそんだけですか、ってメディアの騒ぎ立てってのもまた面白いし、盛り上がりもこれまたユニーク。その冷め具合もまた日本的でよろしい。元号って諸外国にはどういう説明になるんだろ?天皇一代につき一つづつ付け...

  •  0
  •  0

Freedom - Freedom

Freedom - Freedom (1970) 人生の岐路ってヤツはいつどこに潜んでいるか分からない。ギャンブルな瞬間でもあるだろうけど、そういう時ってのは普通に生きてても何度か遭遇するし、ましてや水商売に近いバンド活動なんてのをしていたらそれこそしょちゅうある話かもしれない。70年代のバンドの人脈を見ていると、この人、ここでアッチ行ってたら、とかコッチ来なければ、とか「たられば」ってのがどこでも転がってるワケ。売れる売...

  •  2
  •  0

Glenn Hughes - Play Me Out

Glenn Hughes - Play Me Out (1977) それにしても世の中にはホントに多数のアルバムやミュージシャンや曲やアルバムがあるものだ。それでいて同じものってのは無いのだし、同じ曲やってても個性が出てくるワケだし、そんだけの物量と種類ってことを知っちゃうと一体どうやって聴いていけば良いんだ?とか思うモンじゃないのかな。ところがそういう人は多くなくって、普通に耳にした音楽から多少幅を広げたりして聴いているようだ...

  •  2
  •  0

Snafu - Situation Normal

Snafu - Situation Normal (1974) ブルース・ロックってのはホント、一時期だけの話だったんで、そこが好きだ、ってなると結構聞く幅の広がらなさに困る。細々と続いているんでそのヘンを漁れれば良いんだけど、やっぱり70年代のには敵わないし、その雰囲気も今ではなかなか出しにくいだろうし、かと言って発掘音源がそんなにあるとも思えないからあるもんをひたすら聴き潰すってトコになるのか。自分も色々とギタリストからコレ...

  •  0
  •  0

Otis Span - Biggest Thing Since Colossus

Otis Span - Biggest Thing Since Colossus (1969) 黒人のブルースメンからしてみたらホントに英国の小僧たちのブルース熱の入れ具合は頭から笑って見ていたとは思うけど、その真摯な姿勢は一緒にセッションしたりすればするほどに心を打っただろうし、それよりもその小僧達のおかげでカネが入ってくる事実も大きかっただろう。そんな穿った見方しなくても普通に自分たちがやってる音楽がそんな所でウケでくれて、感謝してくれる...

  •  0
  •  0

Fleetwood Mac - Blues Jam in Chicago

Fleetwood Mac - Blues Jam in Chicago (1969) ブルースが根っこにあってこそロック、と信じていたけれど、実際それは70年代初頭のロックまでのお話でしかないのかもしれない。もちろんブルースが好きで今でもフォロワー達がいて様々な新たな試みに挑戦しながらもブルースを弾いている人達が多いのはあるし、それを好んで聴いている自分みたいなのもいるのは判ってるけど、根本的な所ではやっぱり70年代初頭にシーンにいたギター...

  •  0
  •  0

Tim Donahue - Voices in the Wind

Tim Donahue - Voices in the Wind (1997) ポール・ロジャーズって人は屈指のシンガーだからか、他の人とのセッションや今では他の人の歌でもある程度歌ってしまっていて、それがまたすべてポール・ロジャーズ色になっちゃうから良いんだけど、ちょいと前までは自作ばかりだったし、他の人とのセッションなんてのは90年代から目立つようになったくらい。もちろんアルバム「Muddy Water Blues」で多彩なギタリストを集めてからの話...

  •  0
  •  0

Paul Rodgers - Electric

Paul Rodgers - Electric (1999) やっておきたいなぁ…って事をいくつか時間を掛けながらやり続けてる。地道にやってると終わるモンなんだろうけど、なかなか面倒だし、そもそもある程度どうしようか、どうしたいか、なんてのを設計するとか組み立てておくとかしないといざ取り掛かる算段になっても結局うまく進められない、ってのはよくある話。知らない事も山のように出てくるし、ともすればそれ何?って事を調べるのに結構時間...

  •  0
  •  0

David Coverdale - North Winds

David Coverdale - North Winds (1978) 英国のロックバンドの面々がメジャーシーンをも創り上げていってシーンを底支えしていたってのは表面から見ると全然分からないし、別に知る必要もないからそういう見方もしない。ただ面白いのはそこかしこでどこそこのバンドの面々ってのが参加していたり、右腕になっていたり不可欠な役割を担っていたり職人芸を披露していたりと残っている人は皆それなりに才能がある人達だったワケで、そ...

  •  0
  •  0

Trapeze - Trapeze

Trapeze - Trapeze (1976) 70年代も半ばに近くなってくるとハードロックも割と普通になり、当然うるさい音楽として嫌われる要素もあったのだろうけど多くの若者を惹き付ける魅力的なサウンドとファッション、そして正にロックヒーローらしい現実離れしたスターとして君臨していた黄金時代でもあろう。その姿を目指して数多くのバンドがシーンに登場することにもなるし、これまで地道にやってきたバンドでも花開かせるために色々と...

  •  0
  •  0

Strider - Exposed

Strider - Exposed (1973) 歴史に埋もれている英国ハードロックバンドはまだまだあるのだろうか、かなり取り上げてきている気はしているんだけどキリが無いのも事実。自主制作の発掘まで考えたらホント際限無いだろうから、いつも気づいた時に、と言うか気にしててちょこちょこチェックし続けているという作業だけど、見直す度に発掘されるんだから恐ろしい。一生70年代のだけ漁っててもお釣りが来るくらいのレコードがありそうだ...

  •  0
  •  0

Incredible Hog - Volume 1

Incredible Hog - Volume 1 (1973) 久々にバンドでスタジオに入ってそれこそラウドに音を出しまくって楽しんだが、何ら変わらない自分たち流の音で、と言うかそれしか出せないんだが、改めてロックバンドだわ、自分たち、って思った。今どきのきちんとした曲はまともにやんないし、出来ないし取り組んだことないし、70年代初期風のハードロックベースでしかないし、しかもアドリブプレイというか適当プレイ中心で、ガンガンと騒ぎ...

  •  0
  •  0

Duffy - Just in Case You're Interested

Duffy - Just in Case You're Interested (1972) アルバムジャケットってのはつくづく重要だと思うんだよ。やっぱりジャケットを見て中身をイメージしてコレ、買ってみたいな、聴いてみたいな、どんなんだろ?みたいなのあると面白いもん。んでも悩むから裏ジャケ見てクレジット見て何か自分の知識レベルで知っている情報は他にはないだろうか、と探して…、最後はやっぱりジャケットに押されて買うか、みたいなさ、そんな買い方だ...

  •  0
  •  0

Spooky Tooth - Spooky Two

Spooky Tooth - Spooky Two (1969) 今だとハードロックって言うとどうしても様式美的な旋律で歪んだ音を中心とした勢いのあるロック、的なニュアンスが大きいけど、70年代初頭はまだその様式美ってのが出てきてなかったから、音的にロックよりもハードな感じがするものをすべてハードロックと呼んでいた。だから細かく書けばヘヴィロックだったりブルースハードだったりも全部ハードロック扱いではあったかな。オルガンハードなん...

  •  2
  •  0

UFO - UFO2 Flying One Hour Space Rock

UFO - UFO2 Flying (1971) Ten Years Afterのベーシスト、レオ・ライオンズはTYAがクリサリスに移籍してからすぐにプロデューサー業にも着いていて、なかなかバンドの将来を見極めた転職を狙っていたのかと思うくらいに良いタイミングで良いポジションを見つけてその才能を別の所に発揮していたようだ。おかげで単なるベーシストではなくヒット作を放つプロデューサーという役割で重宝されていったものだろう。もちろんベーシスト...

  •  0
  •  0

Ten Years After - Ten Years After

Ten Years After - Ten Years After (1967) Deccaと言えばStonesやSmall Facesなんかだろうけど、そもそも古くからあるレーベルで元々クラシックばかりをリリースしているレーベル、それがロック・ポップスの流れもあり、そのヘンやらないとヤバいんじゃね?ってことで始めたのがポップス部門、それでもやはりクラシックと同じレーベルでは…みたいな抵抗もあったのかレーベル価値を下げたくなかったのか、早い段階でデラムという...

  •  0
  •  0

The Marmalade - Songs

The Marmalade - Songs (1971) 季節柄引っ越しや独り立ちの話なんかも聞くことがあって、その業界は大賑わいだろうし、かなり立て込んでいて到着まで数日以上かかるとか色々と人手不足もあって大変なようだ。自分的にもまたどこか遠くに住みたいものだなぁとも思うけど、当面それも無いだろう。そんな話をしていて思ったのは、自分もそうだけど一人で家を出て住む、そしてそのまま居着いてしまうってことで、その時に家にもう戻ら...

  •  0
  •  0

Steve Hackett - Spectral Mornings

Steve Hackett - Spectral Mornings (1979) やはりいろいろな意味でひとつの区切りとなった70年代、カリスマレーベルもこのヘンで最後期を迎えつつあったようで、80年まで生きていたか否か、っていうくらいで見かけなくなっている。それでもジェネシスを中心に様々なバンドを擁してプログレッシブなロックを楽しませてくれていたし、その役割もきちんと果たされていた。今回あれこれ調べたりしてたら、一番メジャーな路線でのプロ...

  •  0
  •  0

Peter Gabriel - Peter Gabriel 2: Scratch

Peter Gabriel - Peter Gabriel 2: Scratch (1978) ヒプノシスのジャケットって見た時に何かヘン、とかインパクトあるなってイメージを持つ。見たこと無い作品でもこれって何か…って調べるとヒプノシスだったか、ってのもあるくらい。なかなかそういう人も少ないし、そのアート集団がやっていられて有名にもなれたのはこれもまた70年代のロックの産物とも言える。自分なんてそんなに美術に詳しいワケじゃないし、そもそも知らない...

  •  0
  •  0