Archive2018年10月 1/2
Roger Waters - Soldier's Tale
Roger Waters - Soldier's Tale (2018) 英国人の文化に対するセンスの面白さ、それは日本人の我々とはもちろん異なるものだし、アメリカ人とも異なるものだ。ロックに出会い英国の面白さから色々と探求していると文化的な側面も見えてくるし、英国人ってそういうのあるよなぁ、みたいな国民性も見えてくる。これは複合人種から成り立つアメリカなどではありえないだろうし、日本はその傾向があるけどもちろん大きく異なる文化。な...
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Metallica - St. Anger
Metallica - St. Anger (2003) 新しいものを生み出す時に過去からの進化によって徐々に変わっていくからバンドがさほど嫌われることなく、自然にそっちに向いたか、みたいな感じで受け止められる事もあるし、逆に思い立ってアルバム単位でガラリと変化してしまうと問題作として語られたりする。そのヘンの境目が難しくて、やはり売り物だから売れなきゃしょうがない、それもリアルでその時期に、っていう条件が付く。歴史的に売れ...
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Rage Against The Machine - Renegades
Rage Against The Machine - Renegades (2000) ホント、聴き続けてて面白いなぁと思うのが、昔聴かなかったアルバムやバンドでもこうしてアレコレやってると聴き直したり、また出てきたりして聴く事になるってのがあってさ、それがまた改めて異なる刺激を受けてカッコよく聴こえたりもするし、意外な発見があったりもして楽しめる。せっかく時間を割いて聴くんだから楽しめた方が得だし、得したいと思って聴くワケだし。それが自...
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Godzilla - Godzilla: The Album (Soundtrack)
Godzilla - Godzilla: The Album (Soundtrack) (1998) 青春時代に聴いたであろうサントラってのはもうだいぶ前に色々と書いているみたいなので、そういうのはあまり無いなぁ…と思いつつサントラってやっぱり時代時代の産物だから何かと人生のBGM的になっているところはある。映画の印象もあるからかな。大人になってからはそういうのがあまり無くなってるからやっぱり青春時代の産物なのかもしれん。寂しいな…。そもそも映画館に...
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Lady Ga Ga - A Star Is Born Soundtrack
Lady Ga Ga - A Star Is Born Soundtrack (2018) 映画のサウンドトラックっていろいろと出ているけど、結構様々なパターンがあって、割と自由なオムニバスアルバムという感覚ですらある。そんな中から新しい出会いがあったりもして映画を見た時に、でも良いしサントラ聴いた時でも良いけど、昔は価値あったね。今でもその流れでサントラって出てるから、多分それなりの需要もあるんだろうし、話題作の売上上げるにはちょうど良い...
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Queen - Bohemian Rhapsody (Original Soundtrack)
Queen - Bohemian Rhapsody (Original Soundtrack) (2018) やたらとリリースされるリミックスやらリマスター盤、それでも冷静に見ていれば90年代末、2000年代、2010年代、と3代くらいのデジタルでの時間差があるワケだからテクノロジーの進化は早いものだし、だからこそ割と何度もリマスタリングされていったりして、その度に良し悪しが語られ、基本的には情報量が豊富になればなるほどにナチュラルな音の質感がどこまで表現され...
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Greta Van Fleet - Anthem Of The Peaceful Army
Greta Van Fleet - Anthem Of The Peaceful Army (2018) Webサイトの作り方、作られ方って結構その時その時の流行ってのがあって、数年単位レベルで見れば結構変わってきている。だから自分が作って置いてあるのとか見てるとずいぶん古臭いレイアウトってか、古い流行のままだなぁと作り直したくなる。ただ、問題はそれを作り直してどうなるんだ?って事で、目的がねぇ、明確に見当たらないんですな。コンテンツものだからそこま...
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Gentle Giant - The Power And The Glory
Gentle Giant - The Power And The Glory (1974) CD音質はご存知のように44.1khz/16bitだがストリーミング音源は基本圧縮音源での192kbps程度が標準、単位が違うからわかりにくいけど、CD音源の高域と低域はカットしながら更に音を間引いているからデータ量が1/10程度になるってモノで、昔あったMDってのは1/5程度になってるからまだそこまで音が良くないってモンじゃなかった。それが今じゃ圧縮音源が主流…、こうなる前はFlacが...
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The Sea Within - The Sea Within
The Sea Within - The Sea Within (2018) ストリーミングサービスでの音楽聴きってラクで良いな、と思ってたんだけどやっぱり音質のよろしくなさが耳障り、と言うか作品の評価にも影響してしまうくらいのモノだし、流して聞く程度なら良いんだけど何かやっぱりイヤフォンで直接耳に音が入ってくると気になるんだよね。Spotifyってあっても320kbpsまでしかないし、その意味ではYouTubeでなんかは192kbps程度が最高レベル、故に普通...
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Nosound - Allow Yourself
Nosound - Allow Yourself (2018) 今でもロックの世界に於いて新しい試み、新しいサウンドの算出ってのは普通に行われている。誰がどんな形でかは分からないけど、人間の本能として新しい形を生み出すという行為が行われているのだろう。そりゃ常に同じようなものばかり出てきたら面白くない。よくリスナーは好みの傾向のバンドをいくつか探し出しては聴いて、音楽性が変わるとああだこうだと言う話があるのだが、好みとしてのそ...
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The Pineapple Thief - Dissolution
The Pineapple Thief - Dissolution (2018) 暗くて重い音ってのがロックの基本だと思ってる。いろいろな表現方法があるからそれだけじゃないのも分かってるけど、自分がしっくりくるのはやっぱり暗くて重いの、だったりするんだよね。多分そういう人多いんだろうと思うけど。アメリカの能天気なのはあっけらかんとしてある種面白いんだけど、じっくりと向き合って聴けるのは暗くて重いの。だから英国他ヨーロッパ諸国のサウンドの...
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Riverside - Wastland
Riverside - Wastland (2018) 日々の情報収集って既に何を目的としているかなんてのも分からなくなっているくらいに様々な情報が入ってくる。それでもヌケモレあったりして、そんなのがリリースされるのか、とかそんなの出てたのか、なんてのはしょっちゅうある。別に急いで誰よりも早くそれを聴きたい、なんてのはあまりないので、後からじっくり聴いたって別に構わないんだけど、リリースされたのも知らなくて、ってなると勿体...
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Fusion Orchestra - Live at Marquee 1974
Fusion Orchestra - Live at Marquee 1974 70年代のハードロックシーンでの女性の活躍ってのは目立つ人は目立ったけど、長続きした人はそんなに多くないだろう。そもそも女性が活躍出来たシーンでもないし、いてもキワモノ扱いになってたりするし、それでも自分なんかはお転婆なボーカルさん達のバンドって好きだけどね。プログレの世界だとその歌唱力を買われて、ってのはあるけど普通にロックシーンだと、やっぱり男の世界での...
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Babe Ruth - Kid's Stuff
Babe Ruth - Kid's Stuff (1976) 先日久々にWebサイトの手直しをやってたんだけど、今時のは凄いよなぁ…。面倒だから適当なテンプレート持ってきてチョコチョコっと書き換えてもうン十年存在しているWebサイトの中身を移植したんだが、それだけで当然見事に最新のデザインとWebの動きに変わってしまうという…、コレ、自分が作ったのか?ってくらいにはなるんだから面白い。スマホ対応必須なんだが、そこはまだまだコンテンツ的に...
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Spiders - Killer Machine
Spiders - Killer Machine (2018) 時代の流れか、色々と新しくて面白そうなのをロックというカテゴリーから探そうとするとメタル的なのが多く出てくる。そもそも昔で言うハードロック的なのって今は少数派になっているんだろう。普通のロック的なの、って言うとまだポップス領域に近いトコロでいくらかあるんだろうけど、ハードロック的なの、っていうのだと少ないんだよねぇ。ハードロックってかもっとR&R寄りって感じになると更...
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Black Moth - Anatomical Venus
Black Moth - Anatomical Venus (2018) 世界中で女性がメタルの世界に入り込んできて、それでなければ出来ないと言わんばかりの世界観を打ち出したバンドもいくつか出てきて、今でもそれは続いている、どころか益々発展して新しいジャンルとも成り得る音楽性を作り上げてきているのはある。70年代だってそういうのはあったけど、多くはない、それにその目立った女性陣達はしっかりとひとつの世界を形成しているしね。80年代以降は...
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Lucifer - Lucifer II
Lucifer - Lucifer II (2018) 様々なカテゴリが出ては消え、また淘汰されて後にひとつのカテゴリになったりもするが、その中で代表的とされるバンドというのはそうそう多くはない。ニッチに分類されればされるほど、ほとんどがそのひとつのバンドがジャンルになっていたりする。近年ではストーナー系というのも実に多種多様のバンドがあるけど、多分色々な形容詞が付けられてサブジャンル化していくだろうし、それはおそらく一つ...
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Wytch Hazel - II: Sojourn
Wytch Hazel - II: Sojourn (2018) 最近何か良いのある?なんて会話はチョコチョコあるが、どう答えたモンやら…と。昔ならお気に入りのバンドやアルバムやその時に聴いてたモノで答えられたけど、今はそういうのはもう頭の中で鳴ってるから、他人にオススメできそうなモノ、最近なんかあったっけ?ってこんだけ日夜新しいのを探しながらチャレンジを繰り返している中で、良いとか良くないなんてのは自分の好みだし分からんなぁ…、...
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Wicked Minds - Visioni Deliri E Illusioni
Wicked Minds - Visioni Deliri E Illusioni (2011) イタリアンロックの栄光が70年代のごく一部の時期でしか存在しなかったのは実に残念で、あの時代のあのバンド郡達のあの演奏力と発想力とアレンジ力、そしてイタリア独特の情熱的なイズムをも注入したマインドは実に奇跡的な産物だった。時代の変革の波にあってそのまま存続できなかったので歴史的にやむを得ないのだろうが、それでもその精神と受け継ぐべきバンドも出てきては...
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Galley Beggar - Silence & Tears
Galley Beggar - Silence & Tears (2015) 脈々と続く英国トラッドの流れなんかは今でもスタイルの変化などもあまり大きくなく生き続けている。そもそもが伝承音楽だから消え去る事もなく受け継がれていくべきものなので、新たな変化を起こす必要もない音楽のひとつでもあるからロックとかと位置づけは異なるのだろうが、それでも切り取っていけば同じ音楽シーンに存在する事もあるわけで、特にフェアポート・コンヴェンションがや...
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Lewis and the Strange Magics - Velvet Skin
Lewis and the Strange Magics - Velvet Skin (2015) R&Rそのものはもう進化しないんだろうか、新しいバンドでR&R色強い、もしくは新しいスタイルのR&R的バンドってのはほとんど聞くことがない。だからと言ってR&Rが終わったとは思いたくはないけど、多分終わってる。だからレトロなバンドなんかでもウケるんだろうし、ともすればトリビュートバンドだって今は結構な人気を博しているし、人々はR&Rを求めているのに新しいR&Rが出...
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The Crystal Caravan - Against The Rising Tide
The Crystal Caravan - Against The Rising Tide (2010) 昔みたいに王道バンドが世界を制するなんてのはこれからはなかなか出てこれないだろうと思う。既に今の時代は誰も彼もがニッチな世界でのメジャーにしかなっておらず、それだけで食っていくみたいな世界になっている。だから万人に知られているバンドってのはあまりない。それでもきちんと固定のファンにサービスを施して商売を成り立たせているし、長年活動している。まる...
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Witchwood - Litanies from the Woods
Witchwood - Litanies from the Woods (2015) Garagebandでも出来るのかもしれないけど、過去のデータの蓄積からある程度の音楽のパターンを解析して何々風みたいなのができればそこにコードを多少載せていく事でそれ風な曲が出来上がってしまうみたいなこと、あるんだろうな。AIが発展していくとそれももっとイージーに出来るだろうから、そうするとノスタルジックな何々風の曲とかバンドってのは割と簡単に出来上がってしまう、...
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Natur - Head of Death
Natur - Head of Death (2012) Black Sabbathが現在のシーンに与えた影響ってのはホント、とんでもなくデカいんだろうと思う。もちろんLed Zeppelinも凄い影響力があるだろうけど、ああいうバンドってのはもう出来ないからか、そうそうクローン的なのが出てくる事もないし、発展させてそれらしいってのもなかなか見当たらない。それくらい唯一無二の孤高のバンドなのだが、もうちょっと汎用的になっているのがサバスだったりユー...
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Ruby The Hachet - Valley of the Snake
Ruby The Hachet - Valley of the Snake (2011) 暗黒系やサイケデリック系のサウンドやバンドスタイルってのは結構多くの人々を魅了するものなのだろう。今の時代になってあちこちでそんなオマージュバンドが山のように出てきてひとつのカテゴリを形成してしまうくらいだし、それなりに売れているから活動も続けられるのだろうし、なかなか不思議な世界。自分的には当然嫌いじゃないけど、何度も何度も聴く程のバンドってのもそう...
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Brimstone Coven - Brimstone Coven
Brimstone Coven - Brimstone Coven (2014) アルバムを聴いていてどんなギター使ってるのか何となくは分かる気がする。ただ、近年はもうギターに囚われない音が作れてしまうものもあるから分かりにくくはなってる。一方でギターそのものの音をきちんと出す人たちもいるから捉え方だろう。わざわざ重いレスポールを使わなくてもレスポールらしい音は出せるだろうし、もっとマルチに音を出したいならフットワークの軽いギターを使う...
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Abramis Brama - Dansa Tokjvelens Vals
Abramis Brama - Dansa Tokjvelens Vals (1999) ヨーロッパのバンドも普通に洋楽として、と言うかハードロックやメタルの世界からでしかないのだろうけど、普通に着目される、新譜が取り上げられたり国内盤がリリースされたりするようになったのって90年代初頭くらいからか。その頃は自分的にはさほど興味も持たずに専ら70年代を漁っていた時期だったけど、仕事柄こんなのあるのかぁとかヘンなのたくさん出てるなぁ、誰が買うんだ...
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Honeymoon Disease - The Transcendence
Honeymoon Disease - The Transcendence (2015) 古い音源をどんだけリマスタリングしてハイレゾ化したトコロでどんだけ違うんだ?って思う部分もある一方、やっぱり音分離がしっかりして伸びやかに聞こえるかも、なんて思う部分もある。70年代くらいまでのだとそこそこのハイレゾ化音源までしか無さそうなので、無茶苦茶な期待は出来ないけど、やっぱり迫力は凄いよなとかチョコチョコと納得。ただ、もうあんだけ聴いてたレコード...
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Gary Farr - Strange Fruit
Gary Farr - Strange Fruit (1970) 70年代のアルバムって40分前後というコンパクトな時間で聴けるんで、ちょっと聴いてみよ、ってのが手軽に出来て良い。それでも以前はアルバム聴くってのはひと仕事だったんで、しっかりと時間を取ってからじゃなきゃ、なんて思ってレコードプレイヤーの前に座って聴いていたものだが…。CD時代になってからついつい40分というサイズが「ながら聴き」するようなものになり、真面目に集中して聴く...
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Tranquility -Tranquility
Tranquility - Tranquility (1972) ふと空いた時間なんかがあると頭の中で色々な曲が鳴る。それくらいに知ってる曲しか鳴らないんだから大した数でもないのだろうけど、そのおかげでアルバムを聞き直すとか曲を探すみたいなことをしなくてもある程度満足できちゃう、と言うかどんなんだっけ?なんて思わなくても良くなる。当然本物聴きたいなって思うけど、その本物の音がアタマの中で鳴っているんだからリアルな実感が欲しいだけ...
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