Archive2018年07月 1/2

Dave Grusin. Lee Ritenour - Harlequin

Dave Grusin. Lee Ritenour - Harlequin (1985) 慣れれば聴けるモンだな。暑くなかったら聴いてないし聴けてないかもしれないけど、そういうタイミングもあったってことで相変わらず多岐にわたるフュージョン界隈を探っているんだが、やっぱり大御所のアルバムの緊張感やスタンスってのは別格なんだなってのはロックも同じくだけど、ここのミュージシャンがあちこちに展開していくのはジャズならではの交友で、夢のようなセッショ...

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George Duke - Brazilian Love Affair

George Duke - Brazilian Love Affair (1979) フュージョン系の作品を眺めていると所々でファンクが登場してくる。ベースのチョッパーさやメロディを奏でるギターの使い方、そして快活なリズムに乗せてのスタイル、歌が入らなけりゃ簡単にフュージョンが出来てしまう類似したジャンル、なんてことは思いもしなかった。もっと洗練された歌なしファンクってのが実はフュージョンに近い音に仕上がりますなんてね、へぇ〜ってな感じ。...

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Greg Mathieson Project - Baked Potato Super Live

Greg Mathieson Project - Baked Potato Super Live (1982) 漁れば漁るほど山のように聴いてみたいアルバムがあるんだけど、ただ聴いてってもしょうがないから時間を掛けつつゆっくりと一枚づつ聴いていく方が良いんだろうと。ただ、そうしている内に興味が薄れてしまうという怖さはあるんで、なるべくどこかにきちんとメモって聴けるようにライブラリ化しておかないといけないかなぁと思ったりもする。そんなのを漁ってると、こ...

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Stanley Clarke - School Days

Stanley Clarke - School Days (1976) 色々と聴いていると自分の好みってのがどんどん出てくるのは何事も当然なのだが、そもそもこのフュージョンの世界って苦手という意識があった中、ちょこちょことロックとクロスオーバーすることもあったし名前が被ることもあってアルバムなんかも聴いたりしていた。その度にやっぱり凄いなぁと思ってたりするけど、どうにもロック的なパワーとかエネルギーってのとは違いがあってそこまでじ...

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Al Di Meola - Elegant Gypsy

Al Di Meola - Elegant Gypsy (1977) 打って変わってどうしようもないくらいダサくて見たくもないジャケットを堂々と出してきたReturn To Foreverのギタリストからソロへと転向していったAl Di Meolaの「Elegant Gypsy」。1977年リリース作品のソロ二枚目なのだが、ホント、どうしてここまでダサいジャケットでレコードを売ろうと思ったのだろうか?本人もだけどレコード会社も事務所も何かアタマおかしいだろ?って疑ってしまう...

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Chick Corea - Return To Forever

Chick Corea - Return To Forever (1972) 爽やかフュージョンを聴いて夏の暑さから少しでも開放されようという意図だったにも関わらず、やはり、と言うか自分の趣味嗜好の性と言うか、どんどんと演奏そのものが重し奥なってきてしまって、しかもこれまでほとんど聴いたことないジャンルとバンドも数多くあるし、最初は80年代のを…と思ってたんだけど、やっぱり70年代に引き摺り込まれていって、もっともっとテンションの高い演奏...

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Larry Carlton - Larry Carlton

Larry Carlton - Larry Carlton (1978) 昔の国産ギターのパンフレットに出てきたミュージシャンって、どういうワケかロック系なんてのはほぼ皆無ですべてがすべてフュージョン系ばかりで、それも時代だったんだろうか、どれもこれもベーシストがカッコよく見えてたのを覚えてる。フュージョン系のギタリストって皆オタク傾向の人が多かったからだろうけど、ベーシストは大抵外人ばっかりでそれこそマーカス・ミラーとか出で立ちが...

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Lee Ritenour - Gentle Thoughts

Lee Ritenour - Gentle Thoughts (1977) 中学生くらいの頃からちゃんとロックに興味を持って、すぐにギターに興味を持って弾けないし買えないくせにレコード屋楽器屋にしょっちゅう行っててヤマハやアリアプロのギターパンフレットをしこたま仕入れてきてあれやこれやそれは何が違うんだとかそこに出ていたアーティストの写真を見ながらこの人はどんなバンドでどういう音を出してる人なんだろう?とか知らない名前を前に密やかに...

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Pat Metheny Group - Pat Metheny Group

Pat Metheny Group - Pat Metheny Group (1978) フュージョンって夏以外に聴く事があるのだろうか?ってくらい夏に似合ったサウンドだと信じてて、その昔々夏のジャズイベントが流行していた時、夜中にテレビ放送してたのを何気なくずっと見てたりしてて、それまで真っ暗な中でのロック系しか見てなかったのが、こんなに爽やかなトコロで爽やかに演奏して快活なサウンドを出す世界ってあるんだ、って別物のように考えて感じていた...

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Weather Report - Night Passage

Weather Report - Night Passage (1980) ブログってさぁ、書いてて面白いなぁって思うのは何故か書き手が適当に手を抜き始めると読んでる側にももちろんそれが見えちゃうからダラダラやってると読み手がどんどん減っていくんだよね。これがまた素直に数字に現れてくるというダイレクトマーケティングな世界で、不思議なモンで、こいつはイイゾ!と気合を入れて書いてるときちんと読者が増えていたりする。どうしてそんなの分かる...

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Shakatak - Night Birds

Shakatak - Night Birds (1982) 熱帯化した日本としか思えない異常気象続きの日々、正直、何かを一生懸命聴いているなんてことすら出来ないレベルにあると思うんだが、どうだろう?そこで暑苦しいロックに手を出すのもなかなか出来ず、適当に逃げて聴いていたんだけどそんな日々が続けば続くほどダメージが積み重なってもっと逃げたくなってきた…。レゲエでもダブでも暑いのは変わらず、ただダラダラユラユラしてて良いか〜って気...

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Black Uhuru - Tear It Up - Live

Black Uhuru - Tear It Up - Live 若かりし頃からレゲエってのは割と身近にあったモンだな、と改めて昔を思い出してみると実感した。時代時代の音と言うよりは何らかの影響をレゲエが及ぼしていたからルーツとして聴いてた、みたいなのが多い。80年前後くらいってそういうの出てきて面白かったし、90年代に入ってからもそのヘンはまだ進化してレゲエ・ダブってのが近場にあったんだろうな。ロック一辺倒だった自分からするとあく...

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Sting/Shaggy - 44/876

Sting/Shaggy - 44/876 (2018) ロックにレゲエを持ち込んだバンドとしてポリスってのがあって、そこからスティングだもんなぁと思ってたらんだが、そしたら最近アルバムリリースしていたな、ってことでふと聴いてみたらなんと超ど真ん中のレゲエをやってた。ソロ活動になってからのスティングがこんだけレゲエにフォーカスされた作品を創るってのもなかったんじゃないか、って気がするし、しかもシャギーってジャマイカ人とのユニ...

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Joe Strummer & The Mescaleros - Live at Acton

Joe Strummer & The Mescaleros - Live at Acton (2012) 今時の時代にロックにこだわってる若者なんてのはいるのだろうか?そこまでロックは魅力的だろうか?歴史を紐解いてそこまで辿り着けばそれは魅力的であってほしいとは思うけど、多感期だからと言って得られる情報量の中にロックなんて入るのかな…、親の影響でと言うならあるのか。とするとそれは古いロック中心のきっかけで周囲を見渡していくとかそんな流れなのかな。ど...

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Lee Scratch Perry& Upsetters - Blackboard Jungle Dub

Lee Scratch Perry& Upsetters - Blackboard Jungle Dub (1977) 暑い時って何も考えたくないんだよな。だから暑い国の人って考えたくないってのが根底に出てきてしまうんじゃないだろうか。その中でも何か感性に従って音楽を作り上げていく人もいて、更にその斜め上らへんを作り上げていく奇才もいる。その代表例がリー・ペリーなんだろう。自分的にもよくわからないけど、何かと名前が出てくるし、作品聴いてるとどっか違う、っ...

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Fred Locks - Black Star Liner

Fred Locks - Black Star Liner (1975) 自分がほとんど知らない世界のジャンルの音楽ってのもきちんと進化したのは確かだが今の時代では既に退化してしまっているのだろうか、それともまだまだ進化し続けているのだろうか、と気になる部分はある。レゲエ・スカなんてのもそうで、ポップスともミックスなんかはあったりもするだろうけど、レゲエ・スカ側からした時に進化しているのだろうか。ロックやポップス側からすれば融合すべ...

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Horace Andy - Dance Hall Style

Horace Andy - Dance Hall Style (1983) Spotifyってそういうモンか、ってのを意識してから周囲を見渡してみるとなるほどどの人のiPhoneにもこのアイコン入ってたりするんだな。若者のが目に入ってきてもやっぱりこのダサいアイコンあるもんな。いや、若者だからむしろあるのか。んで聴いてる人も多いし、なるほどそういう形で聴くのが一般的なのだな、と認識するのはあまりにも遅かった自分ではあるが、それが故にもうCDなんて売...

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Junior Murvin - Police & Thieves

Junior Murvin - Police & Thieves (1977) 灼熱地獄の街中、自分的に夏は好きな方だし、暑いってのも特に苦手じゃないけど街中の暑さってのは好きじゃない。自然に暑いだけなら結構心地良さも伴うんだけど、コンクリートやアスファルトによる蒸し風呂状態の暑さはどうしようもない。こんな気候の中でオリンピックが企画されているってのはホント、殺人行為に等しいと思うのだが、それも色々と規制を敷いたりするようで、何やって...

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My Dying Bride - Angel & The Dark River

My Dying Bride - Angel & The Dark River (1995) 何処に住んでても、と言うか自分があちこちに住んでる中ではどこへ行っても割と上空を戦闘機が通過したりする地域が多い。普通はそういうの無いのかな。一般的な航空機が飛ぶってのはあるのかもしれないが、どうもそういうのが上空を飛ぶ音を聞くことが多くて、基地の近くと言うか、基地って割とあちこちにあるからどこでも結局巻き込まれるんじゃないか、なんて思う。うるさいっ...

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Paradise Lost - The Last Time

Paradise Lost - The Last Time (1995) 絵画や画家の作風も当然ながら人生を重ねる事によってどんどんと作風が進化していくものだ。有名な話ではピカソの作品なんてのも、初期はホントに絵の上手い印象派の画家だったのが、いつしかああいう抽象画にまで進化してしまって名を成したという人だ。あそこまで極端ではないにしてもそりゃ色々あれば作風は変わっていくものだろう。その進化をも楽しめるのだが、それが副次的にこういう...

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All About Eve - Road To Your Soul

All About Eve - Road To Your Soul (1989) 美術館って最近は行けてない。昔は割とちょこちょことと行ったりもしててなんとなくの感性を磨いていたのもあったんだけどな。何がどうってほど詳しく好きなワケでもなくて、なんとなくアルバムジャケットという世界から入ってみて、絵画の芸術ってのも面白いな、本物ってどういうんだろ、って興味程度から。海外にもちょこちょこ旅行で行った時も博物館とか美術館ってやっぱり見てくる...

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Stravinsky - Firebird Suite / Fireworks

Stravinsky - Firebird Suite / Fireworks (1986) テーマを決めて検索してると知らないものばかりに出会う。もっと知ってるモンだと思ってたけどなぁ、これ何だろ?なんて探究心からアレコレ調べちゃって探し出してくる。音楽が絡む場合は音楽を聞くという行為も発生するから時間もかかるし、その音楽性とかもアレコレ考えちゃったり感じたりしちゃうから面倒だ。その幅の広さもあって楽しめているってのもあるけど、もっともっと...

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Annie Haslam - Annie Haslam

Annie Haslam - Annie Haslam (1989) ルネッサンス来日決定、の報を見てはいるんだけどどうにも食指が動かない。もっともルネッサンスに限らず最近はあまりその手のオールドタイムなバンドの来日公演にはほとんど食指が動かなくて。見に行ってもやっぱりノスタルジックさがあるだけで、白熱した演奏とかロックに求めていたパワーやエネルギーなんてのはあるはずもないし、単にジジイ連中がファンサービスよろしく演奏しているだけ...

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Danielle Dax - Inky Bloaters

Danielle Dax - Inky Bloaters (1987) 絵画やジャケットなんかを手がける芸術家達はレコードジャケットやCDジャケットという作品はどう思ってたんだろうか。自分の作品がそのミュージシャンやバンドの音とマッチしている方がそりゃ良いのだろうけど、そこまで聴いて作品を合わせていったなんてのはあまり耳にしたこともないから、バンド側が選んでいくのだろうな。それだと絵を書く側からしたら自分のイメージとは違う音なんての...

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黒百合姉妹 - 最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶

黒百合姉妹 - 最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶 (1990) 梅雨明けが早かったと言えども雨風台風による天災が立て続けに日本を襲うという日々、昔々だったら台風とか来る、っていう予想なんて出来なかったんだろう。だから突然雲行きが怪しくなって、どれだけの猛威を振るうのか分からないという状況で待ち受けて家に籠もっていたりしたのだろうけど、それは恐怖だったろうなと想像できる。そんな境遇でも様々な建築物が建造され...

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Let's Eat Grandma - I'm All Ears

Let's Eat Grandma - I'm All Ears (2018) DLの時代になってもアルバムジャケットって重要なんだな、と痛感。やっぱり雰囲気で音を想像しちゃうし、それが当たってくれると嬉しいし、良い拾い物した気になるしね。普通のは全然わかんないけど、雰囲気あるのは何か気になって聴いてみる。こないだも書いてたけどすぐ聴けちゃう環境だからさ、試しちゃうんだよね。もっと大切に音楽聴いてじっくり楽しんでっていうのがスジなんだろ...

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T.Rex - Bolan's Zip Gun

T.Rex - Bolan's Zip Gun (1975) 昔はあまり聴かなかったアルバムなんかも割と簡単に聴けてしまう環境になってからはすんなりと聴くようになっている。昔みたいにレコード買ったりしなきゃ聴けない状況だったらわざわざ聴かなかっただろうと思う。それが聴き放題いくら、みたいな感じでライブラリが手に入ってしまう時代になったら、そりゃもう何でも聴いちゃうでしょ。眼の前にあるんだから。ホントにそんな聴き方で良いんか?っ...

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The Pretty Things - Silk Torpedo

The Pretty Things - Silk Torpedo (1974) バンドが自身の姿をどんどんと変えていってリスナーを驚かせるというのはやってる側からしたらある種当然の事なんだが、聴いてる側としてはそういう音だから好きだったのに、異なるのが出てくるってことは音楽じゃなくてアンタの音楽性とかを好むようになれってことか?みたいなのがあって素直に認められない事が多い。そりゃそうだろ。赤色が好きだって言ってるのに青色出されて好きに...

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The Kinks - Preservation Act 2

The Kinks - Preservation Act 2 (1974) レイ・デイヴィスの天才・奇才ぶりは当然キンクス時代から世間には知られていたものだけど、一般的にはRCA時代に入ってからは更にマニアックな世界に走っていったという認識のようだ。もっともそれはその通りだろうし、作品を聴いていてもマニアックなんだろうなぁ、とは思う。そのマニアックさってのは何が?ってトコなんだが、ひとつの事柄に執着した作品に仕上がっていることからマニア...

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Ray Davies - Our Country : Americana

Ray Davies - Our Country : Americana (2018) 先日ジェームズ・コーデンのCarpool Karaokeにポール・マッカートニーが出てて、これがまた実に素晴らしい愛に溢れた番組に仕上がってて、その演出やポールの姿勢に感動したのだが、皆さんやっぱり人生の総決算に入っているんだろうなという印象もあった。ビートルズ縁の地を振り返る、とかパブで突然ギグやって地元で楽しんだり、そりゃそうだよな、もう70歳半ば頃だろうし、いつ訃...

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