Archive2017年09月 1/1

Johnny Winter - Nothing But the Blues

Johnny Winter - Nothing But the Blues (1977) ブルースって一言で言うけど、特定のパターンだけの音楽でもなく、実に様々なスタイルや形態がある。例えばシカゴスタイルからテキサス、カントリースタイルやドブロでのプレイ、アーバンブルースやモダン・ブルースなどの違いはもちろんあるし、ロックと融合してくるとそれはもっと多様になるので、簡単にブルースとも言えないパターンまでもが出て来る。時代と共にそのアグレッシ...

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Mike Bloomfield & Al Cooper - Fillmore East: The Lost Concert Tapes 12-13-68

Mike Bloomfield & Al Cooper - Fillmore East: The Lost Concert Tapes 12-13-68 アメリカのホワイトブルースは人種差別も手伝ってか、さほど数多くのミュージシャンがその道を辿ったワケじゃない。ロック黎明期に於いてはもうバターフィールドのところくらいしかなくて、その後にジョニー・ウィンターが出て来るくらい。サザンという枠組みではオールマンがあるけど、黒人ブルースに云々はあんまり出てこない。ジェファーソンや...

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The Butterfield Blues Band - Live

The Butterfield Blues Band - Live 純粋な黒人ブルースってのはやっぱりずっと聴いてると疲れるのと、ホワイトブルース=ブルースロック系だとそりゃもう聴きやすくてカッコ良いってのがロック好きなガキの本音で、カッコつけて黒人ブルースってのはさ、なんて言ってても本当にそれを好きで好きでってんじゃないもん。やっぱりホワイトブルースが良いんです、うん。んで、ブルースロックをやっている初期の方々達はもちろん黒人...

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Janis Joplin - with Tom Jones 1969

Janis Joplin - Live: Amsterdam 1969/USA Radio 先日「リップシンクバトル」なるアメリカのテレビ番組を見る事があって、もちろん出演している人達もやってる曲もほとんど知らないんで、それ自体はコメディ番組でしかないけど、イギリスの若い女優さんが何をやるのかと思ったらジャニスの「Piece of My Heart」なんてのをやり始めたからとっても驚いた。お茶の間の番組でポップスや売れてたもの中心でしかやらないような番組でジ...

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John Dummer Band - John Dummer Band

John Dummer Band - John Dummer Band (1969) なんとなくディープな英国ブルースロックバンドを漁ってったんだけど、もちろん何でもかんでも聴いたことがあるワケじゃないから改めて聴いているのもあるし、発掘してるのもある。毎回毎回そんな事してるのって、やっぱりここの所書いてるような発見や面白さってのがあるからだし、へぇ〜なんてのも多いからだろう。昔はホントに情報が少なかったのとカネも少なかったってのあるか。...

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Keef Hartley Band - The Battle Of North West Six

Keef Hartley Band - The Battle Of North West Six (1969) ホントにBluesbreakersってのは様々なブルースロックプレイヤーを輩出している事が、あれこれとクレジットを調べていると判ってくる。昔はレコードのクレジットで名前覚えてて、それが出てくると「あれ?」って感じで見直したりしないとよく分からなかったけど、今はネットで全部関連性も含めて見れるから、そうだったんだ、とかこの人もなのか、と今でもアチコチで発見...

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Tear Gas - Piggy Go Getter

Tear Gas - Piggy Go Getter (1970) さすがにiPhoneも使い方が決まってきてしまって、もっともっと色々な使い方あるだろ?なんて思うんだが、そこまで関わってる時間がないので、ほとんど触りきってない。街中での人達は何をあんなにやることがあるのだろう?ってくらいに依存している姿を見かけるが、不思議なもんだ。音楽聴くか本読むかくらいで、あとは適当に情報収集程度で動画は見ないんだよね。ゲームもやらないし。持って...

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Steamhammer - Mk II

Steamhammer - Mk II (1969) iPhone8かぁ…、自分のiPhone6sだってまだまだ全然使えるのに2年でさよならするのもどうなんだろ?キャリア各社の料金形態もややこしいことこの上なくって結局よくよく追求してみるとそんなにお得な話じゃないってことにも気づいてしまう。とは言え、本体代割引は魅力だよなぁ…、格安simプランに移るとそのサービスが使えなくなるから常に古い機種ってのもヤダし、悩ましいところだ。もうちょっと悩む...

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Savoy Brown - Raw Sienna

Savoy Brown - Raw Sienna (1970) ブルースロックと一言で言っててもやっぱり結構違いがあるもんで、好みの差が出てくる。この辺は初期体験の違いになるのだろうけど、ヘヴィーに心に響いたモノがやっぱりいちばん好きなんだよね。それはもう自分的にはブルースだったけど、世間的にはブルースロックの範疇で、モノホンのブルースってんではなかったが、それでもこういうのがブルースなのか、と衝撃を受けるには十分なレベルだっ...

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The Climax Chicago Blues Band - Plays On

The Climax Chicago Blues Band - Plays On (1969) デジカメの衰退と発展って凄いよね。スマホで高画質の写真が撮れてしまうから小さいデジカメなんてもう誰も使ってないだろってくらいにここ数年で無くなってきているし、一方ではカメラが手軽な趣味になっているってこともあって、また昔からやりたかったけどなかなか手が出なかったのがコンデジなんかで手軽に出来てしまうってことで、スナップじゃなくてきちんと写真を撮るっ...

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Chicken Shack - Imagination Lady

Chicken Shack - Imagination Lady (1972) 最近色々と替えようかと気にしてて、それもこれもiPhoneどうすっか、から始まってる。そういえばキャリアである意味ないよな、格安SIMでもいいか?ん〜、なんてのから動画配信もどこが良いんだ?とか今のケーブル環境から一気に変えるか、とかそもそも回線どうするか?とかそんなお話。割と最新型にしてきたつもりなのにいつしか古くなっている。老朽化じゃなくて環境が古くなってて器材...

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Groundhogs - Split

Groundhogs - Split (1971) 英国ブルースロックが栄えなかったらロックの歴史はまるで違うものになっていただろう。ジョン・メイオールやアレクシス・コーナーが若手を育成していなかったらロック史のヒーローがまるで違うものになっていた事だろう。多分言い過ぎではなくてそうなっただろうと思う。ともあれ、そうはならずに今の歴史が出来上がっているワケだからそんな「たられば」を気にする事もないが、その一旦を担っていた...

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CCS(Alexis Korner) - Ccs 2

CCS(Alexis Korner) - Ccs 2 (1972) 英国に於けるブルースの普及、それを現場のライブハウスなどで若手に実践させる場を与えながらシーンを作っていった人達として知られているジョン・メイオールとアレクシス・コーナー。二人共本音はどういう意思を持ってそんな活動してたんだろうか。最初から若手育成するため、なんて発想でやってたワケじゃないだろう。たまたまブルースっていうものは刺激を与えあってジャムって作り上げて...

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John Mayall & The Bluesbreakers - Bare Wires

John Mayall & The Bluesbreakers - Bare Wires (1968) ミック・テイラーって言えばジョン・メイオールのトコロで云々ってこないだ仲間が言ってたな…って思い出して、その辺のアルバムを探してみる。確かこの辺り…だったよな、と色々と確認しながら探し出すけど、いや、これ、凄いメンツが揃ってる。アルバムはJohn Mayall & The Bluesbreakersの1968年リリースの「Bare Wires」だ。なんてったってギターはミック・テイラー、サッ...

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Mick Taylor - Stanger In This Town

Mick Taylor - Stanger In This Town (1990) 渋いイメージのギタリストってぇと結構思い付いたりしてみんなどうしてるんかなぁ〜なんて知り合いでもないくせにその動向が気になったりします(笑)。こんだけロック聴いてるとさ、昔聴いて今は聴かないのとか、あったなぁ〜ってのも多いワケで、そうするとこうして色々と聴いてるとそういう懐かしさと言うか感慨深さみたいなのも出てきてですね、妙に親しみを覚えていたりするもの...

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Snowy White - White Flames

Snowy White - White Flames (1983) 職人気質のミュージシャンという人がメジャーシーンを支えている。そもそもスタジオミュージシャンとして名を馳せて行った人達と元々はバンドやそれなりの前線で出てきたけど、気質的に職人芸に入っていった人と分けられると思うが、後者の代表例とも言える人がスノーウィー・ホワイトになるのかな。なんかねぇ、いぶし銀ってかさ、職人気質なんだろうなぁというのがあって、自分的に一番良く...

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Thin Lizzy - Renegade

Thin Lizzy - Renegade (1981) 先日アイルランドの街並みが中心となった映画を見てて、あぁいいなぁダブリンなぁ〜、なんて思いを馳せながら楽しんでた。そういえばその映画の中でもThin Lizzyの名前やフィル・リノットの銅像が映ったりしてて、そうだなぁ、ダブリンだもんなぁ…、お国のヒーローだもんなぁ…と色々と思ってしまった。んで、最近Thin Lizzy聴いてないな、って事もあって久々に登場。 Thin Lizzyの1981年リリース作...

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motorhead - Another Perfect Day

motorhead - Another Perfect Day (1983) 昔レコードを集めていたようなキャリアの長いコレクターが音楽に詳しいだろうと思いがちだが、コレクター諸氏でも全てが網羅できた神に近い人はともかくながら、大部分のまだまだ道半ばの諸氏からしたら集めきれていないレコードなんかも多数あるワケで、それに比べると今時の吸収力のある若い世代がYouTubeやDLなんかで簡単に聴けて知識アップしてしまう構図の方が多分相当にレベル的に...

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Tank - Tank

Tank - Tank (1987) The Damnedから派生したのってThe Lords of New ChurchとTankになるワケだが、どちらもバンドとしてのステータスを確立していったってのは元のバンドにある程度の力量のあるメンバーが参加していたという事で、バンドそのものもそれなりに力量のあったバンドだったってことになる。これがクラッシュやジャム、ピストルズだとそうはならないし、その意味でもThe Damnedというバンドはパンクと呼ばれつつも一番...

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The Lords of New Church - Is Nothing Sacred

The Lords of New Church - Is Nothing Sacred (1983) 古くからスーパーバンドなんて言葉があって、どこそこの著名な人達が集まって組んだバンドって事なんだが、そのウリ文句で成功したのはあまり聞いたことがない。せいぜいポール・ロジャースのBad Companyくらいだろうか、という印象。他にもあるけど商業的にもバンド的にもってのはなかなか見当たらないんだよね。そりゃさ、そんだけの強者集めたら凄いけど個性も強いから成...

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The Damned - Live Shepperton 1980

The Damned - Live Shepperton 1980 キャリアの中でベースからギターへの転身とかドラムからボーカルとかギターとか色々と転身して続けていく器用な人が何人もいる。そもそもどんな楽器もある程度出来てるという基本的な才能だったり、音楽表現者として備わった能力があるからこそそれでも通じるのだろうけど、なかなか出来ることじゃない気がする。マルチプレイヤーって人もいるが、どっちかっつうと演奏家という側面が強くてプ...

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Public Image Limited - Paris Au Printemps

Public Image Limited - Paris Au Printemps...

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The Stranglers - Feline

The Stranglers - Feline (1983) 熱い魂を叩きつけるかのようなロックのエネルギーとパワーが好きだ、というところからすると真逆に位置するこのニューウェイブあたりの路線、そんな魂なんぞどこ吹く風、ひたすらに陰鬱に自虐的な方向へと突き進む内向的なエネルギー、と言ったところか。そのいずれもが人気を博しているし、どちらも同じくらいの人気がある。ただ、大抵は何れかに属することが多いし、両方をバランスよく好むとい...

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Wire - Pink Flag

Wire - Pink Flag (1977) ポストパンクって一体何だったんだろ?なんて今更ながらに思う。次世代パンクって意味合いなんだろうけど、ま、その通りか。ただ、スタイルとしては結構幅広かったからか自分がそういうのを聴いた頃って何かピンと来なかったんだよね。その時に聴いたのって多分Alien Sex Fiendとかなんだろうけど、それが悪かったんだろうか。そもそもがこういうのを聴いてたらもうちょっと興味持って取り組んだかな。ニ...

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Gang of Four - Entertainment

Gang of Four - Entertainment (1979) パンクロック創生期は分かりやすかった。何がしたかったのか、だからああいうのをやったんだ、みたいなのもシンプルだったし、そのパワーとか勢いってのはその時代背景じゃなきゃ出来なかった事だったろうし、だから故に生まれたスタイルだったし、と納得感満載なんだが、その初期衝動の後のスタイルとして進化していったポストパンクや何とかパンクやニューウェイブなどなどは別の話だろう...

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Killing Joke - Killing Joke

Killing Joke - Killing Joke (1980) 自分にとってのロックってブルース色があるかないかってのはまずひとつの基準にはなる。プログレ系になるとそれは別の話になるんだけど、他のものは大抵そのあたりから派生していく。パンクやニューウェイブ、パブロックなどはその系統に属していないので自分的には別の路線にある音楽とも言えたかな。今はそうでもないけど、昔はそういうのがひとつの基準だったから、そこを徹底して聴いてい...

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Ian Dury - New Boots & Panties

Ian Dury - New Boots & Panties (1977) パブロックたるジャンルでの看板スターとして挙げられるのがDr.FeelgoodとIan Dury。いずれも自分的にはほとんど触れてこなかった人達なのでほぼ知らない。アルバムやライブを何度か聴いたことはあると思うけど、全然記憶してないし知らないんだよね。ただ、そういうジャンルの中でのヒーローとしては知っててさ、何でだろ、聴いてみようと思ったこともなかった。聴いても好みじゃなかった...

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Dr.Feelgood - Down by the Jetty

Dr.Feelgood - Down by the Jetty (1975) 歳と共に新しいのを受け付けなくなるって人も多いだろうけど、古いけど新しいもの、即ち70年代だけど通ってきていない音ってのもあって、こうなると新しいものを受け入れられないってんじゃなくって古いものを聴けていなかったってことになるから、聴いてみたくなることってのもあるんじゃないかと。会話してるとパープルとかツェッペリンなんてのはその世代なら聴いていただろうが、ちょ...

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Brinsley Schwarz - Despite It All

Brinsley Schwarz - Despite It All (1971) こんだけ聴いて書いててもまだまだ通っていないジャンルやアルバムなんてのが山のようにある。しかも70年代のロックって限定してもまだあるんだから恐ろしい。英国の、って限定しても同じだし、どんだけ音楽産業ってのは広くて欲深かったのか、そして言い方を変えると実に深い森の中を彷徨う趣味なのか、となる。ココのトコロね、パブロックとかスワンプとかちょこっと聴いてて、あぁ、...

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Help Yourself - Help Yourself

Help Yourself - Help Yourself (1971) 今の時代に至るまでも英国のロックシーンはホントに多種多様なものを吸収して、そもそも新しい音楽を開発していこうなんて意識なしで勝手に新しいものが創造されていってる。何かを聴いてこういうのやりたいな、ってトコから始まって独自解釈と自分達で出来る範囲での取り組みから始まると、いつしかそれはちょいと何かとミクスチュアされていって英国独自のものとなっていく、なんてことが...

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