Archive2017年08月 1/2

Ernie Graham - Ernie Graham

Ernie Graham - Ernie Graham (1971) パブロック…、スワンプ系…、英国で起き続けていたシーンの変化とその呼称、カテゴライズとも言われるけど、それが自分の中で消化しきれないのがこのヘン。フォーク・ロックからスワンプへ、そこからパブロック、さらにはパンクへの発展とどうにも結び付きにくい発展形ではあるが、そういう系譜になるはずだ。その前になると今回のアーニー・グレアムが在籍していたEire Apparentの「Sunrise」...

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Bronco - Country Home

Bronco - Country Home (1970) ロバート・パーマーとフランキー・ミラー、それに本日登場のジェス・ローデンってのが英国三大ブルーアイドソウルシンガーです、なんて初めて知ったわ(笑)。どれもこれも無名な方々で構成されている括りじゃないのか?って感じだけど、自分が接した頃はそういうの無かったのは確かだけど、後になってそういう括りも出来たのかもしれない。いや、多分そうだ。30年前とは色々と変わってきているだろ...

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Frankie Miller - Full House

Frankie Miller - Full House (1977) 英国ブリティッシュブルースロックの最高峰とも言えるFree、その要ともなっていたのがAndy FraserとPaul Rodgersってのは言わずもがなだが、アンディ・フレイザーって人は何とも気まぐれな人だったのか、Free以降ではさほど大きな活動がなくってソロアルバムいくつか…くらいの表舞台、ところが割と裏方で活躍してたりしてその才能はたっぷりと発揮されていたってのは割と知られていない。先日...

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Elkie Brooks - Two Days Away

Elkie Brooks - Two Days Away (1977) 驚いたな、Vinegar Joeの衝撃ブルースボーカリストのエルキー・ブルックスって今でも現役で歌ってるんだ…。しかも相変わらずのドスの効いた声で色々なカバー曲までも歌っているので、ちょっとYouTubeにハマってしまった(笑)。カバーアルバムみたいなのも出してるし、結構根強い人気なんかがあるのだろうか?それにしても自分自身も忘れてたけど、英国の歌姫な割に全然知られていないという...

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Vinegar Joe - Vinegar Joe

Vinegar Joe - Vinegar Joe (1972) 今はどう思う人が多いのか分からないけど、ブルースギタリストって言うと不幸な人というイメージが付きまとっているらしい、と話しててなるほどなと笑えたのだけど、そう言われてみるとそういうギタリストってのは割と好きかも。もっとも白人のロック系のブルースギタリストに限る話なので、そんなに数多くないというのはあるけどね。ここのトコロちょいと土臭い方面にも向いていたところに、こ...

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Hustler - Play Loud

Hustler - Play Loud (1974) プロデューサーによってバンドサウンドが変わる、それでいてプロデューサーは自身のアイデンティティを保ったまま様々なバンドをプロデュースしていく、それってとっても難しい事じゃね?みたいに思えるし、音を聴いてプロデュースしたのあの人、みたいに分かるのって多くはないだろうし。著名な人達のでもそれはわかりにくい。そりゃ元々がバンドの音ありきで、そいつをいじくり倒していくんだから限...

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Peter Straker ‎– This One's On Me

Peter Straker ‎– This One's On Me (1977) Queenネタってのは色々あるんだけど、どれもこれもってトコロで、こいつはかなりホンモノ、っつうかフレディ・マーキュリーの彼氏(?)のアルバムなワケだからプロデュースにも力が入るってなモンだ。元来の才能がこういうトコロで生かされてて、しかもそこに「愛」しかもピュアなのが入るワケだからそりゃあんた、悪いものになるはずないでしょ、と。しかも元々がそういう才能のある...

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The Struts - Everybody Wants

The Struts - Everybody Wants (2014) 初期クイーンで思い出した…、ちょいと前からThe Strutsって知ってる?なかなかユニークだよ、ってことでオススメされてて、バンド名は何かで見たことある程度だったんだけど、もうリバイバルロック系のってどれもインパクトだけで結局飽きるからなぁってのあってあんまり追いかけてないんだよね。新しいエッセンスを取り入れてどこまでシーンで残れるんだ?ってのがキモになってくるし、それ...

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Wishbone Ash - First Light

Wishbone Ash - First Light (1969) ギターの音色って良いよなぁ…、とつくづく色々聴いてて思う次第。好みだけでしか無いけど、そりゃさどれがどんなギターの音だ、って聴いてて分かるほどじゃないにせよ、多分この辺のギターの音なんだろうなぁ、とか想像しながら聴いてるし、そこに微妙に好みのトーンも重なってくるし、更にそれぞれの音色も違うから繊細な楽器だとも思う。そういうのをきちんと大切に出しているバンドってそう...

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Pat Travers - Makin' Magic

Pat Travers - Makin' Magic (1977) 昔はよくロック聴いてたよ、みたいな話はよくあるし自分よりも年上の方々と話してると普通にそういう話が出てくる。そりゃ、中高生の頃に流行ってたのを聴いてたら自然にロックだったりしたって話だろうから時代の成せるワザでもある。後からそれを追求していくってのはやっぱりニッチな世界を探求する人だし、強いて言うなら今追求してっても当時を知ってる人達の方が明らかに時代感を知って...

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Mahogany Rush - Live

Mahogany Rush - Live 時代が変わった、、と言うか文化を知っている連中がジジイになってきたから昔で言う大人がバカにする子供の文化ってのが本人達が大人になってしまったことで自分も好きだから、という世代になってしまって、大人が子供になっていると言うのか…、そうすると今の子供は、みたいな風潮がなくなってきてて理解を示しながら共存するみたいなことになっている。何か良いのか?って思うけど、そういうモンだからそ...

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Rush - Fly By Night

Rush - Fly By Night (1975) カナダのバンドで世界的に知られているバンドはたくさんある。地理的文化的にアメリカの影響もあるのかなぁ、ひとつの国として存在してるんだけど、どっかアメリカと同義みたいなトコロあるから世界に出てきやすい環境なんてのもあるのだろうか?アメリカで売れると世界中に知られるのと同様にカナダで売れるとアメリカでも知られて、結局世界中に知られるというような…、あるんだろうなぁ、多分。 ...

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Teaze - Teaze

Teaze - Teaze (1976) カナダ出身バンドってのはいつもながら不思議だ。不思議と言うか、何のヒネリもなくって田舎臭いという共通項が面白いが、プレイしている姿を見ているとひたすらに熱くてこれぞR&R!って思えるのが多いし、ぱっと見てカッコ良い。ただ、やっぱり深みの無さからか人気に火がつくほどではなくいつしか…となってしまうのも多い。本日のTeazeなんてのは正にそんな典型。 Teazeの1976年ファーストアルバム「Teaze...

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Moxy - Moxy 2

Moxy - Moxy 2 (1976) 未だ70年代のロックが制覇しきれないというのはもうどこまで行っても無理なんだろうなぁ…。制覇するという気もないけど、それなりに聴けるかなって希望は抱いていて、それなりには聴いたけどまだまだたくさん転がってて、しかもどんどんと知らない世界や新しい世界も出てくるし、もう時代終わってるのにまだまだ出てくるんだよ、ってな感じ。もちろんすべてを知ってるハズもなく、そんな網羅も出来るはずも...

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Roxy Music - Viva!

Roxy Music - Viva (1976) ロックの偉人たちもどんどんとこの世を去ってて、アレコレ調べているとそれを知ることが多い。有名な人は何かとニュースになったりするのでその時に知るんだけど、そうでもない人はひっそりといなくなってて、バイオグラフィーとか何かのきっかけで見ているといつしかいなくなってた、みたいなのを知る。なんとも寂しいお話だけどそういうモノだろうか。ジョン・グスタフソンにしても2014年には他界して...

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Joe Jammer - Headway

Joe Jammer - Headway (1974) 不思議な絡みがたくさん垣間見れるのも英国という地理の大きくもなく狭くもない程度の広さの国ならではの味わいか。基本的にそんなに広い世界じゃないようで、ロックってのはやっぱり夢を見させてくれるという面はあるものの実際的には日雇いの下積み生活からのお話みたいなのが多い。それでもなかなか出てこれる人も多くないし、その意味では割りと珍しいパターンの人がこの人、Joe Jammer。 元々...

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Ian Gillan Band - Clear Air Turbulence

Ian Gillan Band - Clear Air Turbulence (1977) 英国B級的バンドのメンツももちろんミュージシャンなのでそういった前歴を経験しながらしっかりとメジャーシーンにも名前が出て来る仕事もしている。そういつトコロでそんな名前を見かけるのは結構面白くて嬉しくなってくるモノだ。別に仕事だからアレだけどさ、ああいうアルバム出してた人が認められてそんなトコロで才能発揮出来てるんなら良かったな、とかそれなら面白いセンス...

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Ritchie Blackmore's Rainbow - Ritchie Blackmore's Rainbow

Ritchie Blackmore's Rainbow - Ritchie Blackmore's Rainbow (1975) 日本のハードロック・メタルシーンって概ねレインボウからの影響が大きいと思ったのはもちろんレインボウを聴いてからの話で、それまではそれこそ日本独自解釈によるメタルシーンみたいに思ってた部分あったんだよね。Zeppelin系列みたいに思うのはなかったからやっぱりレインボウってのは取っ付きやすいバンドだったんだろうと。確かに誰が聴いても、カッコ良...

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Black Sabbath - Mob Rules

Black Sabbath - Mob Rules (1981) バンドってそこまで変化進化してっていいの?いいの、ってのは当然リスナーが付いて来れば良いのだろうけど、一つのバンドがメンバーを替えて音が変わっていって、それでもブランドだけは同じで、看板で売っていくみたいな。実際そういうの多いから十分通じるけど、昔はそんなの皆認めなかったっつうか、どんな良い作品出してもその時点でポリシー無いし裏切られた感が出てくるから売れない作品...

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Iron Maiden - Somewhere in Time

Iron Maiden - Somewhere in Time (1986) 都心部がガラガラになり道路からは車が溢れ、長距離電車や飛行機は満員御礼と民族大移動が開催されるこの時期、じっくりとロックを聴いていた方が人生のためかも?とは思わないけど動けないんだからどうしようもないしな…と元来の怠惰性が行動を制御している…、ダメだねぇ(笑)。ちょいとガツンとしたモン聴きたいし、ベースのカッコ良いのも続けたいな、ってことで当然思い付いたのがス...

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Andy Fraser - Fine, Fine Line

Andy Fraser - Fine, Fine Line (1984) リズム隊に耳が行ってしまう人とギターばかりな人、歌な人と人ぞれぞれに聞いているパートが異なるというのも面白いのだが、楽器をやる人もやらない人もそういう聞き方してるんだろうな、というお話。先日も楽器やらないんだけど、という中でベースとドラムの話ばかりになってて、そういう風に聴く人もいるんだな、なんて思った次第。それも好みが割とはっきりしてて職人芸的なトコロが好ま...

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Jack Bruce - Cities Of The Heart

Jack Bruce - Cities Of The Heart 夏休み…、子供の頃に40日間も夏休みってあったのは何だったんだろう?って思うくらいの休暇だが、あれは大人の事情でそうしてたんだな、というのが判ってきた(笑)。学校の先生ってのは40日間やっぱり休みに近い仕事量なんだろうか?それともその間に多々計画策定したり年間単位や半年単位での仕事量をこなすのだろうか?聞いたことないな。全く羨ましい限り…、なりたいとも思わないからそれは...

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Niacin - Time Crunch

Niacin - Time Crunch (2001) どうしても生きていると自分の世代と近い連中との会話が多くなる。若い世代と常に絡んでいるような生活環境だと面白いのかなぁなんて思うけど、そういう事にもなかなかならない。何かさ、ジジイの会話って大半が健康志向とかで、まぁ、健康にはほぼ全く感心がない自分的にはどうにも知識が増える以外の何者でもなく、実践する事もほぼ無いままなのであまり会話としては意味がない。もっとクリエイテ...

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Marcus Miller - Silver Rain

Marcus Miller - Silver Rain (2005) どんなに優れたプレイヤーでもやはり曲を作るとか音楽的方向性に自信や才能がないとなかなか何年も稼いでいくってのは難しいように見えてしまうのだが、結果的に今でも名前が残っている人ってのはやっぱり才能ある人達しかないだろうし、そんな歴史を紐解くってのも面白いのだろう。そうじゃないとCD出して売るってこと自体が難しくなってくるし、皆飽きてくるし、それはもうどの世界でも同じ...

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Stanley Clarke - Stanley Clarke

Stanley Clarke - Stanley Clarke (1974) 70年代に出てきたジャズ・フュージョン系の世界だとベースって楽器が一気にクローズアップされてバンドの主役になることを証明してしまったとも言える。その中ではスタンリー・クラークやマーカス・ミラー、ジャコパスというような時代を切り開いたベーシスト達がいて、そのどれもがロック側への接近を果たしている。またロック側からもベックを筆頭にこのあたりの連中とのセッションを果...

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Victor Wooten - A Show of Hands

Victor Wooten - A Show of Hands (1996) ベーシストが本領を発揮するのはあくまでも楽曲の中のフレーズのひとつでしかない、という側面とプレイヤーとしてのテクニック披露会というのもあるのだろう。それぞれの活躍するフィールドによってその凄さの伝わり方は違うけど、ひたすらリズムが素晴らしいという人もいれば指さばきが凄いって人もいる。後はも好みだからね。それでもベース一本で名を挙げていくってのはなかなか難しい...

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John Entwistle Band - Left for Live

John Entwistle Band - Left for Live ベースの音は好きだ。いや、当たり前なんだけどバンドやってると自分がギター弾いてて、他はドラムと歌とベースなワケじゃない?んで、ドラムは叩くものだから音の変化ってのはあるけど、ちょいと違うし、歌は歌ってるだけだからもちろん別物で、ベースだけが弦楽器でギターと同じ類のモノだから何やってたって耳に入ってくるし、同じような部分だからいろいろわかっちゃうしさ。細かい音の...

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Jaco Pastorius & Word of Mouth - Truth, Liberty & Soul

Jaco Pastorius & Word of Mouth - Truth, Liberty & Soul やっぱジャコだろ、ってアレコレ見ててさ、ライブアルバム「Truth, Liberty & Soul」がこないだ発掘リリースされているんで、そいつを聴きながらなんだが、とにかく冒頭からもうぶっ飛びモノで、こいつでスゲェって思わない人って相当のセンス無しなんじゃないかって思うくらいにはぶっ飛ぶ。別にこのライブに限った事じゃないんだろうけど、それでもホントに白熱してて...

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Stevie Salas - The Soulblasters Of The Universe

Stevie Salas - The Soulblasters Of The Universe (2004) これは面白い!と思ったサウンドでも当然商売が絡んでいるから才能がそのまま商業ベースに乗るとも限らず、なかなか上手くその才能が伝わり切らない事も多い。もちろん破片すら出てこない人もいるだろうし、見事に才能を商業ベースでも開花させたという人もいる。その意味で昔はそこまで考えなくてもアーティストの才能があればそのままシーンで目立っていったと云うのは...

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Jimi Hendrix - Machine Gun

Jimi Hendrix - Machine Gun  つくづくと、ジミヘンの存在感の独特さを実感する。ジミヘンが出てきてから50年、今でもそういう輩は出てこないし今でも生きてるかのように普通に名前が出て来る人だし、ジミヘンという黒人が奏でたロックスタイルは今の黒人からも出てこないし、白人が一生懸命アプローチしてはいるけど、それはそれという感じだし、やっぱり偉大なロックギタリストだった。ウチのブログでも結構な数が書かれている...

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