Archive2016年10月 1/2
Riverside - Eye of the Soundscape
Riverside - Eye of the Soundscape (2016) インストものを好んで聞く事はあまりないし、そもそもインストってフュージョンとかみたいなのだとアルバム一枚聴けないしね。ジャズとかプログレとかで入ってるのは楽器のぶつかり合いだったり構築美だったりするから良いんだけど、何か割と苦手。多分軽いインストは苦手ってことなんだろう。ポーランドのバンドの中で一番のお気に入りであるRiversideが2枚組のアルバムをリリースする...
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Airbag - Disconnected
Airbag - Disconnected (2016) アルバムがリリースされるのを心待ちにして発売日になってワクワクしながら聴くというバンドって自分達なんかはそうそう多くないと思うけど、今時の連中ってどうなんだろ?そりゃさ、アイドルとかってのは別として、普通に一番でもないバンドの音とかさ、そこまで気にしてないんじゃないかとか勝手に思ってるんだが。ましてやこんな深いニッチなロックバンドの世界でそういう人も多くはないだろうし...
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Albion - The Indefinite State of Matter
Albion - The Indefinite State of Matter (2012) いつの間にかロックというものの幅が世界中各国へと広がっていて、昔は英国かアメリカ、それ以外はユーロロックという括りで片付いていたのが、いつしか細分化されていって、更には第三国の名前まで出てくるようになってきた現時代。ネットの普及でそういうのは早く広くなっていったけど、情報量がとんでもないことになってて整理仕切れない。更にネットの中でも今は単純な解説程...
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Mostly Autumn - Go Well Diamond Heart
Mostly Autumn - Go Well Diamond Heart (2010) どっか時間作って自分の中で未整理なままになっているカテゴリを年代とバンドで整理していかないと何だかワケ分からない状態になったままだ。耽美系プログレの21世紀版なんてぐちゃぐちゃだもん。英国のみならず各国で分けないと整理できないし、女性ボーカルと耽美系、プログレとポップスのあたり、ネオプログレってのかな、そういう類になるものとかフォークから古楽のあたりも...
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Mermaind Kiss - Etarlis
Mermaind Kiss - Etarlis (2007) すっかりとしっとりした女流ボーカルの歌声と自然な旋律のサウンドに癒やされている日々が続いているけど、悪くないね。じっくりと聴ける時間を取ってじっくりと聴く。アナログだったら普通の話だけど、今の時代でこうした聴き方ってのは意識しないと出来ないし、普通に流しちゃうだけじゃわからないことが多すぎる…ってかバンドやミュージシャンに対しても失礼だし、アルバム制作に費やした時間...
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Amarok - Quentadharken
Amarok - Quentadharken (2004) ケルト音楽への傾倒は割と早い時期に来ていて、それはもちろんGary MooreのBlack Roseの影響だったりするのだろうけど、別の角度からもケルトへの影響はもちろんあって、英国フォークからもあっただろうし、プログレなんかからもあっただろう。何かにつけて、そういうのを聴いているとケルト的旋律が普通に入っていて、自分が聞いていていつもそこでハッとすることが多くてね、そういうのが好きな...
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Luar Na Lubre - Espiral
Luar Na Lubre - Espiral (2002) 地中海辺りの音楽なんて幾つかカジッたことあるくらいで全然これがそうだ、なんてきちんと知ることもないまま来ている。それがここのところ妙に気になってて、このヘン追求していくと面白いかもなぁ…とかね、それぞれの地方がああだからこうだから…と歴史のお勉強もしないとそういうのが理解できない部分もあって、どう絡んでいくのか…、それが閉鎖的な中で進化しているのか、ポップスへの影響は...
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Aman Aman - Musica I Cants Sefardis D'Orient I Occident
Aman Aman - Musica I Cants Sefardis D'Orient I Occident (2006) 音楽の聴き方ってのは色々なパターンがある。もちろんその時の気分によって変わるのも大きいけど、シーンによっても聞きやすいとか合う合わないとかね、車の中だとプログレとかフォークなんてのは全然ダメで、ハードロックやメタルや、家の中では全く聴かないアメリカン・ロックみたいなのも聴けたりする。一方電車になるとこれもまた繊細なのは聴けないから、か...
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Al Andaluz Project - Deus Et Diabolus
Al Andaluz Project - Deus Et Diabolus (2007) 今時大抵のことはネットで検索すれば出てくるんだけど、英語とか各国語が駆使できればね、そりゃ何でも探せる時代だとは思う。自動翻訳ってそれなりに進んでるし意味がわかるレベルには訳してくれるけどさ、やっぱりなかなかマイナーなものをどこまで調べるってのは難しい。情報はあるんだろうけど、ササッとは探せない。日本語だけじゃ全然少ないからさ。ロックなんてのはポピュラ...
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Flairck - Variaties op een dame
Flairck - Variaties op een dame (1978) ロックを演る、音楽を奏でる側になると多種多様な音楽などからインスピレーションを受けて独自の解釈とイマジネーションを加えて創出していく必要がある。突然変異的に全くの独自才能だけで世に無いオリジナルな個性的な音楽を生み出す人もいるのだろうけど、大抵は何かしらのインスピレーションを受けていることが多いだろう。また、継続的に音楽を生み出すに当ってもその時々で影響を受...
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Estampie - Ondas
Estampie - Ondas (2000) 自分の音楽の好みって面白いなと。皆そうなんだろうけど、多少ジャンル分けなんかで好きなモノってのは大まかにあって、その中でもこういう傾向が、とかあって幅が決まってくる。または別のカテゴライズなんかもつまみ食いするから好きだよ、ってのもあるけど、それは突き詰めていくとその中でも同じように好みに差が出てくるハズ。ロック好きだけどジャズもね、ってのと同じでさ、メインはロックでそこ...
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Birdy - Beautiful Lies
Birdy - Beautiful Lies (2016) 秋の気候に似合った気分と音楽、そして木枯らしのイメージと様々な要素がアコースティック的な方向に向かっていると勝手に勘違いしながら自分の気分の象徴のひとつでもあるかのようにそんな音楽を探してみる。ホントはポップス的なところじゃなくてもうちょっとディープにトラッド的や民族的な方面でのアコースティックでミクスチュアなのが探したいんだけどなかなか探すのにも時間がかかるし探し...
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Priscilla Ahn - A Good Day
Priscilla Ahn - A Good Day (2008) 色々と病んでるなぁ…。ロックってやっぱり元気とかパワーとか勢いとかがないと聴けないっつうか聴く側もパワー使うんだよ、きっと。先日久々に友人に会った時に話してて、ちょいと前に結構な病だか怪我だかしてて、さすがにその時にロックとか聴いてたら辛くて、軽いの聴き始めたらBabymetalにハマったって笑ってたけど、最近自分でもどうにもロック聴いてるとしんどいな、っていう時もあって...
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Eric Clapton - Live In San Diego
Eric Clapton - Live In San Diego 随分と涼しくなったな、と思うと大抵10月の半ば頃になっている。昔に比べるとやや暑い時期が長くなっている、と言うか後ろ倒しになってきているような感じがあるんだけど気のせいだろうか。昔ってもほんのン十年前だからそんなには変わらないだろうけど、自分の感覚的にはそんな気がする。まぁ、そういうので言うと色々と日本が熱帯化してきてて昔は南西だけ、なんてのも今は普通に東でも、なん...
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Rod Stewart - Absolutely Live
Rod Stewart - Absolutely Live そういえばロッド・スチュワートもナイト爵を授与されたってのもあったな…。英国ってのはホント、不思議なところで寛容と言うかユニークな文化だなぁと思う。どういう人にこういうのが与えられるのかよくわからんけど、国民が皆納得するような人であるべきなのだろう。日本での国民栄誉賞ってのと似てるのかもね。まぁ、そんなのは所詮他人事なのでどうでも良いんだが、ロックから出てきた連中がこ...
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Bob Dylan - Hard Rain
Bob Dylan - Hard Rain ボブ・ディランがノーベル文化賞を受賞って…、ロックもそういう風に認められるような時代になってきた、すなわち歴史の遺物になりつつあるという見方も出来るのかも。そんな穿った見方しなくても素直にディランの書いていた歌詞が歌というものに乗って、世間に広く伝えられて文化として成り立ったというキャリアとポリシーの産物ということが評価されての受賞なのだろう。アメリカでの街頭インタビューでは...
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Kebnekaise - III
Kebnekaise - III (1975) どうあれ、趣味があるってのは良いことだと思うし、その趣味が時間をかけて追求できたりするものだと尚良い、とも思う。一時的な趣味だとその時だけだから長い道楽にはならないし…、それでも徐々に突き詰めていくってのもあるだろうね。自分でも何度となく気にはなったけど追求しきれていないモノってのあるし、何となくで聴き始めたロックなんてのは未だにこの状態でしょ?あと10年したら聴いてるのかな...
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Tanzbar - Tanzbar
Tanzbar - Tanzbar (1978) 古楽ってよく判ってないけど、古くから伝統的に使われている楽器を用いた音楽のことだろうから、そりゃもちろんそういう楽器で奏でられる音ってのは地域性に密着している=民族音楽で使われる楽器となる。んで、多分近しい地域ではそれぞれが楽器を持ち寄って交流していただろうから、そうミックスされたものもあるだろうし、そこを更にロックなんかにもくっつけてしまった人たちも多数いたし、なるほど...
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Juri et Lisa - All Things Are Quite Silent
Juri et Lisa - All Things Are Quite Silent (1994) 色々漁ってると年に何回か驚愕のバンドやアーティストを発見したりする。それは大抵偶然でしかなかったり、いくつかは紹介してもらったりとあるけど、いずれにしても自分がそこで出会えた事、そして音楽を聴いた時に受ける衝撃度ってのはやっぱり刺激的で新鮮だ。好きな音キライな音、大体そういう感じの音なのかな、とかもちろん世の中的に聞かれてる音なんかはそういう衝撃...
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Nosound - Scintilla
Nosound - Scintilla (2016) 歯医者行かなきゃ…、面倒だな。最初は大抵飛び込みで行ってしまうんだけど、何回か通わないといけないとなると予約制だし、かなり束縛される感あって好きじゃないんだよね。歯医者でも店でも何でも予約するのって苦手。そりゃその方が確かだし、普通にそうしろよって話だけど、今から数時間内とかなら予約してもまだわかるけど、一週間先とかその場その場にならないとわからないじゃない?だけど予約...
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The Pineapple Thief - Your Wilderness
The Pineapple Thief - Your Wilderness (2016) 気分が乗らない日々…、あぁ、音楽的にじゃなくて人生的に?とは言い過ぎだけどなんかねぇ、乗らない日々なんだよ。んでも、そりゃそのままのワケにもいかないし、何となくそういう気分に見合った音を聴いていたりするんだが、よくも見事にそういう気分にマッチした音ってのがあるもんだなと、このジャンルの存在価値をありがたく思ってしまった。気分的には乗らないんだけど、それ...
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Epica - Holographic Principle
Epica - Holographic Principle (2016) これだけ多種多様なサウンドがひしめき合っている音楽、ロックの世界で自分達の個性を打ち出すってのはそうそう簡単な事じゃないだろうけど、それでもしっかりとそれぞれのバンドが新作を出してるんだから、それはやはり個性的なのだろう。目立つ程ものじゃなくても確かに個性的だよな、みたいな所があればウリになるし。あまり考えすぎるとファンから嫌われちゃうからその辺も上手くやって...
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Delain - Moonbathers
Delain - Moonbathers (2016) そういえば以前、ギターをどうやって始めたのかみたいな話をしていて、ああだこうだとあったけど、今はどうなんだろ?って話になったら話している人の子供さんなんかはいきなり今時のメタルとかからやりたがるって。そりゃさ、自分が聴いてるものが当面やりたいモノなんだからそれをコピーするのが発想としては当たり前。だけど、そんなハイテクなものにいきなり挑戦しちゃうよりももっと先にやっと...
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Monument - Hair of The Dog
Monument - Hair of The Dog (2016) ギターを始めたいんだがどこから手を付けていいか分からないから教えてくれ、ってな事を言われたが、はて、自分はどこから手を付けてギターを弾くようになったんだっけ?ギターを始めるって時に人それぞれ取り組み方があるんだなぁってのも改めて実感したけど、自分は明らかにギターを弾きたい、ギターソロを弾きたい、ギターでリフを弾きたい、ロックをギターでやりたい、ってのが先だった。...
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Gift - Blue Apple
Gift - Blue Apple (1974) 70年代のジャーマンハードロックはダサさがウリ、との認識が自分の中を占めつつあって、それは多分に間違っていないだろうが、それだけじゃないよってのを実感するアルバムもあるのは事実だ。そりゃ当たり前だが、ひたすらガツンとするのを好んで聴いているとやたらダサい音のばかりで、そういうモンなんだろうと思っちゃうワケよ。だからとんでもなくAクラスのバンドを聴いてしまうとちょいと驚くので...
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My Solid Ground - My Solid Ground
My Solid Ground - My Solid Ground (1971) ドイツのハードロックバンドに限らずその手のバンドのアルバムジャケットに対するセンスってかなり独特。今でもそうなのかもしれないけど、何というか、普通にセンス無い。無いっつうとアレだけど奇妙奇天烈なのが多くて、かっこいい!とか芸術的だ、みたいに思えるものがほぼ無い。それがドイツのセンスだと言えるのかもしれないし、だからこそドイツのジャケットなのだろう。不思議な...
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Epsilon - Move on
Epsilon - Move on (1972) 外食が多い…ってかほぼ外食の生活なのだが、どこもかしこもチェーン店ばかりになってきてさすがに飽きてきてて、どんなの食べたい?って思ってももう知ってるモノばかりだから飽きちゃっててね、そりゃ高いカネ出したり高級な所とかならいくらでもあるんだろうけど、どうしたって自分の生活圏でメシ食うワケだから普通のしかないしさ、かと言って今更珍しいのがあるワケじゃないし、普通のものを回して...
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Orange Peel - Orange Peel
Orange Peel - Orange Peel (1970) 昔レアだったアルバムってのは今割とネット経由で色々とDLできたりYouTubeにあったりと聴きやすい環境にあるのかもしれない。本人たちですらこんな風に聴けるんだったらもっと聴いてくれよみんな、くらいの気持ちもあるのだろうか、大手みたいに躍起になって消されることもなく転がっている。おかげで幻の…ってアルバムもちょいと探せば聴けたり買えたりするのは良い。しかもCDってやっぱりきち...
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Message - From Books & Dreams
Message - From Books & Dreams (1973) 自主制作1,000枚だけリリースの70年代の幻の作品、何とか何とか、ようやく再発!ってのはやっぱり貴重なアイテムだ、って事は理解しやすい。本当に音楽がDLやネットだけで存在するようになったらそれはもう貴重度希少価値ってのはあり得なくて均一に並んでいる音楽のひとつになる。そうなると均等に聞く人が出て来るから後々のそれぞれの作品の評価が結構変わってくるんだろう。何十年単位...
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Nine Days Wonder - Nine Days Wonder
Nine Days Wonder - Nine Days Wonder (1971) ネットから始める音楽収集ってそれ自体がどれくらい貴重なモノとか希少なモノって認識が実に薄くなりがち。そもそも貴重だ希少だっていう必要性がないから、単語として当てはまらないとも言える。そうするともう全然自分が認識しているようなロックへの楽しみじゃなくなっていて、純粋にその音が好きかとかそういう話だけになっちゃうんだろうか。もう10年もしてロック好きです、みた...
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