Archive2016年09月 1/1
Lucifer’s Friend - I'm Just a Rock N Roll Singer
Lucifer’s Friend - I'm Just a Rock N Roll Singer (1973) イモ臭さが残るジャーマンハードを幾つか聴いてて、あまりにもその手のばかりなのでもうちょっと洗練されたカッコ良さがあるバンドも聴いときたいのぉ…ってことで、手を出したドイツと英国混合編成って言い方が正しいのだろう、Lucifer’s Friend…ルシファーの友達って、ヨーロッパでそれって結構ヘヴィな名前なんじゃないか?なんて改めて思ったりしたが、インパクト欲...
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Birth Control - Hoodo Man
Birth Control - Hoodo Man (1972) ジャーマンハードっても英国のハードなのが流行ってた時期と被ってて、だからこそそれらの影響をモロに受けてるのもあるし、発想が似ている部分もあればどうしてそうなる?ってのもあるけど、どれもこれもダサくてねぇ…、抜けた存在ってのが実に少ないのはお国柄か?その中でも名盤「Live」ってのがあるから結構なバンドだろうって思いながら聴いて漁っていったのがBirth Controlってバンド。と...
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Jeronimo - Cosmic Blues
Jeronimo - Cosmic Blues (1970) 音が良い、悪いというのは時代によってどんどんと変わっていくのだろうけど、どんなのが本当に良い音なんだろね。今のデジタル技術で録られた音は確かに今は聞きやすいしきちんと本来の楽器屋声が持つ音を捉えて再生してくれているのだろう。しかし、それなら昔の音も同じように生々しくその次代の音を伝えてくれている。レンジの幅や情報量と言う部分では圧倒的に少ないのかもしれないから、そう...
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Hairy Chapter - Can´t Get Through
Hairy Chapter - Can´t Get Through (1971) どうも発散しきれていない日々が続いている…、それなりに色々とあるのは当たり前だけど悶々としてるのが溜まりっぱなしなんてのもあるんだな。本人そんなに自覚してないけど、重なってくるとやっぱ鬱になってくるし発散の仕方が下手になるかも(笑)。んで、聴くものもだ、やっぱり頭使って聴くのはヤメてただただガツンガツンと来るのを聴きたいなって思うワケ。じゃ、それってさ、っ...
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Gordon Giltrap - The Peacock Party
Gordon Giltrap - The Peacock Party (1979) まだまだ聴いたことのないアルバムだったりアーティストだったりってのはもちろんたくさんある。何かをきっかけにして聴いてみれば面白い発見もあるんだろうし、自分に似合う音ってのも見つかるだろう。それにしてもあまりにも過剰に溢れているからそれを見つけ出すのが大変だし、自分でも思ってない所で好みの音があったりすることもあるからね、なかなか大変です。無理して探し出す...
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Genesis - A Trick of the Tail
Genesis - A Trick of the Tail (1976) ハードなロックが好きでギターサウンドが好きな自分的にはプログレバンドと言えども聞く回数の多いバンドは圧倒的にクリムゾン、フロイドで、その次にEL&P、グンと減ってイエスとジェネシスになるのだけど、それでももちろん結構聴いたりチャレンジしたりはしていて年数を重ねてもいるからそれなりには聴いてるんだろうと。でも、好む、までは至らずにまたちょっと聴いてみようかなという感...
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David Gilmour - Live in Gdansk
David Gilmour - Live in Gdansk ピーガブとケイト・ブッシュがアーティスト的に割と近い関係にあって、幾つか共演したりしている。一方でケイト・ブッシュってのはピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが発掘して育ててデビューさせているという経緯がある。しかしながら面白いことにピーガブとギルモアってのはオープンに共演してます的なのは写真程度しか見たことがないので、奇才二人の共演ってのはなかなか難しいのかもな...
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Peter Gabriel - Peter Gabriel 3
Peter Gabriel - Peter Gabriel 3 (1980) ロックのアルバムには芸術性の高い作品やエネルギーをそのまま封じ込めた作品、音楽として作り込んだ結果というものなど様々なベクトルを向いたものがあるが、そういうのをカテゴライズしたものがカテゴリという概念、そういう意味で行くと芸術性の高いものがポスト・パンクやニューウェイブ、前衛的なサウンドとも言えるのだろうが、この手の作品は実に難しい。普通にロックだぜ、って言...
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Robert Fripp - Exposure
Robert Fripp - Exposure (1979) ヨーロッパの音楽に傾倒していったBowieさんが名盤をリリースしまくっていった頃、その雰囲気を作り上げていたのはもちろん稀代の音師、ブライアン・イーノだったのだが、その脇でその不思議な前衛感覚を音にしていくギタリストとしてロバート・フリップ卿という人物がいたのだな。そこでこの二人の化学反応を持ち込みながらも、らしさを失わない強力なサウンドが出来上がったのだが、一方でクリ...
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Mick Ronson - Heaven & Hull
Mick Ronson - Heaven & Hull (1994) ボウイの右腕ギタリストとして常に名が挙がるのはミック・ロンソン、自分的にはそれほどかとは思わないんだけど、やっぱり黄金のジギー時代を支えた美青年ギタリストってことで根強い人気があるのだろう。ボウイ遍歴の中でのギタリストって結構多彩なメンツとやってるので面白いし、かと言ってそんなにギターに依存した曲が多いというワケでもないので、やはりクリエイターとしての作品ありき...
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David Bowie - Heathen
David Bowie - Heathen (2002) 大して線の太くないところでも何故か繋がっていて仕事になっていくとか、ふとしたきっかけで会話が弾むとかある。普段接してても全然流れない会話と比べてみるとどちらが自分の日常なのか、なんて思ったりもする。徐々に普通の日常に制されつつあるんだけど、どうにかして脱出して夢の世界で生きたいなんて気がしてるけど、到底無理だろうし、じゃ、一時の夢を見るような生活にしていきたいけど時間...
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Pete Townshend - Scoop
Pete Townshend - Scoop (1983) 自分でギター弾けるようになって色々と楽しみが出てきて、バンドなんかやったりするでしょ、そんで自分達の曲なんてのをやってみたくなるんだけど、誰が曲なんて作るんだ?って、その時点既に素人でしかないんだけど、そうなってくるとギター弾くヤツが普通は曲ってのを作るんだよ、ってなるし自分でもそうなんだろうなぁと思ってたし、果たしてどうやって曲なんて作るんだ?って所から始まるのだ...
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Jimi Hendrix - Live at the Fillmore East
Jimi Hendrix - Live at the Fillmore East 白熱のライブを聴いていると、やっぱり音が古いなぁ〜とつくづく感じる。今のバンドでもこういう演奏している人たちっているって思うけどここまでの熱気を感じることはない…ないのかな、そういうのを耳にしてないだけかもしれないから、そんな事ないよ、今だってスゲェのいるよって教えて欲しいくらいだけど、多分難しいだろう。何せこういう音をやることに賭けてる人達ばかりだし、他...
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Led Zeppelin - The Complete BBC Sessions
Led Zeppelin - The Complete BBC Sessions ロックに対して自分と似たような姿勢で聴いていたって人もそうそう出会うことはないし、異なるからこそ面白いのもあるんだけど、ふとした会話の中で、あ、それ、そうそう、全く自分もそう思ってたんだよ、みたいな会話があってね。いや、ちょこちょことそんな瞬間があるんで止められない。もちろん似たようなあたりが一番のお気に入りなロックなんだけど、やっぱり三つ子の魂百までとは...
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Little Junior Parker - Drivin’ Wheel
Little Junior Parker - Drivin’ Wheel (1973) 古い録音のアルバムだとそれぞれの楽器を誰がプレイしているみたいなクレジットが無いものも多くて、結構苦労する。このギタープレイって誰なんだろ?知られてる人なのかスタジオミュージシャンなのか、それとも若いころの誰それなのか、とかそういうのが分かると納得するのもあるし、またこんだけギターが弾けても名が知られてないってのは名が知られている人たちってのはやっぱり...
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Little Milton - Blues N' Soul
Little Milton - Blues N' Soul (1974) ロックの世界ではギタリストってのはとっても花形だし、歌もそうだ。んで、歌いながらギターを弾くってのは2つの花形を一人で持ってく、すなわちワンマンバンドになっちゃうんだけど、実は歌もギターもスゲェって人は多くない。ジミヘンはギターは神だけど歌は別に上手いワケじゃないし、3大ギタリストは歌わないし、クラプトンが頑張ってるけど、どっちも…ってな感じになってるし、なかな...
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Memphis Slim - At the Gate of Horn
Memphis Slim - At the Gate of Horn (1958) シカゴにメンフィス、テキサスにニューヨーク、ブルースはその地域地域に密着したスタイルを着実に根付かせていて、今でもそのスタイルはその土地々々に継承されているし、ニューオリンズなんかは純然たるブルースというスタイルにはならずに更に独自進化している。そんな土着音楽がブルースだ。最初は分かんなくても、何となくこれがあれがと聴いているとシカゴは、メンフィスはなん...
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Robert Jr Lockwood - Steady Rollin’ Man
Robert Jr Lockwood - Steady Rollin’ Man (1974) 昔はリズム&ブルースとブルースの意味合いの違いなんてのがよく分からなかった。R&Bってブルースも含めての事じゃないの?とかね、ソウルとR&Bとかブラコンとかその辺の意味の違いも分からなかったな。単なる総称なんだけど、それなりにその単語があるということは意味があるってことだろうし、それぞれの代表的なモンってのがあるんだからそれなりに意味のある呼び方なんだろう...
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Al Green - Green is Blue
Al Green - Green is Blue (1969) 色々と重なってて疲れが超ピークでダメダメな日々なのでまともに音楽聴けてない。そういう時に聴きたいと思う音楽ってのはそんな疲れとか無視して突っ走れるくらいのガツンガツンくるロック系か、癒やされたい〜ってのかどっちか。どっちかっつうとガツンと行きたい所なんだけど、その前にこの頃のブルースってのもホーンセクション絡んでたような…とかアレコレ見て聴いて調べてる余裕もなかった...
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Chicago Transit Authority - Chicago Transit Authority
Chicago Transit Authority - Chicago Transit Authority (1969) ブラスロックの本家本元と言えばもちろんシカゴになるのだが、自分的には全然シカゴってバンドを通ってない。有名曲「長い夜」くらいは知ってるけど、アルバム単位で云々なんてまるでなし。ベストヒットUSAとかで出てたのを聞いてた事があるくらいだけど、その時代のシカゴじゃ多分話にならないだろうし。アメリカのロックって全然弱くってさ、リアルタイムで知っ...
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Heaven - Brass Rock 1
Heaven - Brass Rock 1 (1970) ロックの熱気は70年代に限る。いや、限るというか、ひたむきに愚直なまでにそれだけを貫いていたという意味で70年代はぶっ飛んでる。信じられ無いだろうけど60年末には「世界に平和を」ってフレーズが本気で信じられてて皆が皆それを願っていたし、何事にもひたむきに進んでいき、疑うことはなかった時代だ。その流れは70年代に入ってからも続き、商業主義が出てきてもそれはごく一部のお話でやって...
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If - If 4
If - If 4 (1972) 一人でハマりまくって聴くのも良いけど、やっぱりロックってのは発散していくモンだしなぁ、とジャズロックと言えどもそういうのってあんだろ、ってアレコレ漁っててそういえば…って想い出したのがIfってバンド。イフ、ね。ブラスロック代表とも言われるけど、ギターが結構頑張ってる。見事に歪んだギターとブラスが融合しているジャズ的アプローチを取り入れたロックバンドでもあって、世間的(?)に名盤と言...
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Henry Lowther Band - Child Song
Henry Lowther Band - Child Song (1970) 70年代英国ジャズロックの世界は普通にジャズの要素を用いてきたものとフリージャズの世界の原点的なアプローチ、はたまたフュージョンへの布石だったりポップフリージャズとも言えるカンタベリーの世界など多岐にわたる展開を見せていた。それぞれひとつのムーブメントになったワケでもないけど、そういう実験精神から生まれて商売になっていったものもあるし、ニッチな世界を広げていっ...
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Warm Dust - Peace for Our Time
Warm Dust - Peace for Our Time (1971) 久しぶりにこの辺のB級ロックに手を出しているか?そうでもないか(笑)。今やどの時代でもB級路線になってしまったロックってのがあって、それはメタルだろうがメインストリームであろうが世界が広がっているので、その中から次世代に繋がる音が出てきたり実験的だったバンドが取り上げられてカリスマになったりするってのもよくあるお話。英国の70年代B級バンドは自らがそうなろうと決め...
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Manfred Mann Chapter Three - Chapter Three Vol.1
Manfred Mann Chapter Three - Chapter Three Vol.1 (1969) ほっとくとどんどんと70年代英国ロックな音に引っ張られていくのが自分の常なのだが、聴いていてふと思う。こんなの今時聞いて書いてて、読む人も聞いてる人もそんなに多くないだろうし、そもそもジジイ達ばっかだろうし若い世代って聴くことあるんだろうか?なんて気がする。似たようにそのヘンの音に取りつかれている人も多いだろうから最低限の需要はあると思いたい...
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Strawbs - Dragonfly
Strawbs - Dragonfly (1970) アルバムに於けるプロデューサーの役割というものをイマイチよく把握していない。名前からして創り上げる人という役割なのでそのものズバリなのだが、実際は作るのはバンドなワケだろうし、それを料理する役割なら分かるんだけど、創り上げる役割なので、じゃ曲も何も全部作るのか?ってぇとそうでもない。だからどこまでがプロデューサーの役割で変わっていくのか、バンドの役割はどこまで?みたいな...
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Richard & Linda Thompson - First Light
Richard & Linda Thompson - First Light (1978) リチャード・トンプソンの作品を聴く度に思うのはきちんとじっくりと腰を据えて聴かないといけない人だよなぁ、という思い。想いはあるんだけど、なかなか実際にそうやってギタープレイをじっくりと聴くという取り組みには進まないのはやはり独特のギタープレイ、コードワークなり音使いなりだからだろうか、多分自分的にこういう音を取って弾くってことが出来ないだろうなぁって...
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Fairport Convention - Rising for the Moon
Fairport Convention - Rising for the Moon (1975) 深い…、実に深いと思う英国の70年代。ニッチなものが多いとかだけではなくて聴いてて改めて深い世界だと実感しちゃったワケで、何が?って言われても困るけど、こういう音世界ってどういうんだろうな、んでもZeppelinなんかもそのままやってるし、一方では確実に英国伝統の音だし、今の時代にこういうのやってる人たちがいるのかどうか知らないけど、それでもこの世界観っての...
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Spriguns of Tolgus - Jack With a Feather
Spriguns of Tolgus - Jack With a Feather (1975) どれくらいの確率か、CDで再発します、って時にどうしてかアルバムジャケットが変わっているケースがある。もちろんアーティスト側の意向であることはほとんどない様子なので、売るレーベル側や権利を獲得したレーベルが売るために変えるのだろうけど、それがまた大幅に替えてる場合もちょこっといじる場合もあるというのがユニーク。それが90年代に古い幻のあルバムなんかでヤ...
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Sandy Denny - Live at the BBC
Sandy Denny - Live at the BBC 英国女性フォークを聴いているとその美声に聴き惚れる事が多く、自分レベルが名前を知ってたりするんだからもちろんそれなりに名を馳せた方々ばかり。そして、どれもこれも上手いし個性もあるし歴史に残っていくべき人ばかりだから、そんなに好みが分かれるモノでもなく、満遍なくどれも良いなぁ…って聞いている。その中でもやっぱり改めて聴いているとダントツに個性が飛び抜けてるんだ、ってのを...
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