Archive2016年08月 1/2

Vashti Bunyan - Demos 1964 - 1967

Vashti Bunyan - Demos 1964 - 1967 アーティストのデモテープなんて昔だったらアングラモノでしか聴けなかったし、それだって誰でも聴けるってもんじゃなかったからその手のって見つけたら随分と楽しませてもらったものだ。アーティストからしたら完成品があるんだからもちろんそれを楽しんでもらいたいのは当然で、その最初とか途中のデモテープなんてのはメモだったりスケッチだったりする程度の話だから世に出すもんじゃない...

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Anne Briggs - Anne Briggs

Anne Briggs - Anne Briggs (1971) ロックに限らず色々な事には常にカリスマ的なオリジネイターが存在していて、時が流れても歴史的に名前が残る人ってのがいる。ロックの世界でもエルビスとかビートルズ、細かい分類で言ってしまえば更にロバジョンなりJBなりってのも出てくるし、メタルならやはりサバスとかその中でも何とかメタルなら誰それ、とかプログレなら○○とか色々ある。そういう意味で女流トラッドフォークの歌手として...

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Contraband - Contraband

Contraband - Contraband (1974) 英国って複雑だ。歴史的にってのもあるし英国という国も今でもイングランド、ウェールズ、スコットランドと北アイルランドと意識的にはきっぱりと分かれているようだし、外部から眺めてみると何かとややこしい事があるけど、どこの国もそんなモンだろうから英国に限った話ではないか。音楽的な所でもそれぞれの特性、個性、土地柄みたいなのはそれぞれあるし、色々と深い。ケルトって一体どこまで...

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Nick Drake - Bryter Layter

Nick Drake - Bryter Layter (1970) 中途半端にしか知らないアーティストって多いから、どこかで調べている時に名前が出てくると、そういう関係性だったの?とかそういう人脈の人?とか色々ある。英国は適度にそれがあちこちで繋がっているのでそういう人の流れを見ていくと、それだけでも色々な音楽に接することになるし頼もしい。一人気に入った人がいたらその背景や関わった作品など色々と漁っていくと誰かと繋がるし音楽的な...

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Martin Carthy - Martin Carthy

Martin Carthy - Martin Carthy (1965) トラッドフォーク系での神様的な存在、ロックで言えばプレスリー、ブルースならロバジョンみたいな感覚になるのかなぁ、マーティン・カーシーとかデイヴィー・グレアムってのはそういう存在に近いんだろうと。ただ、もっと前にもそういう人はいたのは確実だろうし、それがトラッドという世界で、伝承音楽だから、口伝えでしかないからアルバム作品としてきちんと残されているという事が無か...

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Davy Graham - Folk Blues & Beyond

Davy Graham - Folk Blues & Beyond (1964) 英国アコースティックギタリストの輝かしい原点とも言える人がデイヴィー・グレアムであろう、と書いたものの自分自身も昔から名前は知っていたりしたけどなかなか聴く機会もなく、聴いてみても単なるフォークのひとつじゃね?くらいにしか響かなくてダメダメな耳でしかなかったんだけど、自分も大人になってきたのかそれなりに色々と聴けるようになるとこういうのが響いてくるんだよね...

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John Renbourn - Sir John A Lot of

John Renbourn - Sir John A Lot of (1968) 中世の音楽って、バロック音楽とかルネッサンス期みたいな中途半端な知識しかなくてそれもロック経由での知識だから実際に歴史的にいつ頃の音楽を指しているのかとかどういう形態での音楽なのかとかそういうのって全然気にして無くてね、雰囲気と聞きかじりだけだから正体を知らないままだ。だから中世の音楽のような、っていう形容詞は使えるけどその実それって?って突っ込まれると答...

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Bert Jansch - Birthday Blues

Bert Jansch - Birthday Blues (1969) フォーク畑って一言で言っても、その中身はもちろん多種多様な音楽性があって多岐に渡っているものだ。エレクトリックトラッドのようなジグ・リールを楽しむのもあればアコギで切々と、みたいなのもあれば童謡的に脳天気に牧歌的に歌うものもあればフィドルや多様な楽器を用いてのものもある。そりゃロックの世界と同じく一言では言えない世界です。その中でも好みってのは出てくるんだけど...

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The Pentangle - Sweet Child

The Pentangle - Sweet Child (1968) 昔トラッドフォークに手を染めたのは2つの理由からだと思う。ひとつはもちろんジミー・ペイジのギタープレイを研究していくとすぐにバート・ヤンシュやジョン・レンボーンの名にぶつかるから、そこからの意識、それから英国ロック畑を漁っているとそこかしこでトラッド的なフレーズや曲調、アコースティックギターのプレイなど日本やアメリカではまるで聴けないパターンでのプレイが出てくる...

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Steeleye Span - Below the Salt

Steeleye Span - Below the Salt (1972) 薄暗い天候が続いているから暑いというのが、より一層薄れてきててそれはそれでよろしい、というような気分でもあるこの頃、ふと静かなトラッド系でも久々に聴きたいな、なんていう気分の変化が訪れたんでちょいとチョイス。昔は結構色々とハマって聴いて集めてたりしてたんでそれなりに色々とある、あるけど聴き倒したか?ってぇのとはちょっと違っててさ、もちろん口ずさめますなんてほ...

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Lordi - Market Square Massacre

Lordi - Market Square Massacre フィンランドの首都、ヘルシンキは市内で60万人程度の人口、周辺の都市部と言われる部分合わせて140万人程度と言われているが、2006年に怪物メタルバンド、Lordiがユーロビジョンコンテストで優勝をかっさらい、その凱旋記念公演としてヘルシンキの港でフリーライブを行った際には何と10万人が集まったと言われている。外部からの流入などあれども、それだけの国民を動かしたという事で完全に国民...

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Slipknot - (Sic) Nesses Live at Download

Slipknot - (Sic) Nesses Live at Download 超大会場でプレイできるバンドってのはそれなりに音量も音圧もデカくないとやっぱりパワーが足りないような気がする。観客からのパワーを受け止めて返すのもそうだけど、音楽の持つパワーそのものもそれなりのモノじゃないとやっぱり難しいんじゃない?例えばフォーク一本でそんだけの会場でやったとしてもさ、そんな熱気にはならないから単なるコンサートに大人数が来るってだけで、そ...

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Tarja - Luna Park Ride

Tarja - Luna Park Ride 昔に比べたら映像を録るってのは相当ハードル低くなってて、それこそプロ並みの画質で普通にiPhoneで撮れてしまうから映像が氾濫するのも当然ではあるか。とは言え、なかなかプロのミュージシャンがそんな類の撮影マテリアルをソースにしてライブ映像作品をリリースする事は無かったと思う。そういう意味でちょいとびっくりしたのが元Nightwishのボーカリスト、ターヤさんのライブ映像作品「Luna Park Rid...

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Nightwish - From Wishes to Eternity: Live

Nightwish - From Wishes to Eternity: Live ヨーロッパの音楽シーンの進化というか成長って凄いなって痛感したバンドのひとつがNightwish。これもWithin Temptationと同じ頃に知って驚きびっくりして追求していったバンドのひとつ。ゴシック的なカテゴライズされてた事が多かったけど、初期からそもそもそういう感じでもなく、普通に進化系発展形なメタル…メタルってもシンフォニックでドラマティックで映画音楽的な、ちょいと違...

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Evanescence - Anywhere But Home

Evanescence - Anywhere But Home ゴシックって流行ったけどやっぱり流行りものだったんだなぁ…と。それで生き残ってるバンドもあるし変化していったバンドもあるけど、今本気でゴシックをやってるバンドってないだろうしさ。良くも悪くも一つの形を作ってしまって、そこから離脱できなかったと言うか、そこだけしかなかったから発展しようがなかったと言うか…、そのひとつの形を作ってしまったってのがエヴァネッセンスなんだろ...

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Within Temptation - The Silent Force Tour

Within Temptation - The Silent Force Tour タワーレコードに行ったらライブビデオが流れてて、そこで初めて見て何だろ?面白そうだな…、ってのがきっかけで知ったバンド。ちょうど来日公演もあってリリースされたばかりのDVDをプロモーションしてたから、タイミング良くハマったってお話ながらも新たな刺激で面白かった。今でも楽しめるんだからそれなりの作品だったんじゃないだろうかと言う気がするけど、こういうのは個人の...

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Stevie Ray Vaughan - Live From Austin Texas

Stevie Ray Vaughan - Live From Austin Texas 今となっては伝説になっているスティーヴィー・レイ・ヴォーンのライブ映像ってこれだ!ってのがイマイチ見当たらなくてね、日本公演のも暗くて地味で全然面白みはないし、他の所のもおとなしい会場にゲストで参加しましたみたいなモントルーのとかで、ひたすらにライブを記録しているってのがあんまりないんだもん。それは単にバンド側で録画するにはカネかかるからあまり積極的で...

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Gary Moore - Live at Montreux 1990

Gary Moore - Live at Montreux 1990ライブ映像を記録として残すというのはやはりカネかかる事だったんだろう。テレビ出演やテレビでライブ録画するからってのは一番手間もカネもかからない記録でアーティスト側としては良かったか。大物バンドはそれなりに映像が残されているけど、それ意外はやはりほとんど映像なんて残されていないもんね。70年代に限らずさ。ベックだってまともにないし、まぁ、その頃は映像で残すというのもそ...

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Thin Lizzy - Live & Dangerous

Thin Lizzy - Live & Dangerous バカでかい会場でライブをやれる、やり続けられるロックバンドって割と少ないんだなと言うことに気づいた。大物バンドと言えどもそこまでってのは実は多くはないし、結構数えられるレベル程度なんだな。単発ならたくさんあるかもしれないけど、それでもそんなに多くないか。もっとも、そのレベルに到達する頃にはバンドが解散してたり、既に無かったり再結成だからだったりと、そういうのも多い。...

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The Who - Tommy Live With Special Guest

The Who - Tommy Live With Special Guest エンターティンメントとしてのロックショウが栄華を誇った時代があった。80年代なんてのはモロにそんな時代で、90年代になるとその反動で一気にダークな世界へと時代は変わっていくんだけど、80年代はホント、今思っても何かとバブリーな時代だったな。ロックらしいロックってのがほとんど出て来なくてどれもこれもチャラチャラしたのが目立っててね、大物ロックバンドもそんな流れに呑...

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Heaven & Hell - Radio City Music Hall Live

Heaven & Hell - Radio City Music Hall Live ライブ映像を見ててやっぱり自分の好みとかロックとかそういうのがまざまざと分かってきて面白い。ヘヴィメタルとハードロックの違いとR&Rの違いなんてのもありありと判ってくる。当たり前だけど。こないだのAC/DCってやっぱりR&Rなんだよな。言ってもハードロックであってメタルではあり得ない。一方今回のBlack Sabbath…Heaven & Hellは明らかにヘヴィメタルだ。70年代のバンドにも...

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AC/DC - Live At River Plate

AC/DC - Live At River Plate アルゼンチンでの熱狂ぶりをマジマジと実感できるライブ映像をリリースしているのもいくつかあるだろうけど、こりゃまたスゲェな…ってのがAC/DCのアルゼンチンでの2011年のツアーのライブ。何とも凄い人の波が全てユラユラと飛んでハネて踊って騒いで熱狂しているという暴動だろこれ、ってくらいのライブが見れる。それに触発されるかのようにどんどんと熱を帯びて演奏していくAC/DC、その興奮と熱狂...

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Queen - Live in Budapest

Queen - Live in Budapest リオデジャネイロって単語をよく聞くのだが、そうか、オリンピックの開催地か、って程度にしか世間ごとに興味が無い俗世から切り離れた感覚がヤバい気もするが、リオって言えばさ…ってどうしてもロック的なイメージしかないし、熱狂的な国という印象で、あんなに激しく熱いファン層のいる国もそうそうないだろうと。それでもやはり辺境の地の一つという勝手な解釈ではあるのだが、辺境の地でのライブを...

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Iron Maiden - En Vivo!

Iron Maiden - En Vivo! 辺境の地でのロック熱ってのはこんなにネットとか発展するまではさほど知ることもなくて、クイーンがアルゼンチンとかブラジルで凄い人集めてライブやったってのがビデオで出たりして知る程度で、他のバンドがそんな辺境の地に行ってライブやったなんてのはほとんど聴かなかった。ロシアでやる、とかそういうのは何となくあったけどさ。中国だって全然なかったし、いつからだろうか、南米でのロックイベン...

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Muse - Live From Absolution Tour

Muse - Live From Absolution Tour 今のロックシーンでフェスティバルをやってほぼ確実にトリを任せて観客がいなくならない、みたいなバンドって結構限られるそうだ。ビッグネーム連中はそうだろうけど、言い換えればそれはイベントに出演する必要性はなくて自分達でやれば良いだけだから、そういうのをフェスに招集するってのは必要性からして難しい部分はあるようだ。ツアー中じゃないから単発で、ってのを見つけるみたいだけど...

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Oasis - Familiar to Millions

Oasis - Familiar to Millions ロックはライブが一番だからライブビデオとかライブアルバムってのが好きだ。逆にライブで力を発揮できないのはちょいと違うだろってのはある。スタジオ作業でアルバムを作りこむってのはもちろんミュージシャン的に必要なことなんだけどね、それでもライブでガツンって出来るかどうかなんだな、自分の好みは。最近ではYouTubeで買うほどでもないな~ってのが気軽にそういうライブを見れちゃったり...

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Pink Floyd - Pulse

Pink Floyd - Pulse  ピンク・フロイドと言うバンドは不思議だ。もちろん大好きなバンドのひとつなのだけど、初期のサイケデリック路線時代が割と長くて、「狂気」以降に方向をビシッと定めた音楽性が出てきて、ロジャー脱退で自分的には満了。音楽性は基本的にブルースだけどサイケや感覚的な実験音楽要素が強い。普通はそういう音楽ってのはニッチなもので一般的に人気が出るのとは違っていることが多いのだが、どういうわけか...

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The Rolling Stones - Sweet Summer Sun - Hyde Park Live

The Rolling Stones - Sweet Summer Sun - Hyde Park Live  近年の映像における画質は技術の発展のおかげでとても臨場感溢れてて良い質感なので見ていて楽しめる。昔のライブ映像もこれくらいのクォリティだったらと思ってしまうけど、こればっかりはもうどれだけリマスターしてもしょうがないだろうし、現役なバンドなら最近のライブをリリースすればその問題はクリアするから良い。もっとも映像の中に映っている人間やバンドは7...

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U2 - Innocence + eXperience Live In Paris

U2 - Innocence + eXperience Live In Paris 大会場で十万人規模の観客を集めたライブってのはやっぱりものすごいエネルギーとかパワーとかが溢れているからかバンド側も当然そういう会場に相応しい貫禄やキャリア、テクニックを持っていないと成り立たないのだろうし、そのパワーをすらバンドのエネルギーに変えてしまうくらいの器量がないと難しいんだろうなとか考える。普通にやってるだけ、って人もいるのかもしれないけど(...

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Adele - Live In Grastonbury 2016

Adele - Live In Grastonbury 2016 様々な歌姫がいるけど、ここ最近で圧倒的にそのトップの座に君臨したのがアデル。一般的にはこんだけ売れてるし話題にもなるから知ってて当たり前の存在なんだろうけど、ロック的な側面やそのヘンを漁ってるジジイ共からしたら別に聞く必要があるワケじゃないだろうというポップシーンの産物だろうとしか思えないのだが、どこかで聴いてしまうとその歌声の魅力に惹かれる。自分なんかはアデルの...

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