Archive2016年06月 1/1
Tarja - The Brightest Void
Tarja - The Brightest Void (2016) 音楽の世界ってそれなりの人たちがそれなりの人たちとセッションしたり一緒にやるなんていうことでファンの夢を煽ると言うか膨らませてくれたりするし、それがウリになるってことも結構あったりするんでゲスト参加にそれなりの人というのを持ってくるのはある話。やっぱり匂いとか組み合わせとかあるじゃない?異種格闘技戦ってのもあるけど、それにしてもかなりの意外性で聴いてみるまでよく...
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Amaranthe - Amaranthe
Amaranthe - Amaranthe (2011) 女性がメタルを歌う、ってのはそりゃ古くからあるけどさほど一般的な事でもないし歌おうという人もそうは多くなかっただろうし、世界レベルでもそれはあまり変わらなかっただろうけど、いつしか女性が歌うということすらも普通になり、しかも女性独特の効果を使いながらバンドのイメージもそこに合わせながら、いつしかそれはアイドル商法と同じような領域で使われている事も多くなっているが、人に...
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After Forever - Remagine
After Forever - Remagine (2005) 時代に流されて消えていく音楽、ジャンルは常にあるし、それがいつしかネオなんとかになってリバイバルブームが来ることも普通にある音楽業界。その中で幾つかは融合を果たして新しい世界を生み出すし、ネオなんとかもどこかで自身の生き残りを賭けて進化していかなきゃ残れないし、そういうのがずっと起こってる。最初は何が起きてるんだ?単なる冗談みたいなバンドでもウケるんだな、程度だっ...
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Lacuna Coil - Delirium
Lacuna Coil - Delirium (2016) 世の中は色々変わっていくし、昔は考えられなかったような事も平気で起きていく。自分にしても聴くとは思わなかった音楽のジャンルをを聴いていたり、飽きることはないだろうって思ってたのも今じゃ全然聴かないなんてのもあったり時間は様々な事物を変えていくのは歴史が証明している。ただ、それでも本質的な所はやはり変わらないのはこれまた人間のお話。ココ最近の色々な出来事を見ていて思う...
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U2 - Under a Blood Red Sky
U2 - Under a Blood Red Sky 今となってはアイルランド出身だからこそ出てきた音でしかないのだろう、と勝手に思っているが、出てきた当時から異質な存在ではあったU2、パンク的ではあったけど音からすると随分すっきりと静かで重い音だったから何だろうな、という印象。後にこの手の音を「寒い音」と言うようになるのだけど、なるほど、言い得て妙だと思ったものだ。かと言って熱気が無い音ではないし、不思議な魂の熱さを感じる...
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Clannad - Magical Ring
Clannad - Magical Ring (1983) やっぱりトラッド系の方がケルトとの相性は良いんだろうなぁ…、そこからロックに近づいた音の方がありがちと言うか分かりやすいと言うか、自分的にも昔から親しんでいる音ではあるが、難点は明るくない、という所で、ガツンと聴くぜって言う気分の時には合わない。これにジグやリールが入ってくるとダンス音楽になって明るくなるんだけど、それはそれで飽きちゃって…、好みは難しいものだ。そうい...
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Horslips - Dancehall Sweethearts
Horslips - Dancehall Sweethearts (1974) 自分に課したアイルランド縛りで、結構な数のバンドに取り組んでみたけど、当然ながら自国の民族的旋律をウリにして切れ味のあるフレーズを編み出しているってのは多くはなくって、もっと土着的なアイルランド風味を持ったバンドってのはもちろんたくさんあるけど、それは普通にロックの土俵になっちゃうんであまり面白みに欠けるし、はてなかなか無いものだとつくづくと実感。ましては...
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The Cranberries - Everybody else is doing it, so why can't we?
The Cranberries - Everybody else is doing it, so why can't we? (1993) 身近にある音だけを切り取っていくとやっぱり時代を感じさせる作品ばかりになっているなぁ…、当たり前と言えば当たり前だけど、90年代半ばくらいまでのしかないんだよな。メインのジャンルはあれこれ追いかけたりしてるから新しいのとかでもあるけど、ちょいと脇道の系統のは何かで耳にして聴こうと思わないとなかなか買わないし聴かないしね。昔は割と何...
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The Corrs - Forgiven Not Forgotten
The Corrs - Forgiven Not Forgotten (1995) お国柄の違うバンドの音を聴く時、やっぱり印象的なのはその国の持つ旋律だったり民族的な楽器やリズムだったりする。日本で言えば日本語だったり事や三味線の音、和太鼓なんかもそういう類に入ってくるが、そこに和風な旋律が盛り込まれていれば唯一無二のサウンドとして世界で通じるだろう。今のところそこまで見事に融合させたものってのはあまり聴くこともないけど、上手くやれば...
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Planxty - Planxty
Planxty - Planxty (1973) その土地土地での土着的音楽ってのはやっぱり追求しないと外からはわからないし、そこにいるから、と言うだけで出来てしまう人もいるワケで、どこへ行ったってそういう土着的なものはあるし、その民族性なり地域性なりが面白く聞こえてくるものだ。歌詞にしてもやはりトラッド的なものになると歴史的背景からその土地、狭い地域での物語が組み込まれていたり伝承文学みたいなのが入っていたりと楽しめる...
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The Waterboys - Fisherman's Blues
The Waterboys - Fisherman's Blues (1988) アイルランドと英国の歴史は断片的には知っているものの、その前の事はさほど知らない、と言うか中世ヨーロッパの歴史ってのはどうしても宗教的なものによる対立が深くてそれぞれの国が争ったという程度の認識しかないので大してまともな事を書けるワケじゃないけど、普通にケルト文化からのアイルランド、そしてそこからわずかな距離の英国ってのは文化的な部分では割とリンクするだろ...
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The Pogues - Peace & Love
The Pogues - Peace & Love (1989) 軽くパブに行った時は大抵ギネスを飲む。普通のビールからしたらちょい高めな価格設定ではあるけど、まぁ雰囲気を味わうってのもあるしいいじゃないかと自分を納得させながら飲む。マイルドな味わいで飲みやすいけど重みがあるってのかな、日本のビールってキレ味がどうのってのが多いけど、真逆なのは気候のせいか。アイリッシュパブって結構あちこちにあるんだなぁとつくづく街に出ていると思...
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Frankie Miller - Once in a Blue Moon
Frankie Miller - Once in a Blue Moon (1973) ロックに深入りし始めた頃、幾つかの本を漁りまくりアレコレ眺めてはチェックしてたり、ライナーノーツを見てルーツを探したりしてて、その時にパブ・ロック云々とか出てくる事もあったんだけど、既にパブ・ロックってのを自分の好みからは外していたのでパブ・ロックってあると後回し、もしくは範疇外ってことでほったらかしのままにしていた。それは今でもそのままで、パブ・ロッ...
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Thin Lizzy - Nightlife
Thin Lizzy - Nightlife (1974) アナログ時代に作られたアルバムはA面一曲目、そしてB面一曲目というふたつのオープニングを考える必要があった。B面一曲目だって、それなりにインパクトを持つ曲ってのを配置するのは至極自然だったし、A面最後に終息を感じさせる曲を持ってくるのも普通だった。意図的にそこを無視したトータルアルバムみたいなのもあったりするし、単に曲を並べただけってのもあるけど、大抵はA面B面の始まりと...
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Gary Moore - After Hours
Gary Moore - After Hours (1992) 丸くなったんだろうな、と我ながら思う。もっとこだわりをもって色々と聴いていたつもりだったけど、ここの所は妙に納得して聴いてしまうものも多くなった。ロックじゃなきゃな、とかガツンと来ないとな、ってのはあるけど、それより深いこだわりってのが薄れてきたか。好みという所からプレイヤーの志向が何となく理解できる部分が出来たって事になるが。あんまり面白くないね、それ。単なるリ...
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Peter Green - The End of The Game
Peter Green - The End of The Game (1970) 一向に自分の趣味の解釈が先に進まなくて未来永劫この辺をウロウロしているのだろうか?それはちょっと勿体無いって話で、いくつかは近代的なのもつまみ食いしてるからそれだけってことはないけど、この辺の時代のって何でかねぇ、今聴いてるとまた違う面白さが分かってきて、またじっくり聴かなきゃ、なんて思うのも多いんだよ。音楽って不思議だよな。そのものは変わっていないんだか...
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Rory Gallagher - Photo Finish
Rory Gallagher - Photo Finish (1978) 根本からロックな音を聴いていると絶対に魂揺すぶられるし、ハートが熱くなってくるってのが自然な事だ。そうならないのは多分自分にとってロックじゃないのかもしれない。他人と同じものを聴いて同じように感じるワケじゃないから、人それぞれでロックの価値観が異なるのだろうけど、面白い事に結構重なっていく。好みとは別にそのハートは理解できる、ってのもあるし。何となく好みが重な...
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Roy Buchanan - Live Stock
Roy Buchanan - Live Stock (1975) 本人は何かしたつもりも無いのだがいつの間にか嫌われているなんてことがある。男女間でもあるし、同性同士でもあるだろうし、なんだろうね、自分が嫌う立場になったってのは無くもないけど理由はあるし、それが相手には伝わっていないってことは無かったんじゃないか。人間ってのはわからないもんだ、といつも思うし、だから人とは距離を置こうって考えるのも至極当然なお話で、自分だってそん...
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John McLaughlin - Extrapolation
John McLaughlin - Extrapolation (1969) 歳を重ねたらきっとジャズってのを普通に聴くようになるんだろうな、って漠然と渋いオジサマ的なイメージを持っていたのだが、未だにそんな素振りが自分にはない。そう思うほどにはまだ歳を取っていないのだろう…、ってかきっとジャズ親父になることはないんだろうな、という自我もあるので単なるイメージでしかなかったと言うことなのだろうと。で、ジャズ聴かないか?ってワケではなく...
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Tony Williams Lifetime - Turn It Over
Tony Williams Lifetime - Turn It Over/lifetime (1970) 革新的な試みを常に実験するために色々なメンバーとセッションを繰り返し、ひたすらに純粋にエネルギッシュでパワフルなサウンドを追い求めていた時代、ロック黎明期はそんな事があった。そしてロックのみならずジャズの世界でも同じような試みを常に繰り返している連中がいて新たな世界に飛び出したがっていた。そんなのが一緒にやってみようって思うのはごく自然な事柄...
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Cream - BBC Sessions
Cream - BBC Sessions ロックってオモロいな〜、と嬉しそうに言われた。なるほど、そりゃ面白いわ〜、と共感したものだが、ライブ中心のバンドの楽曲ってライブ毎に演奏が変わるから常にチャレンジしているし、毎日様々なアプローチを試している。仕事だとしたらそんな事しないだろうけど、それよりも純粋にぶつかり合いハプニング、化学反応を楽しんで試している、そしてCreamはそれを売りにしていたから、常にそのアプローチが...
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Jethro Tull - Nothing Is Easy: Live At The Isle Of Wight 1970
Jethro Tull - Nothing Is Easy: Live At The Isle Of Wight 1970 一般的にプログレバンドと捉えられているバンドでもライブを見るともちろん普通のバンドじゃないか、って思い直す時があって、それは単にプログレバンドって仰々しい楽器をいっぱい並べて音を出してるんじゃないのか、みたいなのもあるから普通のバンド編成であんな仰々しいのが出来るはずがないとかね、そういう思い込みもあってさ、だからライブ映像とか見ちゃ...
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Moody Blues - Live at the Isle of Wight 1970
The Moody Blues - Live at the Isle of Wight 1970 古いロックに行き着いてしまうなぁ…、結局戻ってくるのは70年代のロックあたり…、先日そんな会話をしていたのだが、凄くコアな意味でロックってさ、ある一時期のものだったし、同じ人でも同じくある一時期だけひたすらロックだっていう時期があって、結局ロックは幻想の産物でしかなかったのかもしれない、なんて。それでもその幻想に取り憑かれていて、その夢を見たい、聴き...
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Mountain - Live At The Woodstock Festival
Mountain - Live At The Woodstock Festival/ New Canaan H. S. 1969 今は夏ともなればロックフェスティバルが世界中で開催され、普通にバンド側も自身で単独ツアーを組むよりもフェスティバルに参加していく方が全然ラクだし、動きやすいというのもあってフェスティバルツアーなんてのを出来るバンドもいるようだ。日本でも既に夏フェスは定着していて、いくつもの大型フェスが開催されている。自分的にはほとんど行った事ないん...
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Johnny Winter - The Woodstock Experience
Johnny Winter - The Woodstock Experience 音楽シーンこれほど広くあれ、本当に天才と呼ばれる人物はその中でも限られている。一般的に見たり聴いたりしていてもそれは判る人は判るだろうし、知れば知るほどにその天才ぶりに敬服することもよくある。自分みたいな凡人には、という意味だが。溢れんばかりの才能がどんどんと出てきて、プレイに楽曲に、歌などにそれらの天才さが弾け出てきて聴かせてくれたり見せたりしてくれる、...
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The Doors - Live at the Aquarius Theater: First Performance
The Doors - Live at the Aquarius Theater: First Performance 今時の10代か20代前半くらいの若い世代で古いロックに興味がある人達ってどういう感覚で60年代とかを見ているのだろうか?単に古いというモノの捉え方はともかくとして、ロックの伝説的な人物像の捉え方とかさ、音楽的な所とか詩的な面など、まぁ、自分がその頃も既に古いモノだったワケで、それと同じような感覚なんだろうけど、更に情報量が増えまくっている現代...
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Big Brother & The Holding Company - Lost Tapes
Big Brother & The Holding Company - Lost Tapes ふと思ったが、60年代のお話って、もう50年前の事だよな?それでもその頃のロックが一番刺激的だったからしょうがない。よくもまぁ飽きずにそんなのを聴き続けている人もいるし、今でもこうして何かしらの記録を残している人間もいて、多分雑誌の表紙にもなっているだろうし、面白いモンだ。それにしても発掘音源ってのはホント、色々出てくる。多分どれも本当の意味でのオフィシ...
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The Electric Flag - Live Carousel 1968
The Electric Flag - Live Carousel 1968 へぇ〜、これって発掘音源でオフィシャルでリリースされてたのか?っていうのをよくアマゾンで見かける。それがホントにオフィシャルリリースかどうかってのは微妙なものもあるんだが、アマゾンが出品しているのならそれなりの筋なのだろう。他の店の取り扱いだとイマイチよくわかんない時あるけど、あんまりヘンなの扱えないだろうし…、どうかな、どうなんだろ?って今ふと思った。きち...
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Mike Bloomfield - Count Talent And The Originals
Mike Bloomfield - Count Talent And The Originals (1978) こんだけ色々と漁ってても全然情報には追いついていなくて、こんなの出てたのか、と驚かされる事も多い。古いミュージシャンのアルバムって昔の知識のままで自分は過ごしているから実はそこで発掘ものが、とかどこそこの国だけでリリースした、とか知られざる情報なんてのが入っていても知らなかったりする。その人の歴史を紐解こうと思うとやっぱり順番に聴いていくと...
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Bob Dylan - Street Legal
Bob Dylan - Street Legal (1978) 人間関係から紐解いていく英国ロックの歴史と流れってのは昔から意識してるから自然とそういう調べ方になったりするんだけど、これがまたホントに面白いように絡み合っていくのが発見ありで楽しい。現実の今の社会だって結局人間関係、人脈で成り立つことの方が多くて表面上のことよりも結局知ってるか知らないかってのが一番大きな要素だったりする。仕事として捉えればミュージシャンのキャリ...
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