The Rolling Stones - Sticky Fingers Super Deluxe Edition

The Rolling Stones - Sticky Fingers Super Deluxe Edition (2015)
スティッキー・フィンガーズ(スーパー・デラックス・エディション)(初回限定盤)(DVD付)

 ライブラリからビートルズを選ぶ時にはどのバージョンから聴くかってのを悩んだりするくせに、ストーンズのアルバムがまたデラックス盤でリリースされる、なんてのはワクワクしながら聴くんだからファンってのはいい加減だ(笑)。最近はさすがに全部が全部聞く必要もないかと思ってるんで血眼になって聴くってほどでもないけど、やっぱり出てたら聴いてみたいし、その違いを実感したいし、そもそもしょっちゅうは聴かないアルバムなんかだと聞き直す良い機会にもなるし様々な要素が絡んで結局聴くことになるのだ。そういう人も多いだろうなぁ…と思いつつ皆好んでダマされる…騙されてみたくなるのだな(笑)。

 The Rolling Stonesの1971年の名作「Sticky Fingers Super Deluxe Edition」。そいつが3CD+DVDになって登場したってことで気になるアイテムに。気になるっても気になった瞬間に聴いてるってのが今の時代だったりするから横目に見て待ってたって方が強いんだけどね、まぁ、それにしてもよく出してくるね、こういうの。アーティスト側がどこまで容認するかってのがキモだろうけど、歳取ると皆寛容になるのだろうか。カネについては全く問題ないだろうからカネのためってのはないから、ストーンズ好きな連中へのプレゼントっていう意味合いが強いか。そりゃそうだね。

 中味についてはアチコチ書いてあるけど、普通のスタジオ盤のリマスターが1枚、そしてデモやらアウトテイクスやらなんとかバージョンみたいなのがいくつも入ってて、1971年のラウンドハウスのライブが半分くらい。3枚目のディスクは1971年のリーズ大学でのライブの模様が入ってて、映像はマーキーのから2曲、おまけでシングル盤「Brown Sugar / Bitch」。自分的にはデモ/アウトテイクスが面白かったね。クラプトン参加の「Brown Sugar」とか興味そそるもんなぁ。聴いてみると割としっかりハマってて良いね、って感触なんだがさすがに仕事になるとリリースは出来なかったかというような所、「WIld Horses」のアコースティック版なんてのはそのままこっちでも良いよ、ってくらい。何ら不思議はない作風で、最後までどっちにするか悩んだんじゃないかな。てな感じのアウトテイクバージョンが5曲、その筋では知られていてものだけどこうして聴けるとやっぱり違うね。

 ライブはもうこの時期だから言うことなしの出来栄えなことは言うまでもなく、ひたすらに楽しめればOK。見事に1971年頃にタイムスリップしてしまうセットになってるし、そうだよな、これミック・テイラーだもんな…なんてしみじみ思ってしまうお得意なブルージーなフレーズの嵐、自分が一番良く聴いた頃のストーンズってミック・テイラー期かもしれんし、ライブだったら絶対にこの頃のが良いからね。







The Beatles - Magical Mystery Tour

The Beatles - Magical Mystery Tour (1967)
マジカル・ミステリー・ツアー(紙ジャケット仕様)

 ビートルズになりたい、ってバンドのひとつがOasisだったらしいが、そういう思想を持つバンドも多いだろうね。U2になりたいと思ったのがMuseだった訳だし、ストーンズになりたいってのもZeppelinになりたいってのもあるだろうし、最近じゃBlack Sabbathになりたい、なりたいってのかどうかはともかく、そういうのが自分たちがロックを始めるきっかけでもあるだろうし、夢でもあるんだからそうあるべきだしさ。実現してしまった方々と本人達の会合なんてのは大抵が上手く付き合えず、幻滅してしまうってのが多いのかもしれないけど。自分もあまりミュージシャン本人とは話したくない気もするし。

 The Beatlesのアメリカ編集盤のくせにそれなりに地位を確立している「Magical Mystery Tour 」。テレビ映画向けの楽曲とシングル集なんだから悪いはずはなく、練られたヒットソングと軽快なサウンドが中心な…って書いてるけど、実際そんなに軽々しい曲は少なかったりするのがこの時代のビートルズだね。どれもこれもポップスの領域は大幅に逸脱した実験バンド的なスタンスで多岐に渡る曲調を散々と入れてある不思議なアルバム。それでいてカラフルにキャッチーに一般受けしているんだから人々の耳をヘンなものを聴かせるように仕向けた意義は大きい。ビートルズだからってんで売れるし聴くんだから彼らも好き勝手やってもいいからその分実験的なのが増えたのはあるだろう。んで、何かわかんないから聴いてるとだんだんとハマる人も出て来るという…、実際そうだったかわからないけどビートルズからプログレを知った人も多いかもね。

 しかしモノステに何とか盤などの嵐で、ウチもMac上にいくつかのビートルズアルバムがずらりとライブラリされてるんだけど、ちょっと聴きたいなって思った時にどのバージョンを聴くか?って考えなきゃいけないのは面倒だ。最初に2009年ステレオ盤聴いて、ちょっとしてモノラルの方が分厚いかな〜って切り替えて、そうすると曲によってはやっぱステレオの方がいいや、とか…。昔のCDのバージョンも聴いてみたりしちゃって、マニアには充実しているリリースなんだが、普通に聴くにはどれがいいんだ?なんて思ってしまう。ヘンにハードル高い部分あるよなぁ…。と言いつつも多分赤盤青盤あたりかベスト盤買って気に入ればそれなりに何か聴いていくんだろうな。今時そういうのに興味持つ人は周囲にビートルズならね、って言う人もすぐに見つかるだろうから悩まないのかも。

 普段からロックばかり聴いてる自分ですがビートルズってやっぱり凄いし、しょっちゅうは聴かないけどたまに聴く。聴くとその都度凄さを実感する所あって、その時代と音の感触、曲の分解はあまりしないけど同時代のバンドなんかを想定すると圧倒的に先に進んでる真のプログレッシブな姿勢が中後期以降の作品。曲によってあまりにも異なる方向性ってのも見事だからビートルズ聴いてりゃある程度音楽の幅はわかるってのは確かだ。ふと聴いてみたけど…いいな。





Oasis - There & Then

Oasis - There & Then (2001)
There & Then [DVD] [Import]

 今になって見れば分かることも色々とある。昔はホントに好き嫌いだけだったし、まぁ、勉強のためにってのもあったけど結局何度も聴かないし見ないもんね。時が経ち、こんなブログやってるからこそ見直したり聴き直したりするのもあったり、新しいものにも取り組んでいけるってなモンです。所詮趣味なんだから別に好き嫌いでいいんだけどさ、もうね、結構発見があったりするから面白くてさ、一時限りであろうともそこからハマっていくものもあったりするし、ロックは実に多様だ。

 もう随分前のバンドになってしまった感のあるOasisのライブ映像「There & Then」。90年代中期頃が全盛期だったのかな、初期くらいしかまともに知らないけど、それも好きじゃなかったもんなぁ。軟弱な英国のポップバンドのひとつくらいにしか思ってなくて、音聴いてもこういう歪系ってのは違うよな〜なんて思ってたし。それだけ変わったギターの音だったのかもなぁ。仲間内ではイナゴの大群ギターって言ってたけど、かっちりと歪んでなくて粒が粗くてノイジーなんだな、それこそが新味だったし、その昔The Stone Rosesがやってた所なのかもしれない。リアルタイムだとそんな風にしか聴いてなくてそんなに人気があるとも思ってなかったし。まぁ、いつしかそれが違ってるらしいことには気づくんだが(笑)。

 …てなこともあってライブってどうなんだろ?って見てみるワケよ。正直言ってスゲェってのは全く無いし、感動すらしなかったけど、やっぱりライブバンド、なんだろうか、と。兄ちゃんのワンマンバンドってのはモロに出てるからバンドっていう楽しみじゃないのかもしれないね。しかもこの兄弟の顔が好きじゃないから余計に…(汗)。しかし曲は良いなぁ、ホント。今聴いても古くないし、曲もまだまだ新鮮。そういう意味で好き嫌いじゃなくてスゲェなって言えるのはあまりないから貴重か。実に英国シンガーソングライターらしい曲と展開に歌、そしてひねくれた性格、やっぱり面白い存在であることは確かだし、長続きしないのもなるほど、それでもこの一瞬が切り取られているのはありがたいことだ。







Coldplay - Live 2012

Coldplay - Live 2012 (2012)
ライヴ 2012(DVD+CD)

 暑い夏ともなると部屋にこもってる時間も多くなろうと言うものだ。んで、部屋に篭ってるとする事も決まってくるからね、時間の限りインドアなヤツになってる。ただ自分の場合はゲームなんてのは全くやらないからそういう籠もり方は無くて、ひたすら映画見るか音を聴いてるかギター弾いてるか…ギター弾くのは最近そんなでもないから一番ラクなのは映画見てるってヤツだ。でも飽きるから音楽聴く、聴くとね、あれもこれもと色々と聴きたくなるしライブ映像も見たくなる。やっぱりライブ映像、ライブってのはロックバンドの基本だ。スタジオワークの良さもあるだろうけど、ライブでパワーを聴かせてくれるってのが心地良い。

 Coldplayって英国のバンドの2012年のライブ作品「Live 2012」。映像でもCDでもリリースされているが、このバンドも結構なキャリアのバンドになってきてるんじゃないだろうか?その最近のライブをリリースしていて、映像を見てただけなんだけど、こんなバンドなの?音を聴いていた限りではU2チックで切羽詰まった感があって悲壮感や寒さなんてのもきちんと出ていたからそういうバンドなのかと思ってたけど、ライブ見たら全然そんなんじゃなくて普通に熱いライブじゃねぇの。出て来る音とライブのギャップが結構あって、へぇ〜って思った。何か愛の溢れるライブ、客と一体感を持った見事なライブを繰り広げてくれてて、良いモノ見たな〜って気がしてる。もちょっと格好に気を使っててくれると良かったんだが、さすがにグウィネスの旦那さんのバンドだ。これ、パリのライブなのかな?凄い観客数で、しかも盛り上がりも凄いし、皆楽しんでる様がよくわかる。こんだけのライブ出来るバンド、そうそうないだろうし、しっかりと観客と一体感を出せているのもいいね。ホント、こういうバンドとは思ってなかった。

 そういう雰囲気で見ていたからか曲も良く出来てるな、とか雰囲気を表してるな、とかどの曲もどの曲も愛に溢れてて尖ってる所がまるで見当たらない良いショウな感じ。完全なオリジナリティのあるバンドじゃないと思ってたけど、やっぱり長く続けてると味が出て来るね。しかも普通のバンドなんか目じゃないくらいの大物感もきちんと漂ってるし、あまり聴かなかったのは勿体無かったかも…なんて。英国のこのヘンのバンドってCDレベルだとあまり好みじゃなかったから、ライブを見るのがいいよね、やっぱり。



Muse - Drones

Muse - Drones (2015)
Drones

 暑いからかインドア趣味に邁進しているという部分が多くて、映画に音楽、読書に調べ物などなど…、昔はそんなことばっかりしてて時間を費やしてコレクションんを増やしてたなぁ…。でも結局メディアが変わってってレコードやカセットのライブラリもデジタルへ移行し、そのものは徐々に姿を消し、ウチからもかなり売り出してしまったし、その分CDやDVDなどがひたすらに増えていくのがが、ここはそれぞれのCDRやDVDRなどとコピーモノが無限に増えてしまっていくのが問題で、更に昔のCDやDVDもそれぞれのRも含めて読めなくなっているのも数多いって所だ。その辺の問題にぶち当たったのが10年位前だっただろうか…、先日もメディアを随分処分しようとして聴いたり見たりしてたけどそりゃもちろん読めないもあって、改めてデジタルメディアの怖さを実感した次第。

 実に特異なポジションにあると思っているMuseの2015年作品な「Drones」。特異な、ってのはヘヴィロックな割にポップシーンにもきちんと顔を出せるし、どっちかっつうとヘヴィシーンからはあまり受け入れられていないんだが、でもフェスとかではきちんと良いポジションだし、それでいて見てしまうと面白いという魅力に溢れるバンド…、音的にも結構特異な事してるかもなぁ…。そんなことに気づいたのもそんなに古い話じゃない。バンドキャリアはそれなりに長いからずっと聴こうと思えばすぐそばにあったバンドなんだけど全然接点がなかったからホントここ数年のお話。旧譜を結構漁ってたりするんだけど、この人のギターと歌が結構個性的でユニークなので楽しんでる。今回の「Drones」はそれなりなコンセプトアルバムらしいけど、そういうのをきちんと追いかけるまでには至って無くって、そのウチきちんと確認していこうかと思ってるけど、敢えて「The Wall」みたいなのと比較する必要もないだろうと。

 とりあえず今は音だけで楽しんでる。トリオには思えないヘヴィでしっかりしたサウンドを出しているのも見事だし、それでいてギターのリフ作りや歌メロとの絡みなんかはかなり面白くて、なかなかこういう出し方は聴くことがないというか…、ある種の天才なんじゃないかとすら思ってる。んでバンドもきちんとそれを認識してるからかピッタリと付いて行ってる面白さ、何の何のと楽しめるアルバムに仕上がってるのはさすがだ。まだまだ深みを追い掛けていかないといけないバンドだけどね、嬉しいですよ、こういうのに出会えるとね。





The Prodigy - The Day is My Enemy

The Prodigy - The Day is My Enemy (2015)
ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー~ツアー・エディション【限定生産/未発表新曲入りボーナスCD付き来日記念盤】

 ここんトコ、サイバー○○的なのにハマってて、今更ながらってのもあるが映画とかもなんかひたすら見ててこないだなんか一日5本くらい見てた(笑)。しばらくそういうの真面目に漁ってなかったから映画もデジタル技術の進歩で昔のも綺麗になってたり作り直されたりしてるし、音の方もやっぱりデジタル最先端なんてのも入ってくるから結構サイバー的なのも聴けてフムフムなんて…。きっかけは何故か突然にして「ブレードランナー」を見たくなったからというモノでして、そっからしばらくズブズブ…ってな感じ。普段聴く音楽の方もその影響でそんなんばっかが被ってきたから余計にね。

 ってこともあって近年心地良さがわかってきて楽しんでるThe Prodigyの2015年の新作「The Day is My Enemy」。もうキャリア相当長いバンドで当時は最先端中の最先端、消えること無く大御所まで飛躍して今でも斬新なスタイルは圧倒的で、EDMだポップだロックだとどこにも迎合しない独自スタイルは健在で、刺激的だ。ビートが重いっつうか攻撃的で心地良くて、それがロック的なところだけど歪んだ音も必ず入っているから明らかにサイバーな感触。それでいて前に出てるのは当然ビートとデジタル音なので普通にロック的には属せない、個性的で面白いんですな。最新アルバム「The Day is My Enemy」だからと言って特に個性が変わったワケじゃないからそういう意味では作品ごとに何かが凄く変わるってんじゃないのがこのバンドの悩ましい所で、メロディのきれいな曲が必要でもないし、速いのが必要でもない、だからどういうのが良いアルバムになるのかが難しいんじゃない?でもアルバム出してくるワケで、ファンも聴く。自分みたいな新参者なんかはどこから聴いても楽しめる安心さはあるんで助かるけどね。

 トリップできるし攻撃的な気分にもなるし信じられないけどロックなノリが好きな人は結構ハマれる人多いと思う。ちょっと前の自分だったら絶対こんなの聴かなかったし、邪道だ、みたいに思ってただろうけど…、こいつらの方がよっぽどロックしてるぜ…。まぁ、ロックだけってんじゃないけど、スピリットはわかるな。ガンガンにデカイ音で流すとその良さとかクラクラ度が良くわかる。そういうのってロックと同じだし、それで攻撃性が楽しめるんだからサイバーな音なのだ。そしてアルバム全編を通してその調和度合いが見事で飽きない、こんな単調にすら思えるビートが飽きないで楽しめるんだから不思議だ。






Lindemann - Skills in Pills

Lindemann - Skills in Pills (2015)
Skills in Pills

 突如としてリリースされたRammsteinのボーカル、ティル・リンデマンによる新ユニット、Lindemannの報は割と早めに入手していたのでリリースまではちょっと楽しみな部分があった。まぁ、変態の極地を目指しているバンドがRammsteinなんだけど全員凄くシニカルな印象あるし、そもそもどういう音が好きな人達なのかも良くわからないし、外的交流なんかまるで見当たらないバンドだったからこういう形でティル・リンデマンが他のミュージシャンとのユニットで出て来るとはなかなかそれだけで意表を突いている部分がある。

 2015年リリースのLindemann名義「Skills in Pills」。重鎮Rammsteinで聴けるボーカルスタイルはそのままなので、どうしてもRammtsiten的に聴いてしまう部分はあるけど、どうもマイルドと言うかゴツゴツしてない…って思ったら英語だった(笑)。いつもドイツ語で歌ってるからゴツゴツしてたのが英語になると案の定ソフトになる感じ。それはRammsteinの作品でも英語バージョンを聴いていると思うことなのだが、その英語を使っての歌になるとはそれだけでスタイルを変えたアルバム制作ってのはわかるわな。んで、音はねぇ、さすがの一言。コラボで作り上げているし相方のPeter Tagtgrenって方がどんな音の人かも知らないから知ってるRammstein系の音を差し引いてみればPeter氏のスタイルが見えてくる感じだが、もっと幅広いのかな、それでいてデジタルはきっちりと融合されているし当然ながらRammsteinとは違う世界観。

 ん〜、ヨーロッパのバンドだよなぁ。荘厳さとか気品とかそういうのが全然違う。こんなインダストリアル的な音なのにストリングスやオーケストレーションに加えてコーラスワークも入ってるけど、どれも音の進行に品があってねぇ、ヨーロッパ的です。こういう新しい音への試みと自分たちのスタイルをきちんと融合させて世に出すってプロだよ。それでいてきちんとハイレベルなものを出して妥協しない音を期間内に作ってリリースする、ホントにプロ。きちんとRammsteinとの区別も付けているところとそのファンが聴いた時に失望しない作風になってる。Emigrateもそういうのあるけど、あまり飛躍的な進展はしてないもん。やっぱりバンドの音の面での要も最終的にはティルだったのだろうか。そんなことが頭をよぎるけど、素直にこの奇妙な「Skills in Pills」を新たな刺激として楽もうじゃないか。素晴らしい。





Emigrate - Silent So Long

Emigrate - Silent So Long (2014)
Silent So Long

 こんなん出てたんだ、ってかなり後になって気づくことはもう当たり前になっているので何となくアレコレとチェックするようにはしてたけど最近はそういうチェックも手法が変わってきてて情報が漏れてることが多いので、知らぬままで気づかないなんてのは当たり前…話題にならないとやはり知らないものなのだ。それじゃイカンのだけどTwitterとかでも全部は入ってこないし、なかなか良いチェック方法がないものだ。さりとて、そんなに困ることでもないからほったらかしではあるが…。

 2014年に出ていたとは知らなかったEmigrateのセカンド・アルバム「Silent So Long」。ドイツのRammsteinのギタリストのバンドだけど随分前に一枚目がでて、ほほ~、Rammsteinの表面部分が見事に出てきているアルバムで、深い部分は他のメンバーの功績だったかという事が浮き彫りになったという意味で楽しめたのだが、今回は色々な制約から解き放たれたのかかなり趣味的に好きなことをやっているようだ。音楽的な統一性でのアルバムではなく、リヒャルト君のやってみたいこと集か、たまたま知り合っているゲストボーカル陣の好みに合わせた音づくりをしているっつう風味かな。こういうアルバムってのも有りだな、って。

 …とは言え、motorheadのレミーとかマリマンくらいしかまともに名前知らないし…、アルバム冒頭から聴いてると随分カラフルな作風でデジタルとの融合も健在、レミー参加の曲は冒頭からいきなり超ハードなツーバスが流れてきて、なるほどレミーに歌ってもらうために作ったんだろうと。マリマンが歌ってる曲も見事にマリマンならやりそうなスタイルでの曲だから歌う側も違和感なく出来たんじゃないだろうか。よく研究されてるよな…って事はやっぱりリヒャルト君の才能なんだろう。Rammsteinで聴けるデジタルへの近接はここでも如実に現れているからバンドへの貢献度も高かったハズで、Rammstein再開は時間かかるのかねぇ…。







Saturn - Ascending

Saturn - Ascending (2014)
Ascending

 YouTubeやアマゾンってリコメンドがあるからそっちの方まで漁ってみることをしちゃうんだけど、つくづく思うのはこれでどうやって好みを見つけていくんだろう?それともどれも似たような面白さあるから聴いてみればいいのか?なんて気にもなるが、普通に考えてそんなの全部聴いたってしょうがないし、何かのきっかけでバンドを知って気になるなら買って聴けば良いかってことなのだが、あまりにも情報がありすぎる。自分がこの手の好きだなってのはあるけど、それに近いのがこんなに山のように出てきてたらその中からはどうやってチョイスすんだ?ヘンな悩みだ(笑)。

 多分一気に吸収するんじゃなくて何かのきっかけで「へぇ〜」って知っていけばいいんだろう。そんな感じでたまたま知ったのがSaturnなるこちらもスウェーデンのレトロなハードロックバンドで、2014年にファースト・アルバム「Ascending」をリリース。単純に聴きやすかったってだけで、どんなバンドのレトロなのか?ってほどには特化しているバンドは無さそうなのだが、スタイルが古い(笑)。ただ、どれもNWOBHM系の流れは汲んでるからソフトなハードロックテイストよりはもっとエッジの立った部分が入ってきてる。その辺が新たな融合という部分なのだろうけど、悪魔主義的なイメージってのも昔かの系譜だと言えるか。ユニークなのはしっかりとブルースロックの系譜も入り込んでるから他のメタルから入ってきたのとは異なってる点だね。

 ヴィンテージなロックバンドの最大の欠点は最初の笑いから次なる真摯な聴き方へ自分が進めるかどうか、ってところだ。これ聴くならオリジネイター聴いちゃうとかあるし、でもそれだともう飽きてるから新しい刺激欲しいし、結局どうなるかっつうと似たようなバンドを次から次へと聴き漁る、みたいになる。そろそろブルースハードロックベースなスターが出てきて欲しいものだが、それがもしかしたらSaturnか?ん〜、わからん。





Black Trip - Goin' Under

Black Trip - Goin' Under (2013)
Goin' Under

 ここ最近のヴィンテージロックの充実ぶりは以前にも増してレベルアップしている感をヒシヒシと感じている次第、既に本物を超えているんじゃないかっつうくらいの出来栄えのバンドだって出てきているし、見事にナントカと何とかの融合が果たされている、みたいなのもあって世界観を含めてよく研究されてそのスタイルそのままで出されてくるものも多い。これまでも無かったワケじゃないけどここまで多数のバンドが取り沙汰される事はなかったから新しいリバイバルシーンなんだろう。ロックってもうそういう時代に突入しているんだが、どこにどういう風に進むのだろうか?そんな事をちょいと気にするようになってきた…。

 スウェーデンからの使者Black Tripと言うバンドの2013年のデビュー・アルバム「Goin' Under」。これがまた初っ端からWishbone AshっつうかThin Lizzyっつうか哀愁漂うツインギターのイントロから始まり、ダサダサの音とアレンジによる黄金の70年代ハードロックそのままで展開も安心して聴いていられる古き良きロックそのまま。面白いのはそこにNWOHMのエッセンスが入ってるからWishbone Ashのもうちょいハード版に仕上がっているようなところだ。ただもっと勢いあるしロックエッセンスはたっぷりとガツンとカマしてくれる作品。細かくて難しいことは一切無くてストレートに突き刺さってくるが、ところどころでは明らかにメタルの波を吸収している展開なんかもあって面白い。メタル嫌いな人でもハードロック好きなら平気だろうし、Thin LIzzyがやってた世界を現代的にしているような部分はあるか。そう聞いていると新しい取り組みをしてるんだな。

 Enoforcerっていう近年のこの手のバンドでは一番ホンモノ的なバンドがスウェーデンにいるんだけど、そこのギタリストがBlack Tripではボーカルをやってて、ドラマーはそのままドラム叩いているというバンドらしい。かと言ってEnforcerとの質感はちょいと異るってのはやはり音のまぶし方とギタリストの違いだろうか。こういうバンド聴いてみたいなと思ってたバンドに出会えたなぁ…。Wishbone Ashみたいなのって実は全然いないバンドだったし。



Asomvel - Knuckle Duster

Asomvel - Knuckle Duster (2013)
Knuckle Duster

 やっぱりロックはガツンとあるべき…って何回書いてるんだろ(笑)。ちと小奇麗なのを聴いてたからガツンと熱くて不器用でそのまんまだぜ、ってなのも聴きたくなって、誰かが教えてくれたバンドをここで登場させてしまおう。まずねぇ、ジャケットからしてもうここのブログの常連さんなら聴きたくなるんじゃない?どんなヤツか知らんが、レスポールがこんくらいの大きさに見えるってのはそれなりの身長でかなりの細身でしょ。極めつけはこのベルボトムのカッコ良さ。どんなんやってるんだろ?って気にならない?こういうのがジャケットの面白い所だよね。聴きたくなるってのがさ。そして左ハジのバンドロゴ…こういうロゴってやっぱり微妙なんだがメタルじゃないな…かと言って…ってところで更に期待しちゃうワケ。

 Asomvelって英国のトリオバンドのセカンド・アルバム「Knuckle Duster」、何と2013年リリースの作品だ。うん、皆どんなヤツ?ってググるじゃない?すると写真が勝手に見えてしまうとさ…、アレ?もしかして?って思うじゃない?んでYouTube見るでしょ?あ、やっぱそうか、ってなるワケ。んでもさ、裏切られないしカッコ良い、カッコ良さが更に鋭さを増してるから全然嫌悪感もパクリ感もなくって、もはやこれはひとつのジャンルになるよな。うん、motorheadやTankの世界。見りゃ分かるだろ(笑)。

 ところがさ、アルバム流して初っ端からそのまんま。見事にそのまんま。何のためにやってるのか分からないくらいそのまんま。motorheadのステージに出ていても分からないんじゃないか?ってくらいそのまま。唯一違うのは若さと勢い。でも、こういうバンドが若い世代にmotorheadの系譜をきちんと伝えていくんだろうよ。Tankの魂も忘れないでくれと思いたいが…彼らは英国人だからきっと知っているだろう、Tankも。生半可なロック好きじゃ出来ない音だしスタイルだからスゲェガツンと来るワケよ。英国ってのは今でもホント不思議だわ。







CAB - Tony MaCalpine, Bunny Brunel, Dennis Chambers

CAB - Cab (2000)
Cab

 ロックの世界にはジェフ・ベックという変人がいるんだから少々のハードフュージョンと呼ばれるようなジャンルでのギタープレイってのは驚く必要もないという免疫があるのは助かる。ホールズワースなんかもそうだけど、自分からしたらもう宇宙人だし、どういうギターなんだかさっぱりわからないしねぇ…。スティーブ・ヴァイ当たりだとまだ理解出来るんだけどさ。まぁ、そういうワケで古い時代からギターの可能性を追求する輩は他にも何人もいて今に始まったことでもない。でも、自分的にはあまり聴くことなかったなぁ…フュージョンってのはダメだからその先のハードフュージョンなんて世界ももちろん手を出すこともなく、ギタリストの先輩の所でこいつスゲェぞ、って教えてもらったのがトニー・マカパインだった。その時自分は逆にマクラフリンを教えてあげて、まったくトニー・マカパインの話にはならなかった、なんて記憶が…。

 そのトニー・マカパインが2000年に超絶テクニシャン…ってかベテランのテクニシャン二人とのセッションを実現したCABってバンドの「Cab」。もう全然調べてないけど有名なバックの二人、その筋では知らぬものはないってくらいなのだが、そんな強者を従えてのセッションアルバム、見事にギター弾きまくってるんだけど、どうしてこういうジャンルってギターがこういう音なんだろ?いや、それが一番それらしいのはわかるんだが…、音聴くとフュージョン系だよな、なんて勝手に思ってしまうくらいに特徴的な音なんです。ベックなんかもそれに近い音出してるけどさ。

 しかしこういう音でのジャムセッションかぁ…メタルとか出てきた後だからそういう融合も出てきたワケだし、そういうプレイヤー達も音の刺激をそこに求めて楽しんでいただろうし、進化してたんだな。しかしこのアルバム、プレイヤー達のテクニックはどれも楽しめるのだが、如何せん曲としてはさほど魅力がない、そのヘンが自分がフュージョンあまり聴かない所か。楽器の演奏を楽しむ世界なのだから曲が…ってのはあまり関係ないもんな。そんな風に気づいてしまうと聴き方変わるな。そっか、音楽を聴くんじゃなくて音出してる楽器を楽しむ、なんだな。なるほど…。







Planet X - Moonbabies

Planet X - Moonbabies (2001)
ムーンベイビーズ

 時代の音を捉えていくってのは難しい。売れ線のものは音も情報も身近にあって入ってくるのだが、進行形のアングラものや実験的なのはやっぱり注意してないとリアルでは入ってこないものだ。もっとも後になってから興味を持つからリアルの時は知らなかったってのが多くなってきてるんだが、今だから良いってのが多いのも事実だろう。って思うことにしてちょいと想像はできたけど実際に聴いてみると違うなぁ、ってのがこれ。

 Planet Xってバンド…プロジェクトの2001年の2枚目くらいの作品「Moonbabies」か。Dream Theater好きな方には多分普通に知られているんだろうけど、Dream Theaterをクビになった鍵盤奏者が自身のソロアルバム経由にてテクニカルなミュージシャンを集めてプロジェクト化したバンドで、趣味丸出しなのか、変拍子の嵐とテクニックの応酬を存分に楽しめるアルバム。まぁ、自分は実際にはYouTubeでライブを見ててスゲェ〜、こういう世界に進化してるのか…と感じたものだが。70年代好きにはUKとか後期ソフツとかBrand Xとかそんな感じの超絶ミュージシャンによる変態セッションバンドのインストものってヤツだ。ギターにトニー・マカパイン…くらいしか名前知らん(笑)。が、そのトニー・マカパインがとにかく目立つ目立つ。アルバムではベーシストが多数ゲストで迎え入れられているみたいだが、ライブではもちろん一人。鍵盤奏者のデレク・シェリニアンもかなり目立つけどトニー・マカパインの確かさと流れるようなソロワークが見事。自分がギター好きだからそう感じるのだろうけど(笑)。

 それにしてもどうやったらこういう変態的なのをサラリとバンドじゃなくてセッションミュージシャンの集合体みたいなので出来るのだろうか?ホントに音を理解して他のプレイヤーに信頼感があってリズムとラインを感じ取って自分のプレイをする…、アドリブの応酬ってのはまだ分かるんだけど、こういうかっちりと決まっているけどヘンで、そこに更にアドリブも入ってきて展開していくってのは凄いよなぁ、全部覚えてるんだろうか?あんだけキメが入るんだからやっぱ合図とともに記憶してるんだろう。そういうテクニカルなトコとか夢中になって見ちゃうんだけど、音だけ聴いてるとどこか飽きちゃうのは集中力の無さか…、この手のはライブ映像見てる方がいいな。それにしても自分が知ってるトニー・マカパインって長髪だったんだけど…。



Dream Theater - Octavarium

Dream Theater - Octavarium (2005)
Octavarium

 昔は散々飲んで遊んだ翌日でもここまでひどくはダルくなかったんだがなぁ、ちょっと残りすぎじゃね?ってくらいには気持ち悪い半日だった。まぁ、ほぼ一日だった、というべきか。その反動なんだろうか、やっぱり全く面白くない一日になってしまったんで何ともな…。そんな時は気分を変えてロックを聴くとか映画を見るとかそんな過ごし方になるので、ちょっとテクニカルなの聴いておくか、と選んだのがDream Theater…(笑)。

 2005年の作品なのかな、「Octavarium」ってヤツ。ジャケットが面白いから中古屋で安かったし適当に聴いた次第。ヘヴィなのキツイな〜なんて思ってたくせにヘヴィなバンドじゃねえか、って話はあるのだが、自分の中でのイメージはどっちかっつうとテクニカルな集団でしかなくてヘヴィさはさほどでもないという感じだったんだよね。まぁ、アルバム毎にそれは変わるのだろうけど、今回の「Octavarium」は初っ端ヘヴィだからキツイな〜って思ったけどそうでもなかった。それどころか終盤の大作が見事でこれでもかくらいに繰り広げられるプログレメタルの嵐と言う感じで、今時30分もの楽曲をアルバムに入れられるバンドってのは少ないんじゃない?凄いよね。このクラスのバンドなら当たり前か…。

 今更ながらだけど、自分にとってDream Theaterは不思議なバンド。新しいバンドだろ、っていう印象があるのは自分がこの手のを聴かなくなった後に出てきたバンドだから。一方でプログレとメタルの間の子みたいなのに耳慣れた…他のバンドで色々聴いちゃってるから慣れたってのがあって、随分と聴きやすくて流石だな、っていう印象。これはもう後追いとは逆にようやく王道に辿りつけたって所か。2005年の作品だからどうなんだろ?って思ったけどさすがのクォリティで素晴らしい。アメリカでこういうの出て来るのかって思うのが先にあって、確かに聴いてるとヨーロッパではないのだが、それでもあの粗野なアメリカから?っていうのはあるなぁ。偏見だけどさ(笑)。

 そっかジャケットがヒプノシスっぽいから気になったのか。ふと手に取っただけの割には良い作品に出会えて良かったようだ。ちょっと色々と聞いてみなきゃって気になった。そういうのがたくさん有りすぎてきっと何かのきっかけがないと聴かないんだろうが…。



Rush - Moving Pictures

Rush - Moving Pictures (1981)
Moving Pictures [Remastered] by Mercury 【並行輸入品】

 昔誰かと何かの時に「このファイルのパスって何?」って聴いたら「Rushのアルバムの4桁だ」と言われた事があって、そういう風に使うこともあるのかとヘンな事を思い出したのだが、もちろんそれは有名なアルバムの4桁数字だったという話。テクニカルな演奏をさらりと軽くこなすと言う感覚からふと思い出したRushなのだが、その実自分的には全く辞書にないバンドと音で、最初期はZeppelinの云々ってのあったけどあまりにも粗野で好みじゃなくて、かと思えば今度はプログレ的なバンドとしてのRushになるとこれもまた洗練された音と歌のアンバランスが気持ち悪くてダメでね、結局ほとんど通ってないバンドのひとつ。

 1981年のヒット作とも名作とも言われている「Moving Pictures」。正にRushの代表的アルバムとも言わんばかりの作品として知られているのだが、自分的に昔はもう全然聴けない作品でした。今はどうか、ってぇと、ちょいと面白いかも?って思ってる部分が出て来てる。それは多分曲のテクニカルな完成度の高さという所になるのかな、バンドらしさとかロック的なモンではなくてこんだけタイトに軽やかにプレイされている変拍子みたいなところと曲の構成ってのが見事だなと。違和感なくポップス的に聴かせつつやってる事はかなりヘンっていうか…、相変わらず歌は好みじゃないので避けたい所なんだが…、これ誰の歌声に似てるんだろうなぁ…とず〜っと思ってる。多分ピーター・ハミルに通じてるんじゃないかという気がしてるんだけど、それは恐らく自分だけが思ってるお話。

 作品はもう何も言うことなくって、こういうモンがRushです、ってなアルバムなんだろうと。しかし80年代のロックのアルバムで音的に好みだってのがホントに少ない。音作りが全部ポップス系なのでロックに合わないんだよな。だから出て来る音が好きじゃなくなっちゃう。もっとヘヴィな音だったらちょっと違うんだけど、この手のは重い音にはしないからどうしても軽くなる…、バックの音っつうか演奏だけ聴いてるとフュージョンとも言えるもんな。シンセも入ってるし展開も激しいし、2曲目なんてもうその領域にしか聴こえないのは自分だけか?それでも後のプログレ的サウンドを取り込むバンドには結構なお手本となったアルバムのようで、その辺も自分にはない世界なのでこれからなのかやっぱりこのままなのか…、でもRush自体は気になると言えば気になる、か。



Camel - A Live Record

Camel - A Live Record (1976)
A Live Record (w/ bonus track)

 昔々のお話だが、休みの日になるとやっと寝坊が出来るって思う方が強かったから大抵9時とか10時まで寝てたものだ。そもそも寝るのが3時とか4時だからそうなるのは当たり前だけどね。そんな話をしてたら全く逆の考え方で、折角の休みの日だから朝早く起きて色々としたいことをするんだ、って人がいた。なるほど、そういう考え方もあるのか、って思ったが、それからン十年、そんな事考えなくても暑いからか割と早く目が覚める。決して歳のせいではない、と思っていたいがちょっとはあるか?それがあるのは暑かろうが何だろうが、一旦早く目覚めてしまった後に普通ならそのまま二度寝三度寝してたのが、折角だから起きるかな、って気になることだ。もっとも前日飲み過ぎてなければ、だが。朝の空気そのものは結構好きで、心地良いのはわかってるし、かと言って散歩するワケでもないが…。

 フュージョンってんじゃないけど軽めのテクニカルキレイ系な音として自分の中で認識されているのがCamel。これがまたプログレって位置なんだが、自分的には昔からどうもプログレ的には聴こえることがなく、フュージョンに近い位置にいる哀愁漂うバンドなんですな。それは多分スタジオ盤についてなのかもしれなくて、そんな時にライブ盤の「 A Live Record」を聴いて、やっぱどこか浮遊感漂うバンドに変わりはないんだな、って感想を抱いたものだ。だからと言ってキライなワケじゃなく、やっぱりライブの面白さや熱さはしっかりあるので、割と好きで聴いてた。CD2枚組でボーナストラック付けて、しかも曲順も入れ替わってホントに再リリースされた時は買わなかったけどどこかで見つけてへぇ~って思って持ってたのかな、かなり意外な感触と自然なライブ感が良かった記憶がある。はて、どうだっけ?と久々に…。

 「A Live Record」は全盛期のライブと言っても良いだろうしメンバーが入れ替わる過度期とも言える。いくつかのライブの集合体ライブ盤だけど、そんなの全然気にすることのない完成度の高さを誇るライブ盤で、こりゃいきなりメル・コリンズのサックス吹きっぱなしから始まるというあざとさ。レコードの時は「Never Let Go」からの始まりで鷲掴みだったけど、今度はメル・コリンズのサックスで鷲掴み。だからひたすらに聴き続けられるし、もちろん哀愁漂うラティマーはいつもの如く、デイスク1の流れは多分ライブそのものの流れになってるんじゃないかな。ディスク2は「Snow Goose」だからThe Whoの「Live At Leeds」みたいな作りなのだろうか、どっちも雰囲気を味わいながら楽しめるのは良い。良い、どころかかなり良い。この軽さはいつ聴いても自分的には難なのだが。それでも曲の良さが勝ってるな。しかしどこでもメル・コリンズのサックスは強烈だ…





Bruford - Bruford Tapes

Bruford - Bruford Tapes (1979)
Bruford Tapes (Reis)

 寒いのと暑いのを比べてみるとどっちが好きか?寒いのは着ればなんとかなるけど暑いのは脱いでも限界があるから寒い方がマシだ、っていうのが一番理に適ってるんだろうとは思う。でも、自分はどうかな〜、暑い方が好きかな。暑いっても限界あるけどね。まだ寒いところで生活したことってないから寒いってのはどういう生活パターンと思考回路になるのかがわからなくて、ちょっと体験してみたいという気はする。北海道の端っことか良いだろうなぁ〜、ただ、あまりにも人里離れたくはないんで生活に不便の無いレベルでのお話。先日も札幌出身のヤツと話してたけど夏は一ヶ月もないから貴重ですよ、とか北海道でも海には入れる時期が少しだけあるんですよ、など聞いたが、やっぱり基本寒いからこじんまりしちゃうって話。

 フュージョンは聴かないがそこを目指したロックバンドは割とあったよな、あの頃。特に腕に自信のあったプレイヤーたちはこぞってそっちに挑戦してった感じ。ああいうドラム聴きたいな、って頭をよぎってこのヘンってどうだっけ?って取り出したのがBrufordの「Bruford Tapes」。Brufordはセカンドの「One of a Kind」が好きなんで、このライブもキライじゃないんだけど、音がなぁ…ってのがず〜っとあってあまり聴いてなかったし。今更音がってのも気にしないだろうから聴いてみるかね、って流しているが、確かに音は随分とレンジの狭い音だけど演奏がやっぱりライブはいいね。スタジオ盤でのクールなビートとグルーブも良いんだが、ライブでそれをやると詰め込まれた熱さが気を奮い起こしてくれると言うか…、バンドな音になってて良いわ。ブラッフォードのバンドなんだが、もちろんドラム以外にも目立つワケで、それどころかやっぱりジェフ・バーリンのブリブリ感が堪らん。そこにデイブ・スチュワートと残念ながらのホールズワース脱退しててのジョン・クラークのテクニカルなギターが加わりクリムゾン顔負けの演奏が繰り広げられるのが頼もしい。

 やっぱ元がロックなのかな、出音が明らかにロックなのがいい。あ、もうね、ロックがどうとか勝手に書いてるだけなのでどういう意味だろとか、そのボーダーラインはどこなんだ?とかそういうのは気にしないでください。自分がロックだな、これって思ったらそう書いてるだけで論理的なものは特に意識してないです(笑)。いや、でも、いいな、これ。ライブってのはやっぱり熱くなるね。ブラッフォードさんのドラムってのはやっぱり的確にパーカッシブなサウンドですねぇ。





Arti+Mestieri - Giro Di Valzer Per Domani

Arti+Mestieri - Giro Di Valzer Per Domani (1975)
Giro Di Valzer Per Domani

 しかしいつも思うんだが、ホントにここのブログって時勢とか話題性とか流行とか何の脈絡もなく自分が勝手にその場その場で思い付いたものをひたすら書いてるだけで、世間の話題と何ら関連性を持たないよな。もうちょっと合わせる事しても良いんだろうなとは思うし、その方がアクセスも増えるのかもしれないが、今更アクセス増やすってもねぇ、オワコンなブログという形式だし、一応iPhoneとかでも見れるけど何か味気ないし…。実際自分でもiPhoneでアレコレ見てるけどスマホ画面で見るのが好きじゃなくてPC用の画面で見る方が多い。勝手にレイアウトも変わってくスマホ画面って何か違うな〜ってのあるからさ。それ用ってんならいいけど、そういう風にはなってないから困ったものだ。…って何だっけ?

 イタリアのArti+Mestieriってバンドの1975年の2枚目の作品「Giro Di Valzer Per Domani」。ファーストの「Tilt」のジャケットの印象が強くてセカンドはやや陰に隠れがちではあるが、どうしてどうしてと言わんばかりのヘヴィーフュージョンみたいなのがガッツリ聴けます。こんくらいだとフュージョンってよりもロック的で聴きやすいんですな。それも単にドラムがカッコ良いから。タイトで手数が多いし、ロールとかキレが半端なくってしかも軽快でソリッド。冒頭の気品のあるピアノから始まるドラムは一発目から耳を引く。何と言うのか…歌で言えば全て巻き舌で歌っている、みたいなドラミングで、隙あらばロールが入ってくる、みたいな味のあるプレイで超個性的。そして楽曲も多彩な楽器で奏でられるスピード感のある曲が多い。キメとかはモロにフュージョンなんで好みじゃないけど、ドラムのキレがそこを楽しませてくれている。

 基本インスト多数でテーマが有りきで戦慄が奏でられるけどドラムがひたすらそれを邪魔する(笑)、いや、実際はジャマじゃなくて曲に命を与えているとも言えるくらいの躍動感なのだが、さっきからずっとドラムばかり耳に入ってきちゃってさ(笑)。全体像をきちんと掴むにはもっと聴かないとわからない気がする。でも、そこまで辿り着けるかってぇとちょいと難しくてね。どういう時にどういうシーンでこういうのを聴くのかな、って。いや、好きな時に聞けよって話だけどさ、切れ味の鋭いドラムを聴きたい時、か。やばいな、音楽以前の話になっちゃった(笑)。





Focus - 3

Focus - 3 (1972)
3

 もうさ、ロックに対する知識とか錆びついてきてて、忘れてたり抜けたりすることが増えてきた…最近ロック話をひたすらしてないから多分抜け落ちてくんだろうな。普段からそういう会話してるとアレコレ調べたり発掘したり記憶の片隅をつついて引っ張り出してきたり気になったら追っかけたりしてたからさ。そういう刺激がないとまったりと聴いてるだけになっちゃって忘れてく(笑)。あの人があそこでここで…とかの相関性なんてのはどんどん忘れてくもんなぁ…。今カンタベリーの相関関係について語れってもなかなか難しいかも。結構調べまくったのにな(笑)。

 ふたつの事で上述の文章になってましてね、まずEarth & Fireの中後期のベーシストがBert Ruterって人で、ボーカルのジャーネイ・カーグマンって女性の恋人だったからかEarth & Fireに参加したって経緯…それがFocusのベーシストを担ってた人で、Focus辞めてそっち行ったって事らしい。まぁ、どっちが売れるかって…Earth & Fireの方が脈ありだったろうしね。だからFocusをチョイスしてみたんだけど、そこで「3」、1972年の作品で名作と言われてるんだけど昔から全然ピンと来なくて苦手なバンドなんだが、何気なく聴きながらジャケット見てて、あれ?Mike Vernonがプロデューサー?へ?そうなんだ?って驚きで…、ブルース畑の仕掛け人のマイク・ヴァーノンがここで采配振るってるのか?それでこの音かぁ…と。ただマイケル・シェンカーにも影響を与えているってヤン・アッカーマンのギターなんでちょっと聴かないと、ってのもある。

 やっぱり「Sylvia」に注目になっちゃうよねぇ…と。昔もそうだったけどどうもフュージョンに近く聴こえてしまって、クラシックとジャズの間をオラダチックなテイストで割ってみた的なバンドなんだが、テクやらプログレやらの枕詞はともかく、自分的にはあまりにも音楽的すぎちゃうのかもしれない。綺麗だし聴きやすいし…。うん、でも聴いてるとだんだん良さ気になってきた。今もしかしたら自分、Focusの良さがちょっと分かってきたかも??いや、でもやっぱこの展開苦手だ…、あ、ベースのラインも苦手だ…、なんて間をフラフラしちゃう不思議なバンドの音です。ただ、そんだけ楽しめてるってことは面白いんだろうね。



Earth And Fire - Earth And Fire

Earth And Fire - Earth And Fire (1970)
Earth And Fire

 梅雨のせいで外に出る機会も減ってしまって、おかげでたっぷりと存分にインドアな趣味を満喫する時間が取れたのはこの時期ならではの功罪か。まぁ、ブログ書くために音楽聴くってのもあるけど、そうじゃなくて気分的に聴きたいモノをひたすら聴いていたり、見てたりすることが多くてね、だから初見のものとか初めて聞くバンドとかじゃなくて、そういえばアレ…みたいなのを適当〜に漁ってる事が多いワケで、古いのも新しいのも最近知ったのも昔聴いたキリのものなどなどアチラコチラに手を伸ばして楽しむ時間がたくさんあったのは良かったな。やっぱり良いのは良いな〜と感動してたりね。

 さてさて、オランダってだけでもなくて自分的にどこかShocking BlueとつながってしまっているのがEarth & Fire。実際はオランダってだけかもしれないし、時代的にこのふたつが同じ時期にヒットを放ったということからの繋がりなのだが、もちろんリアルタイムじゃないから後追いの知識だけの話。どっちかっつうとEarth & Fireってのはオランダのプログレって位置付けで入ってったから、ヒットチャートで云々の方がピンと来なかったものだ。今となってはヨーロッパにはそういうバンドも多いよな、って認識あるから単純にそっか、ってくらいだけど(笑)。

 Earth & Fireのファーストアルバムは1970年に「Earth And Fire」でリリースされてて、ヒット曲「Seasons」が有名か…か?それは知らなくてもいいんだが、このファーストアルバム「Earth And Fire」も昔アナログで見た時は全然違うジャケットでインパクト絶大だったのが、RepertoirからのCDリリース以来このジャケットになってるのかな。そりゃそうだろうけど、あの印なpくと絶大なメンバーショットのジャケットも古臭くて良いのだが…。中味はと言えば、日本で言う所のムード歌謡そのまま。哀愁漂うメロウな進行とメロディが中心で…でも歪んだギターがかっこよく入ってるのは大きな違いだし、歌は…やっぱオランダってこうなのかな、ショッキング・ブルーとも似通った声色と歌い方でサイケ時代的とも言えるだろうか。後にプログレに走るのは普通にムード歌謡の延長とも言える気がするが、そこにメロトロンが入ってたからで、この最初期は普通にオルガンとかだね。アルペジオとか綺麗で面白いなって思うし、ソフトなプログレ的キメ技なんかもあったりと割と凝ってて、コーラスも当たり前だけどしっかりと歌謡曲的に入ってる。どこかに秀でたアルバム、バンドってんじゃないけど聴いてても悪くない音、って所か。時代を鑑みればかなりロックに寄ったポップスだったろう。




Shocking Blue - At Home

Shocking Blue - At Home (1969)
At Home

 小気味良いR&Rってのからメロウな歌モノ…、女性ってのはやれることに幅があるよなと思うことしばし。そういえばプリテンダーズもこの際…って思ったけどちょっと飽きてきたから何かないかなとアレコレ。案外女性が目立つ所ってのにはいなくて古臭いのやアメリカのSSW系とかポップ系になっちゃうのも面白味ないからと何となく…、あ、コレ、きちんと聴いたことないかもなぁと。

 ショッキング・ブルーです。あの「Venus」の大ヒット作を持つ一発屋的な感覚の人達です。オランダです。なんだけど、実は普通のロックバンドでアルバム何枚も出しててオランダでは70年中頃まで普通にバンド活動してたみたい。多くの人は「Venus」なバンドなんだけど、そういう所を漁るようになってきたのも結構なモノだが、60年代にオランダから出て来てるんだからそれなりに偏屈なんだろうと思ってね取り組んでみましたが、これがさすがにレベル高くて面白い。サイケ時代なのでその雰囲気はあるんだけど出来きれてなくって憧れてるっていう程度、音的にロックに入り込めるほどの土壌でもないからやっぱりややキャッチーなメロが中心になるけど中途半端にビートルズ的なのは入ってきてるから実験色もあるし、かと言ってギトギトにB級になることはなくきちんとメジャー路線。

 「At Home」ではジャケットにシタールが写ってることからわかるように、しっかりとアルバムにはシタールを用いたインストナンバーも入ってて、、だからどうしたって感じの曲なのでシタール弾きたかっただけなんだろうな(笑)。まぁ、それはともかく、このマリスカさんの濃い表情によりややもっさり感のある歌が特徴的なバンドってことになるのだろうか、基本サイケサウンドだけど何の香りもしないという特徴。オランダなんだろうなぁ、こういうの、多分。Eart & Fireとかもそんな感じあるもんね。しかし一発屋的に思ってたバンドのファーストアルバムだけど、普通のバンド以上のレベルでさすがだなという感じだ。ちょいと目線替えないとね。





Cherie Currie - Beauty's Only Skin Deep

Cherie Currie - Beauty's Only Skin Deep (1978)
Beauty's Only Skin Deep

 商売的に考えるとひとつのバンドが解散してメンバーが幾つかに分散してソロ作品を作るってのはとってもありがたいことなのかも、なんて思う。ひとつのバンドが売る枚数とソロ作で売る枚数による違いはあるだろうけど、ソロ作だからと言ってもそれなりに売れるだろうから単純に数倍の売上にはならないにしても倍くらいの売上は稼げるんじゃなかろうか。人気も分散するっていう事もあるからそう簡単でもないだろうし、ソロの契約まで同じ所が持っているってのもそうそう多くないのも実情だろうが。某アイドルグループのおかげでそういうビジネス的なものってとってもわかりやすくなったとも言えるな(笑)。

 The Runaways解散後は正にそんな状況でこれで何倍稼げるかみたいなのあったんだろうとは思うが、それはさておき、本当ならバンドのメインのフロントガール、Cherie Currieのソロアルバムってのが一番売れるハズなのだが、何故かそうはならなかったのはまだまだ若すぎたからだろうか。1959年生まれってことなのでソロアルバム「Beauty's Only Skin Deep」をリリースした1978年ってのはまだ19歳、レコーディング時は18歳、さらに言えばThe Runaways時代は15〜16歳くらいからってことだ。それであのセクシーな格好して、っても少女の衣装でしかないハズなのだが、それで熱狂してたっていいのか?みたいなお話。でもジョーン・ジェットだって一個上なだけだし、Lita Fordもそうだ。う〜ん、恐るべしバンド。

 そんなことなので本人の歌に対する意思ってのはもちろん好き嫌いあるだろうけど、それぞれ個性が出て来ておかしくない話だし、ことCherie Currieに至っては歌だから色々と挑戦できただろう、ってのがたくさん収録されたのが「Beauty's Only Skin Deep」だ、ロック的な側面は鳴りを潜めたボーカル作品に仕上がってる。上手いってんでもないけど普通にポップ歌手としてのクォリティではあるんで聴きやすいし一般的。ただ、自分にはまったく面白く聴こえないのは何も響かないからって話だろうなぁ〜、やりたかったのはそうかもしれんがアルバム的には面白くない。こういうのも出来るんだよ、ってくらいか。かと言って本質的に才能があったのか?ってなるとそうでもない気がするんでやっぱ違うか。大人への階段を歩んでいる成長過程の記録、かな。





Lita Ford - LITA

Lita Ford - LITA (1988)
LITA (リタ) (直輸入盤・帯・ライナー付き

 アメリカの音楽への入り口はやっぱりポップスだったりヒットチャートだったりしたもので、時代時代で感触も違うだろうし、入り口も違うだろう。んで、ど真ん中まで進んだ入り口としてはどこまでも深く広く入っていくから良いんだけど、まったく引っ掛からなかったモノ、でも脇にいたよな、みたいなのも多数あってさ、そういうのも名前と何となくの音の記憶とかKTVでのビデオの印象なんてのもあったりするんだよね。当時はヘヴィすぎてちょっと、ってのが今じゃ軽いね、なんて思うのもあるしさ。スゲェカッコ良いって思ってたのも単にメロディのよく出来たポップスに聴こえるとかさ。

 Lita Fordの1988年リリースのソロ作品「LITA」。これ、その時期のアルバムだったのか…、ホント、良く見たアルバムジャケットで、全然綺麗でもないし可愛くもないからルックスでスルーしてた事を思い出した。MTVでも結構見たからアレかぁ〜って思い出すんだけど、今じゃYouTubeで眺めていられる時代、ほうほう…ってなもんだ。妙に暗めのヘヴィメタルみたいな雰囲気から飛び出してくるオンナみたいなイメージだったしワーロック使ってる女子ってほとんど見たことないから新鮮でもあったか。音の質感は違うけどBlondie的な立ち位置でもあったかもしれない…が時代が違いすぎた。

 さて、アルバムの方は、メタル色強いんだけど一方ではバラード的なのも強くて、そういう意味でもメタル色強い…しかもLAメタル的な趣旨だったのかな。1988年にもなるとそのLAメタルも行き詰まってた頃だからどこかレクイエム的にすら聴こえてしまうのだが、音の問題かもな。それでも彼女の歌は当然ながら艶を増してギターも流暢なフレーズになっていくしアメリカを制したっていう時期があったってのは確かだ。ライブステージのビデオ見てても正に80年代、生き生きしてて心地良い。





Joan Jett & The Blackhearts - Album

Joan Jett & The Blackhearts - Album (1983)
アルバム +6(紙ジャケット)

 女の子によるロックのカバー曲って大抵ストレートなのが多い。昔からカッコイイものは先に女の子が飛び付いて、その後に野郎のファンが付いていくってのは有りがちなお話らしいが、そりゃ女子から見たらカッコイイのに敏感だろうから先に飛び付くって構図はわかる。野郎から見た場合のカッコ良さってのはまた違うトコあるしね。んで、その女子がロックでカバー曲やるとホントストレートになるのも「いいな、好きだ、かっこいい!」をそのままやるからだろう。野郎もそうなんだけど、最後に「でもさ」てのが付くから素直にまっすぐカバーできずにかっこ良く成り切れないんだよ(笑)。

 そんなことをつくづくと感じたJoan Jettの1983年リリースの三枚目のソロアルバム「Album」。ホント昔からよく目にしたアルバムジャケットで、このジャケットの表情と顔が一番Joan Jettらしくないのだが、これがジョーン・ジェットか〜って見てたのもあってイマイチ顔の認識がしにくかったものだ。それと持ってるギターが見慣れなくて何だろ?って思ってたりね。当時はやんちゃなお姉さんのロック遊びアルバムかね、ってな風にも思ってたけどとんでもない、本気も本気のロックアルバムでした。先に話したカバー曲にはストーンズやスライなどがあって、ジョーン・ジェットらしいカバーっつうけど、確かにそのままジョーン・ジェットだ(笑)。細かいこと考えずに自分でそのままロックしてやっただこうなった、ってだけで完全に自分のモノにしちゃってるから出来る技なのかも。カバーとか知らなくて全然構わないくらいにオリジナルな味になっちゃってる。

 アルバム的には元気良いねぇ〜ってのが印象的。細かい凝り方してないからストレートに響いてくる心地良さ、それも普通にR&Rだからわかりやすいでしょ。音的にはさすがに古さを感じるけどギターの粒の粗さは割と好きな感触で如何にもR&R的なサウンド。そうやって聴くと自分の好きじゃない要素がほとんど見当たらないアルバムなのだが、実はほとんど聴いてない。自分の好きな要素が詰め込まれているのに聴く回数が少ないってのは…多分楽曲そのものの問題か?それも悪くない、どころかかなり極上の部類に入るから、自分の好みってのが好みなだけであって深みはなかったってことか。変な事実が突き付けられてしまったなぁ…というオチ。Joan Jettのアルバムのせいではなく、自分の問題かぁ…、まぁ、いいや、こんだけ好きなR&Rカラー出してくれてるんだから楽しもう♪



Blondie - Blondie at the BBC

Blondie - Blondie at the BBC (2013)
Blondie at the BBC

 七夕って7月7日の未明の話だったんだ、って事を初めて知ったけど昔ほど七夕をイベントに据えたものって多くない気がする。まだ梅雨の最中で雨日和が多いからイベントしにくいのかもしれないな。旧暦で企画すれば趣旨に合うし天気も良かろうと思ったら、各所の七夕祭りってお盆前後にやる所が多いようだ。それはそれでお盆もあるし新暦旧暦の扱いって難しいよのぉ。ただ面白いのは概ね昔からある行事は旧暦の方がどれもしっくりと当てはまるっていうものだ。そりゃ、この極東の地で世界標準使われても合わないことばかりだろうってのはだれでも想像が付く。

 へぇ〜、Blondieってこんなのリリースされてたんだ、って事を知った一枚「Blondie at the BBC」。BBCライブなんて誰がリリースされてもおかしくないんで不思議はないけどBlondieあたりはノーチェックだったしね。今思えばどうしてそんなに今でも残る程のバンドになったのかよくわからない。デボラ・ハリーの美貌が、ってんなら他にもこれくらいの美貌の持ち主はいただろうし、ロックの世界にいるから、ってもそれも他もあるだろうよ。そもそもBlondieだってロックの世界なのか?ってトコあるし。多分、とっても偶然が働いたのと巧みだったって事かな。歌が巧いとかってんでもないけど、とってもキッチュで個性的で印象的、そこにあの小悪魔的キュートさ。それでいて音はどうどうたるニューウェイブな質感でポップなラインのくせに、出自はパンク系で系譜としてはロックの線なワケよ。Babymetalじゃないけどパンクサイドでこの小悪魔絡みが出て来たって話なのかもしれないな。そういうインパクトがあったような気がする。

 さて、この「Blondie at the BBC」は正に初期から売れまくりの頃までの絶頂期のライブだから曲も演奏も歌もルックスも悪いハズなし。ホントに思ってるほどロック度が低く、もっとニューウェイブでポップ的。それでいてこのストレートな歌と美貌だからデボラ・ハリー意外のメンバーには全く目が向かないという図式…、別にアクションもなく突っ立って歌ってるだけなのにな(笑)。フランス人形が歌うニューウェーブ的なアメリカのバンド、ってなもんか。見てる側はライブ、面白かったのかなぁ…。ニューウェーブ系はどれもそういう気がしてるんだけど多分自分の偏見。



The Runaways - Live in Japan

The Runaways - Live in Japan (1977)
Live in Japan

 70年代はやはり暑苦しい。その暑苦しさがロックをロックらしくしている、その退廃さ加減がロックらしい世界でもあるし、ひたむきにギターを奏でる、みたいなのが実に好きだ。多分自分が年取ってきたからそういうのがもっと好きになってるんだろうと。何かね、夢のない話を聴くことが多くて何でそう過去をひたすらに懐かしむかね、みたいなのが多いからさ。どうせ話すならこれから先こうしたいとかああなってるとかそういう未来形の会話がいいよ。昔ああだったこうだった、ってのは別に知らない人もいるしためになるならいいけど、そうでもないだろうし。そんな下らないことを会話してたことがあった。つまんねぇな。

 1977年に日本の地を踏んだThe Runawaysの日本公演の模様はこれも当然ながらレコード「Live in Japan」という記録に残されているし、ビデオも出ていた…のか?テレビ放送だけだったのかな?YouTubeで普通に見れるからあまり気にしなくて良いんだろうけど、とにかくジョーン・ジェットがカッコイイ。漠然と単なるストリップクラブバンドみたいに思ってて、その過激さだけで売れてたんだという気がしてたんだけどマジマジと映像見てると演奏ももちろん結構ヘヴィにバンドな音しててロックしてるしさ、バンドが華やかでカッコ良いんだよな。音だってそこら辺のバンドよりは全然骨太だし、地力あるミュージシャンだったのかも。ジョーン・ジェットが何で抜き出てこの後も残っていったのかよくわかる。圧倒的に目立ってるしど真ん中にいるって感じだもん。スゲェな、やっぱ。

 ライブだから当然だけどグルーブしたロックであのルックス、衣装、狙ってるにしても見事。実際今でもしっかりと残っているワケで、この頃の日本人も皆盛り上がってる。なんか、いいな、この時代…熱狂してるってのがありありと分かるし皆何かに飢えてる。バンドにそのエネルギーが伝わりやすいハコの大きさだったからなのか、バンド側もかなり良い出来のライブになったんじゃないだろうか。だからこそのレコード化OKになったとも思いたいし。ちょっと音が濃すぎて疲れちゃったけど(笑)。



Suzi Quatro - Live & Kickin'

Suzi Quatro - Live & Kickin' (1979)
Live & Kickin'

 気になるマナーついでのお話…、もしかしたら自分もたまにあるんだろうけど、二人とか三人でその場にいるのにiPhoneとかケータイをいじって見ててそっちの会話してるってシーン。目の前に時間取って人がいるのに割り込んでくるメールやSNSの方が優先になるってのがわからん。会話の話題で情報漁りとして使ってるならわかるけど、明らかに目の前とは違う世界に入ってるワケで、失礼に値するんじゃね?って思うけどね、もう皆そうでもないみたい。こないだも二人で飲んでる時に相手がそういう瞬間になってて、こいつとは二度と飲まねぇって思った(笑)。飲むなら電話とメール越しに一人で飲んでろって思うもんな。喫茶店なんかでもよく見かけるし、どこでも見かける光景、それが当たり前になって距離を超えて隣にいる感が皆に幸せなのだろうか?よ〜わからん。

 こんなレコードあったんだ、って事を知らなくてCDリリース情報を見かけて…、それも去年の話だけど、いいのが出て来るな〜なんて思ったのだが、1979年にリリースされたライブアルバムだったんですな。Suzi Quatroの1977年の日本公演を収録した「Live & Kickin'」ってアルバム。いやいや〜、若々しくて生々しくて音も良いし綺麗だしライブ感もあるしとっても素敵なライブアルバム。ホント、知らなかったわ〜、これ。昔気づいてたらもっと早く手に入れてたのは間違いないな。んで、聴いててちょっと面白いなってのはあんだけ革ジャンロケンローラー的なイメージだったのがこういうライブ盤を聴くとそこまででもなくて割と可愛らしい音でライブな事。もちろん日本公演のライブの時は革ジャン革パンだったろうと想像してるけど、案外ロケンローな感じでもなかったのかな、って。「WIld One」とかもっとエグくグルーブするかと思ってたけどさらりと一曲目に入ってたり、あの「Devil Gate Drive」だって可愛らしいポップみたいになってる。日宇ずんだギターでグワァ〜ンってのが無いからだろうね。その分歌声が可愛らしく出て来てノリの良いお姉さんのコンサートみたい。

 未だにこの人ってどういう絡みとどういう経歴でこの一瞬だけ輝いた人なのか漁ってないな。一瞬っても5〜6年はシーンにいたんだから普通の衰退だったのかもしれないが。自分の中では70年代と80年代を跨いで活躍してた人って結構少なくて、やっぱり70年代は独特の時代だったのかななんて思ってる。それにしても1977年の日本公演か…、いいな〜、リアルで知ってたら見に行ってた、絶対。





Sweet - Level Headed

Sweet - Level Headed (1978)
Level Headed

 メシを家で食うってのがスゲェ少なくて、概ね外食なのだが、ちょいと広めのファミレスなんてのに入るとどうにも行儀の悪いのが多くて目に余る。だから昔のジジイたちは「今時の若いモンはなっとらん」と言ってたのだなってのがわかった(笑)。自分の常識が世間的にズレてるのか、あまりにもそういうのが多いから不思議ではあるんだが、そうじゃない人も多いんだから目立つだけなのだろう。食事中は帽子は脱ぎましょう、椅子をバンバン叩かない、ホコリが舞うからね。そもそも椅子に転がるな、そこは君の家のソファではないのだ。食事する時はなるべく音をたてずに食べるのが礼儀ですからね、特にこれらを女子がやってるから世も末で…いや、さっきもメシ食いに行っててそんなのが周辺にいて気になってさ、見てても本人何見てんだ?くらいにしか思ってないからそもそも気づかないし、モラルって重要だ、それを知っててやるのと知らずにやるのでは大違いだな。ロックも然り。

 1,978年リリースのもう虫の息に近いかも、って状況のSweetの作品「Level Headed」。何つうのかさ、Sweetってのはキッチュでキャッチーでヒネた英国らしいバンドっつうのがあって、そのクセ色々と多彩なサウンドにも簡単にチャレンジしてそれなりに出来ちゃう、しかも一応名前も通っててみたいなね、軽さがあるんです。Mr.Bigにはそこまでの器用さがなかったのかもしれないがSweetにはあった、才能が。その才能もこの「Level Headed」で終焉に近づいてしまうという印象のアルバムなのだが、聴き直してみればどうしてどうして…、エラく名盤に聴こえてしまうじゃないか。何とも素敵なアルバムでちょっと心ときめいてしまった。

 冒頭からアコースティックギター中心に鳴り響いていて、これはこのアルバムまるごとそういう感触なんだが、悪く言えばアメリカンフォークナイズされた空気、良く言えばLed Zeppelinのアコースティック感と同様の雰囲気を醸しだしているというべきか、どう聴いてもアメリカナイズされたAOR的な音には聴こえなくて、どっから切っても英国だわ、これ。AOR化してるって言われるけどまるでそんな事ないからね。ジャケットはカセットテープの側面図ってのは全開のレコードの針の拡大ってのに対を為すのだろうけど、どちらも今は…の古さ加減。いや、それはともかくサウンドは実にキャッチーでキッチュでポップでヒネててプログレで心地良いという代物、「恋は酸素」ってナンゾや?みたいなシングルヒットもこれで最後となったが、時代がパンクになってディスコになってたのにこんなに純粋な英国音楽じゃウケないだろうよ。それくらいには美しい作品。音的に面白さを書くと、バックはロックなんだがアコギ中心なギターと超ポップな歌メロがくっついているような雰囲気ですな。もちろん全部じゃないから鵜呑みにしないで…。この手のバンドって幾つかあるけどどれもいつも「あったなぁ〜」って話題に出て来るだけという寂しさ…。でも、いいじゃないか、今聴くと良いですよ。



Mr.Big - Sweet Silence

Mr.Big - Sweet Silence (1975)
甘美のハード・ロッカー

 夏、だな。だからどう、ってのはもちろん何もない。エアコンラブになる日々なだけだ(笑)。CD処分に当たりマジマジとこれまでのCDを眺めたりするのだが、やっぱりなんとなくHDDに入れとく?みたいなのも多くてなかなか作業が捗らない(笑)。何かのきっかけで聴きたくなるかもしれないし、聴かないと、って気になるかもしれないしさ。その時にネット上で聴けなくなってる可能性もあるし、何だかんだとそんな保管を追加しているだけのような気がするが…、物理的スペースの削減と整理整頓は重要です、はい。

 意外な所でのコーラスワーク、と言うかハードロックなのかポップバンドなのか冗談なのかよくわからないバンド、そういう意味で器がデカかったとも言えるMr.Bigのデビューアルバム「Sweet Silence」。1975年のリリース作品でして、もちろんアメリカのあの有名なバンドの前です。だから彼らはホントはバンド名の肖像権料ってのがあるならかなり貰っているハズで…、いや、そんなのがあるかどうか知らないし、そういうことも全くなってないのかもしれないしただの妄想なので、真面目に受け取らないように…。そんなMr.Bigですが、昔からホントよくわからないバンドで、聴いては「??」な感じで何とも言えない世界なんです。簡単に言えばポップバンド、なんだけど本気でハードロックも結構カッコ良い。なのにかなりオフザケな感触な楽曲もあるし…、でもさ、上手いんだよね、コーラスとか曲の流れとか。その辺が結構好ましくて何度も挑戦するワケ。

 改めて今聴くと、ホント、Queenに近しい世界かもなぁとか思う。グラムじゃないしハードロックでもないパワーポップってんでもなさそうだ…、ある意味メジャーグラウンドでのゴッタ煮サウンドバンド、何気にかなり良いぞよ…。英国ってのはこういう不思議なのが数多くいるのに今でも名前が残っているELOとかと何かがその境目となってシーンから消し去られているんだな。Mr.Bigを曲単位で語るならばQueen、ELO、Mott The Hoople、Sweet、Bay City Rollersってなトコだろうか。悪く無いっすよ。



Queen - Kind of Magic

Queen - Kind of Magic (1986)
Kind of Magic: Deluxe Edition

 CDケースって昔は実に色々なのあったんだなと思い出しながら日夜作業に励んでいる次第だが、普通のCDケースならともかく2CDくらいになると2cmくらいの分厚い両開きのがデフォだったが、これが今はなかなか簡単に手に入らない。まぁ、カネ出しゃ買えるけどちと高い…そりゃ需要が少ないんだから当たり前なんだけどね。あとシングルCDにも7cmのやつもあったり12cm盤だけどケースは今どきと同じ5mmのヤツだったりね。んでも、その5mmのも形状がちょこっと異なっててあながちどれも同じってんでもない。なかなか奥深くて難しいのだ。黒と透明なんてのはいつしかって感じだし、11mm厚なんてのもあったりするのだよ。

 ユーライア・ヒープ聴いてて、このコーラスはやっぱり綺麗だの〜なんて気にしてたから、じゃコーラスワークの素晴らしいCapability Brownで…なんて言っても書くアルバムがないのでベタにQueenです。Queenってもウチ、結構書いてしまってるので何が書いてないんだ?と調べてみてのお話で、なるほど自分ではなかなか聴かないのが残っとるって事に気づきました。なので1986年の「Kind of Magic」を。レコード何回聴いたかなぁ…ってくらいに聴いてない。曲はライブでやってるのがあるからそっち聴いてて知ってるんだが、ライブでやってないのはほとんど記憶にない。この頃のQueenって聴かなかったもん。ライブエイドで復活して、映画「ハイランダー」のサントラ云々って話の流れらしいが、Queenのサントラってロクなモンじゃないし、まるで期待せず。ただ、後にビデオ3本で「Magic Years」だっけ?ってのが出てて、そこにこの頃のレコーディング状況とか収められてて、それ見てるとなるほどかなり気合いを入れ直して作り上げてたんだな…と言うのが見れる。そしてこうやってQueenってレコード作ってたのか…とかやっぱりフレディの音楽的リーダーぶりは凄いな、とか色々判ったんで面白い映像集だった。

 アルバムに話を戻すと、とにかく音がキライ(笑)。いや、この頃のチープなデジタルな音づくりね、曲じゃなくて。その音がキライで、シンセがこれでもかってくらいに使われてるのも安っぽくてヤだ。Queenにシンセは合わないなぁ〜、やっぱり。ま、言ってしまえばロックアルバムではないし、だからこそフレディはソロアルバムで思い切りポップに走ったワケで、何で自分はコレ聴いてるんだ?って気分になっちゃうんだなぁ…。今あらためてクレジット見てて、ほとんどジョン・ディーコン絡みだったのかというので自分の好みじゃない理由がわかった。もっともブライアン・メイの作品もあまり好みじゃないんだけどね。そういうのよりも何よりも音…それがもう決定的。ライブだといいのは多いから曲そのものの問題じゃなさそうだが。自分的にはそんなアルバム。





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物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


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