Judas Priest - Defenders of the Faith

Judas Priest - Defenders of the Faith (1984)
背徳の掟

 世の中の騒ぎ具合と自分の生きている時間軸とか感覚って既にかなりズレてるんだろうなと色々と思う。多分自分の中であれこれと結論付けてしまっているから興味がなくなると言うか、そんなことじゃ老けてく一方だろうとも感じながらやっぱり好きなことばかりに邁進するのだった。まぁ、結局冷たいと言うか無関心と言うか自分の生活に直結しないと言うか、そういう他人的なトコあるからかもしれない。実際そんなことない事もあるんだけどそれだけじゃ変わらないしなぁ~、とか。そんなクールな事書きつつもっと色々と熱いものが欲しいな~なんて思っている日々。

 ライブラリのJのトコ見てて、やっぱポップスやフォークってのは気合い入らんなぁ、とふとその近辺を見ればJudas Priestが並んでるワケでしてね、お~、そうだよなぁ、こういうのがやっぱ気合い入るんだよな~と手に取って聴くのだった。そしてウチのブログで書かれていない「背徳の掟」なんてのをフラリと聴く…フラリと聴くどころかたっぷりとガッツリとガンガンに聴くのだった(笑)。いや~、カッコ良いねぇ~この頃のメタルは。いや、ジューダスは。初っ端からカマしてくれてこれぞヘヴィメタるってな音でさ、今聞き直すとこの音とかリフとか曲的なのとか歌唱方法とかどれもこれも全てジャパメタと同じだからそういう時代、日本でもそういう時代だったんだろうなとか思う。ラウドネスとかそっくりなんだ…とかさ改めて思っちゃうワケですよ。どっちがどうなのかわからんけどルーツ的に大して違わないから同じ路線になっても不思議はないんだけどね、それはそれでまた面白い類似かも。

 それはともかく最全盛期の1984年にリリースされた「背徳の掟」も今度30周年記念盤で3枚組「Defenders of the Faith 30th Anniversary Edition」となってライブ2枚組が追加されてリリースされるらしいんで、それもまた楽しみ。前作「復讐の叫び」は結構アメリカマーケットを意識した感じで質素と言うかわかりやすい曲が多かった…多かったっても「You've Got Another Thing Coming」が顕著なだけかもしれないけどさ、でも、Judas Priest自身がアメリカ制覇を目論んだアルバムだったらしいし、そういう部分が多かったことは確かだ。それが当たってメタルゴッドの勲章を確かなものにしてからの本作「背徳の掟」。作る側も結構プレッシャーあっただろうけど、見事な作品が出て来たってのが当時の評判だった気がする。まぁ、今となってはこの頃の作品ってのは傑作として挙げられるからやっぱ全盛期だったんだなってのがわかる。ヘヴィメタリックなリフの嵐にハイトーンな歌声とツインギターによるソロプレイ、何処を取ってもJudas Priestらしく、また確かに大英帝国の王道を進む証明であるかのような風格を備えた作品。アレンジも今じゃ予定調和と言うかきっとこう来るだろう、ってのがしっかりと入ってきてくれるんで気持ち良いくらいに王道でねぇ、いや、王なんだからそりゃそうかと思いつつもついうち惹き込まれていく様式美の魅力。素晴らしい。

Defenders of the Faith 30th Anniversary Edition

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Judee Sill - Judee Sill

Judee Sill - Judee Sill (1971)
ジュディ・シル

 毎回毎回あまり考えずに聴くものを聴いて書いているブログだけどそれなりに流れはあって、その時々の繋がりによるひらめきで今度はコレ書こうとか決めてくんだけどここ最近はもうちょっと気軽に書いてるかも。まぁ、数回聴いたくらいで知ったかぶったような事書くんじゃねぇ、みたいなことはたまにコメント欄に書かれるんだけどさ、それひとつだけ切り取られたらそう思うだろうな、ってのはそうだろう。でもそういうんじゃないってのも分かれよってのもあるな。対して気にもしてないんだけど(笑)。

 Judee Sillというアメリカの奇特なシンガーの1971年のデヴュー作品「Judee Sill」。奇特なってのは、その人脈や才能の割にはほとんど知られることの無かった人物だったから。21世紀になってから発掘されてきた人に近いらしいが、その才能はジョニ・ミッチェルやキャロル・キング、ローラ・ニーロあたりと比較されさらにそれ以上の才能とも言われる事しばしばと言った女性らしい。自分にはその辺の良さってのがとんと分からないので比較されても困るんだけど、アマゾンおすすめの流れでとりあえず聴いてみた。なんかその容姿が凛としていてっていう所に惹かれたのが大きくて、多分どっかの世界に行ってる人なのかもな〜なんて期待あったしね。

 すると何ともボーカリゼーションなアルバムだったワケ。SSW的なんじゃなくてもっと上品と言うか電子オルガンを歌で歌ってるみたいなさ、そんな印象で先に上げた女性陣達が感情を歌で表現するってのとは違う世界で歌に感情がないワケじゃないけどそこを売りにした歌じゃないから洗練されたイメージなのかも。何か…不思議な感覚に陥るアルバム。70年代には理解されなかったかも。んで、この人79年にヤクで死んじゃったらしい。ロックな人だ…。







Margo Guryan - Take a Picture

Margo Guryan - Take a Picture (1968)
Take a Picture

 現実から離れた世界を夢見させてくれるってのも音楽の面白い所で、そのひとつにアルバムジャケットのアートワークってのがある。先日のVashti Bunyanを眺めているとオススメの所になかなか気になるアルバムジャケットが並んでいて、ちょっと気になったのでいつものようにチェック。今は便利な時代なんでねぇ…試し聴きレベルなら大抵のものは聴けるのでそこからチャレンジなワケだ。今回もそうしたんだけど、難なく没落、一瞬でクリックでしたね(笑)。

 Margo Guryanというアメリカの女性による1968年リリースのデビューアルバム「Take a Picture」。その筋では結構なネームヴァリューらしいが、その筋ではない自分は知らなかったんで…、じゃ、どの筋なんだ?って話だけど、多分60年代アメリカソフトロック/サイケの世界の事なんだろう。聴いてみるとそんなジャンルの歌手でもないしアルバムでもないから何でそうなるのかよくわからんけど、そもそも知らない世界だから何も言うことない(笑)。

 いいねぇ、このジャケット。何気ないショットなんだけど気になっただけあって音を聴いてみると多分大抵の人は好きか嫌いかはともかく、あぁ、これなら堕ちるヤツいっぱいいるだろうなってのは分かると思う(笑)。完全にロックの世界の話からは逸脱してますがね、こういう息抜きに出会ってしまったんです。言うならばただのポップスだけど普段そういうの聴かないからたまにこういう流れで聴くととっても新鮮だったりしたのが理由かな。冷静に聴いてみれば普段は聴かないけどふとリラックスしたい時には絶妙な音な感じ。





Vashti Bunyan - Heartleap

Vashti Bunyan - Heartleap (2014)
Heartleap[解説・歌詞対訳つき/ボーナストラック1曲のDLコードつき]

 忘れていた何かを思い出させてくれた作品。

 先日「ルパン三世 カリオストロの城」がテレビで放送されたらしいが、相変わらずの高視聴率と満足度を記録していたらしい。Twitterなどでもリアルタイムでひたすら流れてきていて誰もが皆ストーリーも知ってるし、ともすればビデオやDVDなんかも所有しているだろうしいつでも見られる人も多いのだが、テレビ放送で万人が同じ時間に共有することによる共感、正に言葉通り共感している実感をTwitterなどでリアルに語り合えるみたいな構図はなるほど、ある種の共同体でもあるかのようだ。それくらいこの作品は多くの人々にとって感動を味わえる作品だったという事だろう。そして何と言っても銭形警部の最後のセリフが憎い…、いや、見てないけど覚えてるしね、そんなのさ(笑)。

 Vashti Bunyanの2014年最新作「Heartleap」。驚くなかれ、これが彼女の2014年の録音アルバムだ。聴いてみてほしい。何も変わってない…と言ったら本人は気にするかもしれないから何も変わってない、とは言えないんだがリスナー的には何も変わる必要はない。1970年の最初の作品にして名作…いや、永遠の名作「Just Another Diamond Day」の数年後にリリースされたアルバムです、と言っても多分通じる。でも、その時だとちょっと電子音が強すぎてとまどったかもしれない。だけど歌い方も作風も曲もメロディも何も全部変わってない。変わったとしたら人生の重み分、幸せの数だけ増している要素があるくらいだろう。聴く側もその年齢は重ねているのだから多分問題ない。

 完全に個人録音によるセルフプロデュース作品らしく、自宅で録音したらしい。まぁ、デモテープじゃないかと言われりゃそれまでだろとも思うけどさ(笑)、一応作品に仕上がっているんでその辺は安心して聞けるし、相変わらずの素朴な歌声は健在。70年代リスナーからするとあまりにも違和感なくて発掘音源かと思ってしまうくらいの出来映え。これにてラスト・アルバムと本人は言ってるらしいけど、確かにもういいんじゃない?って気がする部分もあるかな。新しい取り組みしないならこれでフィニッシュもありだし。その辺は分からないからともかくとしてアルバムとして聴いてるとねぇ、とにかく優しくて心に染み入るんです。騒音やノイズのある中で聴いたら勿体ないし聴けないだろうし、じっくりとひとりで向き合って聴くべきアルバムで、自分もじっくりと聴き入ってしまったもんね。久しぶりにこういう優しさと暖かさに出会ったなぁ…。







The Incredible String Band - The Incredible String Band

The Incredible String Band - The Incredible String Band (1966)
Incredible String Band

 今時ブログなんてのを真面目に更新して書いてる人も多くないし、アルバムレビュー…レビューっつうか好きで書いてる人も多かったけどもちろん減ってるし、Googleの酷い所は更新されないブログなんてのは検索順位がどんどん下位になっていくもんだからパッと検索しても出て来るのはレコード屋とかのサイト系ばかりで個人の感想文みたいなのが全然見つけられず多様な意見を目にすることが少なくなってきた。アマゾンレビューくらいしか目にしないでしょ?ある意味怖いよね。だからバンドとアルバムで検索しても入ってくる情報がちょっと前に比べると格段に減ってる。その情報が他のトコに移行しているかっつうとそんなことなくてただ単に目につかなくなっていってるだけ。結局商業主義に乗っ取られていくって現象になっているんだよな。

 String Driven Thingのフォークとバイオリンなんてのを聴いてたからそういえば…って思って引っ張りだしたのがThe Incredible String Bandです。とりあえずファーストアルバム「The Incredible String Band」、1966年の作品集…作品集ってのは個々人やデュオでの寄せ集めであってバンド単位でのアルバム名義ではあっても中味はそんな感じなので。でも、冒頭からThe Incredible String Bandの本領発揮とも言える素朴なフォークとバイオリンの音色の美しさやフルートとの絡みなど英国なんだけどそこに国籍不明の音色を持ち込む事でとっても不思議感を出してくれているという作風。そういうエッセンスがなきゃ普通にトラッドフォークの部類なんだけど、その試みがロック的で受けていたって事なんだろうか。1966年だからねぇ…、そういう意味では革新的ですらあるアルバムとして聞けるんじゃないだろうか。

 歴史的背景はともかく、昔はどこか取っ付きにくい感じもあったThe Incredible String Bandだけどこうして普通にファースト・アルバム「The Incredible String Band」を聴いてみるとなかなか聴きやすくてユニークな試みだっていう風に思える。これも自分が色々聴き漁っていった後に聞いているからなんとなく理解できるって事なんだろう。慣れてる部分が多いからか聴いててちょっとハマっていく部分あるしね、やっぱこういうのが根っこにあるんだよな…って。ピンク・フロイドなんかだって結局そういう部分あるしさ。そんな風に聴いてるけど手に取りにくい音ではあるか。初期ディランなんかとの比較もされることあるみたいだけど、まるで異なる方向な気がするが…、自分が未熟なだけだろう。



String Driven Thing - String Driven Thing

String Driven Thing - String Driven Thing (1972)
String Driven Thing (from UK)

 すっかりレコードってものを聴くことが無くなってしまった。CDすらCDを聴くこと自体は減ってる。結局HDDに入れちゃってライブラリ管理して聴いてる事が多い。だからカリスマレーベルのラベルを見たりすることも随分減ったが故に久々に見ると「おぉ〜」って思う。ラベル一つにも想いと夢が詰め込まれていたんだよね、昔はさ。そんな事をふと思いながらのVDGG絡みでのバンドを聴いてみる。

 String Driven Thingの1972年の実質デビュー作と言われる「String Driven Thing」だ。ここからバイオリン奏者のグレアム・スミスはString Driven Thingに参加しているのだが、この次の「The Machine That Cried」という作品が自分的にはバンドとして大好きだったんでコイツも当然聴くワケだが、ちょっとまだエッセンスが足りない…エッセンスってのはどこか狂気じみた作風…言うならばグレアム・スミスのヒステリックなバイオリンの音だね。でも、そんな傾向がもちろん出て来ててバイオリンって楽器がどんだけロックで活かせるかみたいなのがわかってくる。VDGGの緊張感とはちょいと異なる雰囲気…ってのはバンドとしては一般には…って一般でもないが(笑)、普通的には英国フォークバンドのひとつとして数えられることもあるようで、自分からしたらどこがフォークバンドなんだ?ってのあるけど、まぁ、そういう所から出て来てるからそう言われるんだろう、と。

 「String Driven Thing」を聴いてみればその意味合いって分かるんじゃないかな。最初からヘンなロックだから。言えるのはフォークバンド?ではないんじゃね?ってトコで、それはともかく、じゃロックバンドか、ってのもよくわからん(笑)。そういうのがねいいんだよ。何でも出来た、個性を出せてそれを世に出してみないと分からないだろ、って時代の音がさ。アイディアの宝庫だもん。今でも同じようなことが繰り広げられているハズだし、それはもう常に革新や実験なワケで、そういうプロセスを作品で聞けるってのかな、面白いです。テンション高いし狂気混じりのフォークエッセンスのあるロック、その中心の音のひとつにバイオリンが堂々と存在しているという姿、何かの機会がなきゃ聴かないけど、聴くと楽しめるのも趣味だからか…。

The Machine That Cried
String Driven Thing
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Peter Hammill - Patience

Peter Hammill - Patience (1983)
Patience

 いつも書いてるけどなかなかやれてない事が多い。もっと聴かないと、とか聴きたいけど聴けてない、聴かなきゃ、みたいな作品やアーティストやバンドの作品がものすごく多い。多いんだけど全然追い付いていないし、聴けてないし理解しきれていない、そういうのが実にたくさんある。良くないよねぇ、そういうのを残しちゃって進んじゃうってのは。進んでるってんでもないけど置き去りにしちゃっててハマらないままにしてあるってのはさ。ここぞ、って時にひたすら聴きまくり血肉にして納得するまで聴かないとさ、勿体無いじゃない。そういうのが多くなってて…もちろんいろいろな人からの紹介ものもあるし自分でふと聴いたものがツボにハマって聴きたい、って欲求になっているものもあるし、理由は様々だが、時間が経てば経つほどアーティスト側のキャリアも長くなってくるから作品数が増えるワケで(笑)。全く困ったものだ。

 そんな中の一人でもありホント、貪欲に攻めて行かないと絶対に遅れをとるとわかっているピーター・ハミル氏の作品「Patience」。来歴を整理するだけでも大変で、そこにメンバーとの交流やバンドとソロの編成と楽曲アレンジ、さらには歌詞に至るまでホントに手を抜いて聴くだけというんでは済まされない人なんです、この人は。VDGG休眠中に始めたソロ作品から解散後に出し続けている作品集、更にそのソロ作品の中でもバンド形式も多くて、更にそこにはVDGGの面々も普通に参加してるからVDGGと同じメンツになってます、みたいなのもあるワケ。だからバンドって何?みたいなトコあってさ、それはもうVDGGというバンドをひとつのハコとして区切っているだけで、ソロの方はもっと自由、そして自分のやりたい事を具現化しやすいメンツを集めたらVDGGの面々だった、というようなことだろう。初期にVDGGを脱退しているニック・ポッターなんか普通にピーター・ハミルの作品には参加しているしさ。おかげで再編成とか再結成なんてのも難なく行われていたというヘンな図式。だからこそ整理して音とバンドの境目、メンバーによる個性と取り組みの違いなど解析していきたい項目は多々あるんだが…だから面倒(笑)。

 まぁ、そういうのもあるけど普通に音を聴いて楽しむ、好きで聴いて楽しむってのでいいかもなと。この「Patience」はピーター・ハミルがK-グループってバンドを作って…これがほぼVDGG+ギターなんだけど、そのメンツでの2枚目のアルバムになる。何せこの後の「The Margin」ってライブがとんでもなくかっこ良くってさ、その布石でもあるアルバムだからやっぱりテンション高いし、ホントに独自の世界観で作られている作品なのね。ロックとかパンクとか超越したポリシーとか信念みたいなのがピーター・ハミルには強く感じられて、そのまま音に出て来ているんじゃないだろうか。そんな事をふと思いながら心して聴いている次第。プログレとかソロ作とかどっちでも良くってこの人の真っ直ぐな思いをどんだけ分かるんだろ?っていう風に聴いちゃうな。もちろんカッコイイんだけどね。





Van Der Graaf Generator - World Record

Van Der Graaf Generator - World Record (1976)
World Record

 今年は色々なライブに行きたいな…なんて思ってた矢先に既にイアン・ハンターが来日公演してたとか…、しかも日本在住のモーガン・フィッシャーも飛び入りしたライブらしく、75歳にもなったイアン・ハンターの相変わらずの雄姿が実にカッコ良かったと伝え聞く。そうか…、そもそもライブの情報に鈍感になっている自分としてはそこから始めないとダメなんだろうなぁ〜とか。何せチケットの取り方だって昔と比べたら全然違うんだろうし。ネットで取れるのかな?何かしらの会員にならないといけないとかいちいち面倒なことが多そうで結局当日会場の窓口で現金でチケット買って入るってのが一番いいんだけどな。そんなにガラガラなライブもそうそう無いか…。

 1976年、時代はパンクロック前夜だがひとつのプログレッシブ・ロックバンドが最後の灯火を迎えていた、と言うに相応しいんじゃないだろうか?それくらいプログレたるバンドだし、時代的にも正に終焉を迎えていたとも言えるVan Der Graaf Generatorというバンドの7枚目の作品「World Record」。自分的にはもちろん後追いなんだけど、プログレいいな、って思った最初の割と若い頃から聴いてるバンドなんだが、それでも全然制覇しきれないバンドで、一番プログレが輝いていた時代には既に活動休止していたというのもあってか、何か抜けてる。その後再集結して幾つかのアルバムをリリースしているんだけど、その中でもこの「World Record」はひとつの時代の終焉を聴かせてくれている気がする。この後にもアルバム出すんだけど、シンプルになってメンバーも変わってるしバンド名もGeneratorが無くなってるし、やっぱりちょっと変化したんだろうと。んで、ここに至るまでの音世界はもう正直破壊的。プログレが知的なロックだと思ってるのは間違いじゃないけど、破壊性もとんでもないバンドが幾つもあって、その内のひとつがVDGG。ライブなんかぶっ飛んでるからねぇ…。本作ではそういうんでもないけど…それでも重厚で破壊的な音圧ではあるか。

 プログレって、どんなバンド?って言われて答えやすいのはVDGGみたいなバンド、と言えるかも。その中でもこの「World Record」はその位置に相応しいかな。バンドのキャリアの中では決して最高傑作ってワケじゃないけど、重さと暗さと思い込み、聞き慣れない楽器群による重厚な演奏に意味深な歌詞、いいよねぇ、VDGG。久々に聴いたけどやっぱりこの重さ、好きだ。もっともっと聴かないといけないバンドのひとつ。そして理解するのにはまだまだ時間がかかりそうなバンド。ただ、何か心地良い。多分根本がロック、破壊性のあるロックだからだろう。ガツン、があるんだよねぇ…。ヘンだしさ(笑)。



Rare Bird - Somebody's Watching

Rare Bird - Somebody's Watching (1973)
Somebody's Watching

 否定論者って多い…のかな。何でも否定しとけば現状は変わらなくて自分の責任じゃないとでも思えるからだろうか。文句や否定論拠を述べる輩が多いよな~ってのは前から思ってたけど、最近は自分がそういう思想を捨てているので余計に目につくようになっただけだろうか?前向き的に考えてった方が建設的だし健康的だと思うんだけど、そう簡単ではないようで…、だから日本は左寄りな社会情勢と言われるんだろうかね?斜に構えてものを見るってのは正しいとは思うけど否定するのとは違うよな~とか何か周りにそういうのが割と多くて疲れるんでそう思っただけです。そんな風に考えるなら逆に考えた方が幸せだろ、ってのが多いんだもん。まぁ、いいや(笑)。

 Rare Birdって結構長続きしてて音楽性がどんどん変化していきつつメンバーも結構変わり続けていったバンドだった、ってのを知ったのはそう前の話ではない。だからちょっとびっくりしてその生い立ちを幾つか追ってたりしてて、ふ~んなんてのもあったんでちょうどいいや、登場させちゃおうってことで1973年リリースの4枚目のアルバム「Somebody's Watching」です。この頃は軽いスーパーバンドでもあったとも言えるのか、基本メンバーにはVDGGのニック・ポッターがベースで参加している上に、上に、だ、一曲ジョン・ウェットンが弾いているってなもんだ。全く風来坊だよなぁと苦笑いしてしまうけど、ニック・ポッターはVDGG休眠中だから職探しの結果かと思えるが、ジョン・ウェットンはこの頃にクリムゾン解体だからか、なるほどね、時間的にはちょうど合うんだが、そうなるとこのRare Birdの英国でのバンドとしての立ち位置って結構なモノだったってことがわかる。何だかんだとそれなりのバンドじゃなきゃ参加しないだろうし、音も面白みがなきゃやらないだろうしさ、そういう意味では聴く価値はあるんだろうと。

 んで聴いてみるんだけど、どうしてあのシンフォニーなバンドがこういうファンクノリっつうか黒いノリを意識した音になっていくのか…、いや別に黒いノリが出来ているワケじゃないからそういうバンドとも言えないんだけど、ちょっとグリグリした雰囲気に行きたがってるっていうノリで、メンツ見てもそうはならないんだが作ってる曲がそっちに進みたそうな感じでね、もちろんそういうのだけじゃないけど、その分凄く中途半端でシンフォニックでもないし英国的ってんでもないしハードロックでもプログレでもないし単にロック…なんだと思う。それでアルバム出し続けてるから実力あるんだろうけど、どうにも宙ぶらりんな感触が残るアルバムです。ジョン・ウェットン参加の曲はコンガの入ったBabe Ruthばりの曲で…って彼らがもっとカッコイイバージョンでカバーしてるんだけど(笑)、へんちくりんだから気に入ったのかな。クリムゾン時代のあのベースをそのまま披露してくれているんでものすごいグルーブ感があってこの曲だけ異質です(笑)。







Babe Ruth version

Dave Greenslade - Cactus Choir

Dave Greenslade - Cactus Choir (1976)
Cactus Choir

 一週間が過ぎ去るのも早いモノだ…、そうしているウチに人生過ぎ去るのも早いモノだ、と言いそうな気がするのでこういうペースで生きているんだという自覚を持とう(笑)。何かさ、やりたいこととか、やっておこうって思っている事ってのはさっさと進めないと時間が足りなくなりそうで焦る。焦る必要はないけど焦っておくくらいで調度良い、と自分では思う。やらないよりやった方が良いし、自分の時間をどんだけ有効に使うかってのが人生でもあるし、それは楽しけりゃ良いってのもあるけど楽しくするためにやっておくことみたいなのもある。ロックを散々聞いて語れる、とかね、好きだからそれでいいんだけどさ、知ってるとか知らないとかはともかく好きかどうかってのが楽しみなワケですよ。モノは違ってもそういうモンでしょ。

 デイブ・グリーンスレイドの1976年のセカンドソロアルバムになるのかな、「Cactus Choir」という作品。昔全然手に入らなくてさ、いや、それは最近まで…最近ってもアレだけど全然手に入らなくて幻でしたよ、コレ、ホントに。CDで再発されてからようやく聴けた幻の逸品だもん。アナログのデカいジャケットで見れたら良かったんだけど、とても素敵なロジャー・ディーンの壮大なるアートワークに包まれた名盤に相応しい作品でね、元々ポップ的エッセンスの強い鍵盤奏者ではあったし、バンドのグリーンスレイドの時もそのキャッチーなセンスがバンドの牽引力でもあったワケで、ほとんどソロ作品に近かったんじゃないかと思ってたけどこうしてバンド解散後のソロアルバムを聴くと、まだまだやりたかったことってあったんだな〜なんて思う。

 参加メンバーにはドラムにサイモン・フィリップス…まだまだ若い頃だけど確かなリズムとドラミングでクセの無い絶妙なドラミングを聴かせてくれているし、ベースのトニー・リーブスはもう絶妙な間合いでのベースを入れてくるしね…、そこにスティーブ・グールドってRare Birdの歌い手さんを持ってきてやっちゃう辺りがグリーンスレイドってスゴいな〜って思わせる。ソロアルバムなんだけどさ、鍵盤奏者だからもう一大絵巻になってるワケ。壮大なるスケールでシンセにオルガンにオーケストラなどなどどんどんと出し切っててやっぱり音楽家なんだろうなぁ、見事な高揚感を味わえる傑作。プログレとかロックとかそういう次元を超えた作品として仕上がっている音楽集というに相応しいアルバム。ガツンなロックは聴けないけどピロピロなプログレでもなく高尚なサウンドとも言える作品ですな。






XYZ - XYZ

XYZ - XYZ (Jimmy Page, Chris Squaire, Alan White, Dave Greenslade)
奇跡―ジミー・ペイジ自伝

 昔は夢があった。今はあんまり夢を持てない時代になった、のかもしれない。ここで言ってる夢ってのは実にくだらなくてさ、新日本と全日本が一緒にやれば…とかそんな話。いつしか普通に交流するようになってしまって夢は普通になってしまった…、それはiPhoneなんかでも同じでこんなことが手軽にできれば、ってのが簡単に普通に誰でも出来るようになっている時代になった。これからも夢は色々見るんだけど、実現できることも多いんじゃないだろうか。「2001年宇宙の旅」は叶わなかったけど、そこに出て来る未来的アイテムはほとんど実現されている感じすらあるし、もっと言えば想像以上の世界になっているのかもしれない。

 1981年、元イエスとなったアラン・ホワイトとクリス・スクワイアはジミー・ペイジと知り合いセッションを画策する。古くからの実力派として知られた鍵盤奏者デイブ・グリーンスレイドを巻き込んでのセッションは当初はロバート・プラントも入れてのジャムとなったが、プラントは何らかの理由でこのセッションから離脱、結果的に残されたメンツでジャムってデモテープまで作成するがどうにも日の目を見るまでのクォリティに仕上がらないと踏んだのか、4曲のデモテープが出来上がっていること以外はあまり知られていることはない。そしてこのプロジェクトはひっそりと崩壊し、またそれぞれの活動へと戻ることになった。それがXYZ=eX, Yes, Zeppelinのプロジェクト名だ。

 まぁ、古くから知られてはいたけど音を聴けたのは90年代中盤くらいかなぁ、ワクワクしたけど聴いた時は「?」な部分も多かったし、やっぱりスーパーバンドってのは話題ほどでもないんだよな、って感じ。もうThe Firmとかも解散してたし、そういう音があったのも知ってたからここで聴けたセッションってのも時代を考えるとそういうもんかって気がした。半分はジミー・ペイジも積極的に絡んでいそうだけど半分はイエスそのものだし、って感じな音だ。Zeppelinらしさってのはほとんど出ていなくてイエスの残党セッションに顔を出して弾いてる、に近い感触。…となると別に面白くもないワケで、実際面白くもない(笑)。ジミー・ペイジって結構人が良いのか、他人に合わせたセッションってやっぱり上手くやるんだよねぇ…、元々そういう仕事してた人ってのもあるけど。自分が自分がって時は凄く出て来るんだけど、バンドとかセッションになるとそうでもなくて無難にこなしちゃう。ここでもギターは多分テレキャスなのかな…あのギラギラしたレスポールの音じゃなくてThe Firmで聴けるちょっとジャズコー入ったような音でのセッションだもん。

 まぁ、それでもさ、歴史の一部だしこういうのがあったからこそ、ってのもあるしジミー・ペイジフリークからしてみればそれでもなるほど、って研究材料にもなるし売るなら売りになるだろうしいいんだけど、アラン・ホワイトって人はホント、人脈が広い人ってのもわかる。ジョン・レノンからコソフ、ジミー・ペイジだもんね、んでイエスでしょ、ロック的ドラマーなのにこの人も多分人が良いんじゃないだろうか(笑)。

Steve Howe - Steve Howe Album

Steve Howe - Steve Howe Album (1980)
スティーヴ・ハウ・アルバム <Progressive Rock1300  (SHM-CD)>

 ロックとしての音を聴く時もあればミュージシャンとしての音を聴く時もある。そんな色々な聴き方ができるからこそ面白いし、話題も増えていく。またミュージシャン側も芸術肌な人ばかりだから決まった事をやり続けるってのもおもしろみがなく新鮮味がないから刺激を求めてどんどんと進化していく、そんな構図があるんだけど、そこに商売が入ると売れるか売れないかリスナーがどれだけ付いてくるかみたいなのも入ってくるから一度成功した図式からは抜けられないみたいな部分もある。当然と言えば当然な話だし、だからと言っての答えはないからそれぞれがどういう解を求めて活動していくかなんだろうね。リスナーの立場は適当で、聴いてみてあーだこうだと思うだけ。気に入るかどうかだけといういい加減さ。難しい商売だと思う…。

 1979年にリリースされたイエスのフロントマンの一人でもあるスティーブ・ハウのソロアルバム二枚目「Steve Howe Album」。自分的にこの人のベストアルバムは「Not Necessarily Acoustic」だと思っている希少な人間なんですが、本作はその傾向に向かいつつある時期なんじゃないかと勝手に想像してて…、いや、それはアルバムってのはギタリストのソロアルバムだとしても歌が入っててコマーシャルなものじゃないといけない、もしくはフュージョンみたいな、ジャズみたいな世界観じゃないといけないってのがあったと思うんだけどさ、そこから逸脱してミュージシャン、ギタリストとしての世界を極めていくみたいな傾向が強くなったんじゃなかろうかと。この「Steve Howe Album」では歌入りなんてのはほんの少ししかなくってほぼ全編がギター協奏曲で占められている。売れた売れないの話はどうだったのか知らないけど、割と好評だったんじゃないだろうか?ロックギタリストとしてのアルバムじゃないし、かと言ってワールドミュージックの伝道師ってほど民族色が強い作品でもない。スティーブ・ハウというギタリストの消化してきたギターをそのまま聴けます的な作品で、歌手だったらそれが歌となって出て来るからわかりやすいけど、たまたまギタリストだからこうしてギターの音で出て来ているって話でしてね、インストじゃつまらん、って人は確かに多いと思う。ただ、インスト、しかもギターでこんだけ多彩なサウンドと作風を奏でてくれる、またそれがロックというジャンルではエッセンスでしかない部分をクローズアップして聴かせてくれるっつうのはなかなかないし、普通のロックギタリストにこういうの出来るか?って言ったら大抵出来ないだろうと思う。だからやっぱりこの人はギタリストなんですよね、それが面白いな〜っていう部分。

 アラン・ホワイトにパトリック・モラツ、ビル・ブラッフォードというイエス組に一曲だけボーカルで参加しているのは何とクレア・ハミル。しかし面白いのはそれでもそれぞれの個性がきちんと出ているワケじゃない、即ちテクニカルなミュージシャンであるが故に無個性なバックバンドに慣れてしまうという素晴らしさ…。その分スティーブ・ハウがとっても目立ってて当たり前だけどタイトルに相応しい作品になってます。結構いいな、これ。



Yes - Yesshows

Yes - Yesshows (1980)
Yesshows

 ちょっとプログレ波に乗ってしまったので調子に乗って続々と聴いてみようかとチャレンジ。元々好きだったんだけどじっくりと聴く時間が割けなくなってきてからはどっちかっつうとガツンガツンとしたロックサウンドの方を好むようになっていったんでプログレが割と置き去りになってたんです。やっぱ長尺の曲が多いから聴きどころも多いし、じっくりとその瞬間を楽しみたいじゃない?ガツンとするロックってのは瞬発力だからそんなに集中してなくてもおぉ〜!とハマれるんだけどプログレはそれだけでもないんでやっぱきちんと聴けないとダメなんだよね。だからちょっと遠ざかってしまってたかも。

 …と言いつつも何でこれ?って話の1980年にリリースされたイエスのライブアルバム「Yesshows」。うん、「Yesshows」。もう一度書くけど「Yesshows」。いや、別に意味ないんだけどさ、もともとイエスってダメな部類のバンドなんだよ。何がって、ジョン・アンダーソンの歌声が。でもさ、もう嫌いだと言い続けて20年以上聴いてるから嫌いだから聴かないってのとは当てはまらなくなってて(笑)、嫌いでも聴かないといけない、みたいになってるワケ。で、ここに登場する度にも毎回嫌いって書いてるんだけど、なら聴くな、ってんじゃなくてそれを前提に聴いてるんだけどやっぱりバンドとしての完成度は圧倒的に高いという面白さはあるワケね。んで、今回の「Yesshows」ももちろん好きじゃない中で更に一般のファンの中でも批判的な意見の多いライブアルバムなワケでして…、そりゃパトリック・モラツとアラン・ホワイト参加のイエスのしかも後期の作品からの曲ばかりがチョイスされたライブアルバムなワケだから黄金のライブアルバム「Yessongs」と比べちゃイカンでしょ、ってくらいな作品ですがな、と。そんな理由もあってあんま聴いてなかったんですが…、まぁ、他にめぼしいライブアルバムもないし聴いてみるかな、ってことで普通にサラリと聴いてみたワケです。

 お〜、そもそも全曲覚えてるワケでもないし名曲がどうのってのを気にする必要もないからフラットに聴けてしまってさ、相変わらず嫌いなジョン・アンダーソンの歌声と重厚なイエスサウンドは相変わらず繰り広げられてて、スティーブ・ハウのヘンなギタープレイやらパトリック・モラツのちょいとスペーシーな鍵盤にきっちりとしたアラン・ホワイトのドラム、もちろん変わらないクリス・スクワイアのベースがチョイスされてる音世界。なるほどあのイエスとは違うわな…でも、こっちのがタイトで面白いんじゃない?っていう聴き方をしてた。輝きを失くしたイエスだけど、ロックバンド的にはこういうのもあるでしょってのかな、結構嫌いじゃない音だ。それは曲の話じゃなくて音の話。なるほど、こういうライブだったのか…ある意味では普通のロックバンドに近い音になってるからあの伝説的なイエスの音の信奉者からしたら批判を受けるのは納得。聞き所は多いと思うし時代も時代だからタイトになっていったのはしょうがないとも思う。そんなことを思いながら結局2枚組丸々聴いてしまったのだった。





EL&P - Live at the Mar Y Sol Festival '72

EL&P - Live at the Mar Y Sol Festival '72
Live at the Mar Y Sol Festival '72

 体調崩すと健康な時の体調をとっても羨ましく思うもので(笑)、普段は普通のことなんで何とも思わないけどさ、歳を取るとこういう風に思うことが多いのだろうか?なんて考えたりしてしまうのだが、どうだろう。いやいや、まだまだそんなこと気にするほどの年齢ではないんだけど、ふとそんな事を考えてしまった。それにしても頭がフラフラして回らない…、こういう時って自分の好みじゃないのとか聴くとホントうんざりするんでそれなりに好きなサウンドじゃないと聴いてられんないんで…。

 …と言いつつも取り出してきたのはEL&Pの発掘ライブアルバム「Live at the Mar Y Sol Festival '72」。1972年のプエルトリコでのフェスの模様を記録した音源で、妙に創り込まれていない生々しい発掘音源そのままなので熱いプレイが聴けて楽しい。自分的にはEL&Pってのは全然得意としないバンドだし音もそんなに詳しくもないし決して好みの系統の音楽でもないんだけど、やっぱりロックなんだろうなぁ、こういうの聴いててもすんなりといいじゃねぇ〜の、熱くてさ〜、ってなっちゃうワケ。オープニングから訳の分からない白熱プレイだし音は無茶苦茶な鍵盤メインだしね、これはもうEL&Pならではの音世界でしょ。1972年の4月って日本公演の直前ってもおかしくない時期だからこのまま日本に来たってことでしょ?そりゃ伝説になるわ、って納得。こんな全盛期に見れたってのは良かっただろうなぁ〜、いいな〜、しかも前座フリーだったんだしさ。ん〜、羨ましい。

 そんな想像しながら聴いてるワケですがね、やっぱりプログレってこういうんだろ。でも、昔で言うプログレってのとはちょっと違う…変な文章になってるけど昔はプログレって難解な音楽ってのあったんだよ、自分の中では。でも、こういうの聴いてると全然難解なんじゃなくてロックしてる音なワケ。やってる事を音楽的言えば難解なんだけど、出て来る音がロックだから聴けちゃうってのかな、だから当時のロック小僧達はノックアウトされたんだろうし。これが小奇麗に難解なだけだったらそうでもなかったと思う。だからEL&Pってのは難解なロックバンドというよりもこういうロックバンドなんだ、っていう印象が強いんじゃないかな。やっぱね、ロックはライブでガツン、ですよ。

Greg Lake - Manoeuvres

Greg Lake - Manoeuvres (1983)
Manoeuvres

 年末年始頃になると大抵体調を壊す…、去年はノロにかかってたしなぁ〜と思い出したけど、今年は風邪…風邪っつうかインフル的なのか…、まぁ、そこまで酷くなさそうなので風邪ってトコだろうけど、発熱やら頭痛やらでフラフラするし、かと言って動けないほどでもないっつうのがまたイヤなところでさ、やれることはしとこう、みたいに思っちゃうしね、そんな風邪を数日間ひいたまま過ごしている今日此の頃。まぁ、あんまり元気なものを聴こうって気にもならないんだけどかと言って軟弱なのも聴かないし、何がいいんだろ?って思って見渡すと適当なの発見(笑)。

 Lake繋がりからグレッグ・レイクっつう安直さなんだが、1983年にリリースのソロアルバム2枚目となる「Manoeuvres」。ご存知ファーストソロアルバム「グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア」のセッションではゲイリー・ムーアも参加して二人の共演みたいなアルバムになったんだけど、そこにTOTO組のセッションメンバーが参加したことで今じゃスーパーバンド的な扱いされるグレッグ・レイクバンドなワケだが、同時期に録音された素材を元に組み上げ直したらしい本作「Manoeuvres」。故にメンツはそのままスーパーバンドらしいけど、実際には誰がどの曲でってのがよくわからないらしい。ゲイリー・ムーアは前半5曲ってことらしいけど、それは聴けば分かるけどそれでもこの線の細いギターじゃない方だろ?とかあるね。まぁ、後ろで弾きまくってるから明らかにゲイリー・ムーアなんだけど、良いギター弾くねぇ〜、これ。自分のソロアルバムよりも弾きまくってるっつう凄さ。こういうのはグレッグ・レイクが欲したんだろうか。おかげでタダのAORに毒気を追加してくれているとも言える。

 アルバム的にはよく出来上がった完成品だな〜って思うしかないほど純然たるメジャーな音楽アルバム。オシャレで洗練されてて歌も演奏も上手いセッションから出来上がった透き通るように綺麗なサウンドでどっかの喫茶店で流れているような感じですね。ゲイリー・ムーアのギターがなきゃ…、いや、あってすらロックファンからはそっぽ向かれる音ですな(笑)。まぁ、この頃のエイジアに代表されるように70年代組は80年代に入ってくると生活懸かってきた感強くて皆カネ稼ぎに走ってるからしょうがないんだろう、という解釈しか出来ない音が増えてたし、それで実際に売れてたしそんな稼ぐための音=商業ロックってトコですか。





Lake - Lake

Lake - Lake (1976)
Lake

 先日古い機材を使うんで必要に迫られてCD-RWというものを買いに行ったんだが、これが全然売ってない(笑)。いや、あるにはあるんだがもう限られてるんだよ。一時期はCD-RだのCD-RWだの山のようにあって選べたのが今じゃ当たり前だけど全然種類がない。しかもCD-RWなんてまるで見当たらない…とは言わないが、ほぼ皆無に等しかったのに驚きはしないけど、へぇ〜ってな感じで探してしまった。アマゾンで買うか〜と思ったけど、中古/ジャンクコーナーに少しだけ格安のが置いてあったんで、それでいいかってことで購入したんだけどさ、そりゃま、使う人もいないもんなぁ…。CD-Rですらウチも山のように余ってるくらいだし…。じゃなんでCD-RWなんだって?ん〜、ま、古い機材のため、です(笑)。

 1976年にデビューした…それもドイツから出て来たLakeというバンドの「Lake」。いや、これがまたドイツっぽいクセとか民族性みたいなのがまるで見当たらないAOR的な路線に進みそうな…多分実際に進んでいると思われるけど、そんなバンドなんです。コーラスワークが美しく、音も洗練されてて鍵盤も入ってるからそれこそシンセの初期みたいな感じでね、クィーン的とも言えるけどもっとAORよりでどこがどうしたらドイツ?みたいに思うことは間違いない。ただ、だからと言ってそのドイツらしさを無くして、世界と同じレベルでの音の世界でチャレンジしたところで土俵に乗れるのか?ってのはあるワケでさ、この手のはアメリカが大得意な世界だし…ってもこの時代ならまだLakeの方が先取りしてた部分はあったかもしれない。ディスコブームの前だしさ。

 …とは言え、今の時代になってみるとドイツの先進的なバンドとして捉えてみない限りインパクトはない作品に聞こえてしまうのはしょうがないだろう、この手の音の宿命だ。でもね、ロックだったんだよ聴いてみた時はさ(笑)。あ、自分的には全然アレだけど普通に聴けば結構好む人も多いんじゃないだろうか…、ギターだってフュージョンチックなのあったりするしさ。自分はリズムが苦手ですね…。





Charlie - Fantasy Girls

Charlie - Fantasy Girls (1976)
T.V.ドリーム

 テレビって見ないなぁ…話題がそこに進むと黙ってるしかないもんね。何せタレントの名前もテレビ番組名もほとんど知らないし何が売れてるとか流行ってるとかも知らないし話題のセリフとか言葉とかそんなのも全然知らないし、よくこれで普通の世の中で生きてるなと自分でも思うくらい(笑)。だってさ、その時だけの話題のために時間割くってあんまり意味ないんじゃない?って思うし…、実際そんなことないんだろうけど自分的にはそういうのが強いからかな、興味ないってのが正しいけど。

 1976年にクィーンと同じトライデントから世間に出て来たCharlieってバンドのファーストアルバム「Fantasy Girls」。何気に結構長い期間に渡ってシーンに滞在していたし、それなりに売れていたし知られてもいたんじゃないだろうかとは思うのだが、自分的にはまるで通らなかった世界ではある。英国産でクィーンばりなのにね。ジャケットが全部おねえちゃんってのもなかなかよくわからないセンスだが、しっかりとしたバンドです。聴いてみればかなり英国然とした洗練された品のある音だってのはわかるし、気品あるってのがアメリカ的ではない。Wishbone Ashからツインギターの華麗さを落としたような雰囲気があるかもしれん。コーラスワークだってクィーン的ってよりアッシュ的な感じもあるし、音の作りがそんな感じなんだよね。だから綺麗で品がある。楽曲のレベルだって相当にこなれているからファーストアルバムってバンドの出来映えじゃない。

 しかしそんな雰囲気を持ちつつもどこかAOR的な路線を最初から感じてしまうのはどの部分だろうか…、キャッチー過ぎるってんでもないけど、リズムなのかな…後年はAORに進むんだけど、最初は普通にロックバンドだったハズなんだよな。そんな先まで意識してなかったと思うし。でも、こういうのってその芽があるんだよね、最初から。アッシュはその辺軌道修正してったけど、このバンドはメンバー変わってってそっちに進んでったっていうところか。それでもアルバムを聞いている時の洗練さ加減は他には聴けない魅力があるね。



Hero - Boys Will Be Boys

Hero - Boys Will Be Boys (1978)


 アチコチ深堀りしてると面白くてさ、いろいろな発見もあるし改めて元ネタ聴き直してみたり、売る側も色々とやってたんだろうなぁとか演奏してる側も試行錯誤あったりパクリあったり悩みながら作ってたんだろうななど様々な事を考えますね。実際はどうだったか知らないけどその結果も見事に売れなくて…、いや売れたのかもしれないけど今となってはまるで脚光浴びることもなくひっそりと消え去った、みたいなね。それでも一度は夢が叶ったんだから一生それで思いを持って生きていけるもんな。アンヴィルのようにさ。

 1974年にデビューしたのかな?アメリカのバンドなんだけど今回は1978年のセカンド・アルバム「Boys Will Be Boys」をチョイス。かなり英国寄りに頑張ってるよな、っていう気がするんだけど、このHeroってバンドも何枚かアルバム出してるし、どっかでジャケット見たことあるし割と受けたバンドなんじゃないだろうか?その割にはアマゾンには影も形もなかったりしてもしかして幻のB級バンド?なんて思わせる節もあるけど決してそんなことなく実力もきちんと伴ったバンド、なんだと思う。よく分からんが(笑)。

 誰が仕組んで誰が…とかまで見れてないけど、曲聴いたりすると完成度高いんだよねぇ。クィーンばりってのもあるんだけど、もっと突出してるっつうかアメリカらしい抜け方してるのもあってパワーポップまではいかないけど、こういう解釈になるのか、って感じ。冷静に聴いてるとあまり聴いたことのない音世界…ってのはアメリカの音あんまり知らないからか?いや〜、どうだろ…。普通にハードロックバンドに変わっていくみたいなので、初期だけの洗練されたサウンドなのか、もしかしたら他のアルバムでもこういう音でAORハードロック的なバンドなのかもしれない。まだまだ深いです。



Sweet - Sweet Fanny Adams

Sweet - Sweet Fanny Adams (1974)
Sweet Fanny Adams

 まだまだ聴かなきゃいけない、きちんと聴きこまなきゃいけないアルバムやロックってのは多いみたい。すきじゃないのをひたすら聞く必要も時間もないからその辺は今の耳で好き嫌いを判断して選んでいけばいいんだけど、好みであろう音が幾つもあるのに聴けてない、聴き込めていないってのは勿体無いんじゃないか、とも思う。一方ではそんあんい幅広げて聴かなくてもあるものを飽きるまで聴き込んで次に進めばいいだけだっていうのもある。別にたくさん聴いたからエライもんじゃないし優れているワケもない。きちんとバンドやアルバムと対峙して聴ける、話せるまで聴けるか、ってのが本来って初心は変わらず。でも、だんだん薄れていくから何度も何度も気を引き締めなおして聴くんです、多分(笑)。

 Sweetの1974年のセカンド・アルバムながら実質バンドメンバーがやりたい事をきちんと表現し始めたという意味では最初の作品になると言われている「Sweet Fanny Adams」。恥ずかしながらこのアルバム、全然聴いてなかったです。っつうかSweetの作品って全部揃ってないから歯抜けばかりでして、このアルバムってジャケットも地味だし後回ししまくってた作品でした。だから今回初めて聴いた。そして、上述のような文章になるワケですよ…、勿体無かったな〜って。昔仲間にSweet好きじゃ〜ってのがいて、その頃はあんなポップでおもちゃみたいな音のバンド好きなのか、なんて思ってた(笑)。それって自分の中ではかなり初期の音でしかなくて、中期くらいになると質が変わるんだけどどうにも掴み所が、ってのもあってね、その時は特に話を深く進めなかった。それ以来全然気にしなかったもん。

 いや〜、「Sweet Fanny Adams」、いいわ。1974年か…、やっぱクィーンがやりたかったんだろうか、はたまたユーライア・ヒープか?それともパープル?そんなのを混ぜこぜにしながらSweetってバンドをやりたかった?そもそも曲作りのセンスはこれまでのシングルヒットでも証明されているから才能はあるしばんどの力量もそれなりだろう、ってことはアレンジをどうするかによってどこまでロック層に入ってこれるか、ポップから切り離れるか、それともその真中を走り抜けるか、みたいなのはあったのかも。もちろんそんなこと考えず周辺状況をまとめただけの可能性もあるが(笑)。いや、それにしてもこんなに渋い…渋いっつうか腹の座ったSweetを聴けたのは良かった。ちょっと真面目に何枚か聴かなきゃって思ってるバンドになりました。

Pilot - Pilot

Pilot - Pilot (1974)
パイロット

 英国ロック好きを自負しているつもり…あくまでもつもりなんだが(笑)、あくまでも自分の中で「ロック」とするものについて好きなだけで、結局一般からしたロック全般を好きなわけではない、のは当然だけど、それでも一応英国の一時代くらいは制覇したいと昔思ってて、結構漁ったんだけどねぇ、やっぱり聞かないものあるし聞けないのもあるし興味ないのもあるワケで。こんなもん好きで聴くんだからそんな制覇とか考えなくても良かったんだろうと今なら思えるが、こうしてブログ書いたりしてるといろいろな情報漁らないといけないから知らないのにもいっぱい出会うし、それって何だろ?って興味は常にあるから発見ばかりが多くてさ。それが進歩と言われるものかもしれないし、ただの好奇心ってモンだ(笑)。

 1974年にリリースされたパイロットの最初のアルバム「Pilot」。一時期ベイ・シティ・ローラーズに在籍(?)してたらしいメンツの再開から生まれたバンドってことで売ってるけど、もっとベタベタで普通のセッションから生まれたみたいだね。それでもこのキャッチーな作風の素晴らしいこと。ベイ・シティ・ローラーズほどのコテコテ感はなくてもっとサラリと乾いた感じに仕上げているのはパイロットの特徴か。こっちのがビートルズを狙ってるような気がするが、曲がどうにもあまりにもキャッチー狙いすぎるかも。こういうのって当時新鮮だったんだろうか?新鮮だったから幾つか出て来たんだろうけど…。

 ん〜、好みに照らしあわせて聴いてしまえば全く好みじゃないし、何度も聞きたいとも思わないバンドではあるが、やろうとしてることとかやってるスタンスは理解できるかも。所詮音楽ってのは好みで聴くんだから無理して聴かなくでもいいか。一言で言えばお子様向けな音だから今はあまり聴けないし想い入れもないから聴く必要性もないという端的なお話。それにしてもSGのダブルネック使ってるってのはなかなか渋い…。







Bay City Rollers - Rollin

Bay City Rollers - Rollin (1974)
Rollin

 70年代のポップチャートの表舞台に出て来るバンドについては自分的には通ってないから当時の人気やああだったこうだったってのを聞くといいな〜、羨ましいな〜とかそうだったのか、そんなことがあったのか、ってのを羨望の眼差しで聞くことが多く、それはもどうしようもないからひたすら知識として記憶していることが多い。ネット時代になってからもあちこちでそんな事を書いているHPやブログ、またコミュニケーションしていく中でこうだったとか色々と発言してくれるのもあって随分広く浅く知ることの出来る時代になったもんだと思う。だからあまりその辺のって書くと純粋な音楽面ばかりになってしまってリアルで体感した人にとっては味気ないブログになっちゃうんだろうなぁと気にしつつも書いてたりします(笑)。

 1974年に遂にリリースされたベイ・シティ・ローラーズのファーストアルバム「Rollin」。シングルヒットを幾つか放ったとでのアルバムリリースってのとヒット曲「Saturday Night」が入ってるのもあっただろうし、更にアイドルらしき…、いや正当なる英国のポップバンドのファーストアルバムのジャケットをも踏襲したメンバーの写真によるジャケットによるルックスも功を奏したのか、売れに売れた、らしい。こういうのが売れるってのも時代だよなと思ってしまうけど、昔はそういうモンだったらしい。それにしてもキャッチーでポップな曲、カバー曲やパクリ曲も多数あるけど、そんなのがひたすら並んでいてそりゃ人気出るだろ、ってのは分かる。面白いのは当時ロック側にいた人間達もそれなりに聴いてたって事で、そりゃもちろん差別しなくていいんだけど、割と普通に聴いてたって人は多いと聞く。まぁ、この頃に中高生だったら普通に聴くだろうけど。

 ん〜、もうちょっとパワーポップ的な気がしてたけどそんなでもないのな、やっぱ。英国だから影響的にはグラムロックなんだよな、どうしても。グラムはR&R寄りな側面強かったけど、こっちのはポップ寄りな所で目新しさもあったしキャッチーだった、ってことか。さらりとアコースティックによる英国トラッド風な情緒ある旋律も入ってたりするし割と万遍なく美味しいところを網羅したっていうアルバムか。ビートルズ的な狙いもあったかもね。作品的にはそりゃ悪く無いです。ただ、好みかどうか、想い入れがあるかないかだろうなぁ…。しかし「Saturday Night」ってラモーンズだもんなぁ…。





Cheap Trick - All Shook Up

Cheap Trick - All Shook Up (1980)
All Shook Up

 iPhoneってのは改めてスゴいなと使っていて感じる次第。何がってぇと、コレひとつで音楽聴けて本読めてその場でネットで色々と調べられて、メールも出来て、しかも電話もできるんだよ、ってこと。他にも色々とできるけど、とにかく改めて何でも出来るな、コイツって思ったワケ。そもそもは移動する時にバッグを持ったりするのってジャマだと思ってる人間なんで持ち歩きたくないし実際持ち歩かないんだけど、それってどうなん?みたいな話になってね、でもバッグって何で必要なんだ?持ち歩くべきものがあれば必要だけど、そうそうないから要らないだろ?って。昔は本やCDとかCDプレーヤーなりウォークマンなり持ってたから必要だったけど、それが不要になったってのはiPhoneなんかの功績ですな。そんなお話。

 クィーン聴いててやっぱり一級の作品はスゴいなってのもあって今回はどこかで自分的に繋がっているチープ・トリックの1980年の「All Shook Up」を聴いてた。1980年辺りから大抵のバンドが迷走するのであまり注力して聴いてはいない時期ではある…しかもアメリカってのもあって聴いた回数は多くはないなぁ。だからこそこうしてまた聴いてみようって思うのだろう。…ってなことで「All Shook Up」です。プロデューサーにジョージ・マーティンを迎えての作品ながらも実にチープ・トリックらしい作風が出ている割と傑作なんじゃね?ってくらいの出来映え。いや、相当な出来映えでしょ、これ。時代的にはこの辺りでメンバー離脱してきたのもあってやや陰り気味なムードがあったらしいけど、後世から聴く作品としてはかなりの作品ですよ。あぁ、ロック的って意味では全然ダメだろうけどね(笑)。

 じゃ、何か?ってのはさ、パワーポップ全開っつうか、これぞチープ・トリックならではのキャッチーさと軽快なロックさ加減の融合ってのが見事で、そこはもうジョージ・マーティンいるしお手の物だったろう。違う言い方するとパッと聞いている分にはカッコイイ、聴きやすい!ってのが前面に出て来るけど深みはそれほどでもなくさらりと聞き流してしまう嫌いはあるか。でもそんなイージーなもんじゃないけどね。しっかり聴き応えあるしやっぱりその辺の一級さが違うんだろう、相変わらずのバラード系にはややうんざりするけどさ。いや、しかしそこからのB面スタートがこれまた快活でいいね。正にアメリカのバンドって感じで見事なアルバム。やっぱこのバンド人気があるはずだな〜と実感しました。







Queen - Forever

Queen - Forever (2014)
クイーン・フォーエヴァー~ベスト・オブ・ラヴソングス(2CD)

 あ〜、今からロックをたくさん聴けるヤツって羨ましい。純粋な心でひたむきにロックと正面から取組めて聴けるんだもんあぁ、初めて聴いた時の感動を何度も何度もこれから味わえるワケで、そりゃ熟知して何度も何度も聴きまくってハマるってのも楽しいけどさ、最初のインパクトとか衝撃なんてのはやっぱりスゴいしさ、ン十年経っても目の前で起きた出来事だからそのまま会話できるし、楽しめるモンだし…、先日もそんな話してて記憶が鮮明に蘇ってきたしね。だからいつまでも子供なワケだ。

 ふと聴きたくなったQueen。折角だから…と思って聴いたのはこないだ出たベスト盤「Forever」。ウリ文句はフレディとマイケル・ジャクソンのデュエット曲「生命の証」が聴けるってことだ。ん〜、何かあったな…ってアレコレ…、あぁ、80年代初頭にそんな事があってレコーディングまでしたけどなんやかんやで上手くいかなくて途中で辞めちゃったってヤツだ。歌ってた当人が二人とも逝去してしまった今、商売熱心な周辺の人間達によりこれまた渇望したリスナーに対してきっちりと残された音源をリリースしてくれたという音源の一つなのだろう。マイケル・ジャクソン側からもフレディ・マーキュリー側からもそれぞれリリースされていた曲だから曲としてはもちろん素晴らしい、って話なんだが、デュエットってのは実際どうだったんだろうか?編集では前半と後半にそれぞれのボーカルがあるワケだが、あまり首尾良く進まなかったって話しか聞かなかったからなぁ…まぁ、でもウリ文句としては悪くないし、曲もフレディ作だし歌もふたりとも全盛期だし悪いことは何もない。実に素晴らしい、としておこう。どこか釈然とはしないけど埋もれさすような音でもない。

 そんな全盛期のフレディの未発表曲が…未発表曲ってか未発表だったバージョンになるのか?あと二つばかり入ってる愛の編集盤、らしい(笑)。なかなか「愛」に焦点を当てた編集盤ってのはないんでこういうのも面白いのかもしれないけどさ、ベスト盤とか編集盤がたくさん出過ぎてるし、昔からのファンはいいけど新参者には大変じゃないか?なんて思ったり。それでも自分たちの時代でもそういうのは色々あったけどちゃんとそれなりに皆自分たちで聴くもの選んでたから大丈夫なんだろう。ベスト盤から入ろうが何しようが気に入ればきちんとオリジナルも含めて全て聴くだろうし。Queenってのは実は結構難しいバンドなんだよねぇ。ベスト盤って言えるほどのベスト曲ってそんなに多いわけじゃない。アルバム単位では色々あるけど楽曲単位になるとちょっと違うんだよな、って自分なんかは感じるしさ。まぁ、それでも今改めてフレディの歌声聴くと、やっぱりパワーあるし艷やかだし魅力的だ。ブライアン・メイのギターもこれぞ、って感じで入ってくるし正にQueenらしい音。そうだよなぁ、更にここに美しい気品や荘厳さが入ってくるのがQueenで、それこそ他にはあまり類を見ない品格なワケ。







Elonkorjuu - Harvest Time

Elonkorjuu - Harvest Time (1971)
Harvest Time

 しかし色々なアルバムやバンドを知ってる人がいるもんだ。つくづく呆れるほどによく知ってるな〜と感心すること多々。今の時代だと自分である程度整理して体系化していかないとワケ分からなくなるんじゃないかと思うけど、どうやって管理しているんだろ?昔は本数冊買ってひたすら読み耽って記憶して聴いていけば何となく体系化出来るし自分の好みも分かるし、人の移動やレーベルのクセなんかも分かってきたりしたもんだけど、今はネットでそれこそ無尽蔵に聴けるんで、そういう体系化って自己管理だろうと思うワケ。年代と国、レーベルとジャンルみたいなのを整理しないと何だか分からんでしょ?そうでもないんかな…。

 フィンランドから出て来ていたハードロックバンド…ん?鍵盤中心のハードロックだからちょっとハードロックってのとはちょっと言い切れなくてプログレハードとも言えるのか、Elonkorjuuってバンドの1972年のファーストアルバム「Harvest Time」。そもそもバンド名だって読めないし(笑)。フィンランドって面白いよなぁ…この頃からこういうバンドがあって割と独創的で、英国のロックシーンと比べたってそんなに遜色ないし、以降の時代を含めてもそういう先進性って持ってるのになかなか第一人者にはならないバンドが多いような感じ。そしてこのElonkorjuuもまたとっても中間的なバンドです。中間的ってのはハードロックにも偏らず、オルガン中心のプログレハードにも偏らず、歌モノでもなく演奏もスゴいってほどでもなく楽曲も含めて全てがそこそこな塩梅と言う感じで聴きやすい。そしてこの時代のロック愛好家には好評な音というのも分かる、そんなアルバム。

 パッと見た目が自分には英国フォーク系に見えてしまうので大人しい大人なしい音なのかな?なんて思ったらそんな事もなくしっかりとあの時代の英国風な音で何かに際立つっていうんでもないけど万遍なく好まれるであろう音、EMIパーロフォンからのリリースなんだからそりゃもうメジャーな音ではあります。ただ、売るには個性が見えにくいっつうか…、無難な音とも言うか、それでもきちんとロック史に名は残されている…か?ちょっと上品な気配の漂うアルバム。





Pussy - Invasion

Pussy - Invasion (1972)
Invasion

 ちょっと前から英国ロックものなんかでも結構知らないのがちょこちょこ出てるな〜って不思議に思ってたけど、今更ながらそっか、そういうことかと納得したのだった。うん、シングル一枚だけで消えたバンドとかってのが幾つもあってさ、自分がその辺を漁って追求していた頃にはそこまで追い切れてないからあくまでもアルバム単位で記憶して集めてたワケ。ところがこういう時代になってくるとシングル一発しか出してないバンドの実は未発表のアルバム用音源があったり、シングル予定の楽曲が数曲あったりとかさ、そういうのをまとめてCD出しました…出しましたったってバンド側じゃなくてもちろん音源を持ってるレーベルだったりマネージメント側だったりするんだろうけど、そんなこともあって未発表音源集ってか、そもそもアルバム出せなかったバンドなんかの作品が発掘されてるみたい。だから知らなかったりするのが197☓年の英国の幻のバンドの作品なんてキャッチがあったりしたんだなと納得。

 1972年頃の録音作品ってことで知られているらしいPussyたるバンドのそんな発掘作品「Invasion」。それこそシングル一枚しか当時はリリースされなかったらしいけど、結構な出来映えの楽曲がアルバム用だったのか何なのか制作されていていて…、ってもシングル集とでも音源だけど、それでもこんな商品になっちゃうんだから見事。それでまたそんなのを聞いてしまうリスナーも自分だけじゃなくて多数いらっしゃるってのもまた…、ニーズってのはあるもんだ(笑)。

 音はねぇ、結構なザクザク感味わえるギターが中心な心地良いテンポと音のミディアムハードロックなバンドでブルース色は全然なくて、その意味では新世代的なハードロックかも。紐解いてみればエルサレムっつう英国のバンドのフロント二人がエルサレム解散後に組んだ新しいバンドってことで、だからこそそれなりにシングルもデモ集もレーベルも録音も残ってたりしたんだろうか、嬉しい誤算とも言える未発表音源。エルサレムよりこっちのがいいんじゃないかな〜なんて思う。ハードロックにグラムな要素が入ってるらしいが…ハードロック寄り部分が強いかな…でもキャッチーなメロディなんかは確かにグラム的?テクニカルな部分は多くないしね、なるほど、そういうことか。なかなか楽しめる一枚です。

Jerusalem
Jerusalem
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売り上げランキング: 7,952


Euclid - Heavy Equipment

Euclid - Heavy Equipment (1970)
Heavy Equipment

 新年ってホントはもっとメジャーで人気のあるバンドとかギタリストとかで染めようって思ってたんだけど何故か流れのままにマイナーなモンばっかり聴いて書いてしまってて…、ちょっと偏りすぎてるよな〜なんて思う部分もあるんだが、結局は今聞きたい、聴けるもの、聴いてみたいものってのを聴いて書いてるからいいかと。時間ないないと言いつつもあまりイベント事も無くて自由に使える時間ではあったんで他にすることが多かっただけでしてね、聴くのは色々聴けたから良しとしましょ。

 アメリカ英国、ヨーロッパ問わずでハードロックのスタイルってのはある程度決まってるんだろうか、とも思う。概ねサバスやヒープ系かZeppelinにはなれないけどブルース中心の系統、あとはプログレハード的…オルガン入ったりしてね、そんな感じ。んで、どうにも圧倒的に多いのがヒープ系と呼ばれる感じのヤツ。オルガンハードなんだけどハネノリなんかじゃなくてベタベタにヘヴィに攻めてくる系統。そこに荒れ狂うギターとか入ると最高にヘヴィネスになって重厚さが増すという仕掛け…、今回のEuclidなんてアメリカのバンドもそんな類。

 1970年の作品「Heavy Equipment」。勿論某氏コレクションからの拾い物なんだけど、聴いてすぐ思うのはやっぱりヒープ系の色の濃さ。ただ、時代的にはUriah Heepですらまだそんなにあの色が強く出てたとは言え、ほぼオーバーラップしている時期なので、どっちかっつうとBlue Cheerあたりからのサイケデリックシーンからの流れでこういう音作りになってきたんだろうと思うんだよね。だから独自発展なんだろうと。とするとやっぱアメリカのハードロックも勝手に進化している所はあって結果的には似て非なるものが出来上がったってのかね?そりゃま全く影響ないとは思わないけど、素地としてはそんなトコなんだろうと。ポップとサイケとハードロックが入り混じってヘヴィネスなサウンドが出来てるんだもん。

 この作品ではあの「Gimmie Some Lovin’」なんてのもヘヴィバージョンでカバーされてるからウィンウッドのあのヘヴィな歌声をバンドごとやってみたかったんだろうなとは想像がつく。バンドの音そのものがそんな感じにヘヴィなサウンドに染められているしね。それでいて結構テクニカルな演奏に乗せているんだからアメリカはスゴい。







Jenghiz Khan - Well Cut

Jenghiz Khan - Well Cut (1971)
Well Cut

 年末も寒くなるの早いんじゃね?くらいに寒いとは思ったけど年始になってからは更に寒さが増しているような感じで相当寒い…。寒いってのは痛いに通じる言葉だ、とは友人の弁だが、何か言ってる意味は判る気がする(笑)。熱いよりは寒い方がまだ良い気がしないでもないけど、どっちも同じか。2015年になって、年初だしアレコレ今年は…ってのは一応考えるんだけどさ、あんまり革新的なことは思い付かないんで結局害のないように幸せに生きるか、くらいしか思い浮かばない(笑)。いや、そんなこともないけど…、10年目のこのブログどうすっか…なんてのは一応チラリとは考えるけど、ライフワークだしどうせロック聴き続けるから閉じるモンでもないだろうし、単なる感想文と記憶の補完…補完ってよりも最近は聴いた証になってるが…(笑)。

 Irish Coffeeの時にベルギーならこいつも素晴らしいってコメント頂いたのでチャレンジしてみた…チャレンジってほどのものでもなく何の疑いもなく信頼して普通に聴いてみたのがベルギーのジンギス・カーンってバンドの「Well Cut」。ジンギス・カーンって…Jenghiz Khanって書くんだけど、なかなか大胆なバンド名。それでこのジャケットだ。ベルギーってのはちょっとヘンなセンスしてるのかもしれない…などと妄想が頭をよぎるのだが、それと音は無関係だからと心して聴く。おぉ…、快活なハードロック…ってぇと語弊があるがもっとドロドロなプログレハードかと思ったけどかなりハードロック寄りなスタンス…ってか英国のこの時期=1970年代初頭の何でもあり的なハードロックとの解釈と非常に近くて、基本歪んだギターでブルース・ロックなんだけど、アレンジ的には鍵盤もいるからヘンな展開出来ちゃうし、ちょっとこねくり回すのっていいんじゃね?くらいにはいじられてるからプログレハードと呼ばれてしまうんだけど、別にプログレって言葉はさほど似つかわしくない。自分がこういうのばっかり聴いてるからプログレ的って意識もちょっと欠けてきてる感があるけどね。人に説明する時はプログレハードって言います(笑)。

 歌が結構粘っこくて美味しいところ持ってくんだけどバンドの力量もまずまずだからハードロック成分多数だけど普通にロック。ヨーロッパ的な繊細なセンスももちろんあるんで粗雑なトコはなく、ベースとか結構面白いもん。ギターも音色に結構こだわってるのかなぁ…とかさ、一枚40分、一気に聴いてしまうくらいのドラマティック感はあって音の質感も英国的だし、言われなきゃ英国のバンドって思うくらい。ジャケットセンス以外はかなり秀逸なベルギー産ハードのバンドですね。

Ram Jam - Portrait of the Artist As a Young Ram

Ram Jam - Portrait of the Artist As a Young Ram (1979)
Portrait of the Artist As a Young Ram

 年末年始ってのはあっという間に過ぎ去るなぁ…。やりたい事もなかなか出来ないままに時間だけが経ってしまい既に正月は明けてしまってるし。どんだけ時間があったら自分のやりたい事をとことんやり続けられるんだろうか?いやいや、そんな時間は永遠に持てないんだろうとは判ってるんですがね…、その時間の無さが色々な事を一生懸命その場その場でやっていこうとする原動力でもある、ってのは理解してるんですが。でも、もうちょっとゆったりと時間が欲しいと思ったりはするな。

 未年ってジャケット困るな、なんて思ってたら幾つもご紹介頂いて、中でも浅井コレクションからのRam Jam「Portrait of the Artist As a Young Ram」のインパクトが強烈で、こりゃなんぞや?と早速YouTubeだけど聴いてみた。そもそも1977年頃に一発ヒット作「Black Betty」なる曲が売れたらしく、その時代を生きていた人達にはかなり知られているバンドと曲らしく、ハードロック好きだ~!と言っている自分が全然知らなかったのはどうにもお恥ずかしい限りなのだが、時代とロックってのはそんなモンだろう。しかもアメリカンロック漁ってなかったしさ…(涙)。それでも、こうして何かのタイミングで良いきっかけを与えてもらって新たに知るってのは良い事じゃないですか。そうかぁ…って思いながらね、聴きました。

 そしたらさ、驚くばかりのハードロックが飛び出してきたんでびっくり。なんでこんなの知らなかったんだろ?ってくらい普通にメジャーで王道な感じなアメリカンハードなのにさ、知ってて当然だろ、くらいの音だったんであまり語られなかったんだろうか?ネットでアレコレ見てるとそこかしこで出て来るから有名なんだよね。1stとセカンドではかなり傾向が違うとか、以降どうなったか不明だとかさ。それにしてもこんだけカッコ良い、カッコイイ、って思わせる音作りがこんだけ出来てるんだったらもっと行けたんじゃないかと思うけど、一辺倒過ぎたんだろうか、それとも時代的には新たにVan Halenみたなのが出て来てそっちに流れたか…、モントローズ的な古きハードロックスタイルは受けなかったってのはあるかも。それくらいに一本調子なハードロックで快活。それでいてやや哀愁を感じる旋律なのか歌なのかがあってちょっと沁み入る部分を持っているのは元来のハードロックが持つ味わい。曲のバリエーションも含めてナイスな名盤♪感謝♪

CD買うなら2in1のこっちもあり。
Very Best of
Ram Jam
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Paul Kossoff - Live at Fairfield Halls

Paul Kossoff - Live at Fairfield Halls
Live at Fairfield Halls

 やっぱね、ロックはギターです♪ギターが目立ってかっこ良くないとイカンです。今時のバンドはどうか知らないけど古いバンドでは必ずそうあるべきで、そういうバンドがカッコ良かったものだ。そういえば年末にそんな話を酒を飲みながらグダグダと熱く語っていた事を思い出して、そうそう、マイナーもんばっかもいいけどやっぱりきちんとメジャーなのを抑えてこそだよな、なんて話でしてね、いや聴きまくりましたよ色々と。もちろん既出のアルバムなんてのも何度も聴いているんでここには出てこないけどやっぱね、聴くんですよ、響いたのとか響くものは。んで、面白いのは昔はダメだこりゃ、って思って聞かなくなったものでも今違う見地で聴くとなかなか聴き応えのある作品だな、ってことに気づいたり、改めてスゴいなって思ったりするのもあって、自分の昔の耳ってのは信じちゃいけないですね。多分皆が皆そうだと思うけど、改めて聴くってのが重要。自分って変化してるからさ。

 ポール・コソフ率いるBack Street Crawlerの1975年のライブアルバム「Live at Fairfield Halls」。ジャケットを替えたりして何回かリリースされているから多分版権が微妙なんじゃないだろうか、最初店でコイツを見た時は結構びっくりして、オフィシャルか?でもタワーならオフィシャルだよな…とか思いながらもちろんそのままレジ行きなんだけどね、別にBSCはそんなに興味なかったから真面目に聴かなかったのかなぁ…、どうも地味なライブだと感じていたもので、その後もフリーやコソフのギターにはどんどんと心酔していくんだけどコイツはあまり手を出さなかった。それはもうコソフのソロそのものもだけど、多分曲に対する興味が薄かった=言い換えれば良い曲がなかったから聴かなかっただけの話な気がする。今はそれよりもプレイを聴くってのが大きいから楽曲がどうあれこんなギター弾いてるのか、という聴き方だから聴けるのかもしれない。そう思うと色々な聴き方があっていいんじゃないかと。

 1975年6月のライブだからソロ作「Back Street Crawler」をリリースした後のライブ、バンドとしてはそんなにまとまってるワケじゃないし録音も何となく記録用な感じだし、まだまだこれからな感触もするライブだけどコソフのギターは結構弾けてる…弾けてるっていい方はヘンなんだけどさ、もうこの頃以降ってコソフのギターってヤクとの辛みでどんだけ弾けるんだ?みたいなのがあるからさ。でも、ここで聴けるのは普通にコソフのギター・プレイ。フリー時代の魂込めすぎてます、ってのよりはもっと軽めになってる部分あるんでそこまでハートに刺さってこないけど、やっぱりエグるようなプレイはさすが。もっとギターヒーローに進んじゃえば良かったのになぁ〜、性格なんだろうな、こじんまりとするのは。そんな事を思いながら一つひとつの音を大切に弾いているこのライブプレイをじっくりと聴いてみました。



年末年始のご挨拶

 忘れてた…。2014年も多くの方に見ていただき感謝です。2015年もまた相変わらず書き続けていくんでよろしくお願いします。

2015年未年…あまりジャケットに出てこないんだよねぇ、羊ってさ(笑)。
Ram -Spec- Portrait of the Artist As a Young Ram Look Hear Golden Classics


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物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


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