The Jam - Sound Affects

The Jam - Sound Affects (1980)
Sound Affects

 パンクムーブメントを利用してシーンに登場してきたある種戦略的な頭脳を持つバンドもいくつか…、その代表がポリスだったワケだが、The Jamなんてのも実はそうだったり。ただモッズの持つパワーと当時のパンクムーブメントってのは似たような部分あったワケだから騙し騙しってワケでもないけどさ。自分の中ではジャムってパンクバンドだよな?って固定概念がずっとあって、頭の中ではモッズバンドからの進化系と理解しててもなかなか腹の底まで染みこんでいかない。更にThe Jamもまた進化を続けるバンドだったんでワケ分からなくてさ。

 1980年リリースのThe Jam5作目「Sound Affects」。簡単に言えばエッジの立ったビートルズみたいな作品。ポール・ウェラー節満開とも言えるが、作品的にはかなり悪くない(笑)。メロディもしっかり出来てるしマイルドさもトンガリ具合もきちんとあるしロック的なアグレッシブ感もたっぷり。そして何よりも英国節全開な楽曲センスはホントに見事なモノで、The Whoとビートルズを足したようなサウンドは彼らの真骨頂なのだろう。そこで自分でそれを選んで聴くかってなると…いや、あまり必要ない(笑)。そこが問題だったんだな、The Jamってのは。ネオモッズ世代の代表としてリバイバル旋風ともなったのは功績だけど、それならホンモノ聴けば?ってなってね…、自分にはそういうことだったらしい。もちろんあとづけ理由(笑)。

 んで、ずっと聴いてるんだけど、かっこいいんだよね、これはこれで。どっか哀しげなラインもあるしでもリッケンバッカーのソリッドなギターとかがエッジ立っててさ、ロック的な音。巧いとかヘタとかはどっちても良くてそのスタンスがこのバンドのステータスだったんだろう。だからこの後ポール・ウェラーは自身の方向性をきちんと探しだしてソロ活動に進むワケだ。これ以上このバンドでやれることがなかったんだろう、なんて勝手に想像しちゃいました。



Police - Synchronicity Concert

Police - Synchronicity Concert
シンクロニシティ・コンサート [DVD]

 ロックてのはそもそもが何かと何かの融合体でしかなく、そこに個性を突っ込んでバンドの面白さを出すみたいなモンだ。だから細分化されるしアイディアを絞り出して個性を打ち出そうとする。意識してないバンドなんてあるワケない。自然体こそが売りってのもあるワケだ。だからそん中で自分と相性の合うバンドを気に入ってひたすら見たり聴いたりする、その幅がどんだけあるかが人気って話。時代を超えても人気があるのは人間の本質を掴んでいるバンドなんだろうと思うけど、まぁ、そんなのはいいや。レゲエか〜、コレ以上は聴く気もないし…って思いついたのがポリス。

 ポリスって活動期間5年位なもんで、その後一回再結成してるくらいだからアルバムとかアイテムが少なくてね、ほぼ書き終えてるんだが、そういえばコレ見たいな…って思ったらブログに書いてなかったんで登場です。全盛期の1984年のアトランタでのライブをそのまんま記録したDVD「Synchronicity Concert」。これさ、当時ビデオでリリースされる前に確かMTVか何かで丸ごと放送してたんじゃなかったかな。それをビデオに録ってて、よく見てた。当時はまだビデオで見るなんてコレクションが少なかったからあるものを何度も見てた時代だからねぇ、好きってほどじゃなかったけど見てた。スティングかっこいいな…とか。今から思えばバンドの中の熱気も最高潮の時代、とにかくスティングとスチュワート・コープランドの仲の悪さもピークにあったと言う。だからこそぶつかり合うようなプレイがスリリングに聴こえるのかもしれない。ちょいと歳上なアンディ・サマーズは我関せずなスタイルでそれもまたライブプレイに出ていたり(笑)。

 しかしライブで映える曲ばかりで一気に最後まで疾走していくこのテンションは見事だ。オープニングから突っ走ってって、とにかく演奏は3人だけでこの頃皆が皆ホーン・セクションやら鍵盤やらを駆使してデカいステージをこなしていたのを考えるとこのさい少人数でのライブをひたすら引っ張る姿勢ってのは相当のパワとエネルギーが必要だったハズだろうけど、なんてこと無くやってる自信、良いね。こんだけソリッドな演奏と幅広い楽曲を3人でやってるんだもんな、しかもベース弾きながら歌ってるし。間違いなく最全盛期のポリスの姿を捉えた貴重なライブ映像がこんだけのクォリティできちんと残されているってのは嬉しいね。久々に見て燃えた♪



Jimmy Cliff - Harder Road to Travel: the Collection

Jimmy Cliff - Harder Road to Travel: the Collection
Harder Road to Travel: the Collection

 そういえば今年の夏は忙しかったせいかスカやレゲエ、ダブってのを聴いてなかった事に気づいた。The Clash聴いてると大抵レゲエやダブの影響が云々となるんで、いつしか自分もそういうのを聴くようにはなっちゃったんだけどさ、コレが歳を取ると段々と心地良くなってきてさ、ユル〜い時にユル〜く聴くと良いんだよ。かと言って誰が好きとかどれが名盤とかさほど理解してなくてBGMと雰囲気の延長でしか聴いてないんで語れるほどのモンは何もないのだが、ふとそんな気分になったんでちょいとかじり聴き。

 Jimmy Cliffさんのベスト盤「Harder Road to Travel: the Collection」なんてのを。名盤「The Harder They Come Original Soundtrack」以外は全然聴いてないし知らなかったんでオリジナル・アルバムで云々ってのもあるんだけどそんなに真面目に聴けてないから何かベスト盤でいいかな〜と適当さが出て来てるけど、もうキャリアが長い人ってのはホント、どれが何だか全然わかんないもんな。ベスト盤聴いて良いな、って曲が入ってるアルバムを入手するってパターンが一番手っ取り早いのかもしれない。でもアルバムという概念がある自分なんかはともかくそうでもない世代なんてのはやっぱ単発の曲で集めるのだろうか。そんなことをふと思いながら聴く。

 これがさ、「The Harder They Come Original Soundtrack」のイメージあるから脳天気系だと思ってたけど、やっぱりこのヘンの音楽のルーツがモロに出て来てて、とっても哀愁のある甘いメロディと歌声なんだな。実はスカとかレゲエって区分けされてるけど、結構モータウンとかソウルとかのマイルドな歌モノの流れなんだ。初期とか中期で結構音楽性が変わっていったのかもしれない。面白いな…、ソウルもほとんど聴かないからわかんないけど、根っこは皆一緒だし、フムフム…と。そんな雰囲気を楽しみつつ、メロウに心地良くレゲエ…レゲエなのか?みたいなのをたくさん楽しむ。いつもいつもヘヴィに聴く音楽ばかりってワケにもいかないし、こういうのは息抜きにいいね。

The Harder They Come Original Soundtrack

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The Clash - Cut the Crap

The Clash - Cut the Crap (1985)
Cut the Crap

 もう30年くらい聴いてる事になるThe Clashというバンドと自分の付き合い。これまでも割と事あるごとに聴いていたりするんで途中途切れてたりってのがない。Zeppelinもそうだけど割と人生的にいつもどこかで聴いているって感じのバンドのひとつだ。たかがアルバム5枚位しか出してないのとそれも自分では好みがあるから全部聴き尽くしてないトコもあるんだけどね、そっか〜と改めて思ってしまった。んで、そんだけ付き合ってるのにほぼまるで聴くことのないアルバムが一枚残っている。そう、言わずと知れた「Cut the Crap」だ。1985年にリリースされた世紀の問題作として悪名高い作品ですな。

 まぁ、結論的にはジョー・ストラマー自身がこの時代を黙殺してしまい、この世を去ってしまったのでそれが答えでしかなく、ああだこうだと良い所も云々とか言っても虚しいだけなんでねぇ…。いや、U2が新作「Songs of Innocence」で何とかっつう曲をThe Clashに捧げたってのがあってさ、そっか、そんくらいには彼らのBGMにThe Clashがあったのかと思ってさ。んで、またThe Clash聴いてたんだけどふと自分のブログに何書いてないんだっけ?って思ったらやっぱりコレしか残ってなかったんで、しょうがねぇな、ってことで聴いてみるか、ってなトコで聴いてるワケ。

 効果音とかチープなシンセとかドラムマシーンみたいな音とか邪魔臭いエコーとか色々と悪名高き要素は揃ってるんだけど、曲の骨格とジョー・ストラマーの歌は勿論何も変わっていなくて凄くストレートな初期パンクロックそのものじゃないか、と思った。なるほどね、そっか、メチャクチャな状態のバンドだったけど新メンバー補充して心機一転ガラリと変わったように仕掛けるぞ、ってのはあったけど出てくる楽曲自体はジョー・ストラマーそのものでしかないし、歌い方もスタイルもそのまま、やっぱ変わらなかったってことがわかった。それがわかったら効果音や装飾音、エフェクトなど全部無視して耳に入ってくるように出来るようになった…って、そんなワケないけど、無視して聴いている。すると、その裸の歌が聞こえてきてね、装飾音すべてが虚しい叫びに聞こえてきた。

 ここで書いてもしょうがないけどこの頃のライブ音源…ライブっても英国中をバンドで回ってどっかのパブとか野外の空き地程度のとこでゲリラライブやってたんだよ、彼ら。電気無いから全員アコースティック楽器持ってやってるワケ。そうするとこのムダな装飾音とか一切なくって裸のままの音でのライブになるんだよ。このアルバムからの曲も勿論やってるんだけど、楽曲の本質が出て来てて昔のクラッシュみたいに聴ける。ミック・ジョーンズがいないからややトーンが違うけど、でもやっぱジョー・ストラマー兄貴が引っ張っててさ、実は相当盛り上がる。だから誰が決断できるか分からないけど、「Cut the Crap」ってアルバムのムダな音を全部取っ払ったバンドの音的なりミックス作品と、ライブ音源はいっぱい残ってるんだからまとめ上げた2CD盤をリリースしてもらいたいんだよ。オリジナルの「Cut the Crap」は要らんからネイキッド+ボーナスライブ盤で是非。映像もあれば最高♪

 それでこそThe Clashの…と言うかジョー・ストラマーの魂ってのはきちんとこの世に残されるんじゃないだろうか。ふとそんなことを考えてしまったんだよね…。結局ライブ音源の方聴いてるんでした♪

U2 - Songs of Innocence

U2 - Songs of Innocence (2014)
Songs of Innocence

 音楽の売り方が劇的に変わってきている。レコードからCD、そして今やダウンロード販売の時代になっているが細分化が進んでいることもあって売れない、売りにくいという要素が絡んできている。さて、その筋の業界はどういう販路を打ち出していくのか、また今打ち出している販売手法は定着していくのか、それとも逆にどこかに集約されていくのか、取り巻く環境は厳しい…なんてどっかの評論みたいに書いてるけどね、こないだU2がアップルと提携したリリースってのもひとつのモデルパターンなんだな〜とか思ってさ。U2クラスじゃないと成り立たないビジネスになるけど、この裏側はとてつもなく色々な思惑が絡んでる感じで、その他はどう出るか、それも楽しみ。

 そのU2の新作「Songs of Innocence」についてはリリース形態ばかりがクローズアップされてて中味はどうなん?みたいなのは割と置いてけぼり…そりゃそうだよな、皆が皆タダで自分のスマホに落とせるんだから聴いて好むか否かだけの話で、そもそも論評する必要性がない。もう一度書くけど、皆が皆聴いて自分で好き嫌いや追求が出来る状態なんだから誰もそれについて論評する必要もないししてもしょうがない。それはタダのひとつの分析結果や感想文でしかなくて、それに同調する必要性もないし分析を鵜呑みにする必要もない。そういう分化が長い間続けられてきたけどネットの登場で自分みたいな素人でも勝手に書きたいこと書いて発信できてるワケで、それを鵜呑みにする必要もないし、解釈の一つだと捉えれば良いだけだ。ただ聴いたことない人には聴くきっかけになるってのはあるから続けてる部分もあるしね。でも今回のU2とアップルのアルバムリリース手法は何もいう必要がない、なんだよね。いや、批判じゃなくてそうか、そういうことか、なんて思ってしまってさ。凄いや、って。だからネットでも作品そのものについてあーだこーだって書いてるのが見当たらない。雑誌はいずれ書くだろうけど、本人たちへのインタビューじゃない限り記事の価値は恐ろしく低いワケだし、なかなか凄い事だ…と勝手な解釈。

 んで、そのアルバム「Songs of Innocence」は自分的にはどうだっただろうか?初期U2的なアプローチを感じるんだけどどうにも音が軽い。初期U2はもっと寒くて重い、そしてその裏にある愛に溢れたバンドの音だったかさ、高音質版を聴く必要性が出てくるね。それはともかく曲は間違いなく初期アプローチへ…ってか90年代だけが異常な方向性だっただけで2000年からはずっと普段のバンドの曲で進めているからこれが自然体なんじゃないか。ただ、どうしても悲壮さや切羽詰まり感ってのは欠けてくる…それを大きな愛で包み返している、そんな作品。じっくりと聴きこんでいくと結構スルメ的に響いてくる曲が多いから無料で聴いたけど…と捨てないでじっくりと何回も大きな音で聴き込むと良いかも。自分もそうだったし…。やっぱりボノの表現力は凄い、これがタダだったら他の音楽の大半はタダ以下じゃないか?なんてね。

Parliament - P-Funk Earth Tour

Parliament - P-Funk Earth Tour (1977)
P-Funk Earth Tour

 キレッキレの音がちょいと聴きたいね、って気分になった。まぁ、全く詳しくないから著名な作品をチョイスして聴くんだけど、たまに聴く程度だからそれでも全然他のいmsてて深煎りしていく気は全然ないのはやっぱり基板はロック側にあるからかな。音的スタイルの違いだけでどのジャンルであってもロック的魂ってのは見え隠れしているから同じなんだけど、とりあえず好みの問題だ。

 P-Funk集団の筆頭、パーラメントの集大成ライブアルバム「P-Funk Earth Tour」、1977年のリリースでもちろんこの頃のライブアルバムらしくしっかりとスタジオで編集されているアルバムなんだけど、それでもやっぱりパワフルにタイトに勢い有り余るプレイをとことん楽しめるアルバムに仕上がっていることは間違いなく、ロックもファンクも分ける必要性まるで無し、とんでもなく熱い…暑苦しいくらいに熱いライブが聴けます。こういう熱さってあるんだな、と思ってくれれば…。メチャメチャ黒いよね、これ。んで、キレッキレ。嘘か真か多分ベストメンバーでのプレイで、個々人の名前を聴いても知ってるというくらいなんでやっぱ凄いメンツなんです。それでこのグリグリな音が最高。自分のテンションがどこまで持つかでこのアルバムを聴けるかどうか変わってくるかもしれんな(笑)。

 相当ロック側に位置している人達だし、既にロックの域は超えているもん。でも、こういうバンドの後継者が出て来ているのか出て来てないのか知らないけど目立たない。あまりにもパイオニアが強烈すぎたのか、以降が続いてこないのがこの世界の難しさ。JBやプリンス然りだけどね。今じゃ音楽は細分化されすぎててなかなかそういう人がいても表に出て来ないからわかんないだけと思いたくって、いずれこういうぶっ飛びライブをやってくれる人も出てくるでしょ。出てくれないと…ね。





Prince - Dirty Mind

Prince - Dirty Mind (1980)
Dirty Mind

 随分と色々なジャンルやカテゴリのもの聴いてきたけど、いいなって思って増えるアイテムもあれば、以前は良かったと思ってたモノがいつしか興味なくなって消えていくものもある。何で好きだったんだろ?とまでは思わないけど、こんなの好きだったんだよなぁ…とシミジミ思ったりするとかね。まぁ、あまりにも子供向けすぎた音とかなんだが…。逆の方が多いのは事実で、昔は全然聴けなかったけどいつしかかなり聴くようになったヤツとかね。新しく知るってのもあるけど、古い財産でもそういう発掘の仕方で楽しめることもある。

 プリンスが1980年にリリースした3枚目のアルバム「Dirty Mind」。マルチプレイヤーで売りだしたワケじゃないんで自分的には彼がマルチってのを知ったのはもっと後になってからなんだけどさ、何かヘンな人で…、でもやたらとカッコ良く聞こえた。でもルックスアレだからダメなのはダメで…でも音がカッコ良いし…何なんだ?みたいな感じだった。売れてからはますますヘンな方向性に行ったので更に好んでよいかどうかを考える人になってしまったけど、結構回りがダメってヤツ多かったから自分は好きだけどね、と言ってしまえる的な部分はあったかも(笑)。

 しかし今聴いてもヘンな人だ。ファンクノリが凄いのは当たり前なんだけどレコード聴いてるだけではそれが何かよくわかんない。ファルセットも何かナメた感じで嫌いだったけど、このアルバムでは割と地声と言うか普通の歌も出てくるんでフムフムみたいなのあったけど…、プリンスってやっぱりライブの方が良いのかな…なんてYouTube見ててつくづく思った。JBに成りきりたかったってのがあるから初期のライブはホントにタイトでカッコ良いし、このアルバムに入ってるナンバーなんかも別の息吹が与えられてる感じに見事。こっちから入ると結構ラクにいいね、って言えるんだが(笑)。それにしてもとんでもないジャケットだな…。



Phil Collins - Face Value

Phil Collins - Face Value (1981)
夜の囁き

 いろいろな種類の楽器が出来るってのは素直に羨ましい。才能があるから出来るワケで、努力だけで出来るものもあるけどやっぱりリズム系のものとメロディ系のとか吹奏楽系なんてのとは全然異なるワケで、それらを多々プレイできる、またプロレベルでそれが認められるレベルで出来るってのは本当に音楽の申し子な人なんだろうとしか思えない。プリンスなんて初めてそれを知った時、びっくりしたもん。そんな人いるんだ、って。様々なミュージシャンを聞いたりしていると割とそういう人いるけど表に出てくるまでの人はそんなに多くない。

 フィル・コリンズの1981年の最初ソロアルバム_ってかデモテープみたいな感じだけど「Face Value」ってのがある。既にジェネシスの、とかいう次元をとうに捨て去っててモータウン影響からのソフトブルーアイドソウル的なサウンド…、まぁ、この後出てくるフィル・コリンズのサウンドの下敷きがしっかりと出来上がってる作品。ジェネシスでのドラマー業は軽かったんだろうか、こんなんがサラリと出来上がってしまうんだから。そしてあのドラマーが歌を歌い、こんな作品を作り上げてしまい、更にはヒットチャートに作品を送り込み一躍時の人になるまで行き、悠々自適な生活で今では全く表には出て来ないけど大金持ちの暮らし、なんだろうと思う。娘がチョコチョコ出てくるんだけど、自分からするとフィル・コリンズの娘だろ?ってその度にあの容姿が目に浮かび、到底彼女そのものを見ることが出来ないという…。

 しっかしまぁホントにドラマーさん?ジェネシスでの変貌にも驚いたけど、ここでの音楽の完成度の高さは正に舌を巻くレベルで、ジェネシスでももちろんかなりの完成度を誇っていたんだろうけど、ここまでポップスの世界での完成度の高さに駒を進めていたってことにびっくりです。この人ロック好きじゃないんだろうなぁ…って思う。音楽家としては素晴らしいからロックという枠はあまり要らなかったんじゃないかと。事実そっちに進んで行ったけど、それは自然な流れなんだろう。だからジェネシスも変わっていったし、この音楽的センスの前では他のプレイヤーも何も言えずにやることだろう…。それにしても聴きやすい作品で、素晴らしいBGMになります(笑)。



Peter Gabriel - Peter Gabriel 1: Car

Peter Gabriel - Peter Gabriel 1: Car (1977)
Peter Gabriel 1: Car

 秋が深まってきた。秋は好きなので深まっていく様を体感するのももちろん好き。ちょっとノスタルジックに、またメランコリックな感傷に浸るのは歳関係なく今でも好き。まぁ、以前ほど真面目にその世界に浸らなくなったけど、それでも妄想に浸るのは悪くない、特に音楽と一緒に浸るのはやはり好き。ただ、最近そういう好きな事やモノ、事象や意思がうまい具合に噛み合わないこともチラホラ…、まぁ、何言ってんだか、って話なんで聞き流してください(笑)。

 ジェネシス時代から強烈な個性を放っていたピーター・ガブリエルがジェネシスを離れてからの最初のソロアルバムが「Peter Gabriel 1: Car」というもので、1977年、パンク全盛期のリリースにも関わらずなかなかの人気を博したらしい。アルバムジャケットが何気にヒプノシスなので不気味感満載でさすが、と唸らされる。さてさて、中身の方は自分は詳しくジェネシス知らないけど、その世界観のままなんだろうなと感じた。もうちょっとバンドらしさは抜けているんで幅は広がってる気がするけど、アレンジや歌声などジェネシス時代を引きずっている感じはそのままかなと。ただ、バックの音が強烈なパワーを放っている部分が圧倒的に違う。ジェネシス聴いてる時はこういうロック的な骨太さはまるで感じられなくそれこそがジェネシスの世界だったとは思うけど、ここで聴けるのはロバート・フリップやトニー・レビンのせいか、圧倒的にクリムゾンが持つロック的エッセンスが全面に出ている。そこでのピーガブが異世界感で歌っている作品となる感じ。

 ピーガブってロックな人なのか?ってぇとそういう風にはなかなか聞けなくて、でもここではそんな強烈なバック陣を揃えながら当然他を圧倒するボーカリストとしての世界を紡ぎだしているんだから不思議だ。そういうことがやりたくてジェネシスを抜けたんでもないだろうし、天才肌なのかも。意外なことに聴いていて結構力が出てくるのもあってさ、自分としてはピーガブでそれはないだろ?ってのあったから驚いたもんだ。好きか?ってぇとそうでもないんだけどね。





Roger Daltley - One of the Boys

Roger Daltley - One of the Boys (1977)
One of the Boys

 スコットランド独立選挙って面白いことやるんだなと思った。そういう施策を主張している誰かを選ぶ選挙ってのはあるけど、国そのものの独立を国民に選ばせる選挙ってのは他にもあるんだろうか?実際の内容的にはスコットランドに住んでいる外国人の投票権ありとのことで国というものの定義が非常に微妙になってしまっているみたいで、これはどこの国も難しい課題だろうなぁと。日本だってそこは難しいだろうしね。そんな事をふと思ってしまったスコットランド独立選挙、結果はともかくあれだけの接戦になるってのは戦慄を覚える部分もある。

 The Whoのマッチョボーカルとして名を馳せて続けているロジャー・ダルトリーはThe Who在籍時代からソロアルバムをリリースしていてその作風は制作陣営によって常に変わっていくものなので一貫した音楽性なんてのは無いし、スタイルもない。なんでもOKだ。ロジャー・ダルトリーって人は歌うのが仕事だから作風とかってのはホント気にしないんだろう。友人や仲間の曲なら歌うし仕事になれば歌う、もちろんヘンなのは歌わないだろうが、基本そういう人だ。自身の音楽性なんてのはまるで持ち合わせていない、んじゃないかと。1977年の三枚目のソロアルバム「One of the Boys」は正にThe whoのTommyそのものを彷彿させるジャケットでロジャー・ダルトリーという人名を強調しているかのような作品だ。当然ながら友人知人などを集めてつくろうとなればそれなりの人間が集まってくるクラスの人なので、この「One of the Boys」ではクラプトンやポール、アルヴィン・リーやロッド・アージェントなどなど多才なゲストが華を添えている。更に楽曲レベルもかなりクォリティ高く作られているのでポップ作品としては相当に良質な作品に仕上がっているのが間違いない。多分ロジャー・ダルトリーソロ作品の中では一番出来が良いんじゃないかな。

 冒頭のバラードから始まり多種多様な幅の広いサウンドを歌い上げ、どれもこれもロジャー・ダルトリーならではの歌、バックがどうあれロジャー・ダルトリーに仕上がるってのはさすがなお話で、かと言ってThe Whoにはならない、ってのはピート・タウンジェンドの個性故だろうか、そんな作品でかなり深みのあるアルバムに仕上がっているところがいい。しかし改めて聴いてて思ったけど、今でもこの人って歌声変わらないんだなぁ…凄いなぁ…。





Bryan Ferry - Bete Noire

Bryan Ferry - Bete Noire (1987)
Bete Noire

 ダンディズムなんて単語を普段使うことはもちろん無いだろうし、出て来たとしてもどんな意味なのかをキチンと説明も出来ないんじゃないだろうか。オシャレな男、キザな野郎、男の美学…そんな感じで、それって結局モテたいがために気取ってみる手法としての単語とかさ、そんなイメージで、なかなか出来るもんじゃないのは事実(笑)。まぁ、そんなものをテーマに、テーマと言うかポリシーにしたふりをしてシーンに君臨していた人がブライアン・フェリー。他にもそんなのがいた気がするが、あまり思い出せん。ボウイを聴いててカッコ良いよな〜なんてこういうダンディズムっつうかそういうのって…って思ったところです。

 Bryan Ferryのロキシー解散後2作目のソロアルバム「Bete Noire」。この人はどうしてもロキシー・ミュージックのっていう冠が付くね。バンドもほとんどブライアン・フェリーのイズムでやってたからバンド時代とソロ時代みたいなのあるんだろうけど、やっぱ知名度あるのはロキシー・ミュージックの方なんだろう。まぁ、正直言ってロキシー・ミュージックの世界観は自分にはわからなくて何度も聴いたけどやっぱり入ってこないっつうか、そんなバンドの一つで合わないんだろうな、結局聴かなくなったバンドのひとつになっちゃってる。それでもブライアン・フェリーは自分も印象が残ってるんで、ここで突然思い出すワケだ。

 そして聴いてみた「Bete Noire」だが…、自分的に思ったのはデペッシュ・モードと同領域という感覚。元々ダンディな世界観を打ち出していたブライアン・フェリーがデジタルに巡り合って出来上がった音とも言えるワケで、その世界は後に…になるのか?デペッシュ・モードが極めて行った世界な気がしてて、なるほどなと納得した。その分きちんと聴けたってのはある。面白いかどうかは分かんないけど、こういうのなんだな…とか。んで、何かいいギター鳴ってるし単にデカダンってワケでもないしデジタルだけでもないな、と思って調べてみるとギター弾いてるのデヴィッド・ギルモアじゃないか(笑)。スゲェ納得した。



David Bowie - Earthling

David Bowie - Earthling (1997)
アースリング

 バンドから離脱してソロ名義で徐々にキャリアを形成している人達もいれば、もちろんバンド時代のキャリアを構築できずに消えていき、またバンドで復活するという人もいる。そりゃもちろん色々なパターンもあるし運もあるし仕事なんだから上手くできることとそうでないこともあるワケで、何が良いと言うワケじゃない。ただ、ソロになってからキャリアを築き上げた人はソロな人としてのイメージが付いてくる。ピーガブとかもそんな感じ。そういうの抜きにすると最初からソロでロック界にいる人ってそんなに多くないんだよね。あまり思い付かない。ジミヘンくらいか?やっぱバンドから出て来てる人が多いからそんな印象だけど、David Bowieと言う稀有な存在もあったなと。

 David Bowieの1997年の快心作「Earthling」。時代は暗黒の90年代、ボウイ自身も前作「1.Outside」でその暗黒世界をテーマにアルバムを作り上げてツアーしていたし、まさかここでこんなに生きの良い、そして時代の最先端を象徴するかのようなアルバムを作り上げてくるとは思わなかった。David Bowie健在なりを改めて世間に示した一枚…なんだけど、当時盛り上がったくらいで依然として80年代以降のボウイの作品は無視されがち(笑)。まぁ、それは置いといて、この「Earthling」は何と言うのか…時代がデジタルブーム真っ盛りになっていた頃にそのデジタル的な要素を盛り込んだ作品で、しかも相変わらずのロック魂もきちんと織り込んでいるという見事な作品。そして何よりも感じたのは反骨心。これこそロックでしょ。それがこの新しい音作りの中にも慄然と存在しているからこそなんじゃないだろうか。もうこの頃ボウイ50歳くらい…だよな?更にこの堂々たる自信のジャケットがカッコ良い。

 この頃からだろう、プログラマーやマニュピレーターというミュージシャンが主張し始めたのは。それがきちんと楽器演奏陣のひとつとして加えられ、いつしかデジタル操作員がいないとアルバムが出来上がらない仕組みになっているというか…もちろん本質的にはアーティストの才能なんだけど、それらを実験して聴いてみる、様々な音で演奏して感触を図る、アレンジにしてもその場で多々試せる、だからこそ即座に良い物を取り入れつつ実験して創作していけるというスタジオ作業が面白くなっていった人も多いのだろう。ボウイもそのヘンは随分と楽しんだようだが、一方でレコーディングには当時のツアーバンドメンバーそのままの勢いを持ち込んで録音したらしく、なるほどバンドの一体感に加えてデジタル時代のアレンジなんかが入ってきた良作に仕上がったのだろう。よく聴いたもんなぁ、これ。何か自分を元気にする時に結構聴いてた。



Mick Jagger - Wandering Spirit

Mick Jagger - Wandering Spirit (1993)
Wandering Spirit

 ボーカリストのソロアルバムって大抵はバンドの音とはちょっと違ってポップなモノだったりその人達が好きなジャンルに特化した作品を作ったりしてエゴを満足させるみたいなとこあったんじゃないかな。バンド解散じゃなくてバンドにもっと良い物を持ち帰りたい、またはバンドではやりきれない音を追求してみたいみたいな部分。んで、楽器を操る連中と違って歌っている人達ってのはもっと何でも出来ちゃったりするし、自分が歌うイメージを見つけるのも簡単だろうから幅広くなっていく傾向にある気がする。ギタリストのソロアルバムなんて大抵自己満足なギターアルバムになる傾向にあるしさ(笑)。

 Mick Jaggerのソロアルバム第三作「Wandering Spirit」は1993年にリリースされている。初来日公演を終えてストーンズも活動していた時期の合間にリリースされているワケだが、当時何でまた今ここでソロアルバム?みたいに思った記憶があるが、もう作られてたのかな?それとも久々のストーンズとのプレイでソロやりたい欲が出ちゃったんだろうか?よくわかんないけど、最初の曲を聴いてかなりぶっ飛んだ。こんなにストレートにストーンズタイプの曲を見事なグルーブとソリッドな音で出しちゃっていいの?って。ハイレベルなストーンズってこういうのだよな?みたいな。んで、惹き込まれちゃって、次々と出てくる曲も、曲調は決してストーンズ的なワケでもないのもあるけど、やっぱミック・ジャガーが歌っているからそれはもうストーンズなんだよ。んで、このストーンズ的な音で出してくるんだからバックメンバー全員変えたストーンズって言う、逆を想像しちゃったもん。もちろんそんなことはあり得ないけど、それでもそんな雰囲気でかなりロック的で面白い。しかもミック・ジャガーがきちんとギターも弾いていて、これがまたまた…みたいな話らしい。そこまで意識して聴かなかったけど、どれどれ…って思うがよくわからん。多分このテクニカルじゃなくてストレートに鳴ってくるギターだとしたら随分なリズムギタープレイヤーじゃない?みたいなトコ。実はキースの一番の相棒はミック・ジャガーだったりするんじゃ?なんて思ったり。

 しかし良い曲揃えたアルバムで聴き応えのある作品だ。しかもストーンズ的作風が多くてそれがソリッドなライブ感出してるから余計に勢いもあるしいいねぇ、今をときめくリック・ルービンのプロデュースってのも先んじたセンスだろうか、こういうバンド的な音作りは上手い人だし結構意外な面白さを持った傑作のひとつかもしれない。ミック・ジャガーのソロアルバムってだけで割と無視してたりする人も多いだろうけど、ストーンズより引き締まってて良いアルバムでっせ、多分。





Rod Stewart - Camouflage

Rod Stewart - Camouflage (1984)
Camouflage

 昔からバンドが解散したり、解散してなくてもソロアルバムを出したりする人ってのがいて、大抵はボーカリストなんだよな。んで、ボーカリストってのはソロになっても売れる売れないはともかくやっていける人なんだな、なんて思ってた。だってギタリストのソロアルバムとか歌わないならソロアルバムとは違うと思ってたし、「ソロ」って言うからには一人で、その一人が代表で、みたいなニュアンスを感じてたからかもしれん。んで、成功するのはいつもボーカリストのソロアルバムなワケ。そりゃそうだろ、いつもの看板なんだから一人で出て来たって見る側からしたら変わらないもん、なんて。もちろん今じゃそんな風に思わないけど、昔はそう思ってた。

 ロッド・スチュワートが1984年にリリースした何とも派手でピコピコでゴージャスな時代の産物アルバム「Camouflage」です。当時からジャケットの地味な印象とは裏腹に何かやけにゴージャス感が漂ってて金持ちのスーパースターみたいな印象だったロッド・スチュワート、それでもどこか惹かれるものあったり、このアルバムでもジェフ・ベックとやってたりするから何なんだ?ってな感覚はあったもん。その後ロック好きな先輩んチでロッド・スチュワートってのはな、今はああだけどその前は…ってな話を聞いてなるほど、と。そっから漁りまくったのは言うまでもないが、そんくらいの知識の時にそれを知ったから割と偏見を捨てていられたかもしれない。ただ、この頃のソロ作を聴いてて面白いとはまったく思わなかったんでダメだろ、これは、って思ってたけどさ。ま、それは今でもだが(笑)。

 しっかしまぁ、良く出来たアルバムだ。音的には全然面白く無いはずなのにロッド・スチュワートっつう歌い方とやたらと派手な音のせいか随分とカッコ良く聴こえてしまうしプロモ見たって派手でカッコ良いし、更に歌はメチャクチャ上手いしでやっぱ天性の才能なんかなぁ、見事です。ジェフ・ベックのギターってもそりゃ知ってて聴いてりゃわかるけど普通に聴いてたらちょっとトリッキーなだけで他の曲でも似たようなラインが出てくるからさ、わかりにくいんじゃないだろうか。それよりも自分的にはFreeの「Alright Now」をカバーしてる方が驚いた。ポール・ロジャースの歌をロッド・スチュワートがカバー、しかもロッド・スチュワートのバージョンはもうホントに洗練されちゃってあのドロドロさなんて欠片もなく見事にヒット曲ですっ!みたいにあっけらかんと歌われているのが見事。トッド・ラングレンのカバーの方はまだ分かるけど、Freeのカバーは驚いたなぁ…、当時じゃなくて今聴いてそう思った次第です。そう思うとこのつまらなそうな時代の作品でも面白いところは幾つもあるんだろうな。







Robert Plant - Shaken & Stirred

Robert Plant - Shaken & Stirred (1985)
Shaken & Stirred

 久々に上手いモン食べたい…いや、久々ってもアレだけど食欲の秋じゃないけど秋の味覚って色々あるな〜と思い出して、そういえばその辺って全然食べてなかった、ってことに気づいたんで突然食べたくなった。なかなかどこかで食べに行けるもんでもないし飲み屋でも季節のメニューなんてあるところではあるのかもしれないけど飲むと食べないからなぁ…、なので意識的に食べない限りなかなかそのままになってしまうものなのだ。果物とかならそのまま買えば良いけど料理って…ねぇ(笑)。

 ロバート・プラントのソロアルバム3枚目となる1985年リリースの「Shaken & Stirred」。まぁ、これまでのソロアルバムの傾向からして今作もヤバそうだよな、って思ってたら案の定、ってなお話。Zeppelinの亡霊から逃れたい一心なのかなぁ、こういうのって。そのくせリズムは結構なロックだったりするし、歌はもちろんロバート・プラント以外の何物でもないワケだからどうしたってヘンな違和感は感じまくるまま。リズムが効いたポップスみたいな感じだろうか、バブル時代の産物とも言えるゴージャスな女性コーラスだったり今となってはチープにしか聞こえない電子鍵盤系の音…、ただ、やはりロバート・プラントの歌だから他には類を見ない独自の音楽ではあるんだろうとは思う。それは昔よりも理解するようにはなった事かな。しかし誰に向かってこういうのを作って売ってたんだろうか?と思う節は多いわな。

 先日サマソニに来日したロバート・プラント、そんな話題もあったからYouTubeで最近のどっかのライブを見たんだけど、へぇ〜、こんな風に進化してるんだ、この人、ってのを初めて知った。サマソニの評判良かったし、ああいうのだったらそうかもな、って思った。Zeppelinの曲もバラバラに分解してやってるし、自分たちのサウンドもかなり作り上げられてる、そしてそれがまた割とロバート・プラントの世界でしか出来ないであろうサウンドに仕上がってるから、そういうのを考えるとこの作品なんかもプロセスのひとつだったんだろうと思えるワケ。ダメダメな事例のひとつ、ってかさ(笑)。まぁ、それくらいには聞く価値のあまり感じられないアルバムではありますな。





Paul Rodgers - Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters

Paul Rodgers - Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters (1993)
Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters

 90年代なんてついこの間だろ、くらいの感覚しかないのはどうにかならんだろうか(笑)。ヘタしたら25年前とかなワケで全然新しくもないんだが、やっぱりCD時代になってガラリと音とか聞くスタイルとかも変わったから新しい部類って思うのかな。自分的には多分そこが古いと新しいの境目なんだろうと。いくら好きでアナログの方を買っていたとしてもやっぱり時代はCDだったもんな。しかもリマスターとか出て来たし明らかに変わったっていう時代感覚だったしね。更にWindows95フィーバーとかもあって変化の真っ最中、それこそこないだだろ、くらいにしか思ってない。そう思うと自分はその頃からMac一辺倒でエラいな〜と思う訳です(笑)。

 ポール・ロジャースの1993年、シーンに復帰の名盤「Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters」。書いてなかったのか、自分?って思ったくらいだけど、このタイトルでは書いてなかったみたい。まぁ、いいや…。当時このアルバムをリリースして久々にシーンに復帰してきたポール・ロジャース、みたいな感じでね、しかもマディ・ウォーターズのカバーアルバムってだけで魅力的だったのに更に豪華ギタリスト陣を迎えてと来たもんだ。好みから興味ないのまで、またブルースに縁遠い人じゃね?ってのから本格派まで、更にそれぞれのギタリストが個性をキチンと打ち出せる技量のある人ばかりで聴いててカラフルで面白かった。ポール・ロジャースの歌だって生き生きしてて相変わらずの声だな〜、やっぱスゲェって思ってるとギターも色々鳴るから楽しくて。久々にまた聴いてるけどオープニングのアコースティックブルースからして楽しい。ベックにデイブ・ギルモア、まぁ、ゲイリー・ムーアあたりまではまだ、まだ分かるが、ブライアン・セッツアーやブライアン・メイ、リッチー・サンボラとな…、更にトレバー・ラビンにニール・ショーン…当時はもっとブルースに傾倒したギタリストを揃えれば良かったのになと散々思ったものだし、来日公演はニール・ショーンがギター弾いてたんで殊更にギタリスト替えてくれって思ってたけど、それじゃホントにただのブルースカバーアルバムになっちゃうからこういうクセのあるギタリストばかりを集めてブルース臭くなり過ぎないってのは良かったのかも、って思えるようにはなった。まぁ、一方でコテコテのを聴いてみたい気もするが…。

 曲もすべて知っているメジャーなモノばかりなんだけどアレンジが現代的?ってのか全然違うからシンプルなロックアルバム的に聴こえるのも見事。後で聞けば皆データだかテープだかを送ってそれぞれが録音してきたって事で目の前で録音してた人はいないとか…、そういう時代かとも思ったけど聴く側としては一緒にジャムってる姿を想像するよね。ポール・ロジャースとジェフ・ベックが一緒に演奏してるなんてワクワクしたもんだ。確かスラッシュは普通に入ってたギターパートも全部自分で置き換えて録音して返してきたとか書いてあった。結構聴いたアルバムのひとつで良い作品だと思う。後で英国盤か何かでの2CD盤ってのが出てさ、そいつにはフリーのカバーとか入ってて失敗したな〜って思った記憶があるな。



Queen - Live at the Rainbow '74

Queen - Live at the Rainbow '74 (2014)
Live at the.. -Deluxe-

 ココの所随分涼し気な気候なので風呂が気持ち良い(笑)。以前はそんなでもなかったけど歳のせいか風呂が気持良くていいな〜と思うようになってきた。温泉とかも気持ち良いんだろうな。温泉もあんまり行ったことないし、どうもあまり綺麗じゃないだろ、って言う発想の方が強くてね…、でもどっか行ってもいいかな、なんて思う。そうそうだから風呂には何かの温泉みたいなのを入れてるんで余計に気持ち良かったりします。秋冬の楽しみですな。

 クイーンの発掘ライブアルバム「Live at the Rainbow '74」です。音自体は古くから出回っていた1974年の3月と11月のレインボウでのライブの綺麗盤。映像はまだ見てないんだけど3月のは見たことあるんじゃないかな…、確か古くはファンクラブの集いか何かで上映してファンクラブ会員限定で販売したとかしないとか…そんな話は聞いたことある。まぁ、最初期のクイーンってのは…ってかフレディ・マーキュリーってのは別にカッコ良いモンじゃないから映像は後でもいいかってのはあるな。今見てコレかっこいい〜!って思う女子なんて絶対いないだろ、って思うけどな。そんな時代…デビューしてちょっとしたくらいのライブで、セカンドアルバム「クイーンII」出す前後のライブだからね、若さはあるけど、未熟な部分は多大にあるライブ盤。何となくコイツから順番にライブ盤を段々と出していくんじゃないだろうか?次は1975年のアールズコートとかクリスマスライブとかで日本公演なんかも出てもおかしくないけど…音あったっけ?とかそんな感じ。

 このレインボウのライブ、3月の方が熱気も演奏も良いなと自分は思った。上手さやまとまりってのは11月の方だけど3月の方がバンドの意気込みが感じられると言うのか…、しかしフレディも結構高い声はライブでは出さないで歌ってるんだなぁとレコードの高尚な雰囲気がまるで見当たらないというギャップに驚きながらライブというのはこういうものかと聴いていた。そういえばライブで広域までキチンと出して歌ってるのって少ないんじゃない?セカンド・アルバムなんてコーラスも含めてあの完成度が良かったのにライブだとかなりがっかりするもん。だからと言って嫌いになるもんでもないけど、そのヘンがちょっとマイナー臭漂わせていた所。でもそりゃそうだろ、テープの向こう側が透けるくらいダビングしまくってる作品を普通は聞いてるんだから、それを一発で4人での演奏と比べちゃいかんわな。そこまで知ってて聞く楽しみもある。でもね、レコードにはない生々しい熱気や熱意がここにはある。それが好き。

 ある意味この時代にブルース色の全くない華麗なギターを弾くブライアン・メイのセンスも面白くて、まだロックロックしてる時期だから結構弾いてるしね。そこに被せるように幅を広げているのがあの衣装で弾くフレディのピアノ。やっぱこの二人が花型だよなぁ〜、ロジャーのドラムは変わらずドッタン、バッタンだしジョン・デーコンのベースは堅実そのもの。ブライアン・メイが一人ロックしてるからロックの世界にいられたのかも、なんて思う。しかしそのすべてを超越しているフレディ・マーキュリーの素晴らしさ、文句は色々あるがやっぱり素晴らしい。どこぞの40年前のライブとは思えない…とかあったが、それはウソだ。どう聴いても古臭い音で録音されてるから古すぎるのは誰でもわかる。ただ、このライブの熱気は今でもなかなか出せないって意味ならわかるね。次は映像もちゃんと見ようっと♪







Heavy Metal Kids - Anvil Chorus

Heavy Metal Kids - Anvil Chorus (1975)
Anvil Chorus

 王道ロックバンドがカネの為に再結成してツアーするという構図は90年代末頃から顕著になってきた感じで、そのおかげで明らかにロックシーンが停滞しているというのは多分現在の於いても事実なんじゃないだろうかと勝手に思ってるのだが、それは王道バンドに限らず幻のプログレバンドとか一瞬だけ輝き放ったバンドなんかにも言えて、華々しくPRされているものもあれば地道に実は再結成してました、ってライブやってるバンドまで様々なんだが、何か凄いよな。おかげで若手が入っていく隙間が減っているんだろうと思うけどどうなんだろ。それにしてもこんなバンドまで再結成してたの?っての初めてしった。

 Heavy Metal Kidsって知ってる?今回は1975年リリースのセカンド・アルバム「Anvil Chorus」ってのを取り上げるけど2003年に復活してたらしい。そもそもボーカルのゲイリー・ホルトンが既にこの世にいないんで再結成とかの次元なのか?とも思うけどなんでもありのようだ。また機会を見て聴いてみようかとは思ってるけど、まずは古いアルバムの「Anvil Chorus」から。まだ「Heavy Metal」という単語がロックのジャンルを指す言葉になる前のバンド名なのでバンドの音とメタルはリンクしてないです。メタルの申し子という意味での「Heavy Metal Kids」ではなくって単なるバンド名、しかもレーベルの誰かが考えた名前だからね。だからと言って聴く価値がないワケじゃなくて是非とも聴いてもらいたいと思うバンドなんですね。

 一言で言えばDolls系な音世界、もちっとキッチュな側面が強い英国のR&Rバンドです。まぁ、出て来た時代はDollsとほぼ同じ1973年頃なんで明らかに新たな時代性を出してきたってのはあったんだろうけどもちろんジャンルとしては成立し損ねた類のひとつ、でもスレイドとか同義にされることはあるか。自分的にはスレイドとかよりこっちのが好きで病みつきになる部分多いと思うね。シルバーヘッドと共にその世界が楽しめるバンド♪しかし「Heavy Metal Kids」と書かれたジャケットもあれば「The Kids」と書かれたアルバム・ジャケットもあるんで当時はややこしかったんじゃなかろうか。







New York Dolls - Live at the Fillmore East

New York Dolls - Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007 (2008)
Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007

 生活のパターンとリズムが変わると大変だな~、ペースも乱されるからストレスも多くなるしロック聴くのも落ち着いて聴けないとかあるし、慣れなんだろうけどもうちょっとかかるかな。最近ヘッドフォン新調して重低音バリバリのヤツで楽しんでるから環境変化も合わせて楽しんでると言えば楽しんでるけどこういうヘッドフォンで聴くとやはり最近の音ってのははっきりと色々と聴こえるように作られてるし迫力あるなと思う。70年代の音をより一層古く感じさせてくれちゃう要因のひとつではある。聴いてて明らかに低音高音とも足りない気がするもんな。そんなことをアレコレと考えつつも気楽にロックだろ、ってことでこいつら。

 2007年のNew York Dollsのライブ盤「Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007」。驚きの再編成アルバム「One Day It Will Please Us to Remember Even This」でシーンに復活して断続的に活動しているみたい。再編成の時は結構驚いたし、そのクォリティの変わらなさにも感動したから後はライブだよねって事になるんだけど、これも見事なモノでさ往年の名に恥じないレベルのライブが繰り広げられてる。その模様が記録されてるってことで幾つかのライブ盤が出てるけど、たまたま目立ったからこの「Live at the Fillmore East December 28 & 29 2007」でも、ってことで実にいい加減に選んでますが…(笑)。

 ジョニサンいないしその分メンツはプロが長い連中集まってるからか以前のとんでもなく無茶苦茶なライブになる事もなく、演奏クォリティは著しく安定している。当然っちゃ当然だけどドールズの場合はそこからして不安だったんで、こういうライブアルバム聴いてアルバムに出来るレベルにはなってるってことが嬉しい。しかしシルベインのギタがホント、こんなにR&Rテイストたっぷりにドールズを引っ張っているなんてジョニサンがいた時はあんまり思わなかったけど、この人が実は核でもあったのかとすら思う。デヴィッド・ヨハンセンの歌声こそが、ってのは当然だけどさ、この二人で見事に看板を守り続けてるもんな。そこに個人的には好きなサム・ヤッファとスティーブ・コンテの参加で、ちょっとハノイ・ロックスと融合している状況になってる(笑)。

 ライブで演奏されている曲は往年のものが大半、一部新作からだけどやっぱりR&Rの輝きは変わらないねぇ~、シンプルだけどソリッドなリフが刻まれるとどの曲もノレるし、あぁ、これか~と思い、そこに予想よりもやや低い歌声となったダミ声が…最高♪



Mott - Drive On

Mott - Drive On (1975)
Drive On

 立て続けにアレコレと色々考えて聴いてみたけどやっぱり好きになれないものを聴いても盛り上がらないし聴く気にもならないんでやっぱダメか、って思って路線修正。自分の好きなのを、もしくは好きになれそうなのを聴いておく方が今後の人生のために役立つだろうよってことで勝手な解釈して次に進む。まぁ、アレだ、王道バンドのほぼすべてを聞いている、と自分では思ってても実は全然聴けてないってのは当たり前で、そんあんおが実はゴロゴロ転がってる。数聴けば良いってもんでもないし聞いたからどうってもんでもないんでもう聞ける時に聴けば良いって思ってるんだけど、今その時が来たかな(笑)。

 Mott The Hoopleからイアン・ハンターが抜けた後、実はMottというバンド名になって残ったメンバー達は新たにボーカルナイジェル・ベンジャミンを迎えてアルバムを2枚リリースしているんで、その時の最初のアルバム「Drive On」です。リリースは1975年だからイアン・ハンターが抜けてすぐに継続していこうと決めてたんだろうね。一方のイアン・ハンターはバンドそのものがヘタでイヤになって出てったとか、ミック・ロンソンが絡んできてからバンドのテクニック面の課題を連ねてイアン・ハンターと離脱したとか色々…。残されたメンバーはそれを払拭する意味もあったのかボーカルの方が不要だったんだぜ、とでも言わんばかりの現実を見せたかったのか、とにかくMottというバンドを続けた。自分も世間に倣えでイアン・ハンター脱退後の作品は全然聴いてなかったんだけど、とある時に聴いてみたら結構カッコ良かったんだよな。ただそれ以上でもなかったからちょっと聴いてオシマイみたいなトコあったけど…。

 さて、改めて聴いてみるとナイジェル・ベンジャミンというボーカルはかなりR&Rな人でクセのある歌い手で好き嫌い分かれるだろうなぁと思う自分的にはMottにはとっても似合っててバッドボーイロックの象徴みたいになってて確かにイアン・ハンターが抜けたことでニューヨーク・ドールズに近づいたみたいなトコあって良かったのかも、なんて思う。もっと早く聴けばよかったとちょいと後悔。曲自体はどれもこれもシンプルにMott風の作品ばかりで…ってもメインソングライターのイアン・ハンターがいないからオベレンド・ワッツ中心なんだけどシンプルにR&Rに根ざしてて、更に毒が注入されてるみたいでもっと評価されても良いんじゃね?くらいにはなってる。好みの問題かな、深みはないけどこういうバンド好きです。



Bad Company - Fame & Fortune

Bad Company - Fame & Fortune (1987)
Fame & Fortune

 バドカン的な~と自分でも使うしアチコチでも見かけるキャッチフレーズになってるんだけど大抵はブルースロックでソウルフルな歌が入ってくるロックのカテゴリのひとつみたいな感じに使ってるはず。そういう作風のバンドが出てくる度にどうしても言われる形容詞で、それほどその手のスタイルを決定付けたという功績は大きいよなって思って、バドカンのライブラリを漁ってみるともう大抵書いているウチのブログ、そりゃそうだ、好きだからとっとと書いてしまうワケで、発掘ライブモノとかを取り上げていくくらいしかないな…とふと思った。あ…ポール・ロジャース抜けた後ってのがあるか…と。

 ってことで1987年にリリースされた新生バッド・カンパニーの第一弾アルバム「Fame & Fortune」。ボーカルには若手のブライアン・ハウを迎えてポール・ロジャースの後任をやらせるという快挙、そしてエクゼクティブ・プロデューサーにフォリナーのミック・ジョーンズを迎え、このダサいジャケットでアメリカプロモーションを意識しまくったサウンドでのアルバムをリリース。当時も今もほとんどまったく聴くことのない時代のアルバムでして、こんなブログでも書いてなかったら絶対に二度と見向きもしなかったことは間違いない。それくらいに無視してた作品です。多分ウチの読者もそんな人ほぼ全員なんだろうと思ってるけど(笑)。

 まぁ、それでもさ、こんな時代なんだから聴いてみてよ、って。アルバム冒頭から流してみるとですね、いやいや、何とも快活なアメリカンロックが流れてくるワケですよ。あれ?ボン・ジョビ聴いてたっけ?いや、フォリナーだろうか?(フォリナー全然知らないけど)なんてな感じ。なんだろうなぁ、この空虚感と言うか何も残らない加減と言うか…やっぱりバドカンって名でやるべき音じゃなかったんじゃないだろうかと。それでもブライアン・ハウって人も上手いし聴かせる技量はあるんで確かにバンドが一皮剥けて産業ロックへ一歩駒を進めたとも言える。結果アルバム数枚出してるんだからそれなりに評価を博したんだろう。



Wild Horses - The First Album

Wild Horses - The First Album (1980)
THE FIRST ALBUM

 最近歳のせいか記憶があやふやになってきてる事が多い…歳ってほど歳でもないんだと自分では思ってるんだが視力聴力記憶力体力共々衰えつつあることを自覚する出来事が多発している事からするとやっぱり歳なんだろう。酒を飲みながら下らない話をしてても世代間ギャップによる会話の冷たさも幾つか経験してるし…何の話だっけ?あぁ…それで聴いたことあったっけ?とか聴いてたな、なんてのを忘れてたりすること多々。ブライアン・ロバートソンの話でそれを思い出してさ。

 Wild Horsesっつうバンドがあったんです。1980年にアルバム「The First Album」を出してる一応メンツ的にはスーパーバンドとも言えたんだろうけど何故かNWOBHMの一員として扱われることも多かったらしい。音的には全くHMとは縁遠いスタンダードなブルースハードロックな感じで多分ブライアン・ロバートソンの作風が生きてるんだろうと思うが、そこにレインボウで名を馳せたジミー・ベインが絡んでの共作バンドと言う方が正しいかも。元々のメンツではジミー・マッカロック(Wingsな人)とケニー・ジョーンズ(この後The Whoに参加)って連中で、それなら全然歴史が変わっただろうなと言うか…ブライアン・ロバートソンってそういう方なんでしょう、きっと。結局レコーディングのメンバーはニール・カーターとクライブ・エドワーズとなり、ん?って人が多くなるワケで。まぁ、さほど影響はないと言えば無いんだけど英国HR周辺ではそれなりのキャリアを持った、持つ人達です。

 まぁ、そういうことで気負った聴き方をするとかなり期待を外す…ってかキャッチーすぎるだろとすら思うんだよねぇ。アルバム一発目のレスポールでのリフはカッコ良くバドカン風に炸裂してくれるんだが、如何せん地0ぷなドラムの音とジミー・ベインの何とも軽い歌が単なるポップバンドみたいにしてしまっている。時代と言えば時代だけどこれじゃどうかねぇ~ってなモンだ。ブライアン・ロバートソンのギターはかなり炸裂してくれているんで、多分本人は面白かったんだと思うけどさ。B級にもならずニッチ向けにもならず中途半端に知られているからこそ今の時代にどこにも登場することのないバンドになってしまった事例のひとつか…。





Brian Robertson - Diamonds and Dirt

Brian Robertson - Diamonds and Dirt (2011)
DIAMONDS AND DIRT

 90年代以降CD時代になってからの発掘モノなどは思い入れのあるバンドなどは追いかけていたけどそれ以外はそうでもなくて店に行って発見したりするという事が多かった…ってかそれしかなかった。ネット時代になり情報自体は多様化したけど結局ど真ん中以外のモノは情報の洪水に埋もれてしまってなかなか見つからずにいた。更に進化した21世紀からは何がなんだか分からない状況でいつの間にかヘンなのがリリースされているという状況で到底抑え切れないくらいに…それに加えて新しいバンドなんかも入ってくるワケでもう何が何やら…。

 ってことでつい最近知ったThin Lizzyのヒーロー、ブライアン・ロバートソンのソロアルバム「Diamonds and Dirt」。こんなもん出してたんかい?って。この人がソロでやる意味って?ってのがあるからだけど、確かにThin Lizzy自体はフィル・リノットの主導だからブライアン・ロバートソンの音楽性自体を表に出すことも多くは無かったからだろうか、冷静に考えてみればそれは自分的には全然知らなかったワケで、Thin Lizzyの中でのブライアン・ロバートソンの作品くらいしか聴いていないもんね。そっか…ってことで2011年に過去に作り貯めてた曲を引っ張り出してリリースってことらしく、なるほど古臭い楽曲群が並ぶはずだ。そこにThin Lizzyのカバー作なんかも入れていて実質Thin Lizzyの直系作品って言えるハズなんだが…そうはなってない所が面白い。

 歌がLeif Sudinって人で、MSGでも歌ってたりする実力派なややシャガれ声のブルースソウル系ボーカルで実力派文句なし。そこにブライアン・ロバートソンの思い切りブルージーなレスポールギターがザクザクと絡むという事で、概ねバドカン的とも言えるけど、そこはスコットランド魂とスウェーデン人のボーカルによる哀愁性がもうちょっとメロハー的な方向すら感じさせるモノに仕上がってる。おかげでThin Lizzyファンからはかなり好評を得ている作品だろうし、普通にオールドロックファンが聴いてもなるほど、と納得する出来映えに仕上がってるのはさすが。渋いねと言われるのは必至だけど侮れない一枚。





Bernie Marsden - And About Time Too

Bernie Marsden - And About Time Too (1979)
And About Time Too [from UK]

 最近思うことのひとつにそろそろ70年代あたりのロックの音が古くなってきたな〜って事。いや、古いのは当たり前なんだけどこれまではあんまりそれをどうのって感じることも無くてさ。ところがまぁ幾つか機材が進化して聴く環境も進化してデジタル中心になってくるとどんだけリマスターしてようが足りないものは足りないな…なんて思ったり。Zeppelinの一連のリマスターもの聴いてても物足りないな〜って思う部分あるし、他のバンドの普通のなんてパンチないな〜とか思うワケ。それは多分最近のサウンドを聴くことも増えてきたから比較論としてそうなっちゃうんだろうと。まぁ、メジャーどころはもうあんまり聴くものもないし既に脳内再生できるしいいかとは思うがマイナー系の楽しみはまだまだあるしなぁ、まぁ、さほど気にしてないけどどっちかっつうと新し目の音のが欲しくなってきた。

 そんな前振りしながら聴いてるのはなぜかバーニー・マースデンのソロアルバム「And About Time Too」1979年リリース作品。自分的にこのバーニー・マースデンって人はBabe Ruthって英国のハードロックバンドの後期ギタリスト、ってかキーマンに収まった人ってのがある。もちろんホワイトスネイクの、ってのはあるんだけど、あんまりホワイトスネイクって聴かなかったからBabe Ruthな人なんです。渋いブルースギタリストって感じでもなくってブルースは普通だけどそっから発展させるみたいなのが面白くてモロに70年代なギタリストではあるか。そんな人がホワイトスネイクを抜けてリリースしたソロアルバムがこの「And About Time Too」らしい。

 コージー・パウエルの「オーヴァー・ザ・トップ」と同時期でほぼ同じメンツでの録音ってことらしく、確かにゲスト陣は素晴らしい。ジャック・ブルースを筆頭にコージー・パウエル、サイモン・フィリップス、ドン・エイリーなどなど…、だから?って話はあってさぁ、こうなるとジャズセッションと同じでメンツの名前で売るしか無いんだよな。もちろんバーニー・マースデンの渋いギターは健在なんだけどどうにも方向性が定まらない…それもソロアルバムだから許されるか。結果的には渋いアルバム、様々なサウンドをやってみましたみたいな感じに収まる。ただ心地良く聴ける作品ではあるのでBGM的にはいいかも、なんて感じでしたな。しかし最初見た時このジャケットヒプノシスか?って思ったけどどうも違うみたい。自分のセンスの足りなさを実感したのだった。





Zeno - Runway to the Gods

Zeno - Runway to the Gods (2006)
Runway to the Gods

 ココの所引っ越しだなんだでバタバタしててネットから隔離されてた状況で…とは言え今の時代iPhoneでも何でもネットに繋げられる時代ではあるから見るのは対して問題無かったんだけど、書くとなるとちょいと面倒だったなぁ。まだまだ仕事も落ち着かずダンボールも片付けないといけないし、そもそも自分のコレクションの多さにうんざりしてきた次第(笑)。CDプラケースが数百枚くらい余ってる方いたら譲ってください。幾つか売り捌いてかないとダメだこりゃ、ってな話でした…。

 ブログ仲間からのコメントによるご紹介…ってかここ最近のメロハー系はほぼすべてこの透明人間…じゃなくて「重金属と共にあらんことを」の主からの推薦盤ばかりで、ついでながら今回も推薦されたのでじっくりと聞いていみよっかな、と。ウリ・ロートの弟のジーノ・ロートのバンドZenoの2006年作「Runway to the Gods」です。この人必ずウリ・ロートの弟って冠が付くのはしょうがないとしてもそんなに年齢差がある弟なのかな。兄貴は70年初期から活躍してて弟は90年代中盤頃って調べりゃすぐわかるんだろうけど不思議だな〜っていつも思ってる次第。

 それはともかく、Zenoって初めて聴いたんでボーカルが替わってどうのとか言うのが全然わからん。だから素直に初めて聴いてみての感じがかければ良いかと…。まぁ、知っている中で言えばFair Warningでしかないし違いもよくわからん、って感じでしたが(笑)。ギターはこれくらい普通に弾いててほしいな、ってくらいには弾いててくれるから安心したし力強さもあるから十分に好みな音だった。歌声は結構好きだけどね、この人。曲的にはかなり良い曲ばかり揃ってるから聴きやすいが…、ある意味どれも似た方向性なんでちょいとゲップ出ますって部分はあるかも。でも全体的にはムードもたっぷりで哀愁漂うメロディにも溢れ、存分に楽しめる見事なアルバム、な気がする。もっとギタープッシュしたミックスでも良かったのになぁ〜。





Bon Jovi - New Jersey

Bon Jovi - New Jersey (1988)
NEW JERSEY (スーパー・デラックス・エディション)(初回限定盤)

 どうにもHR/HMの細分化されたあたりになってくると1ジャンル1バンドみたいな構造になってるんじゃないかっつうくらいジャンルの形成と代表バンドとが近接している感じ。多分そのアンダーにはたくさんのバンドがあるんだろうけど、代表バンドが筆頭格なのでそれで十二分、ってお話。他のバンドは筆頭バンドを超えないんだよ、結局。だからどんどん衰退したり絞られたりしていくみたいね。その分皆新しい目論見を打ち出して新しい世界の形成も図っている感じだけど…。

 結局さ、メロハー聴いてて思ったのが、ヨーロッパ的センスとか哀愁さ加減なんかはもちろん個性的になってるんだけど80年代のアメリカの模倣ではあるのかなぁ…なんて。んで、Bon Jovi聴いてみたワケ。1988年リリースの多分代表作のひとつの「New Jersey」。いや、自分はこの頃もうBon Joviって聴いてなかったんでテレビなんかでやってた売れた曲くらいは聴いたことあるけど、アルバムとしては全く通ってないです。でも、今回聴き直してて、大抵知ってるじゃないか、っつう…(笑)。やっぱり売れたんだろうなぁ、どの曲も。そんで、アチコチでCD流れてたんだろうと思う。それにしても音が80年代(笑)。この頃から外注出してたんだよな、確か。まぁ、そういうのは細かくわかんなかったけど何か大きく作風変わっていってるから全然つまらなくなっててさ。曲がどうのって言えばそりゃこの頃の方がよく出来てるしキャッチーだしモロにアメリカンハードロックの雄だしルックスは良いし、ってのあるけど、ロック野郎からしたらロック魂何処行った?って方が大きかったワケで。

 そんなお話はともかく、聞いている、聴きながら書いてる…、よく出来てる、が、全然面白くない(笑)。何でだ??声も良いしギターも音も迫力もメロディもしっかり出来てるぞ、しかも売れまくってたぞ、アマゾンのレビューなんかでも分からん奴はクズだくらい書かれてるんだが、分からん(笑)。メロハーの原点ってこういうトコだと思ってるのが間違いだけどさ、これで哀愁があったら好きなのかも…、あ、ヨーロッパとかそうか。まぁ、好みってのは難しいやね。



Soul Doctor - Soul Doctor

Soul Doctor - Soul Doctor (2001)
ソウル・ドクター

 バンドの音ってのはやっぱりバンドだから出てくる曲だったりサウンドだったりするわけで、作ってるのがギタリストで、そのギタリストが独立して新しいバンド組んでも同じような音にはなるけどどうしても歌が違ってイメージが変わっちゃうんで、曲そのものの方向性を変えていくってのが常套手段。ボーカリストの場合は歌声=バンドの顔みたいなトコロあるから独立してソロアルバムとかになると途端に別の世界へ行く人も多くない。新しいバンド組めば、それはそのバンドのソングライターの味になるだろうし、やっぱり同じようなバンドの音になることはあまりない、と言えようか。Fair Warning系の場合は両ギタリストがそれぞれ自身のメロハー作品を継承していて、どちらも直系そのままの音だったのに比べてボーカリストが新たに組んだバンドはどうだろうか?と気になったので…。

 Soul Doctorっつうバンドがそれで2001年にアルバム「Soul Doctor」がリリースされている。歌声がアレなら結構面白いんじゃないかな、なんて期待して聴いたら、見事に70年代テイスト溢れるバンドサウンドが出て来て、ほほぉ〜っと唸ってしまった。メロハー系の声というお印象が強かったんでこんなにロックした歌声で古臭い系統の歌を歌ってくれるとは思わなかった。そういう意味では実に意外性があって楽しめた。これからやっていくぜ、的なバンドの勢いも感じられるし曲だって古臭いけど悪くない。きちんとキャッチーなメロも歌いながらロック的な歌ってる…言い換えると多分、ギタリストあたりが曲を作ってメロディーはボーカルに任せるわ、メロまで作らないから、みたいな感じなんじゃないだろうか?曲に合わせた歌でしかなくって練ったメロディなんてのは無いように聴こえるからさ。

 この勢いなら3枚目くらいまでなら出来ただろうけど、さすがに歌い足りなかったのか、いつしかFair Qarningの再結成の方に向かってしまったのだな。まぁ、それは分かるわ。ただ、こういう作品でロックらしいのを歌うってのは良かったんじゃないかな。これで出て来てたら、多分ここまでメジャーで出て来れなかったんじゃない?ってくらいに普通すぎたから。やっぱりバンドは化学反応ですね。



Last Autumn's Dream - Last Autumn's Dream

Last Autumn's Dream - Last Autumn's Dream (2002)
ラスト・オータムズ・ドリーム

 メロハー歴史がいつからどうやって始まったのかっての追求してないんで、実際どうなのか知らないけど源流的には80年代からあった商業メタル的なのからなのかもしれないなと思ったり。キャッチーな方が受け入れられやすい、みたいなのもありつつ自分たちの好きなハードロックな音を薄めたくはないみたいなトコね。それでも普通にメロディがあるくらいじゃメロハーなりクサメロなどと言われないんだからそれなりにかなりのメロディへの凝り具合が必要になっていって過度なまでに追求していった姿なのだろう。更にヨーロッパ源流になると憂いや叙情性なども入ってくるからより一層磨かれるといったところか。

 Fair Warningからの派生バンド、自分的には割と本流な気がしているLast Autumn's Dreamのファーストアルバム「Last Autumn's Dream」2002年リリース。何かで読んだ気がするんだけどレーベルか何かにやってみれば?みたいな感じでメンツを紹介されてそのまま意気投合してやってる、みたいなバンドらしい。それでも見事にハマった音を出していて文句なしにFair Warning直系なメロハー、更に言えば鍵盤による叙情性がもっと自然な感じになってて作られた感よりも必要なストリングスが流れているというような高尚さを醸し出している感が強いか。その分洗練されたバンドの音に仕上がっているんで見事に21世紀にマッチしたメロハーバンドの一を確保しているみたいだね。歌声も自分的には結構好ましいかなと思うが、まぁ、端的に行ってしまえばロック的な歌じゃないわな(笑)。

 一年に1枚づつくらいアルバム出してて結構息の長いバンドになってる。それでいて常にハイクォリティのメロハーを相変わらず出し続けるというのは他の派生バンドからしてみれば大したもんだろうと。それだけリスナーに求められているバンドのひとつでもあるんだろう。確かにとっても聴きやすくて流しやすい音。自分的にはなぜか全然覚えられないんだけど、気持ちは良いです(笑)。ギターもよく泣いてるし歌も演奏も音も好みだらけ♪






Dreamtide - Here Comes The Flood

Dreamtide - Here Comes The Flood (2000)
ヒア・カムズ・ザ・フラッド

 90年代ってそういえばメタルとかものすごい細分化されつつあってワケ分からん時代だったんだよな。中古レコ屋で仕事してた時に好きなヤツがいて何か同じようなのばっかり聴いては買って、また漁ってみたいなことしててジャケットはどれもこれも似たようなので、帯は全部黒のやつで全部同じかと思ってたくらいだもん(笑)。音聴かなきゃどれも没個性的なジャケットやキャッチコピーだったんじゃないかな〜と今更ながらに思った。それをああだこうだと語ってたんだから大したもんだ。しかもあのギターのトコロが〜とかそんなのまで話してたもんな。自分はそういうの興味なかったからスルーで、古いのばかり聴いてて、こういうの知らないとな、なんて話してたのも懐かしき思い出。

 そんな時代からFair Warningを抜けて出て来たバンドのひとつがDreamtideっつうバンドで、Fair Warningの主要メンバー3名で作られているからかほぼ全く同じ音楽性のアルバム「Here Comes The Flood」ってのでデビューしたらしい。もちろん当時のことなんぞ知りません。そんな派生が出て来てたら違いなんぞ分からんし、リアルで体験してればアイツがあっち行ってコイツがこっちやって…とか追えたんだろうけど、今からじゃ無理だ(笑)。なんか歌が違うな〜くらいに思って聴いてたけど、やっぱりその通りでメロディも楽器もアレンジもコーラスもほぼ全くFair Warningと同じだろってくらいだけど歌がちょいと快活じゃないってだけ。ただ、それでも恐ろしくハイレベルな音を出してくれているからその違い云々がどうでもいいか、ってトコロに落ちる。そうなるともうバンドとかの区分けが不要になってしまって、このジャンルの…メタルの超細分化された中のひとつ、代表的なひとつの部類…即ちFair Warning系列って括りになるワケよ。メンバーがバラバラになって3つに分化してるからそれだけで成り立つジャンル。いや、凄い。

 そんな戯言を「Here Comes The Flood」を聴きながら書いてる…、ちょっとギターが全面に出て来てるかな、ってのはあるけどどれも高品位。おかげで曲の違いに注意することすら忘れるくらいに似たような楽曲になってしまっているのが凄さ故の残念さ。スカイギターの超高音まで駆使したギターソロは正に飛翔という形容詞がふさわしいけど、それも予定調和に入ってしまって心地良さの提供しまくりに…、いいんだ、これはそういう聴き方をする音なんだ、と納得している。いや、でも、って思って結局何回か聴いてる(笑)。やっぱ良いアルバムじゃないか、ってことだ。メロディアスなギターソロだけどマイケル・シェンカー並に披露してくれるソロがもっと欲しいな。






Fair Warning - Fair Warning

Fair Warning - Fair Warning (1992)
フェア・ウォーニング

 早いもので9月になってしまった…。昔から9月に入るとひとつの区切りという感がある。子供の頃なら夏休みが終わって新学期の始まりってのが大きいんだけど、そこでの級友の成長ぶり変貌ぶりを見るのが割と楽しかったってのあるな。それ以降も何となく9月になると夏の一区切りっていう自分的感覚があって自分の誕生月なのもあるから好きなんだろうね、きっと(笑)。まぁ、けじめを色々と付けないといけない月っていう感じか。もう何回目の9月なんだろうなぁ…(遠い目)。

 相変わらずのメロハー漁りは続いているが、もうちょっと力強いトコロが欲しいんだろうな、ってのもあってこのヘンでしょ、って言われて思い出したのがFair Warning。最近なんだよね、このヘン知ったの。最近っても何年前か覚えてないくらいには前だけど。んで、今回は1992年のファーストアルバム「Fair Warning」です。その前のジーノってのはまだ聴いたことないし、どうにも自分的にはウリ・ロートはともかく弟って…っていう偏見の塊なのでまだ知らないだけです。んで、そこからの派生ってことで出来上がったバンドがこのFair Warnigってなバンドで、想像通りにドイツ産のバンドで、ホントに歌謡メタルとも言えるキャッチーなメロディーを得意とするクサメロ系メロハーと呼ばれる類の筆頭格らしい。まぁ、聴いてみればそういうのもすべて頷けてしまうんだが、自分的にはこれがドイツ産なのか、っていう不思議もある。Helloweenがあるからそのヘンの方々には不思議はないのだろうけど、自分のドイツのイメージはもっとインダストリアルでゴツゴツな感じ、さらには無機質な類の音という印象しかないんで…。ジャーマンメタルよりもクラウトロックの印象ですかね。

 偏見はともかく普通に聴いてみると…何と気持ち良く歌い上げるボーカル、メロディアスなフレーズを弾きまくるギタリスト、それにも増して全体を覆う快活さ…ドイツの空気感からは想像できないこの爽やかさはどこから出てくるんだ?ナイトレンジャーなら分かる、でもドイツだろ?どこにこんな快活さがあるんだ?それが不思議。メロディはマイケル・シェンカーなりウリ・ロートなりいたから分かるけどさ、この明るさは…、そんなことばかり思ってしまったけど、よく出来てるなぁとひたすらに感心しまくり。上手いしさ。凄いメロディセンスだし、こりゃ好評価だったろうなぁと思うもん。





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物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


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