Archive2013年11月 1/1

Queen - Hot Space

Queen - Hot Space (1982) 英国ポップロック的な流れの中ではいつもクイーンの名が挙がってくる。今でこそそんなこと思われないバンドになっている気がするけど70年代ではその辺りのバンドと一緒にされていたようだ。一方日本ではキッス、エアロ、クイーンとハードロック的な三羽烏に例えられていた事でポップバンドというイメージから離れられたようだが、英国ではクイーン、スイート、ELO、10ccなどは同類に扱われることも多か...

  •  2
  •  0

Pilot - Second Flight

Pilot - Second Flight (1975) あんまりポップロックって通って来なかったな…やっぱりソフトでポップだからガツンロックの好きな自分的には若い頃は受け付けなかったし、何でも聴くようになってからもこういう世界があるっていう認識はあるけど好んでは聴かなかったもんな。でも、今はそんなに嫌いじゃない。多分こういう気楽に聴けるBGM的な音ってのを許容しているからだろうな(笑)。ただ、だからと言ってハマり込むほど聴くか...

  •  3
  •  0

City Boy - City Boy

City Boy - City Boy (1976) ブリティッシュポップロックの流れってビートルズ以降当然ながら今の時代でも脈々と流れているひとつのジャンルで、ほとんどの時代にいくつかのバンドがそれらしいサウンドで存在していてなんとなくのセールスを誇っている、ってことは皆嫌いじゃないってことだ。もっともロックもポップも関係ないリスナーからも取っ付き易いだろうし、ともすればロックってかっこ良いと思うきっかけにすらなることも...

  •  2
  •  0

Roy Wood - Boulders

Roy Wood - Boulders (1973) ロックの世界に於けるポップのアーティスト、って考え方、捉え方は普通のリスナーにはちょいと捉え難い部分なんだろうと思う。普通のポップミュージシャンだってポップだしロックのミュージシャンだからって何が違う?みたいなトコでさ…、アイドルとの違いは他人が曲を作ってるか自分達でやってるかの違いがあるけど、そうするとエアロスミスとかボン・ジョビとかってのはアイドルになってしまう(笑...

  •  4
  •  0

The Electric Light Orchestra - ELO 2

The Electric Light Orchestra - Elo 2 (1973) ある才能が新たな才能と出会う、そして意気投合して二人が協調して飛躍的な音楽を作り出す、しかし大抵それは短い間の蜜月にしかならず、すぐに反作用してしまうことが多い。典型的なのはビートルズなのだろうけど、他にもそんなバンドはいくつもある。実は天才が一人いて優れたプレイヤーが集まっているバンドの方が長くロックしていられるし、飛び抜けた才能ではなくてお互いが補...

  •  0
  •  0

10cc - Sheet Music

10cc - Sheet Music (1974) 聴けば聴くほどにロックの楽しみは70年代に限る、限ると言うと語弊があるが70年代に全てのロックの基礎は出尽くしてしまっていたんじゃないだろうかと。そりゃ進化したメタルとかあるんだろうけど、モーターヘッドやブラック・サバスがあったからその基礎はもう出てたワケだろうし、バッジーでもいいけどさ、そういうもんだし、一方ではとんでもなくプログレッシブなものだったりポップなものだったり...

  •  2
  •  0

Sad Cafe - Fanx Ta-ra

Sad Cafe - Fanx Ta-ra (1977) 最近ちょっとだけ真面目にネットワークオーディオに注目…してたけど、自分の環境ではどうもあまり必要では無さそうだ、ってことに気付いてしまってテンションがやや下がっている(笑)。折角新しい世界が広がると思ったのにな、どの部屋でも同じ音楽を聴けますとかそんな広い環境じゃないしさ、敢えてそれぞれのiPodとかに違うライブラリを入れてその場にあるのを久々に聴いて楽しむなんてのをやっ...

  •  4
  •  0

Mandalaband - Mandalaband (1975)

Mandalaband - MANDALABAND I - 曼陀羅組曲 (1975) 最近は集中力に欠けててどうにもプログレッシブ・ロックなる世界をじっくりとゆっくりと聴くという快楽から離れてしまっている。生活スタイルの変化によるものだろうなぁ…、音楽聴く形態も変わってきてるしそれに割く時間の取り方も変わってきているからある意味ゆとりの無い音楽の聴き方が常態化しているんだな。よろしくない…と言うか、オーディオセット一新したいなぁ(笑)...

  •  5
  •  0

Juicy Lucy - Get A Whiff A This

Juicy Lucy - Get A Whiff A This (1971) 良い音に出会えた時って単純に嬉しい。今時の出会い方かどうかはともかく、どうあれ好みの音に出会えたってのはこれからの楽しみも増えるし、幅も広がる。ライブラリを眺めているだけではどうも満足しきれないってのが日常で、どんだけ色々なものを手に入れて聴いてても何故か他のものを知りたくなる…もちろんあるものを聴いて好きになることも多いんだけど、そもそも好きなもの買ってる...

  •  0
  •  0

Atomic Rooster - Atomic Rooster

Atomic Rooster - Atomic Rooster (1980) ちょいと英国ブルースな旅へ…とでも思ってたんだけど日に日に気分ってのは変わるもので、普通の流れならばFleetwood Macへの展開なんだけどさ、そんなに好きなバンドじゃないし、クリスティン・マクヴィーっても全然興味ないし、Fleetwood Macのブルースもちょいと好みじゃないから気が乗らなくて…、んで、何か他にないかな~なんて思ってたら、鳥繋がりでいいや、ってことで一気に路線変...

  •  4
  •  0

Chicken Shack - Ok Ken

Chicken Shack - Ok Ken (1969) いつの時代だってブルースロックはワクワクする。ブルースってのは若い頃から聴き始めていつまで経っても聴き続けられる音楽ジャンルのひとつで、結果ブルースってのは若者の音楽でもありジジィの音楽でもあるワケだ。ところがブルース・ロックとなるとちょいと事情が異なってきて、しかも英国のブルースロックとなるとごく一時期のサウンドでしかない。まぁ、総じて70年代英国ロックの初期は大半...

  •  4
  •  0

Savoy Brown - Blue Matter

Savoy Brown - Blue Matter (1969) あまり何も意識しないでブログ書いて音楽聴いて、ふ〜んってやってると何故か70年代の英国ロックらへんになってしまう。こんだけ書いててまだあるのかと思うけどまだまだ山のように書いてないアルバムはあるワケで、ついそのヘンに流れていってしまう自分の習性が悩ましい。それでも、やっぱり勝手にそうなっていくってことはルーツがそういう風に結びついているからってのが大きいんじゃないだ...

  •  3
  •  0

Foghat - Energized

Foghat - Energized (1974) アメリカナイズされた英国のバンドってのはいくつもあって、中にはホントにお前英国人か?ってくらいアメリカナイズされてしまったのもあるんだけど、そのウチの一つでもあろうバンドがFoghatだろうと。元々がSavoy Brownのメンツ3人なので英国ブルースバンドなイメージで聴いてたんだけど、どうもまるで異なっててやたらとアメリカンなワケよ。Humble Pieの中期とかもそうなんだけど、かなり粘っこい...

  •  3
  •  0

Status Quo - Piledriver

Status Quo - Piledriver (1973) ブギーってのは今でも自分的によく理解していない。シャッフルよりも強烈なビートなことか?でも、そうするとマーク・ボランのブギーってのは何だ?と。ハイティーン・ブギなんてのは全く理解不能で、ブギって言葉の意味がよくわからなくなってるのだ。まぁ、それまでも思いつつも全然深く気にすることもなく過ごしてきたのだが、バンドでもブギやろうぜ、なんてことはなかったし一体どういうんだ...

  •  3
  •  0

T.Rex - Tanx

T.Rex - Tanx (1973) 歴史的にはT.Rexとかマーク・ボランがグラム・ロックの元祖でもあるってのは知ってるし、実際アルバムでもビデオでも綺羅びやかなスタイルは一際目立っていたものだから違和感なく受け止められるんだが、マーク・ボランのキャリアとか音の歴史とか聴いてると…そうティラノザウルス・レックスからずっとね…、そうするとさあんまりグラムなイメージってなくって、売れるためにちょっと目立つことして神憑り的な...

  •  4
  •  0

Slade - Old New Borrowed & Blue

Slade - Old New Borrowed & Blue (1975) 1970年前半、グラムロックなるムーブメントが出てきて、そもそもは美形のグラマラスな中性的な存在がシーンの売りだったワケで、決して音楽性というものではなかった。それがいつしか一つの音楽的ジャンルへと昇華されてしまい、ちょっと美形の真似をしてキャッチーなハードロックとポップを掛け合わせたような音を出すバンドにはグラムロックというレッテルが貼られることとなった。故に...

  •  2
  •  0

Geordie - Don't Be Fooled by the Name

Geordie - Don't Be Fooled by the Name (1974) そういえばブライアン・ジョンソンが元々在籍してて結構売れていたジョーディーと言うバンドがあったんだが、ジョーディーってウチのブログで書いてたのかな…なんて思ったらファーストの「Hope You Like It」は書いてるんだってことに気づいた。ふ~ん、そうか…ってことで、折角なのでセカンドアルバム「Don't Be Fooled by the Name」なんてのを聴いてみた。あまり詳しく知らない...

  •  2
  •  0

AC/DC - Powerage

AC/DC - Powerage (1978) 2013年…自分が愛する70年代ロックからしたらもう40年経ってしまってるんだよな。自分的にはいつまでも70年代の望郷を追いかけているので時代がどんどん過ぎ去ることをさほど意識せず、寧ろ70年代と言う時代を逆行する事でどんどんと新しい発見をしていったもので、それが自分の時代の進化でもあった。どこか時間軸がズレているという気もするが、音楽そのものは常に新しい音に接していたという事に変わり...

  •  6
  •  0

Budgie - Power Supply

Budgie - Power Supply (1980) 一直線に真っ直ぐにひたすらロックを刻み続けたバンド達、そんな中で大成するのはさほど多くのバンドではないし、そもそもそんな一辺倒なスタイルをやり続けられるほどのアホさ加減をどんだけの人間が持ち得るのか、そこが難しいトコロなんじゃないだろうか?継続ってのはチカラになるがそれもやはり大変な事なんだろうと。その点いつもながらAC/DCは感動的に素晴らしいと思う。いや、他にそんなに...

  •  4
  •  0

Blue Max - Limited Edition

Blue Max - Limited Edition (1976) そういえばこのヘンの音なら…と久々に某コレクションを覗いて適当に啄んでみる…、おぉ…一発でとんでもないものに出会えたぞとしばし喜びその音の洪水にハマってる。そもそもがそういうコレクションなのだからあまり外すことはないが、今の気分にピッタリのとんでもない音が出てくると嬉しいよね。モーターヘッドの後だから軟弱なのは聴けないワケよ。やっぱそれなりに気合入ってないと。だから...

  •  2
  •  0

motorhead - Aftershock

motorhead - Aftershock (2013) ガツンっ!と気合の入ったの聴きたいっ!ってのがムクムクと沸き起こってきた時に出てきてくれたガツンどころじゃないアルバム、聴く前からどんなのかわかってるし、期待を裏切らないだろうこともわかってる安心安定のバンド…そういう所から10年一日的なバンドやアルバムってのがウケるんだなと納得。Van HalenやAC/DC、Ramonesなんかもそうだが、忘れちゃいけない…我らがmotorhead。レミーが倒れ...

  •  3
  •  0

Black Star Riders - All Hell Breaks Loose

Black Star Riders - All Hell Breaks Loose (2013) アイルランド産のロックって日本人には大変好ましいメロディを持っているのか、好きな人も多いだろうし自分も好きだ。儚さや切迫感や何かそんな感じで英国のとはまたちょっと違う旋律で、形容し難いがちょっと胸キュンな感じがするものが多い。ただアイルランドのバンドって自国意識強いからなかなかメジャーフィールドで活躍をという拡大意欲はあまり無いようで、いつしか地元...

  •  5
  •  0

Thin Lizzy - Are You Ready?

Thin Lizzy - Are You Ready? (2009) やっぱ、ハードロックが良いな。デジタルなインダストリアルサウンドやそのヘンってのは自分の肥やしにはなるだろうけど好みとしてはさほどでも無いからさ。音楽ってのは色々な聴き方あるから何でも聴いて好みを判断していけば良いだけな気はしてるけど。…ってこともあってやっぱり欲求不満になってくるんで本来のガツンが欲しくなる頃合い。ミッジ・ユーロ絡みでThin Lizzyでも…って思ったが...

  •  3
  •  0

Ultravox - Vienna

Ultravox - Vienna (1980) 80年代近辺のあのヘンのバンドって聴かなかったなぁ…ロックンロール色が無かったからだろうと。R&R色ってどうしても何かこうストリートに密接した感覚とか「Yeah〜!」みたいなのとか(笑)でさ、ニューウェイブ系からニューロマンティクス的なのとかはやっぱり単なるポップス的で、昔の話だから陰鬱な世界とか絶望の淵とか芸術的世界なんてのを理解するはずもセンスもなく苦手なモノ、好みでないものと...

  •  0
  •  1

Depeche Mode - Some Great Reward

Depeche Mode - Some Great Reward (1984) 自分が思うロック的な音からはかなりかけ離れた世界にあった音楽ってのはあまり好んで聴くこともなく、バンド名とかはなんとなく知っていたけどってのも多い。RCサクセションは好きだけどYMOは聴かない、ってのが代表的な感覚だろうか。ニューウェイブ勢が出てきた時の一方では肉体派なハードロック・ヘヴィメタルもまたシーンに躍り出てきた時期でもあり、音楽の多様化が進んできた頃だ...

  •  3
  •  0

The Stranglers - Meninblack

The Stranglers - Meninblack (1981) 重いのはいいやと言いつつも何か似たようなの聴いてて、多分アメリカ的な人生的な重さってのはもういいやって言うだけで、音楽的な重さや深さってのは面白いように自分でもハマっていく姿がわかる(笑)。何でまたこんなヘンなアルバムに辿り着いたのか不思議でならないのだが、コレがまた大変心地良い名作名盤で本来ならばルー・リードの「Metal Machine Music」の後にコイツを並べても良か...

  •  0
  •  0

The Pretenders - Get Close

The Pretenders - Get Close (1986) 何か重いのが続いたな~と言う感じで、近年自分的には重いのは結構パスしてっているんだよね。もうそういう人生の重さを音楽でまで聞きたくないって言うか、実際生きてると重いワケだから音楽としては元来の音を楽しむという姿であってほしい部分が大きいからだと思う。ヘヴィな人生を静かな音で歌われても英語であろうともやっぱりわかるしさ、年を取ったミュージシャンがその年令の重さを出...

  •  0
  •  0

Patti Smith - Live at Montreux 2005

Patti Smith - Live at Montreux 2005 (2012) ニューヨークの詩人達の姿や音などココのトコロ全然目にしてないし聴いてもいなかった。パティ・スミスだって大好きだったのに復活後しばらくまではチェックしてたけどそこからはあまり意識しなくなってたし、近年に至ってはアルバムは多少耳にしていたけどライブも見てないし、どんなんなってるんだろ?ってのも気にしなかった。もっとも今時そんなの見たって凄いオバチャンになって...

  •  2
  •  0

Lou Reed - Metal Machine Music

Lou Reed - Metal Machine Music (1975) 10月27日ルー・リード他界との知らせを翌日の28日くらいにドドドッと目にした。耳にしたんじゃなくって目にしたワケで、ウェブやTwitterやブログなどなどで皆が皆ホントかウソかわからないが残念ぶっていた。自分的にはそういうのが全然無かったんで何も呟くこともなく、そうなのか…くらいにしか思わなかったんで敢えて触れなかったんだけどさ。ミュージシャンの訃報っても個人的に知って...

  •  4
  •  0

The Pentangle - The Pentangle

The Pentangle - The Pentangle (1968) ガツンとした音ってのはロックに限らないんだが、結局それはロックとして聴いているってことがある。意味分からんことをいきなり書いてしまっているが(笑)、簡単に言えばフォークでもジャズでもソウルでもロック的にガツンってくるの、あるでしょ?そういう事ですな。それがない、ってなるとちょいとアレだが…、いや、あるんだよ、そういうの。歌しか歌ってないのにロックじゃないか、こ...

  •  3
  •  0