Archive2013年10月 1/2

The Albion Band - RISE UP LIKE THE SUN

The Albion Band - RISE UP LIKE THE SUN (1978) 今の時代にエレクトリックトラッドを継承しているバンドってあるのかな…多分それなりにあるんだろうとは思うけどかなり進化しているんだろう。そういえばいくつかのバンドを聴いてみるとそんな雰囲気だなってのはあるが、古楽器やフィドルやマンドリンなんてのを使ってロックとポップスとフォークの世界を行き来しているバンドはそう多くはないだろう。アイルランド辺りにはたくさ...

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Fairport Convention - Angel Delight

Fairport Convention - Angel Delight (1971) フォーク、トラッドフォークなどの言葉ってそれぞれで捉え方が異なるのだろうなと感じることは多い。古い世代にフォークと言えばやっぱり全共闘的フォークみたいな感じだろうし、その後の世代のフォークって…何だろ?アンプラグドかなぁ…。アメリカのSSW好きだったらジョニ・ミッチェルとかディラン的なのだろうしカントリー系好きならジョン・デンバー的なのだろうしとか色々あるワ...

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Richard & Linda Thompson - Pour Down Like Silver

Richard & Linda Thompson - Pour Down Like Silver (1975) まだまだ時間をかけてきちんと理解していきたいと思っているギタリストの一人にリチャード・トンプソンがいる。トラッドフォーク系を漁っている時には必ず遭遇するので、いつもそんなタイミングで自分への戒めを思い出すのだが、なかなか手付かずのままという状況…それでも遅々ながらちょっとづつ聴いてはいるのでそれも良いな〜とか思ったのだが、やっぱりきちんとアル...

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Claire Hamill - One House Left Standing

Claire Hamill - One House Left Standing (1972) トラディショナルフォークというジャンルと言うか言葉の使い方としては多分自分は間違ってて、かなり幅の広い意味合いで使っている…理解しているみたいで、狭義に語ればそれはもう括れないくらいの音もあるみたいだけどよくわからんし、まぁ、フォークの派生だったら良いかなと。エレキ楽器入っててもトラッドフォークの世界だしさ、自分的にはね。んで、その世界ってのは何故か...

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Sandy Denny - Rendezvous

Sandy Denny - Rendezvous (1977) ロックのボーカルだとあれはこれと自分の基準が出来上がってきてて好きだとかキライだとかああだこうだと言えるんだけどトラッドフォークの女性シンガー達になるとどれもこれも味わいあって良いじゃないか、ってトコに落ち着いてしまってキライってのは無いんだよ。クリアーボイスだとかハスキーだとか甘えた声質とか色々あるけど熱唱するワケじゃないからそんなに極端に違わないからさ、…ってか...

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Midwinter - The Waters of Sweet Sorrow

Midwinter - The Waters of Sweet Sorrow (1973) 季節の変わり目は好きだ。体調とか服装とかはともかく変わり目という変化しなきゃという意識が好きなのかも。人間歳を取っていくと徐々に変化を好まなくなる人が多いし、自分だってそうだと思う。聞き慣れた音楽を口ずさみながら聴く、朝起きて決まったパターンをこなす、夜はこうする…などなど完全に同じではないけど定型的なパターンの繰り返しにちょっとした変化が加わって人生...

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C.O.B - Moyshe Mcstiff & The Tartan Lancers of the Sacred

C.O.B - Moyshe Mcstiff & The Tartan Lancers of the Sacred (1971) 世俗的な出来事には割と無関心なので俗世間で楽しまれていることの大半を話されてもわからない、知らない事が多いし興味を持たない事も多い。野球とかサッカーとかAKBとか邦楽、映画やテレビ番組の話題などどれをとっても結構チンプンカンプンなのだ。そのヘンが好きな方からしたらコイツは何が楽しいんだ?と言う感じにしかならないし、じゃ、普段何してるん...

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Forest - Forest

Forest - Forest (1969) フォーク系統の音って最近キチンと聴いてないなと云うお話は先日書いたんだが、それでもコレクションとしては結構な数を占めていてそれなりにフォークは好きで集めてはいた。もっとも純粋にフォーク…トラッドフォークとするにはどうかと云うのが多いのでロック的なフォークも含めてという意味でしかないのだが、そうだな〜なんてライブラリを眺めながら、ふと聴いてみたフォレストというバンド。バンドっ...

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Judy Dyble - Flow & Change

Judy Dyble - Flow & Change (2013) 自分のブログをたまに見返していると随分と自分の聴く音楽の趣味も変わってきたなと思える。変わったと言うか狭くなってきたかもな~とかね。新しく開拓している分野も多いんだけど聴かなくなって久しいジャンルってのもやっぱりあって、バンドやアルバム単位になるともっとそれは著しくなる。自分の血肉になって吸収しちゃったから、って言うなら脳内再生できるからわかるんだが、そうじゃな...

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Karen Souza - Essentials

Karen Souza - Essentials (2011) 秋の彩が深くなりいよいよ落ち着いた大人の世界を醸し出す音楽が心地良くなってくる。昔は大人がロックを聞くなんて考えられなかったしましてやメタルを聞いているオヤジなんてあり得なかった。自分も年取ってジジイになっていったらきっとジャズとか聴いてまったりっしてるんだろうな、なんて思ってたくらいだ(笑)。ところが時が流れ、ロックミュージシャン達が60歳超えたりしててまだまだ現...

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Steve Stevens - Flamenco a Go Go

Steve Stevens - Flamenco a Go Go (1999) ゴッドファーザーだっけかな…映画を見ててマイケルの結婚式周辺あたりでスパニッシュが流れてて心地良いな〜と印象深かった。そもそもスパニッシュギターの音や旋律、メロディはどこか現実逃避世界的な不思議な世界観がある。それは到底自分じゃ弾けるものじゃないし、どういう組み立てでスケールになっているのかすらも分からないし、そもそもインギーより速弾きだし一体何なんだ?くら...

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Steve Marriott - Marriott

Steve Marriott - Marriott (1976) 英国は不思議だ。時代時代でなんとなく常に黒人並みの歌声を持つボーカリストが出てくる、しかもそれは紛れもなく本物だったりして黒い声を持つ白人として、またはソウルフルな歌声をもつ歌手として評されるのだが、大抵はあまり売れることなく渋いマニア向けの世界で留まるケースが多い。まぁ、ジョス・ストーンくらいになるとちょっとメジャー感もあるが、それだって一般人にはあまり知られて...

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Steve Winwood - Back in the Highlife

Steve Winwood - Back in the Highlife (1986) いろいろな音楽を聞くのも良い、一方好きなものをひたすら聞くのも良い。どっちがどうってもんでもなくって所詮音楽ってのは心の安らぎとかでしかないんだから人に左右される必要もないし、心に響いたものを聴けば良い。そう思ってるんだけど、それって結構ピュアな音楽ファンだけの場合で、実際にはこんだけ音楽が一般的なものになっている事を思うとある程度の知識のある人や楽器...

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Steve Vai - Alien Love Secrets

Steve Vai - Alien Love Secrets (1995) もう10月半ば過ぎになってしまったのか…、今年もあとちょっと、と言うくらいになってしまったなぁ、としみじみ感じたりする。年末年始の予定など考えたりするもののどこかまだ先だからいいやって思ってしまって進まないのだが、結局自分が損するんだよな、その無計画性ってのは(笑)。かと言って予定調和な旅とかってのも面白みに欠ける部分もあるし…でも宿なしじゃキツイし、ワガママな...

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Steve Hillage - Green

Steve Hillage - Green (1978) イマイチよく解っていないギタリストの一人、スティーブ・ヒレッジ。ゴング時代からそのスペイシーなギターの音はヘンだな〜、よくこんなん出せるな〜とか思ったけど、ギタリスト的な側面と言うよりも奇人的な意味で聴いていた感が強い。ギターをきちんと弾かせたら多分相当に弾けるんだとは思うが、それをしないで宇宙音の再現にひたすら取り組んでいる…と言うかその可能性をひたすら追い求めてい...

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Steve Hackett - Voyage of the Acolyte

Steve Hackett - Voyage of the Acolyte (1975) プログレ畑を漁り始めた頃に何とスティーブという名のギタリストが多いのだろう、と思って名前を覚えるのに苦労した記憶がある。スティーブ・ハウ、スティーブ・ハケット、スティーブ・ヒレッジなどなど…別にいいんだけどさ、イエス、ジェネシス、ゴングとどのバンドの人だっけ?みたいなことでして、誰がどこそこへ行って…とか名前がこんがらがってきて覚えにくかったなぁ…自分的...

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Steve Howe - Turbulence

Steve Howe - Turbulence (1991) どこかのバンドのギタリストとして名を馳せた人のソロアルバムってのは大抵つまらないものが多い(笑)。バンドの一員としてのプレイではとんでもなくかっこ良かったりするし、バンドで自身の曲をやる分にはかっこ良いんだが何故か同じ人がソロ用で作品を作ってもまるで面白みがないのだな。一つにはボーカリストとしての器量がない人が多いから歌がつまらん、ってのもあるしやっぱりバンドの一体...

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Jeff Beck - Jeff

Jeff Beck - Jeff (2003) 通好みのギタリストって世界は自分的にはまだまだ全然近づくことができなくて表面上聴いていたことがある程度だ。超絶ギタリストってのはギターだけで自分を表現できてしまう方々という意味もあって、そこにはバンドもボーカルも要らない、ロックとか何とかじゃなくて音楽的にギターをチョイスして表現している人たち…何と言うのかな、ちょっと違うんだよ、普通のロックギタリスト達とはさ。もっと音楽的...

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Soft Machine - Softs

Soft Machine - Softs (1976) 白熱した演奏や音のぶつかり合いなどのロックが好きだ。音楽形態にももちろんこだわるんだけど、別にジャズでもロックでもブルースでももしかしたら歌でもとにかく「熱い」のは好きだ。「暑苦しい」のはダメだが…。一方超絶クールってのも好きだ、そしてやっぱりかっこ良いのは好きだがこれは好みなんで…それ言ったら全部好みなんだけどさ(笑)。ロックを聴き始めてしばらくしてからプログレって世...

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Keith Tippett - Blueprint

Keith Tippett - Blueprint (1972) ジュリー・ドリスコールはてっきりブライアン・オーガーと一緒になる人かと思っていたら意外なところでキース・ティペットと一緒になってた…今でも夫婦でいるらしいからこの世界では珍しい気がする。そういえばジュリー・ティペットってクレジットも幾つかあったななどと遠い昔の記憶を呼び起こしてみると、そういえばキース・ティペットって取り上げたことないんじゃないか?なんて。まぁ、一...

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Julie Driscoll‬ - Open

‪Julie Driscoll‬ - Open (1967) 別の角度から捉えてみる同じバンドと言うのは聴く角度が変わって面白く取り組めるのがよい。ブライアン・オーガーとかどうしてもジャズオルガンの人というイメージが強くてソロ作品にしてもどうにもドロドロな感じがあってね、何枚かあるんだけど好んで聴かなかったワケです。それがジュリー・ドリスコールと一緒にやった有名な「Streetnoise」なんてアルバムあたりだともちょっとすっきりしてジ...

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The Steampacket - The Steampacket

The Steampacket - The Steampacket  Steamhammerのドラマーにはこの時代前後に名を馳せることとなるミック・ウォーラーが在籍していて、それはもうジェフ・ベック・グループのドラマーとして知られていることになるんだけど、まぁ、この辺が人間関係の面白いトコロで、元々Steampacketってバンド…そうロッド・スチュワートがいたバンドでミック・ウォーラーもいたから当然知ってるワケ、その後ジェフ・ベックがロッド・スチュワ...

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Steamhammer - Reflection

Steamhammer - Reflection (1969) 人脈辿りによるどこまで行くのかロック史みたいになってるんだけど楽しくてやってるだけなのでどこでどうなるか分からんし、一方向にしか進めないので多分岐するバンドなんかに出会うと誰の人脈に進むべきか…なんて悩みも出て来たり、Quatermassもそうだけど他のメンバーの人脈で進めばそれはそれで全然違う展開になっていっただろうし…とかある。そんなの気にしないでドンドンと適当に進めてい...

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The Herd - The Complete Herd

The Herd - The Complete Herd Quatermassの面々の来歴、その後ってのは今じゃググれば何でも出てくるから知りたけりゃホント簡単に探せる時代なんでラクなもんだ。昔はクレジット見て自分の記憶で見たことある名前だ…って思いだして繋げていって、みたいなことしてたからね。そのおかげで役に立たない知識がたくさん付いたんだがホントに役に立たないんだ、これが(笑)。大体話す人いないから知っててもしょうがないし、まとめ...

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Quatermass - Quatermass : Deluxe Edition

Quatermass - Quatermass : Deluxe Edition (CD+DVD) (2013) 70年代の英国ロックバンドがちょっと前から再結成して日本に来たりしてそれなりにニッチな人気もあるみたいだし、アルバムは何度もCD化されてそのニッチな要求に応えるが如く紙ジャケ、発掘ソース、DVD5.1ch盤などと当時はほとんど売れなかったにもかかわらず90年代以降安定的なアイテムとして定着しているようだ。まったく不思議なお話で、ロックってのはそうやって歴...

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Roger Glover - The Butterfly Ball

Roger Glover - The Butterfly Ball (1975) ロジャー・グローバーのイメージってのは普通はディープ・パープルのベーシストとなるのだろうけど、何故か自分にはあまりそういう印象が強くない。理由は単純でディープ・パープルをまともに通って来なかったからというだけで、そこに辿り着く前に英国プログレッシブ・ロック史でロジャー・グローバーを知ってしまったという方が大きい。もちろん名前は知ってたけど、そしてディープ・...

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Rory Gallagher - Calling Card

Rory Gallagher - Calling Card (1976) いや〜、トミー・ボーリンさんのアルバムジャケットが自分のブログでドカーンって見えると良い表情してる人だな〜、ってつくづく思う。こういう笑顔できる人ってなかなかいないでしょ。プレイがどうのとかより人として好かれるべき人だったんだろう。しかもあれだけのプレイだし…なんて余計なことばかり思ってしまった。笑顔の似合うギタリストのトップ3に入る人な気がしてるし、そういう意...

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Tommy Bolin - Teaser

Tommy Bolin - Teaser (1975) 色々なところで繋がるロックの歴史はやはり面白い。今の時代では皆がどうやってロックを漁っていくのか知らないが、適当にYouTubeなりアマゾンが推奨するものを探っていくよりはもうちょっと人脈たどりの方が面白い気がするけどな。どういう形であれ深掘りしていくならそれはそれで良いんだけどね。面白いよ、ロックは。こういう形で自分がトミー・ボーリンに繋がるなんてのは全然思ってなかったから...

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Billy Cobham - Spectrum

Billy Cobham - Spectrum (1973) ロックは面白いな~、ひとつ知るとどんどんと次に次に進むべき道が見つかる。アルバムをじっくりと聴いていくと誰それの凄さとかその人の他の作品とか参加した作品とか果てはプロデューサーやエンジニアまで食指が伸びる。その内誰と誰がよく組んでいてとかスタジオの名とかレーベル、事務所あたりまでの関係性が見えてきたりしてキリがない。時間さえあればそうやってどんどんと相関関係を繋げて...

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Weather Report - Heavy Weather

Weather Report - Heavy Weater (1977) ジャコパスのような存在に接するとロックとジャズ、フュージョンなどの境目ってのが曖昧になる。よく音楽にジャンルは関係ないと言う人もいるが、ある程度のカテゴライズはないとワケわからなくなるし、ミュージシャン側でも困ることがあるだろうから言葉としてはあるべきだと思うもんね。あの人ってさ、どんな音楽なの、って言われてもジャンルという概念がなかったら表現できないし、誰そ...

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