Archive2012年05月 1/2

Steel Panther - Balls Out

Steel Panther - Balls Out (2011) 80年代メタルって今はもう全ての元祖になってるんだろうか?そう思うくらい80年代メタルのオマージュを施したバンドが脚光を浴びていたりする…脚光をってのは言い過ぎだが、それなりにいくつかのバンドがあって需要を満たしているという姿を見ていると多分ひとつのジャンルなんだろうと。進化するメタルやハードロックの世界とは別に留まり続ける音のジャンルってのも必要なんだろう。ブルース...

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Kissin' Dynamite - Money, Sex & Power

Kissin' Dynamite - Money, Sex & Power (2012)  ヨーロッパってのはどうしたってやや暗めのアーティスト気質が濃厚な世界というイメージがあったりするが、それだけでもなくて実にシンプルにロックを楽しませてくれるバンドも存在する。しかし、最近耳にする事になったコイツらはそれまでのヨーロッパの、しかもドイツのバンドという印象を尽く砕いてくれる事になった。ドイツで明るく濃厚なアメリカンに対抗しうるメタルっつう...

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Charon - Songs for the Sinners

Charon - Songs for the Sinners (2005)  先日自分がゴシック系を取り上げていた頃に他のブログでこのCharonっつうのを取り上げていて、あまりよく知らない自分からしてみると、へぇ〜と素直に読んで聴いてみようかなと思った次第。何だろうな、誰かのどこかの何かを読んだりして自分に取り入れてみようと思う時とそうでない時の差って。結構多数の方のサイトとかレビューとか見たりするんだけど、本能的に「コレ、面白そう…」と...

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Riverside - Rapid Eye Movement

Riverside - Rapid Eye Movement (2007)  心なしかここのトコロ新たなCDがリリースされる率が下がっている気がする…。特定のバンドとかではなくて新作っつうのが減っているんじゃないかと。時期的なものとか自分の興味や情報受信の問題かもしれないけど、CDが売れてないのもあってアーティスト側も単にCDをリリースする、とかアルバムを作るという概念から切り離れた活動を模索していかなければいけないのかもしれない。かと言っ...

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Paatos - Breathing

Paatos - Breathing (2011) Breathing 日夜自分の目に入るニュースや情報にやや辟易してきた今日この頃、日本は平和なんだ、と思う瞬間でもある。一方で尖閣諸島の寄付金が10億とは全く日本人は素晴らしい。もう少し統治できるようになればマシなのだろうが、まぁ、そういう話はいつまで経っても出てくる話題だから置いておこう。そんなニュースを見ながら、いつもの如く音楽を聴く。何を聴くかは様々だし、アルバム全部を全て聴...

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Judy Dyble - Talking With Strangers

Judy Dyble - Talking With Strangers (2009)  プログレとフォークの間を取り持っていた女性といえば知る人ぞ知るジュディ・ダイブルだったりする。フェアポート・コンヴェンションのボーカルからキング・クリムゾンの「風に語りて」のボーカルへと変貌し、トレイダー・ホーンというバンドでその歌声を存分に披露してシーンから消え去った彼女、21世紀には何が起こるか分からないもので、突如としてシーンに復活。更に驚くことに...

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All About Eve - Scarlet & Other Stories

All About Eve - Scarlet & Other Stories (1989)  英国の陰鬱系叙情系女性歌モノの筆頭として、というかほぼ元祖に祭り上げられているのがオール・アバウト・イブというバンド。このオール・アバウト・イブってさ、リアルタイムでもちろん出てきた時も知ってたし聴いてたんだけど、当時はどうにもこんな暗くて儚くて憂いのあるものなんて到底聴き続けられん…っていう若い頃でさ、もっとガンガン鳴る音を選んで行ったものだが、ま...

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Karnataka - Gathering Light

Karnataka - Gathering Light (2010)  2010年の同時期に本家のKarnatakaが再起を果たしてアルバムリリースとなったことで、このヘンのファンはひとつのバンドから3つのバンドを聴くという奇妙な現象に襲われることになる。しかもそれが皆多少の違いはあるものの、概ね憂いあるシンフォニック的な幻想的なサウンドを出しているということで音楽性の勝負も兼ねてしまっているのは果たしてどんなもんか。今時のバンドや売るという仕...

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Panic Room - Satellite

Panic Room - Satellite (2010) Satellite  同じくKarnatakaの残党メンバーが今度はサブコーラスだったアン・マリー嬢をフロントに仕立て上げて新たなバンドを結成して世に出してきたバンドがPanic Room。現在のところ2枚のアルバムがリリースされている。最初の「Visionary Position」がこれまた面白くて、以前に初めて聴いてブログを書いた時もそうだけど、今回もまたPanic Roomのセンスに感心した次第です。 セカンドアル...

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The Reasoning - Dark Angel

The Reasoning - Dark Angel (2008)  まだ自分では全然整理できていないカテゴリに21世紀のプログレともニューウェイブともシンフォニックともメタルとも言える耽美系女性ボーカルプログレハードバンドの世界ってのがあって、いくつかのバンドを事ある毎に聴いたりしていて、結構気に入っているバンドなんかもあるんだけど、何十回も聴くほどハマってはいない…っつうかそこまでピュアじゃなくなってきている自分なのかもしれない...

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The Rasmus - Black Roses

The Rasmus - Black Roses (2008)  フィンランドついでに…って見てると色々あって、最近新作アルバムをリリースしたことでよく引っ掛かってきたのがThe Rasmusっつうバンド。全然知らなかったけど1996年からもう8枚くらいアルバムをリリースしているベテランの域に入るバンドらしく、しかもフィンランド出身でアメリカでもそこそこ成功しているようだ。デスモンド・チャイルドと一緒にやってて、そもそもハードロックバンドだった...

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Nightwish - Oceanborn

Nightwish - Oceanborn (1998)  Lordiがユーロビジョン・ソング・コンテストの優勝をかっさらったのを見てNightwishの面々はやや悔しい思いをしたんじゃないかと勝手に想像してる。楽曲レベルの高さや構成美や音楽的な位置付けで言えば間違いなくNightwishの方が圧倒的に高いだろうし、それが今でも人気のある秘訣だが、Nightwishはユーロビジョン・ソング・コンテストではフィンランド代表選の2位の座に甘んじたのみだったそうだ...

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Lordi - Monsterican Dream

Lordi - Monsterican Dream (2004)  フィンランド…、色々出てるけどストラトヴァリウスとかはあまり聴かなくて、かと言ってポップスを聴くもんでもないし、はて、何があったっけ?この流れでハノイってのもないし(笑)、あ、凄いお気に入りで最近すっかりと忘れていたバンドがあった、ってのが正直なところのLordi。いや、忘れていたワケじゃなくて…、前回のアルバム「ベイブズ・フォー・ブレックファースト」をリリースしてから...

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Lullacry - Where Angels Fear

Lullacry - Where Angels Fear (2012)  フィンランドって面白いわ。音楽的にかなり注目している国で、古くはHanoi Rocksから知ってるワケだから…っても途中が丸ごと抜けてるので語れるほどは知らない。ただ、ここ最近のフィンランド産のバンドってのは好み的にジャンルや表現の違いはあれども好みなメロディ感は必ず持っていて、それは「メランコリック」という単語に表される要素だろうと思う。この「メランコリック」という単語...

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H.I.M - Dark Light

H.I.M - Dark Light (2005)  折角To/Die/Forを聴く機会に恵まれたのでついでにその元祖とも言えるH.I.M.にも手を出してみるかと、多分10年近くぶりに聴くことにした。もちろん自分が聴いたのはこういう世界があるっていう前提を知らない頃だったのでまるで受け付けなかったワケだが、さすがにそれから様々な事を知ることになって、今の自分の耳で聴いてみたら果たしてどうなんだろ?っていう興味もあったし、自分が知っていた時よ...

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Halestorm - Strange Case of Halestorm

Halestorm - Strange Case of Halestorm (2012)  巷で評判がよろしいとの報を聴いたので、自分的アンテナにも引っ掛けておかないと…なんて思って聴いてみましたヘイルストーム。ファーストアルバム「Halestorm」が出た時に何かで話題になってウチのブログでも取り上げていたようだが、結構評判よろしいみたいじゃないですか。自分で書きながら中味の音はそんなに記憶してないんだけどねぇ、バンド名とアメリカってのと図太い女性...

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To/Die/For - Jaded

To/Die/For - Jaded (2003)  まぁ、長々と音楽を聴く世界にいるとシーンの移り変わりや流行ももちろん肌で感じるし、バンド名や人の名前もそれなりに耳にしたりする事もあるけど、カテゴリやジャンル名ってのはあまり認識してなかった。古くてさ、ヘヴィメタルって言ったらどれもこれもがヘビメタなんで、それしかないワケよ。ロックだ、ってのと同じ広義の意味になっているとは露知らず、です。それが実に広義の意味で使われるジ...

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Evenoire - Vitriol

Evenoire - Vitriol (2012) 憂いのあるロックなサウンドってのは所々で自分の琴線に引っかかることが多くて、ふとしたことで聴いてしまうし、また気に入ることが多いのは自分の好みなんだろな。かと言ってそういうのばっかり聴いているワケでもなくて、そういうのも好きっていうのが正しい表現なのかもしれん。ま、何でも良いや。どこかの何かでジャケットを見かけて結構気になるなぁ…と思ってちょいとレビューを見てみるとかなり...

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The Cranberries - To The Faithful Departed

The Cranberries - To The Faithful Departed (1996) To the Faithful Departed (Expanded Edition) Roses (Deluxe Edition)  エイミー・マクドナルドに感じた憂いのある歌にビートの利いたロックというのは自分的にはスコットランドよりももっと上のアイルランドにどうしてもその望郷を覚える。決してアイルランドの音楽が暗いと言うんでもないけど、明るくはないだろ(笑)。代表的なのがU2とかエンヤとかコアーズなワケで、...

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Amy McDonald - A Curious Thing

Amy McDonald - A Curious Thing (2010)  ふとしたきっかけでエイミー・マクドナルドという女性を知った。調べてみれば2007年に話題を振りまいてシーンに登場したハタチくらいの女の子だったらしく、アルバム「This Is the Life」が好評を博して売れたらしい。そして2010年にセカンド・アルバム「A Curious Thing」をリリースしているとのことで、なかなか地道に活躍しているんかな、なんて感じでした。今年のロジャー・ダルトリ...

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Norah Jones - Little Broken Hearts

Norah Jones - Little Broken Hearts (2012) Little Broken Hearts Come Away With Me (Deluxe Version)  女性ボーカルモノが好きだと言いつつも実は全然聴いたことない人なんて山のようにあって、そりゃ何でも聞けりゃ良いってもんでもないし、それなりの人を…って思うんだが何かきっかけがないと聴かないのも事実でして、そういう意味でアチコチのブログやTwitterには情報や刺激で助けられているんだが、恥ずかしながら…と言...

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Jack White - Blunderbuss

Jack White - Blunderbuss (2012) Blunderbuss  The White Stripeってバンドはインパクトはあったけどそんなにハマり込む程のバンドでもなかったし、まぁ、そこそこにっていう感じで聴いてはいたし観たりもしててそりゃあんだけギターを縦横無尽に弾いて歌う人もそうそういなくて、極めつけは映画「ゲット・ラウド」でのジャック…ホワイトというギタリストとしてのセンスの面白さに目を奪われたというところか。もっともジミー・...

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Madonna - Mdna

Madonna - Mdna (2012) MDNA (Deluxe Version) - Madonna アメリカンアイコンの女帝とも言えるマドンナ。スーパーボウルでのパフォーマンスが話題になって、実はアルバムリリースの宣伝でもあったってことだけど、今のマドンナの凄いのは過去のアルバムなどよりも最近のアルバムの方が売れているってことだ。古い人間なら古い人間なりの中でマドンナってのは終わっているんだろうけど、今の世代の若者の間でもマドンナはアイコン...

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Bruce Springsteen - Wrecking Ball

Bruce Springsteen - Wrecking Ball (2012) Wrecking Ball 別にウチのブログで取り上げなくても情報そのものはどこでも読むことができるし音だって普通に聞くことも出来るだろうし、そういう意味で一般的なもの、特にポップス系なんかはあまり取り上げてないんだよね。まぁアメリカものが割と苦手だってのもあって、こんだけブログで毎日記事をアップしているくせに全然書かれていないジャンルなり世界なりってのがあって、それ...

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Velvet Underground - Loaded

Velvet Underground - Loaded (1970) Loaded: The Fully Loaded Edition - The Velvet Underground GWもいつに間にか終わってしまって、また平常が始まる…。いつものことながら夏休みの終わりのような後ろ髪引かれる寂しさってのはやはり人間、楽して生きたいが故の遊んでいられる自由な時間に未練があるのだろう。GWスペシャルってことで適当に偉大なるアルバムをいくつも連発で取り上げてきたんだけど、当然日数と枚数のバラン...

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RCサクセション - OK

RCサクセション - OK (1983) OK  そういえば先日は忌野清志郎氏の命日でもあったな…と過ぎ去ってから思うのだが、あんまりここのブログでRCサクセション及び忌野清志郎氏に対しての自分の思いとかって書いてなかったっけかな?いや、随分子供の頃からRCサクセションってのは何故か聴いていて、普通に好きだったってのもあってさ、アルバム単位でどれが良いとかアレが〜とかってあんまりなくて、普通にアルバム毎に聴いていたんだ...

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Pink Floyd - Wish You Were Here Immersion Edition Disc 2

Pink Floyd - Wish You Were Here Immersion Edition Disc 2 (2011) Wish You Were Here (Deluxe Experience Version) [Remastered]  ゆったりとした時間が流れる…、これぞ至福の一時。そこにゆったりとしたサウンドが流れる…これもまた至福の一時。いつしかプログレッシブロックの代名詞と言われたピンク・フロイドのサウンドはそんな光景に似合う音として一般に受け入れられていき、また浸透している現状、英国ではビートルズや...

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Albert King / Otis Rush - Door to Door

Albert King / Otis Rush - Door to Door (1969) ブルースに取り憑かれて… 自分で出てきた結論としてブルースってのは若者の音楽なのだ、ってこと。今時はどうなのか知らないけど、自分がロックを聴き始めたガキの頃、ただひたすらにロックを聴いていた。それがカッコ良いから。そのうちにどうしたらこんなにカッコ良い音が出せるんだろうか?と考えるようになる。もちろん既にに見よう見真似…いや聴いて聴いて聴きまくってギタ...

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AC/DC - Highway To Hell

AC/DC - Highway To Hell (1979) R&Rバンドって言い方も陳腐なモノで、その人その人によって定義はまるで異なったりする。別に定義を決める必要もないし、あのバンドはR&Rバンドだ、いやそうじゃない、などなどと論議が交わされる事もしばしばあったり、昔はそういうロック話ばかりの生活だったがいつしかそんな機会も減ってきてしまったのが残念云うか年の功と言うか…。その分Twitterで共感できる人達が集まって会話しているって...

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Queen - On Fire: Live At the Bowl 1982 (2004)

Queen - On Fire: Live At the Bowl 1982 (2004) On Fire: Live At the Bowl - Queen フレディ・マーキュリー没後20年?もう20年以上経つんだ?そういえばその訃報って…あぁ、あそこで聞いたっけ…そしてアイツと「フレディ・マーキュリー死んだって!」ってな話をしたな、とまざまざと蘇ってきた。真っ先に出た言葉が「やっぱエイズ?」って感じだったのは少ない情報網ながらもそれなりに様々な噂が聞こえていたということだ。ま...

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