Archive2012年03月 1/2

Uriah Heep - Live '73

Uriah Heep - Live '73 (1973) Uriah Heep Live 1973 悪魔と魔法使い (Expanded Deluxe Edition)  70年代初頭の日本では英国のハードロックブーム真っ盛りだったことは伝説として知っているだけなんだが、中でもDeep Purple、Led Zeppelin、Uriah Heepという3バンドは当時の高校生あたりをノックアウトしまくっていたらしい。Queenはちょっと後ってことで、来日公演で言えばこの頃はFreeとかProcol HarumとかTen Years Afterあ...

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Cream - Live Cream

Cream - Live Cream (1970)  日本のロック史を紐解いていたらどうしても王道本家を聴きたくなってきた。ってことで、さてどの辺なんだ?とアレコレと入り混じった日本のロックへの影響元を漁りつつ、パワフルなものが聴きたいな、って事でその実あまり聴く機会の多くないクリームなんてのを…。いやね、クリームは好きなんだけど、スタジオ盤はかったるいからあまり聴いてなくて、どうしたってライブ盤になっちゃう。そうなるとひ...

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内田裕也とフラワーズ - Challenge!

内田裕也とフラワーズ - Challenge! (1969) Challenge 70年代の日本のロックからして現在に至るまで日本のロック界で必ず最後に名前が挙がる大御所が一人。自分的にはもう世代が全然異なるので感覚論がまるでわからないんだが、多分相当にトンがって生きてきた人なんだろう、くらいの認識しかない内田裕也さん。今じゃ白髪ジジイなんだが、これがまたとんでもないジジイになっていて、見るたびに苦笑してしまうくらい。もう半世紀...

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Flied Egg - Good Bye

Flied Egg - Good Bye (1972) Good Bye Dr. Siegel's Fried Egg Shooting Machine 70年代初頭の日本のロックはまだまだ産声を上げたばかりに過ぎないもので、今聴けば音楽性は稚拙なものだし、多分アマチュアレベルでもやらないだろうスタイルのロックサウンドかもしれん(笑)。ただ、このエネルギーとロックへの傾倒ぶりは今ではまず聴かれないもので、そのパワーたるや凄まじいものがある。ロックって?うん、自分なんかはこ...

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ブルース・クリエイション - 悪魔と11人の子供達

ブルース・クリエイション - 悪魔と11人の子供達(1971) Demon & Eleven Children Blues Creation - Carmen Maki 古い日本のロックを聴いているとどんどん日本人とは思えないバンドに出会っていく。英国のリアルタイムなロックそのままを聴いて自分たちもプレイしているというような有様なんだろうけど、その模倣の仕方がハンパじゃなく本物に近くて、そりゃ王道バンドの迫力は真似は出来ないまでもそこを目指しながらオリジナ...

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Flower Travellin' Band - Make Up

Flower Travellin' Band - Make Up (1973) MAKE UP Satori 70年代の日本のバンドってのは後追いからするとかなり追いにくいっつうか実態が掴みにくいシーンだったのと、あまり後年にハデに取り上げられることもなく、単に「伝説」として祭り上げられることが多くて、そもそもレコード屋でも手に入らなかったしCDでもそんなに出て来なかったし、情弱だったのもあったんだろうけど積極的に取り組まなかった。でも王道を漁っている...

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紫 - 紫

紫 - 紫 (1975)  昔の日本のロックって欧米のバンドのカバーかと思うようなバンドも多くて、それでも結構知名度高くなって売れたりしてたから日本人は生でそういうサウンドを聴ける事には飢えていたんだろうと思う。いずれそれらのバンドの音はカバーとかコピーという次元から独特のロックに進化してステータスを築き上げるみたいな感じだろうか。そういう意味では本当にオリジナルな日本のロックが出てきたのは80年前後あたりな...

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シーナ&ザ・ロケッツ - ピンナップ・ベイビー・ブルース

シーナ&ザ・ロケッツ - ピンナップ・ベイビー・ブルース (1981) CAPTAIN GUITAR AND BABY ROCK 爆音ミックス~19 LIVES 昔から鮎川さんはストーンズやヤードバーズに対する賞賛と共にラモーンズとかコステロとかにももの凄い経緯を示していて、雑誌などで色々とインタビューを読んだことがあるんだけど、自分の中ではあくまでもストーンズとかヤードバーズへのリスペクトが最優先にインプットされていてしまい、シナロケの音楽...

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Ramones - Leave Home

Ramones - Leave Home (1977) Leave Home (Deluxe Version) Ramones (Deluxe Version) どうにもチープなローファイサウンドばかり聴いてきてやや辟易してきてしまったのでどうせならもっと強烈なローファイの原点を聴いてみた方が気晴らしになるだろうと言うことで全てのローファイとパンクの原点ともなるラモーンズの登場です。ホントはこの流れだと有名な「エンド・オブ・ザ・センチュリー」っつうアルバムが一番向いているん...

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The Drums - Portamento

The Drums - Portamento (2011) ポルタメント The Drums  なんか知らんがUSインディーって今ローファイがブームになってて、ブルックリンに集結しているようだ。時代時代で場所場所の流れがあるってのもロックの歴史の中では面白い事で、古くはマージービートから始まりシアトル系とかまで色々と言われたものだ。主に英国でのシーン形成に於いてはその類のお話って多かったんだけどね。マンチェ系とかリバプール系などなど…、ま...

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Girls - Father, Son, Holy Ghost

Girls - Father, Son, Holy Ghost (2011) Father, Son, Holy Ghost Broken Dreams Club 何かよくわかんないままにUSインディー系を立て続けに聴いている。そうだなぁ、どこが面白いんだろ?っていう興味が先にあって、聴いている自分からすると全然その魅力がよくわからない世界ではあるんだよね。ただ、女性モンだと可愛らしいとかそんな感じがあるから音楽そのものがわからなくても、とりあえず聴いてみてなるほどね、という...

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Vivian Girls - Share The Joy

Vivian Girls - Share The Joy (2011) Share the Joy  随分昔からあったアンニュイな女性によるインディ・ロックと呼ばれるバンドやロックの姿。今回ちょいとその辺に手をつけてみたワケだが、意外な程に昔から大して変わらないインディ・ロックの音という感じがしているバンドもある。まぁ、80年代の影響を受けて、と言われればそれまでかもしれないけど、いつまで経ってもこの手のサウンドってのはインディなんだな、と言うの...

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Russian Red - Fuerteventura

Russian Red - Fuerteventura (2011) Fuerteventura(Deluxe Edition) ちょいとジャケットに惹かれて聴いてみたロシアン・レッドというなを名乗る女性、本名ルルデス・エルナンデスっつうスペイン出身の女性でして、そこまでプロフィール出すんだったら何のための芸名と本名なんだ?とか思うのだが、まぁ、細かいことを気にする国でもないのでそんなもんか、と。それにしてもアチコチで見るとかなり美人で天然な感じの女の子な印象...

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St.Vincent - Strange Mercy

St.Vincent - Strange Mercy (2011) Strange Mercy Actor CDショップの試聴コーナーは面白い。たまにしか行かないけど、手書きのポップなんかで一生懸命にアーティストを表現していて売るためって言うのもあるけど、的確に表現するために書いてるっていうのもよくわかるしさ、ちゃんと特徴を言い当てているから良くも悪くも好き嫌いを聴く前から判断できてしまう(笑)。いや、だって、「ダンスの帝王が云々~」とか「レゲエの...

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Dum Dum Girls - Only in Dreams (2011)

Dum Dum Girls - Only in Dreams (2011) Only in Dreams I Will Be 女性中心のバンドが連続しているのはやはり本能的なものなのか、世の中で元気なのは女性の方が多いということなのか、はたまたカッコ良いロックバンドはなかなか見当たらないという現在のシーンなのか、どれも当て嵌まりそうではあるんだけど、またまた面白いのを発見してしまって喜んでいるところ。ロックはどんどん進化していくんだなぁと、このCD不況時代に...

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Epica - Requiem for the Indifferent

Epica - Requiem for the Indifferent (2012)  いつの間にか北欧メタルから各国個別の分離を果たしているメタルの勢力図、中でもオランダは数多くの良質なメタルバンドを輩出している国で、どういう背景からなのか日本でも好まれるバンドが多い、はずだ。まぁ、そのヘン行くと何でも聴いているリスナー達が好みの順番として選んでいくようなものだから、実際に知られている人数と人気順と言うのはリンクしないとは思うのだが、ま...

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Xandria - Neverworld's End

Xandria - Neverworld's End (2012)  気になっていながらもなかなか全てのアルバムをきちんと聴いていないバンドのひとつにキサンドリア=Xandriaっつうのがある。ドイツのゴシックメタルバンドとして随分前に出てきたんだけどインドの影響を取り入れたゴシックメタルってのもあってなかなか面白そう~と思いながらもそこまで深みを期待していなかったからなのか旧作を漁るっつうことをしなかった。そんなこんなをしている内にフ...

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Pythia - Serpent's Curse

Pythia - Serpent's Curse (2012)ここのトコ、また嬢メタル系のバンドの新作がいくつかリリースされているみたいで、まぁ、どれも似たようなものだしそんなに追いかける必要もないだろうと思いつつもついつい新しい作品っつうと気になって聴いてしまうのだった。古いロックバンドの音はもう聴きすぎてるから新しい刺激には出会えないし、些細な違いや発見はあるだろうけど、音そのものは知ってるからね。そんな事もあって今は気分...

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Ancient Bards - Soulless Child

Ancient Bards - Soulless Child (2011)  ちょっと静かな音が続いていたので何かガツンとアホみたいなのが聴きたいな、って思いましてね。そういう色々な音集めは日夜いつの間にか実践してて、気になれば何でもほとんど聴いてる。そんな中からかなり笑ったのがあったので紹介…っつうかそうかぁ、こういう音か…と妙に納得してしまったバンドを…。 2011年にリリースされたイタリアのクサメロバンドAncient Bardsという女性ボーカル...

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Wooden Horse - Wooden Horse II

Wooden Horse - Wooden Horse II (1973) Wooden Horse 何となく牧歌的な気分に浸りながらライブラリを眺めてはアレコレ…そんな至福な時間を過ごしながら…ってもう何年やってるんだ、それ?いい加減にしろ、と言いたくなるのだが好きなんだねぇ…、と。まだまだ見てるとさ、ブログに取り上げていないのってたくさんあるんだよな。そんなに聴くものあるのか…とホントにその数の多さに呆れる。それでも多分ロックという狭義の世界に...

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Stone Angel - Stone Angel

Stone Angel - Stone Angel (1975) 今日は普通にブログ更新するかどうか考えたんだけど、日常に感謝という昨年のキーワードもあったし毎日訪れてくれている人達のささやかな楽しみにも応えておきたいってのがあって普通に書いておくことにした。思い起こせば昨年はとにかく全ての昨日が停止した数日間だったけど、いつまでも悲観にくれていてはいけないってことで徐々に日常を取り戻す姿に皆が皆励まされたものだ。早いものでもう...

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Trees - Garden of Jane Delawney

Trees - Garden of Jane Delawney (1970)  1970年頃の英国…やっぱり面白いしヘンだし魅力たっぷりのロック満載な時期。いつ聴いたって新たな発見はたくさんあるし嬉しいことに全部のアルバムを覚えきれる程聴けるワケじゃないから何回聴いても楽しめるという味わい。真のマニアなら全部覚えていたり人脈も頭に入っていたりするのだろうが、自分みたいに都度都度で忘れていく人間には何度も味わえる喜びが嬉しいのだ。ジャケットで...

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Spirogyra - St Radiguns

Spirogyra - St Radiguns (1971) St. Radigunds  70年代英国フォークの三種の神器と呼ばれたバンドはその筋では有名な話だが、Mellow Candle、Tuderlodge、そしてSpirogyraだ。どれも女性ボーカルが美しく響き渡るバンドなのだが、純粋に女性だけが歌うバンドでもない。更に、Mellow CandleとTuderlodgeはアルバム一枚だけでその称号を得ているが、三枚のアルバムをリリースしながらその一端に名を連ねているSpirogyraはともすれ...

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Mellow Candle - The Virgin Prophet

Mellow Candle - The Virgin Prophet (1970)  優しいフォークに出会ってしまって、そういえばもう随分長いこと聴いていないなぁと思い出したメロウキャンドル。自分が初めてメロウキャンドルを聴いたのはそれこそ20年以上前で、当時からかなり萌えていてホントに何十回聴いたことかっつうくらいに聴いていた。細かい情報も良くわからずに当時はアナログ…っても本物は見つからなかったので当時一部で流通していたカウンターフィッ...

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Catherine Howe - What a Beautiful Place

Catherine Howe - What a Beautiful Place (1971) What a Beautiful Place Harry / Silent Mother Nature (Re-mastered) もう20年以上前くらいから英国ロックとフォーク周辺漁りを始めていたのだけど、もちろんいろいろな情報を辿りながら、そんなのあるのか~、こんなんあるのか~、一体どこで見つかるんだ?とか思いながらアルバムジャケットとアーティストを覚えてはレコード屋に漁りに行き、挙句は中古レコード屋でバイトし...

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Mr.Fox - Mr.Fox

Mr.Fox - Mr.Fox (1970) Join Us In Our Game: Anthology 古楽系音楽で…なんて思ってたけど、自分でも全然そういう整理の仕方をしたことないから感覚的に「なんかヘンだったよな…」ってアルバムを選んでいるだけになっているのだが、まぁ、別にいいか。なんかしらのきっかけで聞ければ良いし、同じくへぇ~って聴いてもらえればそれはそれで良いし、多分もっと深く知りたければWebにあるんだろうとも思うし。そんな適当な感覚で...

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Amazing Blondel - Mulgrave Street

‪Amazing Blondel - Mulgrave Street (1976)‬ Mulgrave Street 英国のちょっと高尚で牧歌的なサウンド…そっちに入ってくるといくらでもバンド名は思い付くものがあって(笑)、ただそのヘンって表現が難しいし好きな人が楽しむ世界になっちゃうんだけどさ、まぁ、そういうバンドもたくさん昔はあったんだよ、みたいな意味合いで紹介していくのも良いか。しかしこうして色々な形で様々なバンドを思い起こしたりするん...

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Gryphon - Gryphon

Gryphon - Gryphon (1973)  古楽と古楽器を使った音楽ではまるで意味が違うのだが、先日思い切り古楽の発展形らしいL'Ham de Focを聴いていた時に「はて、古楽系って何かあったっけ?」と自問自答していて、なんかいくつか英国古楽云々ってバンドもあったなとガサゴソ…。グリフォンってそんなんだったような…と思って、自分的にはあまり好みではないのかブログでもそんなに登場していなかったので、ならば聴いてみるかね、と引っ...

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Aman Aman - Música I Cants Sefardis D'Orient I Occident

 まるで理解していないんだけど、以前にブログをやっていた仲間から紹介されてしっかりとハマってしまったL'ham de Focというバンド…プロジェクトと言った方が良いのかもしれないのだが、スペインはバレンシア出身の超音楽集団がありましてね、かなり気に入ってるワケですよ。そのボーカルがマーラ・アランダという容姿端麗な美人でして、この人のソロアルバム「Deria」もこれまた同じような面々で録音されているんだけど、バンド...

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Laura Pausini - E Ritorno Da Te

Laura Pausini - E Ritorno Da Te (2001) Lo Mejor de Laura Pausini Inedito  イタリアっても別にプログレばかりでもなかろうよ、と。Lacuna Coilみたいなメタルバンドだってあるワケで、しっかりと世界制覇しているし…ってことで他に何かあんのかな?と気になったので軽く探してみるとまぁ、綺麗なお姉様が見当たるじゃないですか、これはなかなかよろしいんでは?と適当に当たりを付けてみる。アルバムも別に何でも良いけど...

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