Archive2012年01月 1/2
Michael Des Barres - Somebody Up There Likes Me
Michael Des Barres - Somebody Up There Likes Me (1986) 英国ハードロッカー達は80年代が近づく頃にはスタれ気味になってきていたハードロックからちょっと距離を開けてやっぱり食うために何するか?みたいなことを考える人達も出てきてて、かと言ってエイドリアン・ガービッツほど音楽性をガラリと替えるなんて器用な人も多くはなく、そういう意味ではロッド・スチュワートなんてのはしっかりと上手く路線を変えて生き続けてい...
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Adrian Gurvitz - Sweet Vendetta
Adrian Gurvitz - Sweet Vendetta (1979) 自分の中でほとんど聴かない音楽のスタイルのひとつにAORっつうのがある。今でもAORなんて通じるのかな…。Adult oriented Rock、のような略称だった気がするが、とにかく昔は邦楽でもポップスもとにかくAOR一辺倒だった時期があって、もちろん自分もまだ学生だった頃なんだけど、周り中誰もが皆聴いてたり持ってたりして何だこりゃ?って状態だった。自分的には幼心にもあまり馴染まない...
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Leo Sayer - Just A Boy
Leo Sayer - Just A Boy (1974) Greatest Hits Live! Past Seven ロジャー・ダルトリーのソロアルバムを丸ごと制作して、さらにそれなりにヒットシングルともなった「Give It All Away」なる曲も産み出して一躍時の人…になったとは思わないが、作者であるレオ・レイヤーにはかなりの環境の変化が訪れたことだろう。そもそもソロアーティストとしてやっていくのが前提だっただろうが、手始めの仕事としてロジャー・ダルトリーの...
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Roger Daltrey - Daltrey
Roger Daltrey - Daltrey (1973) ザ・フーのボーカリストのロジャー・ダルトリーはザ・フー全盛期の1973年から割とコンスタントにソロアルバムをリリースしている。当時現役のバンドのメンバーがそんなにソロ活動を活発にすることもあまり見られなかったので珍しいケースなんじゃないだろうか?ザ・フーの場合は全員がそんな感じでソロアルバムを出してて、しかもバンドとしては最高峰のレベルの作品をリリースしまくっていると...
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Russ Ballard - Winning
Russ Ballard - Winning (1976) Winning Anthology 英国ロックの深みを散策しているととんでもないものにぶち当たることがある。ラス・バラードと言うソングライターにしてもそうなんだが、60年代から地道に活躍し続けていた人で、メジャーブレイクしたのはやっぱりアージェントの時代からで、ポップでキャッチーな側面の強い楽曲を次々にヒットさせ、アージェント時代の楽曲にしてもいろいろなバンドがカバーをしていたりする...
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Argent - In Deep
Argent - In Deep (1973) なんだろう、ふと何かの誰かのつながり調べをしていた時に出てきたんだよな、アージェントって。んで、そっか、と気になって自分のHDDに置いてあるんだが、これがまた何でだろ?って気になって聴いてみると結構気になる音でさ。特別に凄いインパクトがある音というわけでもないし妙に聞きにくいワケでもないし、至って普通に英国ロックなバンドで、そういう意味ではキンクスやアニマルズなんてのと同じ...
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Doris Troy - Doris Troy
Doris Troy - Doris Troy (1970) Doris Troy (Remastered) Sings Just One Look and Other Memorable Selections ケヴィン・エアーズのアルバムクレジットと冒頭曲で発見したドリス・トロイという女性、ビートルズマニアならお馴染みの歌手のようで、自分的にはそんなに印象なかったんだけど、ちょいと調べてみて興味を持った。ストーンズやビートルズはともかく、フロイド、Andwella's Dream、Atomic Rooster、Edgar Broughton...
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Kevin Ayers - Confessions of Doctor Dream & Other Stories
Kevin Ayers - Confessions of Doctor Dream & Other Stories (1974) The Confessions of Doctor Dream and Other Stories (Bonus Track Version) [Remastered] Shooting At the Moon オリー・ハルソールのもう一人の相棒として知られている…いや、実際には多分逆なんだが、ケヴィン・エアーズの相棒として知られているオリー・ハルソールという人もいるってことだが、そのケヴィン・エアーズの名作とも誉れ高い「Confessions of...
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Patto - Monkey's Bum
Patto - Monkey's Bum (1973) Monkey's Bum Patto マイク・パトゥーとオリー・ハルソール、この二人はまるで無名ながらもそれなりにグリマートゥインズ並のプレイとチームワークを実現していた二人なのだが、もちろん誰もそんなこと思ってないハズ…(笑)。どこのバンドでも誰かと誰かが一緒にやってたらそれが心地良くなって何となく「相棒」って感じになるんだよな。アマチュアでもあるし自分でもそう思うのはあるしもちろん...
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Boxer - Bloodletting
Boxer - Bloodletting (1979) 職人トニー・ニューマンとして知られているもののその仕事を見ると結構選ばないで色々とやってる欲のない人だったのかななんて思ってしまう。思い切りメジャーな人達との仕事ってのもそんなに多くないので、純粋に音と人脈で仕事を選んでいたのか、そもそもそういう仕事ばかりが舞い込んできたのか…。あまり深く突っ込んでないけど、Three Man ArmyからBoxer、その前後ではBowieやMick Ronsonなどな...
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May Blitz - The 2nd of May
May Blitz - The 2nd of May (1971) 70年代英国アングラハードロック伝説、もうちょっと続きます(笑)。Three Man Armyあたりからどうにも人脈関係が広がってしまって収集つかなくなってるんで色々と聴いてしまったんです。面白くて。まぁ、考えてみればクラッシュもボウイもムーディ・ブルースもベックも何も全部繋がってしまう人脈図になっちゃうんだよね、英国ロックの歴史ってのは。もちろん個人名で全部は覚え切れないの...
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Baker Gurvitz Army - Baker Gurvitz Army
Baker Gurvitz Army - Baker Gurvitz Army (1974) さて、そのBaker Gurvitz Armyのお披露目アルバムとなった1974年リリースの「Baker Gurvitz Army」がまだ本ブログで登場していなかったので、ここは丁度良いでしょ、ってことで出しておきます。先日のGream Edge Bandとかなり活動が被ってたハズなんだけど、恐らくコチラが先で…ってのもThree Man Armyの活動休止期にAdrian Gurvitzがバディ・マイルス・バンドに参加していてそ...
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Graeme Edge Band - Kick off Your Muddy Boots
Graeme Edge Band - Kick off Your Muddy Boots (1975) ガーヴィッツ兄弟の偉業…とまでは言わないが、英国ロックシーンに於いてガーヴィッツ兄弟の果たした役割と言うか出してきた作品群の面白さは傑出している、というくらいに自分では評価していると言うか好きなんですよね。ただ、コピーしてギターを弾くとかエイドリアン・ガーヴィッツのギターフレーズを研究したり手癖を研究するってのまでには至らないので単に聴いてて好...
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Three Man Army - Mahesha
Three Man Army - Mahesha (1973) 過小評価、過大評価色々な反応があるけどアーティストやバンドが偉大だとかクズだとかってのは果たしてどの基準で決められるものなのか?とふと考えた。セールス面もあるな。それと、音楽的な分析をしてみるとこういう使い方だから良い悪い、もあるか。それって多分音楽の評価とあまりリンクしないな。そういう知識があるかないかの判断でしかない。やっぱりどれだけ多くの人が感動したか、凄...
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Steamhammer - Speech
Steamhammer - Speech (1972) Speech Mountains いや~、この辺のバンドのあれこれを見ていたり聴いていたりすると面白いことがいつまで経っても発見されてきてキリがない。その辺が英国ロックの深い霧とも言われる所以で、超王道メジャーバンドから超マイナーな無名のアーティストまで多分全部繋がってしまうのだ。人脈的な、という意味だったり音楽的という意味だったりするのだろうけど、とにかく人脈でバンド組んだ、とか面...
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The Long Hello - The Long Hello

The Long Hello - The Long Hello (1973) VdGGが1972年頃に解散した時、それはバンドのメンバーにとってみれば失業という事を指す訳なのだが、それぞれが何かをして食っていくにはどうするか、と考えるのはもちろん、それでもバンドのメンバーとしてはお互いの呼吸もわかっているし、まだまだやり足りない事もたくさんあったのだろう。そんな事からか、VdGGでピーター・ハミルを除いた他のメンバー達は仲良く新しいバンドを作り...
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Peter Hammill - Over
Peter Hammill - Over (1976) Over Fool's Mate ロックを聴いて泣ける人、音楽を聞いて感動できる人、その数が多ければ多いほど繊細でアーティスティックな感性が豊かなのだろう。もしくはナイーブな感性の持ち主なのだろうと。ま、ロックってのはそういう側面と熱くなる騒ぎ立てるすっきるするみたいなのあるんだけど、ジョン・レノンを代表とするような泣けてくる、みたいな感性もこれまたロックの一部でね、ただ、そういう側...
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Van Der Graaf Generator - Godbluff
Van Der Graaf Generator - Godbluff (1975) Godbluff Still Life ここの所プログレをたくさん聴いてて、20代の頃を思い出すな…。10代後半から20代ってコレクター的にも充実していたし刺激も一番受けてたし、思い入れがあったりするのも多かったんで、別にリアルタイムじゃないから後追いで聴いてたんだけどそれでも自分的にあの頃の音楽、という感じで思えてくるのも面白い。普通はリアルタイムに流れている音楽が青春のBGMな...
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String Driven Thing - Please Mind Your Head
String Driven Thing - Please Mind Your Head (1974) その昔、何かの雑誌を読んでいる時にLed Zeppelinの何枚目かのアルバムのジャケットを選考する際にヒプノシスのチームに依頼して、出てきたのがテニスのラケットを持った人物のアートワークであまりにも面白味に欠けたので即却下したよ、というジミー・ペイジの言葉があって、へぇ~って思った程度だったんだが、何年かして英国ロックにハマっていき、実に色々なバンドを漁...
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Stackridge - Stackridge
Stackridge - Stackridge (1971) Stackridge The Man In the Bowler Hat どっぷりと大好きな70年代英国ロックの世界を堪能しているここ最近の日々です♪やっぱり親しみのある音ばかりでそりゃもちろん曲を全部覚えてるワケでもないし、音聴いたからってバンド名までわかるほどに熟練はしてないけど、音と雰囲気と空気感で70年代英国だな~ってのはわかるし特徴的だし、自分の原点でもあるし、何か居心地が良い。とんがって聴か...
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Strawbs - Bursting at the Seams
Strawbs - Bursting at the Seams (1973) Bursting at the Seams (Remastered) All Our Own Work - Sandy Denny & The Strawbs ヤードバーズというバンドが3大ギタリストを輩出したバンドであるならばストローブスというバンドは2大女性ボーカリストを輩出したバンド+有名鍵盤奏者までも輩出したバンド、であるべきなのだ。…これじゃキャッチにならない(笑)。多分ね、一般にはまるで親しみのないバンド名だろうなと思うワケ...
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Fairfield Parlour - From Home to Home
Fairfield Parlour - From Home to Home (1970) こういうブログを書いていると忘れた頃に忘れた音にまた出会えるってのが嬉しい。それは自分で見つけるものもあればブログ仲間やTwitter仲間であったりリアルな友人だったりするんだけど、そういえば…ってのが多いのだ。アルバム見て音が浮かんでくるならそれはそれで聴きたくなるし音が鳴ってこないのはどんなんだっけ?ってなるからまた聴くし、結局聴くきっかけがあれば聴くん...
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Illusion - Out Of The Mist
Illusion - Out Of The Mist (1977) あちこちのブログを見たりTwitterで色々な人の呟きを見たりしている中で、おぉ~、良いの聴いてるなとか、コレ聴いてみたいと思うものはいくつもある。んで自分のブログを見てみると書いているのもあったり書いてないものもあったりして意外とまだまだ書いてないものも多いんだな~と改めて音楽の広さ、深さを思う。到底制覇できるものではないし、別に制覇したって偉いもんでもないし、気持...
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Renaissance - Prologue
Renaissance - Prologue (1972) Prologue Ashes Are Burning 自分がプログレッシブロックと言うものを意識して聴き始めた時には当然大物メジャー系のクリムゾンとかEL&Pなりフロイドなりから入っていくんだけど、すぐに出てくるのがソフツとかムーディー・ブルースとかプロコル・ハルムとかのあたりで、同じようにルネッサンスというバンドも出てきてね、他のバンドは何となく聞いたことのあるバンド名だったし、そりゃ60年代か...
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Yes - Tales from Topographic Oceans
Yes - Tales from Topographic Oceans (1974) Tales from Topographic Oceans (Remastered) Yessongs プログレッシブロックバンドとして名高い割にはウチではほとんど聴かれる事のないバンドがイエスだったりする。まぁ、EL&Pやジェネシスもそんなに数多く聴かないバンドなので、極端に言えばプログレ好きじゃないんじゃね?みたいな所があるかもしれんが(笑)。音楽力や演奏力が高いバンド程ロックから離れた感覚になってし...
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Gentle Giant - Octopus
Gentle Giant - Octopus (1973) 掴み所のないバンドが続々と…、何かさ、ライブラリを整理しているとやっぱりこのヘンってのがたくさんあって昔よく聴いてたよなぁ~って思ったワケで、次々と現れてくるんだよね。70年代の英国バンド、特にプログレと呼ばれていたバンドはひとまとめにしてあるので、おぉ~、こんなんあった~と楽しんでる。iTunesライブラリにひたすらぶち込んでも到底全部入らないワケで、徐々に入れてもそんな...
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Jethro Tull - A Passion Play
Jethro Tull - A Passion Play (1973) 英国プログレッシブロックの世界は今ではかなり解明されてきているしまた再評価も著しく、それはアルバムやCDの再発、発掘盤、ボーナストラックの発掘などなど見事なまでに丸裸+αにされているのは市場を見ていてわかることなのだが、まだ、取っ付き易い、と思う。それよりもハードルが高々と立ちはだかっているのが自分的にはジェスロ・タルなんだよなぁ。アルバムもほぼ揃えてアナログ時...
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Moody Blues - A Question of Balance
Moody Blues - A Question of Balance (1970) A Question of Balance (Bonus Track Version) Every Good Boy Deserves Favour 叙情的な音を奏でるバンドってのは割と日本のプログレファンには受ける音で、評価も高いようだ。世界的に見るとどうなのかはよくわかんないけど、ヨーロッパではウケが良い感じ。ただし、国によって仰々しさが異なるので一概に、でもないけど自分の好きな英国ではその加減が実に難しくて、叙情性だけ...
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A Happy New Year!
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Camel - Camel
Camel - Camel (1973) The Snow Goose (Remastered) A Live Record (Remastered) 70年代のバンドって90年以降に再評価される場合が多くて、そこから既に20年が経過しているのだから今じゃもう皆同じように横一線に並べられて、ああだこうだと言われるバンドは限られてきている気がする。その評価軸の一つが何周年記念盤だったりボートラ付き再発盤だったりするような気がしててね。日本の紙ジャケ盤ってのもその評価軸の一つか...
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