Archive2011年10月 1/2

人間椅子 - 桜の森の満開の下

人間椅子 - 桜の森の満開の下 (1991)  ナゴムの変態性が一回りした頃に、今度は懐かしの「イカすバンド天国」と言うアマチュアバンドがテレビに出て審査を受けながらメジャーに躍り出れる可能性がある、などと言う深夜番組がウケてきまして…、この頃は自分ももうバンドやってたからねぇ、出れば?とか話もあったけど、やっぱどうにもイロモノばかりの傾向が強かったのとそんな器じゃないってのと両方あって出なかったが、今考え...

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筋肉少女帯 - ナゴムコレクション

筋肉少女帯 - ナゴムコレクション (198X)  筋肉少女帯の写真を最初に見たのが今じゃ相当レアなシングル盤「とろろの脳髄」だったワケ。だからさ、相当危ない集団だとしか思わなくて、オーケンがああいうキャラというか普通の人間の形をしていることが信じられなかったくらい(笑)。だって、この写真の姿だよ?しかもインディーズの危なげな本のモノクロの写真でこういうのが出ているワケだから、もう普通のバンドじゃないな、こ...

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空手バカボン - ベスト

空手バカボン - ベスト (198X)  今となってはナゴムそのものはヘンな集団でお笑いでもあるんじゃないかというアート芸人ばかりだったとも言えるのだが、リアルでかすかな情報しか入って来なかった頃にはそのヘンのインディーズっていう妖しい雰囲気と怖いムード…ってかやっぱインディーズなんだからメジャーで出せない何かがあるのだろうというのもあって、それは音も然りだが、あまりにも変態的なパフォーマンスだったりキテレツ...

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あぶらだこ - ADK

あぶらだこ - ADK (1983) ADK  80年代初頭の日本のインディーズはそれこそ何でもありとばかりに夜な夜なライブハウスで様々な実験が繰り広げられていたようだ。まるでそれは60年代末期のロンドンのような構図だったのかもしれないが、まぁ、あんなに幸せな世界じゃなくて殺伐とした雰囲気でエネルギーの持って行き場がなくなった人間が吐出口としてのアートとしてライブハウスという場所と音楽という手段を選んだ…まぁ、音楽って...

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ザ・スターリン - trash

フィッシュ・イン STOP JAP NAKED 最初期の日本のパンクって…って話に繋がってってしまって…、なぜかとんでもない方向に進んでいるような気がする本ブログですが…このヘンになるともう着いて来る人も少なくなるんだろうなぁと。しかもそれがニッチな世界だからニッチに詳しい人も多いワケで、適当にロックを聴いている自分の書き方ではかなり不満が出るんだろうと思うのだが、まぁ、そういうコトはさほど気にしないように進めよ...

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アナーキー - 80維新

アナーキー - 80維新 (1980)  この辺のトンがった日本の最初期のパンクやR&Rってのに触れると、当然ながら時代を感じちゃうし、背景ありきでないと聴けないのもあるし、そのヘンわからずに音だけで聞くもんじゃないしさ、難しいよね。音として聴くだけならそんなに大したことないバンドも多いけど、ただあの時代をロックというまだまだ市民権を得ない状況でシーンそのものを支えていたっつうのはさ、普通の根性ではなかなか出来な...

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The Mods - Gang Rocker...If

The Mods - Gang Rocker...If (2009) Gang Rocker...If FIGHT OR FLIGHT-WASING 鋭いナイフのようなサウンドってのは日本のパンクが一番出来ていると思う。世界中の色々な音楽を聞いてきたけど、この研ぎ澄まされた鋭利なサウンドってなかなかないもんな。普通のロンドン・パンクとかじゃちょっと違うしアメリカは論外だし、やっぱり70~80年代の日本のロックにしか存在していない音。先日The Star Clubを聴いていてそう思って...

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The Star Club - Punk! Punk! Punk!

The Star Club - PUNK!PUNK!PUNK! (1985)  先日Twitterで面白いネタが流れてて、その影響から久しぶりに懐かしくもある日本のパンクバンドの雄、The Star Clubのことを思い出した。ここのブログでもそれは取り上げているだろうなと思って探してみたら実はまだ取り上げていなかったことに些か驚きながら、なるほどまだまだそんなネタがあるのか、と改めてロックの奥の深さを実感しながら、いいねぇ~、聴いてみよう~っと♪ってこと...

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本田 恭章 - Angel Of Glass

本田 恭章 - Angel Of Glass (1983)  そういえばさぁ~と、ふと思い出してしまったのがハノイ・ロックスと共演って結構当時話題になったのが本田恭章のアルバムに収録された一曲で、ハノイ・ロックスとしても2003年頃にセルフカバーしてシングルのエクストラトラックで入ってるっつう代物。その時代差約20年あったのだが、よく思い出したものだと妙に感銘するのだが、とりあえずそれほどに良い曲だったっつうことかな。 本田恭...

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Mott The Hoople - Mad Shadows

Mott the Hoople - Mad Shadows (1970)  2009年の最終再結成5夜連続ライブで恐らく永遠に封印されたんだろうと思われるモット・ザ・フープルは実に様々なパンクロックバンドに愛された経緯を持っていて、その魂は脈々と生き続けているのだ。まぁ、それも英国…ロンドンでの影響下が大きいようで、実際にライブに遭遇していないとあの暴力性はわからなかったんだろうなぁというお話。もちろん実際には全然暴力的ではなかったみたい...

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Hanoi Rocks - Self Destruction Blues

Hanoi Rocks - Self Destruction Blues (1983) Self Destruction Blues Oriental Beat  モトリー・クルーの最初期書いてて、このジャケットってさ、ストーンズの「Sticky Fingers」だよな、と思っててそっちに進もうかと思ったんだけど、どうにももっと激しい音が聴きたい気分が強かったのでケバ系と多々の因縁で語られることの多いハノイ・ロックスに進んじゃいました。モトリー・クルーってどんなバンド群に影響受けたんだろ...

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Motley Crue - Too Fast For Love

Motley Crue - Too Fast For Love (1981)  80年代初頭のアメリカメタルシーンって目立つために奇抜なことしてたのが多かった。今思えばそんなに奇抜でも無かったのだろうが、当時はすごい威圧感や存在感があったと思うバンドがいくつもあって面白かった。まずはルックスからっていうロックの基本を過激にしたらそうなったって事で、背景は英国のHMシーンのメジャーへの台頭があったからだ。ロックはいつでも英国からです♪いや、そ...

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Twisted Sister - Come Out & Play

Twisted Sister - Come Out & Play (1985)  ちょいと80年代メタルの周辺にヤバそうなのいくつかあったってことで、この辺はさっさと思い出すんだが、何せウチのブログでは既に結構な数取り上げられてしまっているので何にしたもんかと…。ゲテモノの極め付けとして話題になりがちなTwisted Sisterが良いな、って思って売れ筋アルバムは…と思ったらやっぱり既に書いてしまっているのでその後の作品でも良いかと。リアルタイム的には...

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W.A.S.P. - The Headless Children

W.A.S.P. - The Headless Children (1989)  先日ブログ仲間の所で出てきて、そういえばそんなのあったな…と。まだアルバム単位でちゃんと聴いたことなかったので聴いてみようかなってのがきっかけです。いろいろな人のブログを見てたりTwitterしてたりすると思い出させてくれる音がたくさんあって面白いです。自分でもアレコレ探すんだけどやっぱり第三者からの刺激は大いに受けたいからね。もっとも押し付けられても聴かないっつ...

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Alice Cooper - Welcome 2 My Nightmare

Alice Cooper - Welcome 2 My Nightmare (2011) Welcome 2 My Nightmare Welcome to My Nightmare  そういえば先日アリス・クーパーの新作らしきアルバムを見かけて、何かあのアルバムのジャケット似てるな…と。セルフパロディか?とか思ってたけど、よくよく調べてみればなんとも驚くことに「悪夢へようこそ」の続編アルバムをつい最近リリースしたようだ。何を血迷って今更?なんて思った。それでも、どういう風になってるの...

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Evanescence - Evanescence

Evanescence - Evanescence (2011)  オリジナルアルバムをまだ2枚しかリリースしていないにも関わらずかなりの大物ぶりを発揮している節の強いエヴァネッセンス、しかもキャリアは既に8年になっているというのに、だ。シーンに登場した時のインパクトが大きかったのと、その後メンバーの脱退なども重なってほとんどボーカルのエイミー・リーのプロジェクトと化しているエヴァネッセンスなのだが、これまた久々に3枚目のオリジナル...

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Noel Gallagher's High Flying Birds - Noel Gallagher's High Flying Birds

Noel Gallagher's High Flying Birds - Noel Gallagher's High Flying Birds (2011) Noel Gallagher's High Flying Birds Different Gear Still Speeding 随分と前から話題になってて…それってオアシス解散してしばらくしてから弟くんのビーディ・アイが話題になる頃には既に兄ちゃんのノエルのソロ活動が話題になってた気がするし、アルバムのリリースも随分長い間情報として掲げられていた気がする。それもひとつの売り方な...

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Leslie West - Unusual Suspects

Leslie West - Unusual Suspects (2011) Unusual Suspects Blues to Die For ここ最近のレスリー・ウエストの作品ってのは特に追いかけてもいなかったし現役活動しているってのもあまり知らなかった。こないだマイケル・シェンカーの新作「Temple Ofrock」のゲスト参加しているってのを聴いてて、さすがにあのトーンでまだ弾いてるんだな、とは思ったけど、ちょっとネット見てたら新作をリリースするとかしたと云うのがあって、...

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Johnny Winter - Roots

Johnny Winter - Roots (2011) 自分的には既に引退の領域に入っていたと思ってたジョニー・ウィンターが新譜をリリースすると聞いて軽く驚いたものだ。先日来日公演も行なっているし、そもそもイベントに出演したりというライブ活動を行なっているので別に現役ミュージシャンで別に不思議はないが。多分前に出たアルバム「I'm a Bluesman」のジャケットを見てちょっと終わった感があって、更にその頃のライブレビューを読むと益々...

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Curtis Mayfield - Curtis Live!

Curtis Mayfield - Curtis Live (1971)  1971年のライブ盤でふと思い付いたので聴いてみるかな…とまるで自分の引き出しにはなかった音を聴いてみる。いや~、こういうのって苦手でして、全然通ってないし何度となく聴いたもののどうしてもダメな自分がいて、途中で挫折しちゃうんだよね。名盤ってのはわかっていても生理的なもので受け付けないってのかな、歌もギターも同じだろ、ってのあるけどさ。 カーティス・メイフィールド...

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B.B.King - Live In Japan

B.B.King - Live in Japan (1971)  やはりブルースってのは白熱したギタープレイを聴いて堪能するという代物だ。ブルースを聴いてみてその凄さがよくわからないと言う人もいるのだろうけど、ギターの音色と情熱が心を貫くことには歌もギターも変わりないんだよね。そういう聞き方で聴いてるからかもしれないけど、また自分がギター弾くしギター好きだからってのあるかもな。逆に歌モノってあんまりまじめに聴いてないし、それこそ...

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Albert Collins, Robert Cray, Johnny Copland - Showdown!

Albert Collins, Robert Cray, Johnny Copland - Showdown! (1985) Showdown! Alligator Records 40th Anniversary Collection  そういえば…と何かアタマの片隅で引っ掛かるものがあったなとライブラリを眺めながら何だろ?と思う。あ、見つけた、これだ。ロバート・クレイが出てきて、次に何聴こうかな~って思って、何か引っ掛かったのがコレ。ジョニー・コープランドって人はよく知らなかったんだけど、ロバート・クレイにア...

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Robert Cray - Cookin' in Mobile

Robert Cray - Cookin' in Mobile (2010) Cookin' In Mobile Live At the BBC 80年代を騒がせたブルースメンと言えばスティーヴィー・レイ・ヴォーンも去る事ながらもう一人、若きヒーローとして祭り上げられたロバート・クレイって人を覚えているだろうか?って、まぁ、時代が違ってもさ、あんまりポップシーンに斬り込んで来れるブルースメンっていないんだから知ってる人も多いだろうとは思うけど、90年代に入る前にはちょっ...

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Alannah Myles - Rockinghorse

Alannah Myles - Rockinghorse (1992) Rockinghorse Alannah Myles ブルースがかった音に勢いのある歌声で少々話題になった女性シンガーとして自分的にいつも思い描くのは時代の成せる業でもあったアランナ・マイルス。デビュー曲ともなった「Black Velvet」は何かと聞くことの多いスマッシュヒットとなって一躍カナダのトップシンガーに踊り出たものだが、それももう30年くらい前のお話。そこから後のアランナ・マイルスは名前...

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Ana Popovic - Unconditional

Ana Popovic - Unconditional (2011) Unconditional Ana!: Live in Amsterdam ジャケット見て驚いたワケさ。誰だこれ?って名前見て、見覚えのある人だったので余計に驚いたワケさ。音を聴いてもう一度驚くワケで…、はい、アナ・ポポヴィッチなるブルースギタリスト兼シンガーの新作「Unconditional」です。ジャケットから見てしまうと何かオンナを売りにしてるんじゃね?みたいな感じあるんだけどさ、本格ブルースウーマンの一...

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Dana Fuchs - Love to Beg

Dana Fuchs - Love to Beg (2011) Love to Beg Live in NYC 近年ではジャニスばりの歌声として語られるのは自分的にはジョス・ストーンなんだが、ちょいとそんな調べ方してみたらDana Fuchesっつう女性がいるらしくて、経歴等を読んでてもなるほどねぇ、かなりの実力派だし面白そう♪ってことでちょいと聴いてみました。ちょうど今年の春にセカンドアルバムをリリースしていたのでそちらを…。 「Love to Beg」っつう2011年の作...

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Maggie Bell - Suicide Sal

Maggie Bell - Suicide Sal (1975)  泥臭いジャニスばりのボーカル…、それをジャニスフォロワーとして語る必要もないけど、それくらいしゃがれ声の歌に印象深いという女性の歌い手はそれこそいつの時代にも存在していた。まぁ、フォロワーって括りで呼ばれてしまうのは勿体無い人ばかりなのであまりそういう言い方をしないようにしなきゃ。ジョス・ストーンはもう本人がそこを目指すみたいな事言ってるけど、誰もが憧れる存在なワ...

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Janis Joplin - Janis

Janis Joplin - Janis (1974)  ジャニス・ジョプリンがメジャーで知られる活動をしてたのって1967年から1970年までしかなかったんだなと。ジミヘンも同じくらいだけど、どちらも山のように音源やアイテムがリリースされているから凄い。オリジナルなアルバムとしては多分Big Brogtherとの二枚、ソロで一枚、そして名盤「Pearl」録音中に亡くなっているのでここまでがオリジナル。たったそれだけの作品で40年以上ロックシーンに伝...

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Chris Duarte - Blue Velocity

Chris Duarte - Blue Velocity (2007) Blue Velocity Vantage Point ちょいと骨太なブルースなんぞを聴きたくなったので、アレコレとライブラリを眺める…。結構自分の聴くものの幅の狭さに呆れるんだけど、しょうがない、その辺りが好みなんだもんなぁと、アレコレと聴いてレビューを書き連ねたりしているものの結局本質的には自分が好きでリラックスできる音が一番なんだよな。あ、そうか、この辺もあったな、ということでオー...

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The Answer - Revival

The Answer - Revival (2011) Revival 412 Days of Rock and Roll  こないだライブ盤のリリースを発見して聴いたばかりだったけど、その時にスタジオ新作が出るっつうことを知って三枚目のアルバムか…と。久々に名前聞いたらそんなことになってたんだ、と。AC/DCとのツアーを一年半くらいやってて随分と鍛えられたらしいが、その模様を記録した「ロックン・ロール412!」がやや先行でリリース。日本では今回の「リヴァイヴァル」...

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