Archive2011年06月 1/1

Janis Joplin - Janis

Janis Joplin - Janis (1993)  ロックの世界での伝説のクイーンと異名を取るのは今でも一人だけで、やっぱりジャニス・ジョプリンの存在感の強さが抜きん出ていることに変りはない。多分この伝説は永遠だろうなぁ。どんだけのシンガーが出てこようともそれぞれの才能はもちろん評価されるものだけど、やっぱり時代に於けるインパクトってのもあって圧倒的にジャニス・ジョプリンだ。エイミー・ワインハウスが素行不良と才能を秤...

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Joss Stone - Mind Body & Soul

Joss Stone - Mind Body & Soul (2004) Mind, Body & Soul The Soul Sessions やっぱり生々しい歌声や肌に近い楽器ってのが一番性に合う。聴いていて心地良いし自然に音楽と触れ合える。そんなことをここ最近で実感したのでちょっと明るめにその手の世界に触れていこうじゃないか、と…ってもそんなに色々あるワケでもない…、ロック好きの人間が知ってる音世界の広さの範囲なんてタカが知れてるじゃないか、と開き直りもありな...

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Tim Hart & Maddy Prior - Folk Songs Of Olde England, Vol. 1

Tim Hart & Maddy Prior - Folk Songs Of Olde England, Vol. 1 (1968) Summer Solstice 更に牧歌的なムードと雰囲気と気の抜きたさ加減で気張らない音楽を選んでみました。まぁ、覚えてハマるってほどでもないけどひとつのリラクゼーションアイテムとしてですね、トラッドフォークってのは結構心地良いのでね。エレクトリックトラッドになっちゃうと重くなるので、そうじゃなくて普通に英国のトラッドなんかをやってるもの、っ...

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L'Ham de Foc - Cor De Porc

L'Ham de Foc - Cor De Porc (2006) Cor de Porc Cançó de Dona I Home  最近人恋しい…。普通に会える時は別に会わなくても何ともないんだけど会えない距離や時間になると寂しさを覚える時が増えた。う~ん、何か弱ってきたんだろうか?極めて健康ではあるのだが、多分刺激が足りないというだけだろう。何かねぇ…、ちょっと生活そのものに飽きてきたっつうか、世界観に飽きてきたってか…、いや、色々あるんだけどさ、...

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Vashti Bunyan - Lookaftering

Vashti Bunyan - Lookaftering (2005) Lookaftering Just Another Diamond Day ちょいとトラッドフォークの時が止まったような感覚に引き戻されたので書こう書こうと何年も思いながらもなかなか書き切れていなかった傑作を取り上げておこう。それも2005年にリリースされたものなので「そうなの?」って感じもあるかもしれないけれど、これがまたそんな時代にこの音か?と思うくらいに素朴で素のままの音世界感動的なまでに美し...

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Fairport Convention - Unhalfbricking

Fairport Convention - Unhalfbricking (1969) Unhalfbricking Liege and Lief  フォークな音世界と言えば一般的にはシンガーソングライターのフォークソングなんかを思い浮かべるだろうけれど、自分的にフォークな音世界と言えば聴くのは大体英国トラディショナルフォークなワケだ。もっとも発祥はアメリカのフォークからの影響であって、アメリカのフォークだってカントリー以外がアイルランド産だったりしてこのへんのルーツ...

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Night Ranger - Somewhere in California

Night Ranger - Somewhere in California (2011) 先日来日公演を果たした復活後ナイト・レンジャーが一部話題になっていたのでちょいと気になって情報漁りしてると何と新作発表のツアーだったらしい。へぇ~、新作ですか…と気になって聴いてみた。ただ、聴く前に気になったのが誰がナイト・レンジャーを名乗っているんだ?っていう不思議感でしてね、蓋を開けてみればジェフ・ワトソンもアラン君もいないワケでして、結局ナイト・...

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Peter Hammill - Nadir's Big Chance

Peter Hammill - Nadir's Big Chance (1974) Nadir's Big Chance Fool's Mate 妙な突き抜けた感が欲しくてアコースティックなものを探していたら見つけた♪ ComusとかTea&Symphonyじゃなくってカリスマレーベルの雄でもある?ピーターハミルさん。Van der Graaf Generatorの時は相当パンクで激しく突き抜けていたんだけどソロになってからはかなり内に篭った暗い世界をひたすら紡ぎ上げていたという印象なんだよね。それがちょ...

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Lord Sutch & Heavy Friends - Lord Sutch & Heavy Friends

Lord Sutch & Heavy Friends - Lord Sutch & Heavy Friends (1970) Smoke and Fire Murder In the Graveyard 凄いメンツを揃えたアルバムだなぁ~ってのはもちろん多数あるんだけど、今や歴史上の人物にまでなってしまうメンツをここまで揃えてしまう人ってのはそんなに多くないだろう。ロイ・ハーパーが玄人志向であったとするならば、こちらはど派手志向とでも言うべきか…、もっとロック的なハチャメチャさが強くて、その分ア...

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Roy Harper - HQ

Roy Harper - HQ (1975) Songs of Love and Loss, Vol. 1 & 2 英国ロック史に燦然と名前を残しながらもその実無名でもあるという不思議な人がロイ・ハーパー。Pink Floydの「Wish You Were Here」ゲストボーカル参加やLed Zeppelin「レッド・ツェッペリンIII」では曲のタイトルに名前が登場してしまうほどの人物なのに、ロイ・ハーパーの音楽についてはほとんど知られていない。何かのロック本なんかを見るとプログレフォークシ...

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Richie Havens - Mixed Bag

Richie Havens - Mixed Bag (1967) Mixed Bag Live At the Cellar Door キザイア・ジョーンズを聴いていてふと思い出したのがリッチー・ヘブンスのあのパフォーマンス。リッチー・ヘブンスってご記憶でしょうか?ま、記憶ってかロックを漁っている人達だったら絶対に知っててほしいし知ってるハズなんだよな。ただ、自分でもそうだけど、あ、あの人…と一呼吸入れないと思い出せないのも事実かもしれん(笑)。うん、あの伝説の...

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Keziah Jones - Live EP

Keziah Jones - Live EP (1993) Live - Ep African Space Craft ちょっと前にFunk系をいくつか聴いてブログに書いていた時にTwitterで「キザイア・ジョーンズって聴かないですか?」と訊かれて、自分的には単に知らないアーティストだったので…という感じだったんだけど、「結構かっこ良いですよ」と教えていただいたので、なるほど、それならちょっと聴いてみたいな、と思いましてね。しかもファーストアルバム「Blufunk Is a ...

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Black Country Communion - 2

Black Country Communion - 2 (2011) Black Country Communion ちょっと前からLed Zeppelinのドラマーだったジョン・ボーナムの息子のジェイソン・ボーナムがZeppelinトリビュートバンドってので、Zeppelinをカバーしたバンドでツアーしていたりするのが気になってたりするんだけど、そんなニュースよりも後に知って、ジェイソン・ボーナムがここ最近よく仕事してるってのにちょっとびっくり。それまであまり表舞台に出てくるこ...

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Johnny Winter - Guitar Slinger

Johnny Winter - Guitar Slinger (1984) 弾きまくりギタリストと言えば自分的に思い出すのはやはりJohnny Winterだが、この人も時代と共に音楽性は結構変化していて、根底はブルースながらもやはり商売だから、ってな事が所属レーベルによって変わる。そういうのあってアメリカ人らしいなと。そういえば最近ようやく初めて来日公演して、エラく好評だったが、やはり全盛期に来てほしかった。1990年の来日公演が実現していればもっ...

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Rory Gallagher - Notes from San Francisco

Rory Gallagher - Notes from San Francisco (2011)  ロックのギターってやっぱかっこ良いよなぁ…とここ最近そんなのばかり聴いていて思う。色々なスタイルがあるけどやっぱり弾く人の熱い想いが込められた人間的な感情が表現されている音が好きだ。テクニカルでなくても不器用でもギターに表れてくるものだし、それが音を通じて自分にも響く、そんなのにたくさん出会えているし、まだまだ出会えるだろう。バンドの音圧のパワーに...

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Funkadelic - Standing On The Verge Of Getting It On

Funkadelic - Standing On The Verge Of Getting It On (1974)  強烈な何か、強烈な刺激、刺激的な音を求めている日々、多分ここ最近の多種多様なストレスが溜まっていたので、聴くものもそんな刺激的な世界を求めているのだろう。そんなゆとりを持てるのも久々かもしれないなぁ。いやね、色々あるじゃないですか、生きてるとさ(笑)。でもね、このブログはしっかりと存続させていきたいので継続的に安定的に続けているんですよ...

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Bootsy's Rubber Band - Bootsy? Player of the Year

Bootsy's Rubber Band - Bootsy? Player of the Year (1978) Bootsy? Player of the Year Ahh... The Name Is Bootsy, Baby! ちょっとファンクモードに入ってみたので、立て続けに本家本元からちょいと外れた路線を漁ってみました。まぁ、あまり詳しい世界じゃないので適当に聴いてみるしかないんだけどさ、そんな中からP-Funk総帥御大の別バンドによるリリース作品からひとつ。P-Funkってさ、ここでも何回か登場させてるんだが...

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Stevie Salas - Bootleg Like A Mug!

Stevie Salas - Bootleg Like A Mug! Live In Japan (1991)  ちょいとファンキーなギターロックが聴きたくなった。ジミヘン?う~ん、もっとファンキーなのが良いなぁ…と考えてみるとなかなかそんなギタリストも多くはない…、はて、誰の音を思い出してそう思ったんだろうか?あぁ、そうか、Stevie Salasだ、きっと。Funkadelicではない、と思うが似たような部分あるからエディ・ヘイゼルかもしれない。その辺はまた追いかけるとし...

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Van Halen - 5150

Van Halen - 5150 (1986)  なんでだろ?急にVan Halenが聴きたくなった。んで、別に気兼ねするもんでもないから普通に聴いてみる。ファースト「Van Halen」とか「1984」ってのはもう散々聴いていたアルバムだし、ちょっと違うのでも…と物色してふと思った。「サミー・ヘイガー時代のVan Halenって聴いたことないぞ、自分…」と。リアルタイムで通ってたからそりゃま多少は耳にしていたけどさ、アルバムをじっくりときちんと聴いた...

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Andrea Corr - Lifelines

Andrea Corr - Lifelines (2011) 最近情報収集している時間がなくて結構忙しい…。聴いてる時間も以前よりも結構短くなってるのがちょいと難点ではあるんだが、それでも気になる人達の新作が何タイトルかあって、そのヘンも漁っておかないと…とやりたいことは山のようにある。が、なかなかそういう時間が取らせてもらえないのが辛いなぁ。そして誰もそんなことは気にすることなく一人でストレス抱えて生きてるんだ(笑)。ロック聴...

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Dread Zeppelin - Un-Led-Ed

Dread Zeppelin - Un-Led-Ed (1990) Re-Led-Ed Live: Front Yard Bar*B*Que 暑くなってきた所で、何気にレゲエをちまちま聴いていたりするのだがそういえば、ってことで思い出した。一昨年くらいから夏場に取り上げないとな~なんて思ってて、なかなか出すタイミングを逸していたおかげで本ブログ初登場となる有名バンド?まぁ、一過性と思いきや、割と継続的にアルバム出したりしていて実力派だったんじゃないのか?と言う側面...

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Stevie Ray Vaughan - In Step

Stevie Ray Vaughan - In Step (1989) 1980年代後半の会話…「最近SRVって全然名前出てこなくなったけど知ってる?」「いや、ドラッグに溺れてそのまま消えてったらしいよ」「ふ~ん…、ロックだな。」  何かつい最近の事のように思い出した(笑)。実際にね、そんな会話した記憶があったんですよ。SRVって結構衝撃的でさ、1985年には来日公演してて、自分は行ってないけど、それなりに日本では盛り上がったりしたし、それから何年...

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The Police - Outlandos D'Amour

The Police - Outlandos D'Amour (1978)  車に乗ると勝手にCDかHDDの中の音が流れるのだが、もちろん自分で入れているので何が入ってるかは知らないハズもないけど、何が流れるのかは知らない。そしてiPodと同じく今じゃ大量に音楽が入っているので自分でもその辺の驚きは刺激を楽しむことが多いのだが、今回滅茶苦茶音と環境とイメージと雰囲気が一致してしまって、ちゃんと聴こう~ってことでワザワザ家に戻らずにアルバム聴き...

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Roy Buchanan - Loading Zone

Roy Buchanan - Loading Zone (1977)  割と地味ながらもニッチなファンにウケていて、その数がそれなりだった場合、またミュージシャン的にも非常に才能のある人っていうアーティストも多いし、そういう人はなかなか恵まれた商売にはならないで純粋な音楽人として全うしきれないっていう面もあったりして、ミュージシャンという職業の難しさを垣間見ることもあるのだが…。まぁ、極小的なモノの見方なので実際にはもの凄い人気があ...

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Faces - Coast To Coast/Live

Faces - Coast To Coast/Live (1973)  暑い天気の中、ふとアイスクリーム屋さんに入ってみる。うん、たまにはこういうアイスクリームなんかもよろしいねぇ~、なんて注文して食べているのだが、何やら聞き覚えのあるメロディと声がBGMで流れているではないか…。こういう所で予期せぬ音楽に出会うと結構ご機嫌になるってもんだ。Facesの「Stay With Me」だったんだけどさ、このタメの効いたノリが堪らなくかっこ良くてね、ここのと...

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古井戸 - 古井戸の世界

古井戸 - 古井戸の世界 (1971) 古井戸の世界 オレンジ色のスケッチ 後に日本のロック界のキース・リチャーズとの異名を取ることにもなる仲井戸麗市が最初にシーンに登場してきたのは1971年頃の事だった。凄い時代だよね。そんな頃に既にロックとは言わないけどギター持って歌ってたって言うのがさ、それでいてず~っとロックシーンを引っ張っていながら今でも何か動けば話題にはなるし、若いギタリスト達にもしっかりとあとに続...

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上田正樹とSOUTH TO SOUTH - この熱い魂を伝えたいんや

上田正樹とSOUTH TO SOUTH - この熱い魂を伝えたいんや(1975) この熱い魂を伝えたいんや ぼちぼちいこか+6tracks  全く同時代に憂歌団などと同じ大阪で同じ黒人音楽をルーツとした上田正樹と言うこれまた一人の突出した歌い手が出てきている。上田正樹の方は黒人音楽っても圧倒的にR&Bやソウルの流れを汲んでいたもので、東京では清志郎がソウルとロックを目指したのに大阪の上田正樹は圧倒的のディープで真っ黒なソウルとR&B...

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憂歌団 - 憂歌団

憂歌団 - 憂歌団 (1975) 憂歌団 セカンド・ハンド  日本の代表するラグタイムブルースバンド憂歌団。一般的にはブルースバンド、として語られることが多くて、自分なんかは聴いてみたブルースっつうよりもラグタイムだよなぁとか思うんだけど、日本のブルースバンドってのはこういうもんなのかと思ってる人も多分多いと思う。アコースティックブルースだけど、やっぱりラグタイムな方が音楽的には強い気がするもん。別にジャン...

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Albert King - Live Wire/Blues Power

Albert King - Live Wire/Blues Power (1968) Live Wire/Blues Power (Live) [Remastered] Live  ブルースの世界はやっぱりカントリーとほぼ同時代を生きてきた頃に遡るワケで、カントリーほど明確に歴史が判別しないのは時代と属性の違いなのだろうが、50年代にはジャズと共にブルースというシーンもしっかりとあったワケでしてね、それこそ戦前ブルースなんて世界があるくらいだしさ。今を生きるブルースミュージシャンもそん...

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Otis Redding - Pain In My Heart

Otis Redding - Pain In My Heart (1964) Pain In My Heart ライヴ・イン・ロンドン&パリ 1967 60年代ってのはロックがシーンに出てきてビートルズが出てきて、どうしてもそういう見方が中心になってしまう自分の偏った世界観なんだけど、オーティス・レディングの来歴とか見てて、そうだよなぁ、この時代ってほとんど同じ頃にオーティス・レディングやJBなんかも出てきてたんだよな、と。もちろん英米の違いはあれど、そしてど...

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