Archive2011年03月 1/2
Green Day - Awesome As Fuck: Live
Green Day - Awesome As Fuck: Live (2011) 若いバンド、新しいバンドってことでそんなにきちんと聴いていたことはないけど、ちょっと前からなかなか面白いんじゃないの?って感じで気楽に耳にしていたのがGreen Day。メンバーってもう40歳近くなんだよね。即ち80年代のロックから育っている世代で、そういうものと古いロックを吸収している世代だったんだ。自分と結構近いなぁと思ってみれば割と親近感が沸く。そういう意味では...
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New York Dolls - Dancing Backward in High Heels
New York Dolls - Dancing Backward in High Heels (2011) 奇しくも2011年にもなってからまさかハノイ・ロックスのマイケル・モンローの新作「センサリー・オーヴァードライヴ」と同じ時期にニューヨーク・ドールズの新作もリリースされるなんてことが起こり得るとは夢にも思わなかった。New York Dollsの後継バンドとも思えるHanoi Rocksという位置付けで、そのHanoi Rocksですら伝説のバンドになっていたのに再結成、そしてNew...
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Michael Monroe - Sensory Overdrive
Michael Monroe - Sensory Overdrive(2011) 再結成ハノイ・ロックス解散から半年でソロバンドライブアルバム「アナザー・ナイト・イン・ザ・サン」をリリースしてくれて意気込みを見せてくれたマイケル・モンローが半年強でスタジオ作品新作「Sensory Overdrive」をリリースしてきた。ハノイ・ロックス時代終盤のフラストレーションが思い切り発散されているのか、自分の大好きなR&Rとオリジナル作品が詰め込まれた作品に仕上がっ...
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Whitesnake - Forevermore
Whitesnake - FOREVERMORE (2011) 新作ラッシュとなっている3月ももう終わりを迎えようとしているのか、早いな、全く。色々あったから余計に早く感じる面もあるけど、寒さがとにかく響いた一冬。日本が、と言うか地球がおかしくなっているという世紀末的側面をも感じながら新たな作品をいくつか立て続けに聴いてみた。聴き込みの時間はなかったのでパッと数回聴いた印象でしかないけど、割と楽しめたんだよね、これ。 ホワイトス...
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Joe Bonamassa - Dust Bowl
Joe Bonamassa - Dust Bowl (2011) 毎年同じなんだろうが、3月ってのは新作リリースが結構ある月でしてね、今年も例外ではなく実に興味深い新作がいくつも出ている、とか出る予定なのが多い。自分の興味の範囲なので当然ジャンルもバラバラなんだけど、どれも古いロックに根付いたものってのは共通項かな(笑)。先日アメリカンなところに遊びに行くと結構日本語でも思い切りロックしたものが流れていて、多分最近のバンドだった...
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Free - Fire & Water
Free - Fire & Water (1970) さて、真打ちFreeの超名盤として名高い一枚。本ブログでコイツはまだ取り上げていなかったらしいのでここでの登場です。ロック名盤ガイドなんかでも必ず取り上げているだろうし、Freeの中でも多分代表作と言われることが多いはず。アルバムジャケットもFreeの代表写真と言っても良いくらいアチコチで目にするものだし、1970年の作品…すなわち41年前の作品としちゃあ、とんでもなくリアルに著名なア...
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Kossoff,Kirke,Tetsu,Rabbit - Kossoff,Kirke,Tetsu,Rabbit
Kossoff,Kirke,Tetsu,Rabbit - コゾフ~カーク~テツ~ラビット (1972) フリーの残党として当たり前に語られがちではあるが、実は意外性に富んでいるのが1972年にリリースされたKossoff,Kirke,Tetsu,Rabbitの作品「コゾフ~カーク~テツ~ラビット」なんじゃなかろうか。何が意外って…、Freeと言うバンドの核は今じゃ誰しもが知っているように、プレイヤー面はともかく作曲面ではPaul RodgersとAndy Fraserの二人が率いていた。だから...
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Andy Fraser - Andy Fraser Band
Andy Fraser - Andy Fraser Band (1975) フリーと言うバンドを語る時、話題は必ずベーシストのAndy Fraserになることが多いはずだ。フリーと言うバンドの独特のあのノリを出しているのは紛れもなくAndy Fraserでしかなく、今に至るまでこのようなベースプレイを前面に出した人はいないし、こんなベース弾く人もいない。時代の産物なのか、どうにも他では受け入れられないタイプのベースなのか、とにかく稀有な存在である。それで...
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Paul Rodgers - Now
Paul Rodgers - Now (1997) 1993年の「Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters」で派手にシーンに返り咲き、以来それまでのフーテン状態から一気にビジネスマンと化してセッションやアルバム制作にライブ活動とここぞとばかりに働いてくれた人、Paul Rodgers。丁度時代はロック壊滅期とも言える90年代だったが、そんなことはなんのそのとばかりに独自の活動を繰り広げてくれました。「Muddy Water Blues: A Tribute to Mud...
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Queen + Paul Rodgers - Return of the Champions
Queen + Paul Rodgers - Return of the Champions (2005) Queenのアルバムが様々なボーナストラックを付けてまたしてもリリースされたようだ。デラックス・エディションってことでかなりのボリュームになっているし美味しい楽曲がいっぱい入っているので買い直しのお薦めもしたいんだけどね、どれもこれも集めているというQueenコレクターにはあまり用がないコンテンツらしい。まぁ、コレクターってのはそんなもんだ。自分的には...
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David Minasian - Random Acts of Beauty
David Minasian - Random Acts of Beauty (2010) ブログ仲間としてお世話になっている灰とダイアモンドと月の裏側の世界の風呂井戸さんが先日の自分のCamelのブログにトラバしてくれたために気になった音です。大体人から勧められるものとかってそんなに聴かなくて、どっちかっつうと自分で気になったものばかりを追いかける傾向にあるので、その辺微妙なんだけど、あるんだよね、どこか琴線に触れるってのがさ。David Minasianと...
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Moody Blues - To Our Children's Children's Children
Moody Blues - To Our Children's Children's Children (1969) どこか幻想的で、それでいて牧歌的且つ実験的な精神でロックを奏でていることのできた60年代、ただそれだけで生き延びれたバンドは大して多くはないし、今語り継がれることもそれほどない。でも、中にはそういう時世を超えて聞かれるバンドもあるのも事実。まぁ、一般的にはプログレッシブロックというカテゴライズの中で語られることの多いMoody Bluesだが、全く革...
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Procol Harum - A Salty Dog
Procol Harum - A Salty Dog (1969) Procol Harumと言えば、どうしたって「青い影」ってな話になるんだが、だからと言って一発屋なんかではなくってしっかりとバンドが存続していき、更に名盤も多数出しているという点が見落とされている傾向が強い気がする。時代を経ていけば行くほどにその存在感が一発屋的に見られている感じなんだよな。プログレとかに興味を持つ人はそうでもないだろうけど、普通にロックを漁っていくとどう...
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Taste - Taste
Taste - Taste (1969) 熱いブルースロック、と言えばとにかく浮かぶのがロリー・ギャラガーさん。ライブの熱気がなかなかレコード化できなくて不運なギターヒーローでもあったワケだが、今じゃそんな逸話も含めてロリー・ギャラガーというアーティストは人気のある、人間味のあるミュージシャンとしてしっかり認識されているはずだ。当時売れた売れないってのはもう昔の話として、今、何度も再発されて評価されているんだから見...
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Ten Years After - Undead
Ten Years After - Undead (1968) やっぱり熱い魂の入ったロックを聴きたくなったので、70年代にプロコル・ハルムとのジョイントコンサートで日本に来たこともあるTen Years Afterです。ず~っとフォルダーに入れっぱなしにしてあって、出す機会がなかったんだけど、割とよく聴いてて、その度にかっこえぇ~って唸ってたが、無理やりの登場で一気にロックとブルースフィーリングによるこれこそロック!とばかりの名盤をご紹介♪...
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Gong - Shamal
Gong - Shamal (1975) 自分の中で消化し切れていないまま今に至るバンド、と言うのがたくさんある。ある程度聴いてきてハマったモノや二度と聴かないな、って言うもアルバムもそれなりに何回か聴いたり、ブログに取り上げるに当たって聴き直したり、新たな発見をしたりするものも多い。それこそが耳が肥えたと言うのか、年と共に聴き方が変わると言うのか、この変化というのはこだわりをなくしているんじゃない?と思うこともあ...
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Camel - Moonmadness
Camel - Moonmadness (1976) プログレっていう定義は実に奥深い。カテゴライズされることにさほど意味はないけど、プログレってあまりにも幅広いから困る。ジャンルがわかりにくいロックは全部プログレ、とでも言わんばかりのカテゴライズだからさ。よくカテゴリは関係ない、自分が良いと思ったものを聴くのみ、っていう名言を聞くんだが、実際カテゴリ分けってのは必要なんだよ。自分の中でも、音を探すのにも。似た傾向のバン...
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東日本巨大地震
日夜流れる被災地の模様、ところがtwitterなどを見ていると大災害地ではない場所での支援や復興がやや遅れているような状況もあるとか。更に平日になり都心部がほぼ麻痺状態で食料品やガソリンすらままならない状況。被災地のみならず全ての交通機関が麻痺してしまった都心部への影響。ついては中部地区あたりまでその影響は及んでいるようで、一体どうなっていくのだろう?と未知の領域に突入する日本。誰かを非難するとかこう...
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東北地方太平洋沖地震 2
テレビを見て情報取得などと思うものだが、あまりにも同じ映像同じ情報しか流さずにまるで有益ではないことばかりを垂れ流している。一方twitterや各ブログやUstreamなどの最先端メディアではリアルな情報を流し、更に進化していく。この情報の質の違いが見事に現れていて、テレビを見るのも嫌になってきた。もう少し考えられないのだろうかね?なんて思う。まぁ、ターゲットが違いますって意見もあるだろうけどさ。 この辺の制...
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東北地方太平洋沖地震
地震のみならず津波による災害の恐怖、更にこの距離で都心部への影響の大きさという面でも相当ショッキングな出来事。テレビで目の前で車が波にさらわれる様子なども見られてしまい、被害の大きさを知る度に衝撃的。携帯電話は不通となり弱さをさらけ出した。ところが一方twitterやfacebookなどはものすごい機能を果たしている。twitterでのSOSを何件も見たが、無事に救われただろうか。繋がらない携帯電話よりも世界中へのSOSが...
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Jethro Tull - Stand Up
Jethro Tull - Stand Up (1969) 自分的にはファミリーと同じく摩訶不思議な側面を持つバンドの筆頭格でもあるのがジェスロ・タル。とにかくどこまで本気で何が凄いのかよくわからないけど聴いているとものすごくその面白さを感じるというバンドで、アルバムごとにかなり色合いが異なるのも掴みどころの難しさを増しているとも言えるのか。基本的にはブルースとフォークが底辺にあるはずだと思える音色ではあるんだけど、やっぱり...
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Family - Entertainment
Family - Entertainment (1969) 意図せずして徐々に英国B級的なバンドが続出している気がするのはいつものことか。結局その辺が一番自分にマッチしている部分なのかもしれないし、割と意識して聴いていたジャンルってのもあるからか。まぁ、それでもメジャーな部類をいくつか立て続けに書いていこうかな、なんて。単にマイナーものはもう一通り書き切ってしまっているので発掘音源系になっちゃうんだよね。それもまた人気なさそ...
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Groundhogs - Hogwash
Groundhogs - Hogwash (1972) 70年代前半から英国で活躍していたGroundhogsというバンド、多分今じゃそれほど知られる事もなく、英国B級的なロックバンドのひとつとして語られる程度でしかないだろうと思う。その実結構なギターヒーロー…ま、ヒーローって言うんじゃなくってギタリスト。それが、このジャケットで顔のアップを出した事で評判が下がったのではないだろうか?なんて勝手な推測をしてしまうが…。 1972年にリリース...
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Gun - Race With The Devil
Gun - 悪魔天国 (1968) やっぱハードロックっていいな…と自分の趣味を改めて知るのでしたが、それはBalck Sabbathに触発されて聴いていた同じくフォルダーに眠っていたGunのファーストアルバム「悪魔天国」です。邦題はもちろん「悪魔天国」なワケでしけどね、これがまた久々にちょこっと聴いてみるか、なんて流したらやっぱりかっこ良いんです。こんなチープでゴチャゴチャした曲とかリフなんかでもセンスが光るってのは面白い...
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Black Sabbath - Sabotage
Black Sabbath - Sabotage (1976) 何となく…「B」で始まるバンドが続いたのでついでに(笑)。いや、フォルダーに入っててそのままになってるのがいくつもあってですね…、その中のひとつがこのBlack Sabbathの「Sabotage」だったんです。何故に置いてあったのかはよく分かんないんだけど、多分紙ジャケか何かがリリースされる時に入れて聴き直そう~って思ってたんだろうな。でも、タイミングを逸したままになっちゃったっていう...
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Beady Eye - Different Gear Still Speeding
Beady Eye - Different Gear Still Speeding (2011) Different Gear Still Speeding ちょっと前にアマゾンとかアチコチの音楽系サイトでやたらと見かけるので何だろな~なんて思ってたんだけど、何かでこのバンドはオアシスの残党が組んだ新しいバンド、ってことを知って、へぇ~、そういうことですか…と気になったのでこないだリリースされたようなので早速聴いてみたワケです。 2011年リリースノBeady Eyeというバンド名での最...
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Back Street Crawler - 2nd Street
Back Street Crawler - 2nd Street (1976) さてさて、この所関係者周辺の作品がいくつか登場していたんだけど、それもこれもこの真打となるBack Street Crawlerの登場の予兆だったワケです♪いや、別にそういう意識をしたワケじゃないけど何となく方向性と流れがBack Street Crawlerに行き着きそうだったのであれやこれやと…。広げようと思ったらまだ多方向に進めたんだけどね、やっぱりポール・コソフのギターが聴きたいなぁ~っ...
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Beckett - Beckett
Beckett - Beckett (1974) Crawlerのボーカリスト=Back Street Crawlerのボーカリストなんだが、そのTerry Wilson-Slesserっつう人がポール・コソフに出会う前に自分で組んでいたバンドの作品が多分全く知られてはいないんだろうけど、Beckettってバンドなんですな。まぁ、ジャケットを見ながら色々な想像をしてしまう人もいるのだろうが、さすがに70年代の英国ロックでして、まるで掴み所のない、Terry Wilson-Slesserににして...
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Crawler - Crawler
Crawler - 毒牙 (1970) Best of Live and Burning Snake Rattle & Roll 知る人ぞ知る…とまでは言わないけど、結構ニッチなギタリストがいてね、しかも玄人ミュージシャン的にメジャーなところを渡り歩いているのにそんなに知られてないし名も上がってこないというような人がGeoff Whitehornという人だ。何故にここでの登場かと言うとですね、先のIfと言うバンドの後期にギタリストで参加していて、その後今回のテーマのCrawler...
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If - If
If - If (1970) 英国ジャズロックの系譜と言っても自分自身それほど詳しく追求しまくってはいないなぁ…とこういう流れを考えた時に思う。やっぱり好みが微妙に分かれてくるのも事実。それでもですね、自分のブログを見直してみると「あれ?こんなの書いてないんだ?」ってのも結構あってさ…、その中のひとつに英国で1970年にデビューしたブラスジャズロックバンドとして割と名を馳せたIfというバンドがある。 1970年ファースト...
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