Archive2011年02月 1/1
Nucleus - Elastic Rock
Nucleus - Elastic Rock (1970) UK Tour '76 Live in Bremen よく音楽にジャンルは関係ない、と言われるが実際にはかなりジャンル分けが細分化されているしジャンルとかカテゴリ分けと言ったものが存在しないと色々な面で困るのだが、聴く側に立てば実際にそう言ったカテゴライズは無関係である。ただし、それも従来の文化と歴史とイメージという枠があって、いつまでもその印象から抜け出せない事例も多々存在する。ん?何を...
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Corrado Rustici - Deconstruction of a Post Mod
Corrado Rustici - Deconstruction of a Post Mod (2006) Deconstruction of a Postmodern Musician 先日仲間のお一人から「Deconstruction of a Post Mod」って作品をオススメ頂いた。自分的にはそれほど興味のある部類ではなかったし、記憶にも留めていなかったバンドなので「はぁ…」って言う感じではあったんだが(笑)、ただね、やっぱそれでも聴いてもらいたいなぁって思ってもらって音のご紹介を頂いているのでやっぱり聴...
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Bill Bruford - Feels Good to Me
Bill Bruford - Feels Good to Me (1978) カール・パーマーのドラムの音でちょいと正反対のドラマーを思い出したので、勢いのままブログを流していこう(笑)。うん、ビル・ブラッフォードさんです。もうね、クリムゾンもイエスもジェネシスにも絡んでいながら更にカンタベリー一派との付き合いも深く、プログレと呼ばれる世界のドラマーとも云える人ですね。しかも音楽性から派生するとジャズ・フュージョンまでも入ってくるので...
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EL&P - Trilogy
EL&P - Trilogy (1972) TRILOGY BRAIN SALAD SURGERY はて、マンティコアレーベルの大元でもあるEL&Pでのレーベルリリースは「Brain Salad Surgery」からと言う事になるのだが、その前の作品「Trilogy」をちょいと取り上げてみましょう♪ いや、単に「Brain Salad Surgery」は前に書いたことがあるのでいいかな、って言うだけでしてね、EL&Pも結構自分的には苦手な部類なんだけど割と聴いて書いているので「Trilogy」くらいし...
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Keith Christmas - Brighter Day
Keith Christmas - Brighter Day (1974) Brighter Day Timeless & Strange マンティコアレーベルに移籍してきてピート・シンフィールドとグレッグ・レイクによるプロデュース作品という売り文句により名を馳せた?かもしれない人もいる。ちょっと前にこのブログで取り上げていたエスペラントっつうバンドがあったんだけどさ、その「死の舞踏」でのボーカルを務めていたのがキース・クリスマス。元々は英国フォークのシンガーと...
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Banco - Banco
Banco - Banco (1975) マンティコアレーベルの貢献と言えばPFMとBancoを世界に送り出した実績と言うべきか。どちらのバンドもその貢献がなければ世界に出てこなかったバンドなのかもしれない…ってそれは多分ないだろうけど(笑)。今じゃ逆にどちらのバンドも世界進出のきっかけとなったアルバム以前の、オリジナルなイタリア語によるイタリアでのレコードが容易に入手できてしまうので、音の差を簡単に聴けるんだけど、前はそん...
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Peter Sinfield - Still
Peter Sinfield - Still (1973) Stillusion 1972-73年当時のマンティコアレーベル発足時にはプログレ人脈…、主にEL&Pとクリムゾン関係が大集合していたみたいだけど、主たるメンツは勿論さほど関わらずに、周辺メンバーが集まってきていたという印象。その中にはSnuffy Waldenも名を連ねていたのだが、その第一弾ともなった集大成の気合一発であったろう作品が、なんでまた?って感じではあるが人望が厚かったピート・シンフィ...
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Stray Dog - Stray Dog
Stray Dog - Stray Dog (1973) Live from the Whisky a Go-Go Stray Dog 先日ゲイリー・ムーア関連ってことでグレッグ・レイクのソロアルバム聴いてて、クレジットとか眺めてた時にスナッフィ・ウォルデンってのを見つけてしまって、ん?Stray Dogの?と思い出して、あ、そうか、マンティコアから…、ん?プロデュースがグレッグ・レイクだっけ?ってな感じで気になってしまって引っ張り出したが運の尽き。ゲイリー・ムーアを聴...
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Scars - Scars
Scars - Scars (2002) ゲイリー・ムーアがクラプトンの代わりにクリームに入ってみたら?ってのがBBMだったとしたら、今度はゲイリー・ムーアがジミヘンになってみたら?っていう取り組みが2002年にリリースされたScarsというバンド名義でのアルバムによるギタープレイ&歌ってトコだ。いやいや、その実このアルバム存在ってのを全然知らなくて、今回初めて発見したんで大したことは書けないけど、ゲイリー・ムーアってこんな事も...
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BBM - Around the Next Dream
BBM - Around the Next Dream (1994) ロックのアルバムってのは最初のインパクトが一番重要かもしれない。特にファーストアルバムの一曲目ってのはさ、バンドの挨拶代わりみたいなもんだから、その一曲でどれだけ心を掴むか、みたいなトコロがある。それによってアルバム全編を聴くのか、聴かなくてもいいか、って思ってしまうかの違いがあるからねぇ。そんな事をふと思ったのもゲイリー・ムーア続きの中でかなり特殊な位置付け...
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Greg Lake - Greg Lake (& Gary Moore)
Greg Lake - グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア (1981) ゲイリー・ムーアという人は随分と若い頃からロックシーンにいたおかげで70年代の英国を思い切り経由している人です。Skid Rowで出て来たのが1971年頃だから当然同時代のバンドやミュージシャンにも知られていたし知っていただろう。だからこそ後々になってBBMでジャック・ブルースやジンジャー・ベイカーとの共演もキャリアの成せる業という話。もっともその辺はよく分か...
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Colosseum II - Strange New Fresh
Colosseum II - ストレンジ・ニュー・フレッシュ (1976) ゲイリー・ムーアのキャリアの中では音楽的にはかなり異色でありながらも、以降のキャリアに大きく影響を及ぼすバンドとしてのColoseum IIへの参加。最初のColoseum IIはもちろんColoseumの続編バンド…ってもドラムのジョン・ハインズマンだけがそれを引きずっていたが、それが故にColoseum IIというバンドだ。まぁ、目指すべき音楽性はロックとジャズの融合という辺りだ...
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Skid Row - 34 Hours
Skid Row - 34 Hours (1971) 1971年にゲイリー・ムーアがプロとして初めてシーンに出てきたバンドは言わずもがなのSkid Row。これがまた時代が時代なワケで、普通に英国B級ロックシーンを漁っていても出てくるバンドだし、HR/HMシーンからの後追いでも追いつくバンドなワケだ、今では。ただ、当時としちゃ、皆が皆、目立つために個性を発揮していて何が良いのかわからないまま好きに音楽を奏でていたのだ。それでもSkid Rowはア...
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G-Force - G-Force
G-Force - G-Force (1980) ゲイリー・ムーアもマイケル・シェンカー並に数々の脱走劇を繰り広げた経緯のある、ワガママな人だったり、レコーディングでは非常にワンマンで独裁者的だったとも聞くが、それが故に天才肌でもあったんだろう。頭の中に出来上がっている音を具現化することが如何に難しいかがよく分かる逸話でもある。そんなゲイリー・ムーアが1979年のThin Lizzyのツアー中に脱走して、自分で再度組み直したバンドがG...
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Gary Moore & Friends - One Night in Dublin: A Tribute to Phil Lynott
Gary Moore & Friends - One Night in Dublin: A Tribute to Phil Lynott (2005) The Blues Collection A Retrospective ゲイリー・ムーア死去の知らせにより、しばらくは忙しさにかまけて想いを馳せるだけという部分が大きかったが、少し時間が出来てくると色々な想いが心をよぎっていった。正直言ってここ最近のゲイリー・ムーアの活動を真面目に追いかけてなかったし自分的には既にノスタルジックな人という面もあったんだよ...
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Gary Moore - Live at the Marquee
Gary Moore - ライヴ・アット・ザ・マーキー (1983) 先日の訃報には大変驚いた。58歳って…まだまだじゃないか、ってのとそんなに病気だったような感じでもないし…って。今更ドラッグかね?って。どっちかっつうと心筋梗塞とかそういうのなんだろうか。その原因はともかく、全く驚いたと同時に一気に懐かしい想いも蘇ってきてしばし何枚かのアルバムを聴き入っていました。 多分1983年の日本公演の頃にゲイリー・ムーアが日本で...
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Esperanto - Danse Macabre
Esperanto - 死の舞踏 (1974) エキサイティングなバイオリンによるアルバムの引き立て方って意味でMahavishnu Orchestraを聴いていたらふと頭の中をよぎったのがEsperantoと言うバンド。まぁ、知らない人の方が多いとは思うんだけど、その筋ではかなり有名なんじゃないかな…と思ってる。結構1970年代の英国ロック好きな人多いし、紙ジャケなどでも何度もリリースされているからその辺のロックって実はもう割と有名なんじゃなかろ...
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Mahavishnu Orchestra - Inner Mounting Flame
Mahavishnu Orchestra - Inner Mounting Flame (1971) ホントにエキサイティングなジャズロックってのはやっぱりフュージョンとか綺麗な音ではなくて、やっぱりゴリゴリとロックイズムを持った音なんじゃないかと自分的には思う次第でしてね…、えぇ、ここのトコロジャズロック系に流れていったのでちょろっとそんなのを聴いていたんですが、どうにもブログを書く気にならない…ってか書けるほど聴いていられないっつうのか、生理...
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Jeff Beck - There and Back
Jeff Beck - There & Back (1980) Live and Exclusive from the Grammy Museum The Best of Jeff Beck ギターインストでアルバム一枚聴かせてしかも作品として機能させるって結構大変なワケだが、フュージョンの波を作ってしまったジェフ・ベックには割とお手の物だったのか、それだけで生きていると言ってもおかしくないくらいにその世界観を達観してしまっている。なので今更何を書いてもナンセンスなのではあるが(笑)。他...
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Soft Machine - Alive and Well
Soft Machine - Alive and Well (1978) Alive and Well Bundles カール・ジェンキンスのヒーリングミュージックでの成功は元々名を有名にしたSoft Machineから離れること20年くらいしてからの話で、その間には色々あったんだろうなぁと思わせるものがあるが…。一方では最近Soft MachineのHarvest時代の作品がデラックスに再発されたこともあってその時期のものが見直されている風潮もあるので良いかな、ってことで自分でもほと...
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Adiemus - Songs of Sanctuary
Adiemus - Songs of Sanctuary (1995) The Essential Adiemus Adiemus (Live) 全然これも毛色が違うけど、どこか水のイメージが被るなぁ…ってことで更にひと押し進めてみたのが、結構メジャーな環境音楽?癒し系音楽?みたいなイメージで有名になったAdiemus。ジャケット見るからに癒されるでしょ?トランスとかビートとかってのは一切無くってひたすら美しいシンセの間を美声が駆け巡って縦横無尽に響き渡っているという全く...
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OceanLab - Sirens of the Sea
OceanLab - Sirens of the Sea (2008) Sirens of the Sea Sirens of the Sea - Remixed またまた何かのアルバムをアマゾンで探していた時にジャケットが出てきて気になって一目惚れした作品の登場です。全く背景も存在も知らなかったアルバムだしアーティストなのである意味期待満々で聴いてみたんですよね。だから音楽的な関連が近辺の記事と全然かけ離れているっつうものだったんですが、まぁ、それも良いでしょう(笑)。ジ...
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浜田 麻里 - Aestetica
浜田麻里 - Aestetica (2010) 何度も書いてるが、アルバムのジャケットってのはCD時代、もしくはDL時代になってもやっぱり重要なファクターを占めるものだ。ジャケットの作りによっては全然聴かなかったり手に取らなかったりするものも多いし、だからと言って音とジャケットがかけ離れていてもこれはまたよろしくないので、ミュージシャンと云えどもやはりアーティストという一端を担う意味でトータル的な芸術品を創造してほしい...
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Dreams of Sanity - Masquerade
Dreams of Sanity - Masquerade (1999) The Gatheringをアマゾンで見ている時に下の方に何となく気になるジャケットが出てたので、ちとクリック♪ふ~ん、オーストリアのバンドなんだ…、って嬢メタル系なワケね…と食指が少々動いてしまったのでそのまま聴いてみることにしたのがこのDreams of Sanityです。そんなに期待もしてないけど、そんなにつまんなくもないだろうって。何と云ってもジャケットで選んでるから、どっちかっつ...
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The Gathering - Nighttime Birds
The Gathering - Nighttime Birds (1997) 今となっては時代の産物だったのではないかとも思えるThe Gatheringの傑作「Mandylion」からアルバムに参加していたボーカルのアネク嬢。続く1997年にリリースされた4枚目の作品「Nighttime Birds」で既に音楽的な変化はやや伴っていたことに当時のリスナーはそれほど気づいていなかった…って言うか気にしなかった。まさか現行のThe Gatheringみたいな音楽性に向かうとは…と言ったところ...
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Devin Townsend - Addicted
Devin Townsend - Addicted (2009) Steve Vaiが1990年にリリースしたソロアルバム「Sex & Religion」にて一躍注目を集めたボーカリストのDevin Townsendという人。…と言う人ってのは、知ったのが最近だったから(笑)。いや、その筋では相当有名なミュージシャンで、奇才とも言われているくらいにシーンへの貢献度が高くてインパクトのある人のようだ。以前にtwitterで流れていたのが気になって聴いてみたら割と不思議な世界観だ...
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Alcatrazz - Distrubing The Peace
Alcatrazz - Distrubing The Peace (1985) さてさて、今じゃもう大物ギタリストというかベテランミュージシャンとして既に評価も高く、世間的にもかなりの音楽家として知られているSteve Vaiだが、ZappaバンドからHR/HMの世界に出てきた頃はまだまだ若造でギターのテクニックだけでは世界を制することができないということも当然実感しながら様々な試みを行いながら模索していたワケだ。そのひとつの実験の完成形がアルカトラズ...
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David Lee Roth - Skyscraper
David Lee Roth - Skyscraper (1988) Skyscraper Crazy from the Heat - EP Van Halenのフロントマンとして名を馳せたデヴィッド・リー・ロス。今でもデイブ時代のVan Halenしか興味ないというファンは多いし、自分自身サミー・ヘイガーのVan Halenというのはほとんど聴いたことがないし、あまり興味が沸かない。単に明るいアメリカンロックに変貌してしまった感じがするからという理由なのだが、デイブ時代だって派手なエンタ...
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