Archive2010年07月 1/2
I Teoremi - I Teoremi
I Teoremi - I Teoremi (1972) I Teoremi やっぱりイタリアンロックらしい~ベタベタで暑苦しくて勝手気ままに一人づつが燃えているというような仰々しいアルバムって…と思って見ていたらあったあった…、I Teoremiってバンドです。まぁ~、とにかく聴いてみてもらいたいんですけどね、暑苦し~んだよ、これがまた(笑)。ベースがかなりランニングしていて上手いのに合わせてか、ドラムはドタバタドタバタと叩きまくってついてい...
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Il Paese Dei Balocchi - Il Paese Dei Balocchi
Il Paese Dei Balocchi : Il Paese Dei Balocchi(1972) イタリア勢の中から傑作一枚だけを世に放ったまま突如としてシーンから消え去ってしまったバンド、Il Paese Dei Balocchiを書いておこう。プログレッシブロックとして語られるのはもちろんだが、かなりクラシックのバロック寄りという印象が強いIl Paese Dei Balocchi。それは多分冒頭の楽曲からしてハードロック路線を絶ち切ってのストリングスによる強烈な効果と落差が印...
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Nico, Gianni, Frank, Maurizio - Canti D'esperienza
Nico, Gianni, Frank, Maurizio - Canti D'esperienza (1973) そのNew Trollsの分裂組が結成したバンドの一部がこのNico, Gianni, Frank, Maurizioとなるんだけど、こっちのが多分本流…、本流だけどこれを本流としちゃうとNew Trollsって何だったんだ?ってなるから難しい(笑)。音楽性だけをNew Trollsに残してきて贅肉を削ぎ落した、シンプルな筋肉だけで創り上げたのがこの「Canti D'esperienza」という作品、という言い方に...
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New Trolls - Atomic System
New Trolls : Atomic System (1973) Concerto Grosso No. 1 昔から中古レコード屋に足を伸ばしてひたすらとレコードを漁っていると、もちろんあちこちのコーナーを見ては探し、そうしている内に知らないレコードでも気になるものが出てきたり、ジャケットで覚えてしまったりして知識が広がるものだ。今回のNew Trollsの「Atomic System」なんてのは正にそんな賜物でして、ユーロロックを意識する前から強烈なインパクトを放つこ...
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J.E.T. - Fede Speranza Carita
J.E.T. : Fede Speranza Carita (1972) 70年代のユーロロックはどういうワケか邦題の方がピンと来るものが多い。多分英語じゃないからとても原題では覚えきれなかったってのが大きな要因だろう。それが故に海外サイトからユーロロック系を探すのがちょいと面倒で、一旦邦題から原題を調べて、それから検索に走るということなのだが、それがまた現地の一般的な言葉だととても探し出せないというネットならではの難しさにぶち当た...
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Ataraxia - Saphir
Ataraxia : Saphir (2004) Llyr ちょっと寄り道していつものニッチなブログから情報を入れたAtaraxiaというバンドの作品を…。2004年にリリースされたアルバム「Saphir」です。イタリア出身のAtaraxiaというバンド…っつうか女性ボーカルユニットというところなんだろうけど、結構呪術的な雰囲気がオドロオドロしく漂っていて、それはそれでまたかなり聞き応えのある作品に仕上がってます。ただ、まぁ、採捕はアコギの美しい調べ...
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Sylvan - Force of Gravity
Sylvan -Force of Gravity (2009) Force of Gravity Posthumous Silence どうにもまた気になるジャケの印象だけが残って、あちこち見てると割と目に付くジャケットだったので、きっと似た傾向のバンドなんだろうな…と聴いてみることに。Sylvanというバンドの2009年の作品「Force of Gravity」だ。どうもドイツのシンフォニックプログレッシブバンドとして知られているらしいが、ザザッとネットで探してみてもそんなにブログで書...
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Kino - Picture
Kino : Picture (2005) スーパーバンドって…ある種売るために集まって軽快でパワーポップでテクニックも細かいところで駆使してサラリと難しい演奏をする、みたいなのあるかもしれない。今度はArenaとMarillionとIt BitesとPorcupine Treeの融合体として出来上がったKinoというバンド。流石に2005年にアルバム一枚「Picture」をリリースして今のところは進んでいないようだ。ただし、この仕事のおかげでIt Bitesの再結成時にボー...
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The Tangent - Music That Died Alone
The Tangent : Music That Died Alone (2003) スーパーバンド的な位置付けになるのか…、どうやら鍵盤奏者のソロアルバムとして企画してメンツを集めていたらしいんだけど、集まってきたのがThe Flower Kingsの面々3人とどういうわけだかVan Der Graaf GeneratorのSax奏者、デヴィッド・ジャクソン。一体どんなん?って気になってもちろん手を出してみるワケですよ。 2003年にリリースされた「Music That Died Alone」という最初...
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Frost - Milliontown
Frost : Milliontown (2006) 現代でもスーパーバンド的位置付けとなるバンドがしばしば登場してくるってのは面白い。そこに群がる期待感ってのも楽しめるし、何か素直に嬉しいもんね。…っても自分的にはさほど意味を為さないスーパーバンドってのが今回なんだけど、いや、恒例のアマゾンのリコメンドでふ~んって聴いて、相当ハジけた突き抜けた音だったのでこれは面白いじゃないか、ってアチコチ調べてみた。すると、IQのリズム...
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Votum - Metafiction
Votum : Metafiction (2010) Time Must Have a Stop ポーランドを漁っていて何となくその雰囲気って見えてきた部分もある。まぁ、かなりニッチで限定的なジャンルでしかないので総合的にではないのだけど、メロディの作り方とか音の組み立て方とか、なんとなくお国ごとに違いってあるもんね。まぁ、だからと言って聴いてすぐわかる、ってもんでもないんだが…。本日のVotumにしても同じくポーランド産でこれもまた紹介されたバン...
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Satellite - Nostalgia
Satellite : Nostalgia (2009) 旧来のポンプロックからの影響力を強く感じさせるポーランドのネオ・プログレッシブロックバンド連中。ちょっとだけアチコチ紐解いてみると、時代は進化しているものだ…と我と我が身の世代の狭さを実感する。今時のこの手のネオ・プログレッシブバンドってのはそれこそ第三世代に位置するワケで…、70年代のプログレッシブロックの影響を強く受けた80年代以降のフォロワー、例えばMarillionやPendrag...
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Riverside - Second Life Syndrome
Riverside : Second Life Syndrome (2005) Out of Myself Simple Life プログレッシブロック的楽曲構成にメタルやポップやトラッドなどを詰め込むという作業によって新たなるサウンドを模索していくってのがDream TheaterやQueensrychあたりで確立されてからありとあらゆるところで様々な実験が行われて試されていくと変わった世界が出来上がったものだ。まぁ、ここ最近聴いているようなネオプログレッシブロックと一言で書い...
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Believe - This Bread Is Mine
Believe : This Bread Is Mine (2009) Hope to See Another Day ポーランド出身の陰鬱系バンドということでアレコレ見てると色々なものにぶつかるものだ。こうしてバンドあさりの情報はどんどん入ってくるんだが、その数たるや半端なものではなく、それこそ似た傾向のバンドが雨後の筍のように出てくる出てくる。まぁ、いちいち聴いている自分もアレだが(笑)、音の系譜が読み取れて面白い部分はある。陰鬱さそのものは昔からあ...
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Anglagard - Hybris
Anglagard : Hybris (1992) 北欧のプログレッシブバンドという定義はつい最近にして確立されたものではないかと…、つい最近ってももう20年経過しているワケだから立派な一時代なのだが、こういう感覚ってのはいつまでも抜けないね。年取ったからかな(笑)。90年代に70年代を考えると凄く古い気がしたけど、2010年に90年代を考えても、あぁ、最近のことか…と流れてしまう自分をちょっと反省(笑)。Anekdotenで一躍話題をさらっ...
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Anekdoten - From Within
Anekdoten : From Within (1999) ひたすら硬質なプログレを聴きたい、と思うこともあって大体はKing CrimsonとかVDGGくらいしかないのだろうが、ここ最近ではしっかりとその辺のフォロワーも多数出現しているし、それぞれが個性を持っているそうだ…。そうだ、ってのはまぁそれほどよく知らないからなんだけど。中でもAnekdotenの存在はAnekdotenがデビューする頃から知っていて結構興味深く聴いていた。だから最初から知ってたっ...
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Paatos - Kallocain
Paatos : Kallocain (2004) 儚い夢を一瞬だけでも紡ぎ出して見せてくれるアルバム…、そんな謳い文句が相応しいスウェーデンのPaatos、傑作といえばセカンドアルバムの「Kallocain」に限る、らしい。らしい、ってのは他はまだ聴いていないからだ。この辺のバンド全てそうなんだけど、じっくりと時間をかけて最初のアルバムから順に聴いていかないとまともなことはあまり書けないだろうな、という空気感を持っているハズ。単発で聴...
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The Gourishankar - 2nd Hands
The Gourishankar : 2nd Hands (2007) 2nd Hands いくつかのニッチなブログで見つけて、そのジャケットのセンスの良さには好感を抱いていたんだけど、聴くのか、となるとちょっとそこまでは手が出なかった。それでも自分のセンスってのはあまり変わらないもので、そのジャケットを見つけてしまった時には同じようにセンスの良さについ手が出てしまった、というトコロだ。 それがThe Gourishankarというバンドの「2nd Hands」と...
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The Pineapple Thief - Someone Here Is Missing
The Pineapple Thief : Someone Here Is Missing (2010) Someone Here Is Missing Tightly Unwound 英国のこの手のロックっての…、ず~っとあったんかな?結構多数のバンドがひしめき合っていながら今残っているバンドはどれもこれも質の高いものばかりということらしいが、全然通ってこなかったなぁ~、自分。なんでだろ?プログレってほどのプログレバンドでもないから?ロックってほどロックバンドでもなかったから?でもポ...
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Strawberry Fields - Rivers Dry Gone
Strawberry Fields : Rivers Dry Gone (2009) 恒例の事ながらアマゾンでCD情報物色中に何やら気になるものが目の前をチラホラ…。Strawberry Fieldsなるバンド名の「Rivers Dry Gone」っつうアルバムってことで紹介されているじゃないか。果たしてそんなバンド名を付けるってのはいったいどんなん?って気になるワケで、まぁ、アメリカじゃなさそうだし…ってことで聴いてみる。 意外や意外とモダンなポップ…ポストロックに近いっ...
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Iona - The Circling Hour
Iona : The Circling Hour (2006) The Circling Hour Open Sky Panic Room、Karnataka、Mostly Autumnと関連を辿って行ったところにIonaとの類似性ってのも見え隠れしていて、あれ?Ionaって…、と思ったらもちろん自分が知ってるIonaではなく新しい方のIonaでした。それでも1990年に出てきたIonaなので別に新しくもないのだろうけど…。自分の知ってるIonaは更に古くて70年代のバンドだったからさ(笑)。 昔から耳にしていて気...
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The Flower Kings - Stardust We Are
The Flower Kings : Stardust We Are (1999) ネーミングが今ひとつだったために全然聴かなかったバンドのひとつ。名前は知ってたけどどんなんやってるか、ってのは知らなかったなぁ(笑)。今回ネオプログレ系を漁っている時にアチコチで出てきたのがThe Flower Kingsでして、ネーミングの印象がよろしくなかったのは単純にThe Gypsy Kingsだと思ってたから(笑)。いや、勘違いはしてないが…、ああいうバンドなのかと。ところが...
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Mostly Autumn - Glass Shadows
Mostly Autumn : Glass Shadows(2008) Glass Shadows Heart Full of Sky Panic Roomの系譜からKarnatakaへ進み、いつしかMostly Autumnなるバンドまで辿り着いた。一瞬にしてこんな風に辿り着いてしまうのはやはりネット時代だから、の一言に尽きる。あまりにも容易な情報収集が価値を半減させているという指摘はさておき、辿り着いた先のMostly Autumnなるバンドの「Glass Shadows」に耳を傾けてみよう。 最初から…、「お?」...
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Karnataka - Delicate Flame of Desire
Karnataka : Delicate Flame of Desire (2003) 音楽の旅には尽きるということがない。次から次へと新しい出会いが生まれ、決して飽きることのない、そして繰り返されることのない巡り逢いが実に心地良く頼もしい。一つ所に落ち着いた音楽を聴き続け愛するのも良い。それこそ真なるアーティストへの忠義であり音楽性を理解し、人間性を理解してより深く付き合っていける楽しみ方だ。一般的には掌握できるだけのバンドの中である程...
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Panic Room - Visionary Position
Panic Room : Visionary Position (2008) Equilibrium Porcupine Treeあたりを漁っている時にアマゾンのオススメみたいなトコロにやたらと綺麗なジャケットがいくつも並んでて、普段見ないジャンルのモノに取り掛かると大体そういうオススメのジャケットが気になってしまうのだ。そこでも一番気になったのがPanic Roomの「Visionary Position」というアルバムジャケット。モロに見た目通りに何とも言えない表情の女の子の顔面ど...
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Ian Hunter - You're Never Alone With a Schizophrenic
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Chapman Whitney - Streetwalkers
Chapman Whitney : Streetwalkers (1974) First Cut 1.Parisienne High Heels2.Roxianna3.Systematic Stealth 4.Call Ya5.Creature Feature 6.Sue and Betty Jean7.Showbiz Joe 8.Just Four Men9.Tokyo Rose 10.Hangman 古き良き英国ロックの世界に戻ってみて、白人ながらもソウルフルな歌声を持つ人物ってのも何人も存在するんだけど、多分一番不運だったような気がするのがファミリーで知られたロジャー・チャップマンじゃない...
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Ike & Tina Turner - Get Yer Ya-Ya's Out! 40th Deluxe Edition
Ike & Tina Turner : ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!(1969) 06.Gimmie Some Loving07.Sweet Soul Music08.Son Of A Preacher Man09.Proud Mary10.I've Been Loving You Too Long11.Come Together12.Land Of 1000 Dances この頃のストーンズは全く怖いものなしでR&Rの王道を進んでいただろうし、その自信の表れのひとつが「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!」によるライブの集大成だ。恐れ多くもデビュー5年に満たない若造ロック...
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B.B.King - Get Yer Ya-Ya's Out! 40th Deluxe Sdition
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The Rolling Stones - In Concert 40th Anniversary Get Yer Ya-Ya's Out
The Rolling Stones : In Concert 40th Anniversary Get Yer Ya-Ya's Out (2009) Disc 1:1. Jumpin' Jack Flash2. Carol3. Stray Cat Blues4. Love In Vain5. Midnight Rambler6. Sympathy For The Devil7. Live With Me8. Little Queenie9. Honky Tonk Women10. Street Fighting ManDisc 2:1. Prodigal Son2. You Gotta Move3. Under My Thumb4. I'm Free5. (I Can't Get No) Satisfaction 書きたい書きたいと思いつつもなかなか...
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