Archive2010年02月 1/1
Lone Star - Firing On All Six
何気にアチコチの有名バンドのボーカルを務めたことのあるジョン・スローマンという人物なのだが、多分もの凄く無名のままだと思うんだよね…。ロック好きですって言ってもこの人の名前で感動する人ってのは多分皆無に等しいだろうしさ。自分もそんなに思い入れがあるかと言われると別にそこまではありません。ただ、地道に英国ロックを紐解いていくとこういう職人的な人がシーンを支えているってことによくぶち当たるので、何と...
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Gary Moore - Corridors of Power
レインボウとホワイトスネイクとパープル…、うん、何となく繋がるのは分かるが、そこにゲイリー・ムーアが入ってしまうのもちょっと不思議な気分。全く別の道を歩んで来た70年代のゲイリー・ムーアがどうしてそんなHR/HMの世界に来たのか、そっちの方が不思議に思えるのも今となっては、だ。80年代は明らかにHMギタリスト、だったもん…。ゲイリー・ムーアのキャリアを知ると何でこの時期にこんなにハードになったんだろってね…、...
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Rainbow - Down To Earth
ユーライア・ヒープやトラピーズ、ウィッシュボーン・アッシュやレインボウなどってのは参加メンバーがあちこちで絡み合っていて、実に複雑なファミリトゥリーが出来上がるようだ。自分でも作ったことないし、そんな系図も見たことないけど多分凄いことになるんじゃないか?何となくってことで書き進めてきたんだけどさ、ちょっと待てよ?と思ってその辺の系譜を漁りながら進めてみることに…。 Down to Earth とは云ってもま...
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Uriah Heep - Abominog
オジーのバンドのメンツって…、とアレコレ見てたり調べたりしたら相当色々と面白いことが見えてきて…、いや、メンバーの名前自体はアチコチで見かけたんだけど自分の中で体系化できていなかったからちょっと疑問に思ってさ、何となく眺めてたワケですよ。こういう時ってネットは便利ですね。あれ?この人って?とか調べてるともう果てがないままに突っ込んで調べられてしまうという…。もっとも音の方も必要であればそのままDLで...
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Ozzy Osbourne - The Diary Of Madman
こうして古いハードロックとか進化したヘヴィメタルとか聴いていると結構幅広いジャンルだな…なんて思ってしまう。ポップでキャッチーでメロディアスなポップスみたいなのもあるし、思い切り重低音とか一般的に聴けないようなものとか…ね。そう思うと80年代のハードロックやヘヴィメタルってのはシンプルだったかもしれない。尤もアンダーグラウンドシーンではそれこそ多様なメタル群が蠢いていたようではあるが…。はて、英国か...
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Europe - The Final Countdown
ヨーロッパ、北欧などでのヘヴィメタルシーンは今でこそ活発だが80年代なんて大してメジャーシーンには出てくることがなかったハズ。せいぜいスコーピオンズくらいで、インギーの出現がかなり異質だったというくらい。ただポップスの領域ではいくつか北欧やドイツ出身ってのが売れていたのでおかしくはないがHMの世界ではまだまだだった。ところがアクセプトやインギー、スコピってのが出てきてちょっと毛色が違うのかな?なんて...
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Accept - Metal Heart
元来ロックのアルバムなんてのは前評判を聞いてから手に入れるものではなく、どこかで何かの衝撃を受けてそのまま手に取ってひたすら聴く、みたいなのが初期衝動。それはもう今の時代ではなかなか難しい経験だろうと思う。こんだけ情報が、音が簡単に入手できる時代になると衝撃を受けても多分そのままネットでどんなバンドか調べたり音をDLしたり人の評判聞いたりってのが出来ちゃうしね。新作なら皆スタート一緒だけど旧作なん...
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Kiss - Asylum
今ではアメリカを代表するロックエンターティナーとして不動の地位をモノにした人間国宝ともなったキッスだが、それもまた文化でして、あんな化け物メイクをしたままのバンドが国宝扱いされるってのも面白い。キッスがメイクを落とした時代は40年くらいの歴史の中で十数年程度、今じゃそれも大したことないよって言えるくらいのものだろうが、メイクを落とすってのはもうそれだけで話題になることで、音なんてのはどうでも良くっ...
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Night Ranger - Dawn Patrol
80年代の煌びやかなギターヒーローはたくさんいたよなぁ~という気がしたけど時代を超えて数えてみるとそれほど多くはなかったのか…と。いや、記憶に残っているのを数えてみると、って意味で。何となく懐かしさと、実際どんなんだっけ?ってのを併せて聴き直しているとそんなもんだっけ?みたいな。いや、テクじゃなくってバンドの数。多分ほとんど忘れ去っているというか、当時は一気に広い海が見えてしまったので掴み切れなか...
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Ratt - Invasion of Your Privacy
派手だけどその派手さってのは元祖があって…、例えばアリス・クーパーだったりニューヨーク・ドールズだったり、はたまたキッスだったりエアロスミスだったりってのもある。アメリカのロックシーンってのは割とそういうのもあったしね。チューブスなんかはちょっと違うだろうけど、この辺のバンドってのは今でも親しまれているビッグネームだし、また今でも同じように活動しているってのもあって代々受け継がれているのもおかし...
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Twisted Sister - Under The Blade
個性的なインパクトを放つバンドでないとアメリカでの音楽シーンは生き残れないと悟った人物も何人かいて、80年代初頭にその戦略で世に出てきたのがW.A.S.PとTwisted Sisterだ。どちらも強烈なインパクトを放っていて一度見たら忘れられないくらいのエグさがある。そして双方とも実はかなりキャリアを積んでからのデビューで派手に扱われたということで、実は結構な苦労人だったということ。ポッと出てきて売れたのではなくって...
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Quiet Riot - Condition Critical
AC/DCに似たような声質とごり押しでヘヴィメタルしていたバンド、そしてヘヴィメタルバンドとして初めて全米チャートに食い込んだバンドとして名高いクワイエット・ライオット。最初期はあのランディ・ローズが在籍していてアルバムも二枚出しているけど、そっちはまだ聴いてないのでとりあえず時代的にもこっちで良いかなと。最も売れたアルバム「メタル・ヘルス」は既に以前書いてた。 1984年リリースのQuiet Riot全盛期の作...
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AC/DC - Flick of The Switch
AC/DCってのは本当に独自のバンドだ。ヘヴィメタルという枠では収まりきらないだろうし、R&Rと言うにはハード過ぎる。しかしこのドライブした感覚は世界中で数多くのファンを獲得したもので、それをハードロックと呼ぶ輩はあまりいない。やっぱりどこまで行ってもAC/DCだね、ってことになる。そんな独特のサウンドを貫いて市場で認められてきたのが70年代後半からって感じでアルバム「Back in Black」「For Those About to Rock ...
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Judas Priest - British Steel
英国の重鎮ヘヴィメタルバンドとして真っ先に名が挙がるのがアイアン・メイデンとジューダス・プリースト。子供の頃はどちらもヘヴィ過ぎて着いていけなかったっていうのがあって、リアルタイムでは意識的に聴いていなかったのだが、今思うとちょっと勿体なかった…。もっとも雑誌やら何やらで目にしてはいたのでそのルックスは強烈だったんだが。それとここまでヘヴィな音を好んでいた友人ってのも周りにはいなかったしなぁ…。聴...
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Iron Maiden - Piece of Mind
バレンタイン・ディってのも今や季節商戦のひとつにしか見えなくなってきつつあって、それこそが大人になってしまった物の見方なのかもしれないが、世の中の不景気を吹き飛ばすかのような商戦ラッシュは自分が巻き込まれることがないとわかっているが故に見ていて面白いと言えば面白いが、まぁ、どうでもいいか(笑)。今年も特筆すべきコトはないワケで…。そんな時に何を出すかな、とちょっと考えたもののここまでの流れとこれ...
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Def Leppard - Pyromania
80年初頭まではNWOBHMの流れもあってやっぱりハードロックやヘヴィメタルと呼ばれるジャンルは間違いなく英国が牽引していたし、出てくるバンドも多かった。その辺から影響を受けているアメリカのバンドも多かったし、やっぱりロックは英国だ、という感じは歴史が証明している。それでも英国のバンドはアメリカを制覇したくてしょうがなかった。やっぱり夢だったんだろうからアメリカ向けのサウンドってのものを打ち出すバンドも...
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Whitesnake - Slide It In
「スーパーロック'84」は主要都市の野球場で開催されたみたいだけど、トリについてはMSGとホワイトスネイクで交互に入れ替えたりしていたようだ。確かにどっちもヘッドライナーとしての貫禄を持ち合わせたバンドだもんなぁ…。子供心にMSGがトリだろ、っと思ってたけど今考えればホワイトスネイクがトリだよな…(笑)。それと面白いのがネット時代になった今、このスーパーロック'84について色々調べてみるといっぱい出てくるんだ...
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Michael Schenker Group - Built To Destroy
さて、「スーパーロック'84」の参加バンド中最も悲惨だったかもしれないのは実はマイケル・シェンカー・グループではなかろうか…っつうか、そうだ(笑)。オファーがあった頃にはアルバム「限りなき戦い」をレコーディングもしくはリリースが決定していた段階だろうし、全く絶頂期でもあっただろうから全く問題なかったハズなのだが、日本に来る頃には恒例のゲイリー・バーデンが抜けてしまった後のどうしようもなくバンドとして...
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Scorpions - Love At First Sting
ある日新聞の下の方3分の1くらいを使って「スーパーロック'84イン・ジャパン」と各来日バンドの名前が書かれている宣伝を見て当時切り抜いてどうしたものかと思案していたことを思い出した。結局チケット代の高さにおののいて諦めたのだが、バンド名だけは知っていて音ももちろん全部聴いたことはなかったけど興味津々だったし、ひとつづつ…なんて思っていた頃だ。ライブを見ていたらきっともっと筋金入りのヘヴィメタラーだった...
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Bon Jovi - 7800 Fahrenheit
「スーパーロック'84」の企画って今考えると結構とんでもないものだったんだなぁと。あの時代にしてMSG、ホワイトスネイク、スコーピオンズ、ボン・ジョヴィ、アンヴィルを一気に集めて主要都市の野球場で今で言うフェスティバル形式にして共演させたんだもんな。その後何年もそういうフェスティバルが出なかったことを考えるとやっぱりかなり大変なことしたんだろうと。赤字だったのかな?確かチケット6,500円くらいしたような...
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Anvil - Metal On Metal
ここ最近「This Is Thirteen~夢を諦め切れない男たち~」の映画化の話題で持ちきりとなったアンヴィルだが、もともと知名度がなきゃ映画化される事はなかっただろうし、そもそも映画化してもアメリカなりカナダなりでそれなりに人気が出なきゃ日本に入ってくる事もなかっただろう。それでもしっかりと字幕付きのロードショー公開、DVD発売だけでなくて劇場公開というレベルに辿り着いたってのは相当に感動する映画だろうと思う。...
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Them Crooked Vultures - Them Crooked Vultures
古くからスーパーバンドってのは言われることが多いのだが、概ね一発で終わると言うパターンが多くて、まぁ、それでも活性化されるってことで良いかってのはあるんだけど、そういうイメージなんだよね。バッド・カンパニーくらいか?そのまま生き続けたのは。まぁアメリカだとジャーニーとかもそうかもしれないけど、ちょっと畑違いから来たスーパーバンドってのもあるし、なかなかないんだよね。やっぱ初期衝動の勢いって部分が...
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Chickenfoot - Chikenfoot
エドワード・ヴァン・ヘイレンという稀代の天才ギタリストが登場してから早30年以上が経過、本家本元のVan Halenはデイヴ・リー・ロスを再度迎えてエディの息子をベースに仕立てて数年前にツアーをして好評を博していた。第一線のバンドをキープしていこうという表れには思えないノスタルジックなバンド活動と息子の晴れ姿みたいなもんかなぁ~と言うのもあるが、どうなんだろうね。デイヴの歌ではもう難しいだろうからエディも...
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Van Halen - Diver Down
ギターヒーローの時代…、やっぱ70年代から80年代にかけてしかいなかったけど、それこそがロックアイコンだった。今の時代ってほとんどギターヒーローなんて死語だもんね。だからロックがつまらなくなってきたんじゃないか?ちょっと前にハマってたゴシックメタルにしてもやっぱりお嬢様ってのにスポットが当たるからギタリストとしては日陰者だしさ…。時代を無理矢理変えることもないんだろうけど、またそういう時代が来るのかね...
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Alcatrazz - Live '83
なるほど、こうしてLAメタル陣の交流劇を紐解いて行くとどうも英国の王道まで全部繋がってくるような感じでして…、まぁ、音の源流があるということは人の交流も発生しているのは当たり前ではあるが。はて、そこで名前の出てきたイングヴェイ・マルムスティーンと言う天才ギタリストがアメリカに出てきてちょっと下積み経験をしていたLAメタルシーンだったが、そこにはロニー・ジェイムズ・ディオやUFOのフィル・モグなんてのも一...
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The Steeler - The Steeler
LAメタルってのはシーンを代表するメタルのひとつのジャンルという意味で使われるようでして、まぁ、そりゃ皆が皆LA出身のバンドってワケじゃないわな。これもまたちゃんと調べたこともなかったので何となくのバンドしか知らなかったんだが、このSteelerまでもがLAメタル勢のバンドってのは知らなかった。その筋ではかなり鳴らした存在だったらしいが、それもまた皆ギタリストを見に来ていたからだろうという話…。 1983年リリ...
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W.A.S.P - The Last Command
はて、これまでLA…と言うかアメリカのメタルシーンについてはもちろん聴いてはいたけど、人脈やファミリートゥリーなんてのは全く気にした事がなく、一過性のものとして捉えていた。当たり前だがそれはもう人脈がアチコチに繋がっている世界だったんだな、と。当たり前と言えば当たり前で、それが故に皆LA周辺に集まってきていたバンド連中なんだからさ。そんなことで、キワモノ扱いされていただけでは評価が勿体なかったW.A.S.P...
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Motley Crue - Theatre of Pain
LAメタルブームに慌てて便乗することとしたモトリー・クルーという言い方はほとんどないし、実際どうだったのかは知らないが、後から色々とシーンを見ていると何となくそんな感じがするんだよ。ファースト「華麗なる激情」やセカンド「シャウト・アット・ザ・デヴィル」では思い切り革ジャンにレザーパンツで鋲付きのSMチックなジューダス・プリ-ストを模倣するかのようにヘヴィメタルという世界に身を投じたようだったが、シー...
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