Archive2009年12月 1/2
2009年末御挨拶
2009年も早いモノでもう少しで終わりを迎えます。当然ながら2010年にも引き継いでいく「ロック好きの行き着く先は…」ブログですが、ここの所はかなりマニアックに偏ったものを取り上げていたので来年はまた多岐に渡ったロック中心に展開したいと思います。 取り急ぎ本年はありがとうございました。来年もまた心機一転ガンガンと展開していきますのでご愛読下さい。 良いお年を♪ ...
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Rod Stewart - Soulbook
大晦日となれば恐らく多くの人はネットには目もくれず、テレビを見ているか出掛けているか飲みに行っているか家族団らんしているか…みたいなトコロだろう。旅に出ている人も多いだろうし、ゆっくりとしていることだろう。また逆に今が稼ぎ時っていうことで働いている人も多いかもしれない。何はともあれ2009年が終わりを迎えようとしている。はて、今年は「ロック好きの行き着く先は…」的にどうだったかな。英国三昧ってのはあっ...
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Blondie - Parallel Lines
女性ボーカルによるパンク上がりのバンドってことでもう一つ挙げておくならば超有名なブロンディーかね。デボラ・ハリーですよ。ん?ちょっと前に来日公演を行ったとか?情報収集してないけど、それほど著しく容姿は変わっていなかったとか?いやホントか?見たくないから見ないのだが(笑)。 恋の平行線 はて、ブロンディの印象って全然パンクじゃなくって単にテクノ調なポップスな印象でロックという感覚すらない音だったと...
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The Pretenders - The Pretenders
年の瀬も押し迫ってきた今日この頃、ロック好きの行き着く先は…ブログでは相変わらずロックな毎日を過ごすことになるんだが、毎年年の瀬ってのはアクセス数がグッと下がる傾向にある。まぁ、年末なので皆様色々とすることもあるだろうし、ネットなんか見てられないっていう状況になるのだろう。全くそういうのとは無縁なこのブログサイト…、いいのか(笑)?それでもやっぱり年始は盛り上げていかないといかんかな、と言うことで...
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Steve Jones - Mercy
そろそろ年末の仕事納めという人も多いだろうし、まだまだこれから仕事だ~って人もいるのだろう。今年は一体どんな年だったかなぁ…とふと考えると、まぁ、無茶苦茶は悪くないか、と。良くはないけどさ。それはもう毎年だから、今年はまだマシだったかな…と思うようにしている。そういうことに思い耽るようになると年の瀬を感じるのだな。うん…いろいろ考えることがあるわ…。そんな雰囲気にピッタリのサウンドをも醸し出していた...
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Andy Taylor - Thunder
デュラン・デュランから一足早く離脱し、己のロック魂そのままに歩みを進めたのがギタリストのアンディ・テイラー。デュラン・デュランが一端活動を止めて各人の活動に専念した際にアーケイディアとパワー・ステーションに分割されたことは以前にも書いたし、割と知られたことだろうけど、そこでアンディ・テイラーはしっかりと自分のハードロック好きを認識してしまったのだな。そんで、そもそもデュラン・デュランのツアー時の...
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Duran Duran - Thank You
80年代の栄華の象徴とも言えたエイティースポップス、またの名を第二次ブリティッシュインヴェイジョン…ってのは後に付けられたシーンへの振り返りとも言えるんだが、MTVがどんどん世に出てきて同時にPVでアーティスト色を象徴していた80年代…、今CDとか聴いてても面白いし、それこそあちこちで音楽はリバイバルしているし、バンドも復活しているようだ。中でも代表的だったデュラン・デュランは80年代中期までは栄華を誇ってい...
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Wham! - Last Christmas
クリスマス♪ 今年は珍しくベタにクリスマスソングって書いてみようかと(笑)。特に嬉しいことも楽しいこともロマンチックなことも何もないのだが、だからこそクリスマス♪って気分にしておきたいな、と。 1984年リリースの言わずと知れたワム!の「ラスト・クリスマス」。売れたねぇ…当時から。それから毎年クリスマスには流れているんだから凄い。既に25年間も流れ続けているという…、クリスマスソングの美味しさってそこな...
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Band Aid - Do They Know It's Christmas?
例年のことだがクリスマスイブでもある12月24日にこのブログでははどうしようかな、と思ってしまう…。まぁ、常に時勢の流れを気にせずに書いているので結局自分の流れをそのままにして書いていたんだけどさ、今のところ80年代キッチュなR&Rバンドの流れがあるので、う~ん…とちょっと考えてしまった。せっかくだし、クリスマス時期に書くのが一番適当かな~なんていう一大イベントのバンド・エイドってね。まぁ、ロックっつうよ...
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Chequered Past - Chequered Past
う~ん、ニッチなシンガーのくせにメジャー指向と言うのか、なかなか立ち位置の微妙な所に存在するマイケル・デ・バレス♪ 彼の活動経歴は実に頼もしい。元々シルバーヘッド好きなだけなので、そんなにマイケル・デ・バレスに固執することはなかったんだけどソロ作聴いてそういえば…と思い出したというか記憶の片隅から掘り起こしてきたと言うかネットであれこれ見てたらこれもあったっけ…と今更ながら驚いたバンドです。 Chequ...
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Michael Des Barres - It's Only Human

英国の深い森とはしっとりと湿ったサウンドや空気の印象があって実に霧に埋もれたシーンのイメージなんだけど、そこから大きく脱出していく英国ロッカー達も数多く存在していて、まぁ、有名なのは例えばフィル・コリンズとかさ(笑)。ところが、そんなにメジャーにはならなくてもアメリカに進出して感化されて…でも英国人っていう人もいて、出元から追いかけていると「え?」ってな感じになってしまってビックリなんだが…。 ご...
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Detective - It Takes One To Know One
自分で持っているのにしっかりと聴けていないモノをこうした機会に聴き直すという意味で自分的には非常に意義のあるブログサイトとして成長した「ロック好きの行き着く先は…」ですが(笑)、本日もまた改めて感動した次第のアルバムがこいつ。 Detectiveのセカンドアルバム「イット・テイクス・ワン・トゥ・ノウ・ワン(衝撃の共同体)」。1978年リリースなので最早70年代英国ロックのマジックは働いていない時期なのだが、どう...
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Gary Holton And Casino Steel - Gary Holton And Casino Steel

もしかしたらホントのB級バンドってのはこのCD衰退のご時世に於いてもなおCD化されることのないバンドのことを云うのかも知れない…などと本気で思ってしまった今日この頃。何故にそんなことを思ったかと言うとですね…、いや、英国のどんなにマイナーなバンドでも今じゃ紙ジャケとかSHM-CDとかCDになったことがある、とかじゃないですか。それなのにもっとメジャーだったにもかかわらず全くCD化されたことのないバンドって一体ど...
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Heavy Metal Kids - Heavy Metal Kids
ここのところ割とハマっていた英国B級路線ってのはさ、何となくプログレともハードロックともつかないと言うか、ブルースロック上がりってのもサイケデリックってのもポップってのもあったりして、それこそ英国の楽しみって感じだったんだけど、セールス的にもほとんどが目立つことなく、そしてまた知名度でもほとんど語られることのなかったバンドが多くて…、それでもB級だっていう言い方なんだけど、表のロックの世界から見たB...
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Mott The Hoople - Brain Capers
時を同じくして英国ロック史に今では割と名を轟かせているが、この頃はと言えば全然パっとはしなくてどうしたモノかと思い悩んでいたバンドでもあるモット・ザ・フープル。もしデヴィッド・ボウイとの出会いがなければ恐らくこのままB級だけど結構センスの良いバンドとして祭り上げられていたに違いないと予想できるんだけど、歴史と運命はそれを許さなかった…。そんな幸運なバンドとして今では語られるが、先日英国で再結成ライ...
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Bell+Arc - Bell+Arc
マイナーなバンドの世界はその世界で融合とか解体とかが繰り返されていて、先日書いたTear GasとAlex Harveyとの合体なんてのはザラにあって、奥深い世界では皆兄弟というような英国ロックシーン。今回もちょっと前にようやく聴いた音で、なかなか期待を裏切ることなくスカッと聴かせてくれたので大満足な一枚です。 1971年リリースの「Bell + Arc」です。うん、Graham Bellというジョー・コッカーばりのボーカリストとArcとい...
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Steel Mill - Green Eyed God
割と事ある毎にドイツ人と日本人の感性が似ているんじゃないかと思うことがある。まぁ、職人気質な所とかもそうだけど、音楽的な好みというのもそんな傾向があったりするような感じでさ。もちろん全部じゃないけど。そういえばビートルズだって若い頃はハンブルグで武者修行をしていたくらいだからドイツってのは何かと魅惑のある国なんだと勝手に思ってるんだけど…。ドイツを制するものは世界に進出できる、みたいなさ。Zeppeli...
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Strife - Rush
早いモノで既に12月の半ば…あと少しで今年が終わってしまうじゃないかと言うことに遅まきながら気付くのだが、何と今年は英国B級類を改めて聴き直して漁り続けて久々に英国漬けの日々を過ごしたのだった。それが多分半年くらい続いていたのでこのブログ記事もほとんどそんなので占められていたような気がする。まぁ、それはそれで良いんだけど、ここはホントは別に英国だけではなく自分で聴いた音をあれこれ書き連ねるってな所で...
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Deep Feeling - Deep Feeling
ハードロックバンドだとばかり思っていたのがその実多彩なアプローチを試みるバンドだったり、またその逆もあったりする70年代のロックだが、それと言うのも一つのバンドがひとつのカテゴリに属する音をやっていることはあまりなく、皆が皆多様なアプローチを試みているものだ。しかし、それでも傾向というのは出てくるので、それによってカテゴライズされることが多いんだな。でも、やっぱり自分の印象と異なるカテゴライズって...
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Daemon - The Entrance To Hell
ジェフ・ベックと組んでいたコージー・パウエルですら自分のバンドで活動しようと思った時には先日のBedlamのようなサウンドが自然に出てきてしまうワケで、如何に英国のロック好きの連中が自然にロックを奏でるとこうなるか、というのが多分指向性はあるが、英国ハードロックの姿なんだろうと思う。自然にああなる、っていうのがね。それを好んで受け入れる人達が多いってのは感性の話だから不思議なんだけど(笑)…。さて、そ...
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Bedlam - Bedlam
ちょっとハードな音世界に行き着いたので、またまた英国のハードロックを語ってみよう~。大丈夫です、皆が知ってるコージー・パウエルが在籍…というか組んだリーダーバンドでもあったBedlamです。このベドラム以前のコージー・パウエルはもちろんジェフ・ベック・グループに参加していて、それが解散してから組んだバンドがBelamなのですな。まぁ、その筋を追いかけていた人には知られているだろうしネットで調べても結構引っ掛...
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Marsupilami - Arena
ちょっと勢い余って聴いてみたアルバムがあったので今回はそいつを。もちろん英国ロックの世界なのですけどね…、いやぁ、VDGGやRaw Materialを書いている時に進めばよかったのに失念してましたので、唐突にここで登場させてしまってます(笑)。こういう音って好きなんだよ、本質的に、っていうバンドの作品で、この辺わかってる人は好みの傾向を理解してくれることでしょう…、うん、やっぱハードなのが面白いんですよ、音の世界...
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Shaftsbury - The Lull Before The Storm

毎度のことだが何故ここに転がっているのだろう?と思うアルバムに出会うことが家の中で起こる。はて?と調べてみてわかるものなら良いんだけど、ほとんど情報が出てこないような作品っつうのは困る。聴いてみて音を楽しむだけなら良いんだけど、どういういきさつのバンドで、誰かのどこかに関係があるのだろうか?とかちょっと深堀して確認しようと思ってもわからない事もあって…。音だけで良いんだけどね、ホントは。何故かあ...
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Gryphon - Red Queen to Gryphon Three
静かめのサウンドで…なんてライブラリをずらりと見ているとふと、「これでいいや」というジャケットに目が留まった(笑)。最近更新されていないブログの主さんがプログレはここから入った、というこれもまた実に珍しい人だとは思うのだが、グリフォンです。過去にも何枚か取り上げているので今回は1974年にリリースされた三枚目「Red Queen to Gryphon Three」です。多分グリフォンの歴史の中では最高傑作に挙げられる一枚だろ...
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Fantasy - Paint A Picture
昔アナログを漁っていた時にどうしても手に入れたかった一枚をタイミングも良いのでここで…。何とかアルバムガイドなんかで紹介されていて、その時にアルバムジャケットを見て、かなり欲しくなったので探したんだけどオリジナルなんてもちろん見ることなくてね。確かカウンターフィットではなくって何かの再発アナログ盤を買ったのかな。一応ダブルジャケットでさ。もうそれで良いや…って思ってたんだけどさ。 バンド名がこれま...
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Sally Oldfield - Water Bearer
ご存じMike Oldfieldのお姉様のSally Oldfield。19歳の時にサリアンジーでデビューしていたワケだからそこから1978年に最初のソロアルバムをリリースするまでの10年程度の期間が空いていたのだが、何が彼女をそうさせたのか無事に…と言うか、とんでもなく素晴らしいクォリティでのアルバムリリースに漕ぎ着けたところは凄い。その合間に有名なコーラスワークとしてSteve Hackettの「Voyage of the Acolyte」の最後にコーラス参加...
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Sallyangie - Children of the Sun
マイク・オールドフィールドってもちろんあの「チューブラー・ベルズ」でのヒット以降はメジャーなミュージシャンとして歩むのだが、それ以前からシーンには顔を出していた天才ミュージシャンでもあったんだよな。Kevin Ayersのバンドでのベーシスト参加は二作で終わってしまったけど、その前には実姉のサリー・オールドフィールドとのデュオ作品に参加していたことも有名な話…。 1968年にリリースされたサリアンジーの「Child...
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Kevin Ayers - Shooting At The Moon
勝手な解釈なんだけど、シド・バレットとケヴィン・エアーズってセンスが似てるというのか同じ香りがするというのか…、一方は向こうの世界に行ってしまったけど一方は脳天気に同じような世界を披露しているというのか…。まぁ、印象だけなのでどこがどうというモンじゃないんで、多分ファンからしたら一緒にしないでくれというのもあるのかもしれない…。 Shooting At The Moon そんなケヴィン・エアーズのソロセカンドアルバム「...
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Syd Barrett - The Madcap Laughs
「ロック史においては重要な存在だろうけど、俺たちにとっては厄介な存在だった」とはロジャー・ウォーターズの弁。言い得て妙であろうと思う。ここまで厄介な存在になってしまったシド・バレットという友人をどうしてよいのか非常に悩ましかったことだろう。残念ながら一昨年に60歳で逝去してしまったのだが、その時既に肉体と魂は切り離された存在だったことはシド・バレットという名前を知っている人にとっては久々に聞いた生...
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Blossom Toes - If Only for a Moment
60年代英国のサイケデリックポップバンドの中でアルバムを数枚もリリースしたバンドってのは70年代のバンドと同じようにやっぱりそんなに多くはないようだ。一枚のみで違うバンドに発展したりまた新たなバンドになったりというようなシーンで、だから故にサイケデリックならこのバンド、という代名詞的なバンドがないのもその象徴。その点ピンク・フロイドの執念は大したもので、最初期のシド・バレットの脱退劇からミュージシャ...
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