Archive2009年07月 1/2

Peter Gabriel - So

 バンドから離脱したボーカリストとバンドの関係という意味で最も上手く立ち回っているのは実はピーター・ガブリエルだったのではないだろうか?ジェネシスを脱退してからもそばしばジェネシスのライブにゲスト参加で遊び出演していたり、自分の作品のゲストにもジェネシスメンバーを呼び入れたりとかなり自由に関係を楽しんでいる風潮がある。これも多分ピーター・ガブリエルという人柄の成せる業なのだろう。ロジャー・ウォータ...

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Roger Waters - Radio K.A.O.S

 ピンク・フロイドとの確執が芽生えてきた時期のロジャー・ウォーターズの反撃作…と言っては語弊があるが、その意思は十分にあった作品がこの「Radio K.A.O.S」だ。前作「The Pros and Cons of Hitch Hiking」ではエリック・クラプトンをギターに配して話題をさらい、もちろん楽曲レベルも非常に高いコンセプトアルバムを展開していたが、なかなか売れ行きは苦戦したようだ。ツアーでもクラプトンを帯同したものの、空席の目立つ...

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Pink Floyd - A Momentary Lapse of Reason

 往年のプログレバンドの内、EL&Pは80年代まで体力が持たなかったっつうのはあるとして、その他は音楽性を大幅に変化させて頑張っていたりメンバーの融合を繰り返して生きていったりしていた中、大御所ピンク・フロイドは少々異なる歩みを見せたものだ。そもそも「ザ・ウォール」が1980年、「ファイナル・カット」が1983年のリリースなので、ロジャー・ウォーターズ健在期の独裁作品というのが華やかなる80年代とは異なり圧倒的な...

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King Crimson - Discipline

 80年代は魔法だ。1974年に活動を停止したキング・クリムゾンまでもが再度シーンに登場してきたのだ。この辺りはその時のファンの心情を考えるともの凄い期待度だったと思う。7年ぶりにフリップ率いるクリムゾンのニューアルバム!とか云われてただろうし、当然ファンもあの鉄壁のメンバーに替わる今回はどんなんだろう?って期待するし。どうやら得体の知れないアメリカ人二人とビル・ブラッフォードがドラムだっていう感覚じゃ...

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EL&P - Emerson Lake & Powell

 80年代までバンドが持たなかったEL&Pは70年代最期の作品「Love Beach」でバンドの醜態をさらけ出している…とは言い過ぎか(笑)。いや、驚きのジャケットに驚きの中身ってことで、今でもこの作品はなかったことになっているケースが多いのだが、「Love Beach」がリリースされたのが1978年。その後EL&P再結成の話題は特に持ち出されなかったようだが、キース・エマーソンは自身のソロ作をこなすにあたりいくつものデモテープを作...

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Genesis - Invisible Touch

 70年代にプログレで世界を制していたバンド群かこぞって活動停止となっていく中、幾多のトラブルをくぐり抜けて音楽性を変えていきつつ80年代に突入したバンドの中にジェネシスがある。フィル・コリンズのポップ指向という路線が功を奏した結果、とも云えるが。その張本人はソロ作で絶大な成功を収めてバンド名よりも有名になってしまったが、ソロ作で極めた超ポップ路線をジェネシスに持ち帰ったことでジェネシスもポップバンド...

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Yes - 90125

 エイジアの成功と共に80年代にヒットチャートを賑わしたプログレバンドと言えばもちろんイエスでしょう。ジェネシスから出てきたフィル・コリンズの勢いはこの後に続くこととなるんだが、イエスの驚異的なヒットには驚かされた人も多いはず。今となっては事情が色々あって、メンバーが云々、シネマというバンドからの発展で云々とか色々とネットで調べると出てくるからなるほど~、そういう舞台裏だったのかとわかることも多いが...

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Asia - Asia

 カネに釣られてポップ化しただろう、お前らっ!って言われたバンドも時が流れ、結局音楽そのものを評価されることとなり、当時の裏切り者呼ばわりの辛い思いってのも報われたのかもしれない。そういうバンドの代表でもあったエイジアやイエスやジェネシスってのは実力があったからこそ売れたかったんだろう。それでもロック的魂があったEL&Pなんてのは上手く転身しきれなかったしね。まぁ、そういうことで、まずは当時叩かれまく...

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Phil Collins - Best Of

 自分の才能を知っていたから売れたかった、認められたかったんだな、っていうのがよく分かる人もいる。フィル・コリンズってのは正にそういう人だ。多分性格的にはマジメで割と大人しい感じで本来は出しゃばらない人なんだと思う。顔にも出ているけど、人がよさそうだしね。そんな才能あるミュージシャンが最初にそのテクニックを披露したのがたまたまジェネシスというバンドのドラマーとしてだったワケだ。これもまた絶品モノの...

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Styx - Kilroy Was Here

 ロック黎明期から70年代までは模索と創造の時代というのもあって今でも伝説化されるバンドがある一方、実験的なバンドもあったり、一括りに出来ないバンドが多かった。もっとも実力があっても全然評価されなかったりするバンドもあったが80年代はそういったもの全てが整理されてショウとして、売れるものとしての音楽に注目された時代だったのだ。今思えば、ね(笑)。そんな中、70年代の大物達が魂を売ってポップチャートに顔を...

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Huey Lewis & The News - Sports

 今思うと80sってなんでこんなのが売れたの?ってのもいくつかあってさ…。特にルックス見てしまうと不思議~ってのが多かったんだよな。特にアメリカから出てきた連中はその傾向が顕著でして、アメリカって国はルックスを気にしないで音楽を聴く人種なんだろう、と決めてかかってたもん。まぁ、イギリスでもフィル・コリンズとか売れてたから不思議だったけど、結局音楽は音楽でしかないって話なら良いのだが、日本ではやっぱり売...

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Dexys Midnight Runners - Too Rye Ay

 80年代のバンドや売れた楽曲は知っているもののアルバムの内容までをアルバム単位でアーティストの何作目、というような感覚で聴いていたことはもちろんなくって、それ故にシングルだけが突出してたりするアルバムだと全く他の曲に興味が行かないってのが常でして。もちろんそこからアルバム単位、アーティスト単位と進むのもあるんだけど、大体がね…、それだけ、ってのが多かった。だから損してたってのも多いのかもしれん。 T...

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The Cars - Heartbeat City

 大ヒットを飛ばすとバンドの存続が難しくなるってのは売れたバンドならではの悩みなのだろうが、80sチャートを賑わせたバンドでもやはりその波には勝てなかったバンドも多い。多くはバンド内の不仲だったり、これで自分の好きな音楽ができる、と思う人がいたり、自分の才能を過信してしまうが故にソロに走る人もいるんだが…、結果はあまり芳しくないことが多い。なんでだろうね。そしてこのバンドも最近再結成はしたものの主要メ...

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Michael Jackson - King of Pop

 やっぱりここらで偉大なるポップスター?いつからポップスターになったんだろ?黒人でポップスターと呼ばれる人って他にはいないなんじゃないか?マライア・キャリーとか?まぁ、それも今じゃわからないので、多分通称としてはポップスターってのはいっぱいいたんだけど、音楽ジャンル的に語られる時ってのは大体R&Bとかの部類に分けられていた…。最近でもやっぱりHip Hopというジャンルが幅を利かせているのでどうしてもマイケ...

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Thompson Twins - Into The Gap

 80年代って意外と英国の女性によるポップバンドってのは多くはなかったのか?アメリカの方では何人か出てきたけど英国側だと割といないんだよな。第二次ブリティッシュ・インベイジョンだったのにな…。まぁ、思い出していないだけできっといっぱいいるのだろう(笑)。そんな中、ふと見渡して面白いバンド?を思い出して、久々に探し回ったが、見つけてしまえば安い代物です(笑)。そして中身は実に良質なポップスなので悪くな...

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Berlin - Count Three & Pray

 今度はバンド名にベルリンという地名を冠したロサンゼルス出身のバンドを…。あのお馴染みのベルリンです。映画「トップガン」のテーマで大ヒットを放った「 Take My Breath Away」を演奏していたバンド=テリというなかなか素敵な女性がフロントを取っていたバンドで、正直言って一発屋なんじゃないかと思っていたんだけど…、っつうか当時はそれ以外に興味は持たなかったな。 Greatest Hits 1986年リリースのアルバムとしては...

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Nena - First America

 個人的に非常に思い入れのある80sと言えばやっぱりネーナ♪なんといってもネーナ♪うん、そういうモンなんです(笑)。そういえばこのブログでは近年リリースされた「Willst du mit Mir Gehn」や「Cover Me」は書いたことあるけど80年代のは書いたことないな…。やっぱロック好きってことに拘ったからかな(笑)。そんなことでこの流れなのでファーストアルバム…とかいうのが書けないのがネック(汗)。 Nena Feat. Nena99 Luftball...

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Cyndi Lauper - True Colors

 当時マドンナと共にガールズポップの旗手となっていたシンディ・ローパー、ファーストアルバム「シーズ・ソー・アンユージュアル」は破竹の勢いの大ヒットを記録し、且つ名曲「Time After Time」を収録していて、更にマイルス・デイビスがカバーしたことで単なるポップスのフィールドから大きくかけ離れた評価を受けることとなったのも彼女のユニークなところ。ハチャメチャな言動行動、ファッションリーダーでもあり歌わせれば...

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Madonna - True Blue

 21世紀のアメリカのアイドルとして騒がれたブリトニー・スピアーズは案の定スキャンダルと常軌を逸した生活に翻弄されて一気に失墜。もっとも復活してはいるが、さすがに這い上がるのも大変そう。その後のアイドルじゃないけど、アヴリル・ラヴィーンも結婚して幸せそうな日々ってことでシーンからは遠ざかっている、のかな。その前になってくるとノーダウトのグウェン・ステファニー。今はライブツアーを開始してそろそろシーン...

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Lady Ga Ga - The Fame

 アメリカってのは何年かに一回スーパーアイドルみたいなのが出てくるんだな…と。先日来かなり話題になっていたのがレディーガガですね。最初に名前を聞いた時にはこれもまた「はぁ?」って感じでしかなかったんだけどさ。いや、もちろんクイーンの「Radio Ga Ga」なワケでしょ?本人は好きらしいが…、しかしまだ23歳ってことだから生まれが1986年なワケで…。どんなもんなんだろ?っていう興味から聴いてみたんだけどね。 The Fa...

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Perfume - ⊿ (Triangle)

 う~む、何故にここまでハマる世代が広いのか実に不思議不思議なパフューム♪ 自分的には彼女たちの誰かを気に入っているとかではなく…、そもそもほとんど顔を見たことがないので好みとか以前の問題でして…、はい、名前も記憶してません(笑)。故に単純に音として気に入っているワケで、元来の音楽の聴き方をしているだけなんです。だからゴシップネタも大して興味も持たず、だからどうした?ってくらいにしか思ってないんだけ...

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椎名 林檎 - 三文オペラ

 突然の新作、椎名林檎名義でリリースされた「三文ゴシップ」と題されたアルバム…、いやぁ~、やっぱり何故か椎名林檎名義だと気になるのだな。東京事変の時は全然気にならなくてほとんど忘れてさえいたんだけど、なんでだろうね、このギャップは。何か変わったことをしでかしてくれるんじゃないかというのが椎名林檎名義なのかもしれない。バンドにんっちゃうと制限されることも多いしねぇ。多分そんなのが彼女の自由度を奪って...

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The Pogues - Hell's Ditch

 元来面倒見の良いジョー・ストラマーがアイルランドのトラッドパンクバンド、ポーグスの手伝いを始めたってのも何となく分かる気がする。それまでジョー・ストラマーがポーグスってバンドをどれだけ知ってたかってのはちと疑問だけど、聴けばまぁわかるだろうな…。そんなジョー・ストラマーがプロデュース業という珍しい職種に挑戦したのがポーグスの5枚目のアルバム「Hell's Ditch」でのことでした…。 Hell's Ditch 1990年リ...

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Joe Strummer & The Mescaleros - Streetcore

 ダブ・レゲエを白人のサウンドに持ち込んだのは紛れもなくザ・クラッシュだ。そのスピリッツはパンクが提唱しているモノと同じようなものだったことと、ベースを始めたばかりのポール・シムノンがレゲエ・ダブ好きだったのもあって、メンバー全員が感化されたというのも面白い。ジョー・ストラマーもポールの影響で聴くようになったらしいので、これだけ広げた功労者は実はポール・シムノンなんだけどさ、まぁ、ジョー・ストラマ...

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Black Uhuru - Chill Out

 その昔、女の子のところに遊びに行くと色々なレコードが20枚くらい置いてあって、ふ~んなんて思いながら眺めている中にヘンなのが何枚かあって気になって聴いてみました…ってことがあったんだが、その時にブラック・ウフルっていう名前に出会った。もちろんその時は全然よく理解しなかったんだけど、まぁ、ホラ、遊びに行ったところで興味ねぇ~とか言ってもしょうがないから流してたワケだが(笑)。ヘンなレコードいっぱいあ...

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Aswad - A New Chapter of Dub

 気怠い夏にはレゲエ・ダブ!って言ってはみたものの、それほど幅広く色々なアーティストを知っているものでもなくってちょこちょこと調べたりして聴いてみたり…。だって、そんなに追求してもどれも似たようなモンだろうし、ってのもあってさ。曲の違いもわかるもんじゃないし(笑)。そんないい加減なヤツがアルバムについて何か書けるかっつうと…難しいわな…。 A New Chapter of Dub Aswad 1981年発表のこれもまた名盤と言わ...

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Lee Scratch Perry - Super Ape

 レゲエの王がボブ・マーリーならば、ダブの王はやっぱりリー・ペリーでしょう、ってな感じで似て非なるジャマイカのトリップミュージック関連ではあったんだけど、なかなかその世界に手を伸ばすのも時間かかりました。元々クラッシュが好きだからレゲエやダブへの接近っつうかどんなもんだろう?っていう興味はあったけど、なかなか具体的に探すまでは行かなかったもん。クラッシュの「サンディニスタ!」をどう聴くかってなとこ...

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Bob Marley - Catch a Fire

 昔からロック好きでロックのフィールドにこだわってロックを聴いていたし、まぁ、それでもポップスとかは耳に入ってくるから当然知ることとなるんだけど、そうしているウチにいつの間にかアチコチで名前を聞くことになって伝説的な英雄として知られるシンガーやミュージシャンってのがソウルやレゲエ界なんかでもいることに気付くのだ。それでもロックにこだわり続けたけど、まぁ、ロックのフィールドに十分絡んでくる人ってのは...

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Jimmy Cliff - The Harder They Come

 レゲエミュージックが心地良くなりそうな季節がやってきた。レゲエとダブならば圧倒的にダブを選ぶんだけど、まぁ、この際どちらでも良いか…ってなことで、古くから名盤、名映画としてタイトルだけはず~っと聞いたことのあった「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」。まだ映画は見たことないんだけど、音は何度か聴いたので、季節柄もあるし、流れもあって、ちょっとここで上げてみようかと。 The Harder They Come Keith Richards an...

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Steel Pulse - Handsworth Revolution

 これだけブログでロックを中心とした音楽記事を書いていながら、自分でも予想しなかったような方向の音楽を聴くことになるのもよくあって…、ちょっとこのヘンのワイト島フェスティバル2007関係からフォーク的なものへ~なんて漠然と思ってたんだけど、なぜかダブ系のものを聴いたらそっちに進みたくなってしまって(笑)。まぁ、暑くなりつつあるってのもあるんだけどさ、この時期でダブ・レゲエに入っちゃったら思い切り暑い真...

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