Archive2009年02月 1/1
Rhapsody - Symphony Of Enchanted Lands Part2
音で表現するドラマ性、すなわちロックオペラと呼ばれたりシアトリカルなロックバンドと呼ばれたりするんだけど、そういう側面を強調して一大絵巻を繰り広げるというバンドもいくつか存在していて、それがまた大衆に受け入れられているというのも珍しいが、あるにはある。ザ・フーのロックオペラ「トミー」やプリティ・シングスの「S.F.ソロウ」あたりから始まり、それこそ名盤なんてのはいくつもある。フロイドの「The Wall」と...
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Sonata Arctica - Silence
前々から細分化されすぎたヘヴィメタというジャンルのそれぞれには手を出してみようかと思ってはいたんだけど、やっぱり何曲も連続で聴いていられないだろうってのもあって二の足を踏んでまして(笑)。特に滅茶苦茶速いのとか、疲れるし、と思ってたんだけどね、さすがにこんだけ新しいのに手を出して見ると今では割とすんなり聴けるようにはなってきたのだ。なのでちょっとアチコチに手を出して…なんて思ってるけど、いつまで...
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Heavenly - Sign of The Winner
進化するヘヴィメタルというジャンル…追いかけてみると色々あるよなぁ~と感嘆符です。今までは正統派の昔ながらのメタルか、まぁ、ゴシックメタルくらいだったけど、いつの間にかメロディックなのとかパワーメタルと言われるものとかクサメタルっつうのまで手を出していたらしい。そんなことで、それならばどんなもんかその差を聴いてみるか…と手を伸ばす。しかし、いいのか、これで?などと疑問を感じながら…。 2001年にリリ...
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U2 - No Line on the Horizon
先日U2の新作が発表前になんとオーストラリアのユニバーサルが誤ってMySpaceで全曲販売?公開?してしまった関係で一気に流出してしまったという事件が起きたらしい。オープンになっていたのは2時間程度とのことだけど、それでもその合間に誰かが見に行って誰かがしっかりとDLして誰かがしっかりネットでバラ捲くワケで…。その二日後にはMySpaceオフィシャルサイトで全曲限定公開したらしい。U2クラスになるとその辺のセキュリテ...
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Paradise Lost - In Requiem
耽美的且つゴシックに…って言うとやはり今となっては大御所となったバンド、パラダイス・ロストが浮かんでくる…。このバンドについてはね、やっぱりある意味自分的にも最後の砦的なトコロがあってさ、いや、やっぱり英国のバンドだからあれやこれやと色々な国の素晴らしさや特性を聴いていても、全然違うんだよね。迫力や重さ、荘厳さや音色、雰囲気や世界観などどれもこれも陳腐な点などひとつも見つからない緻密さももちろん、...
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Sundial - Transition
いつの間にか再びゴシックメタルの世界に入っているが、やっぱ興味深いジャンルなんです。浅いけど…。それでも耽美的な世界観っつうのは面白くて、表現方法が多様なんだなぁ~と。多分自己満足と自己陶酔とネクラが同居してるっつうか、そのままか…。基本ロック好きは明るくはないハズなので、ま、それもよし。アメリカン好きな人はそうでもないか…。う~ん、定義ってのは難しい。 さてと、ジャケットとゴシックメタルっつう文...
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Tears Of Magdalena - Myths and Legends
これから三月にかけては何故かゴシックメタル系のバンドの新作が続々とリリースされるようで、これもまた楽しみだが、果たして違いが分かるのか?自分。多分全部聴く気がしているけど、そろそろこの辺の世界もあれこれと語れるくらいに詳しくなってないとな…。音聴いてバンドの名前が分かんないのも問題でしょ。もっともそこまで個性的なバンドが少ないのもこのジャンルの哀しい性ではあるが。 2008年にこれもまたメタル王国フ...
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Northern Kings - Rethroned
聴きたい音楽が山のようにあって、それでいて時間はなかなかなくて、リリースされるCD群も山のようにあって、一体一枚のCDをどれだけじっくりと聞き込めるというものなのか、そういう買い方聴き方ってのも最近できてないかも。そういう作品も少ないのかもしれないけど、やっぱり頭の中で鳴り続けるくらいにロックってのは聴いていたいものなんだよね、ホントは。昔は買えるレコードも限られてたから何回も何回も聴いて、せっかく...
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Delain - Lucidity
ちょっと前に少しだけマジメに今の時代に於けるヘヴィメタルというカテゴリーを読んでみた。そんな時はWikipediaが一番まとまっていて簡単に分かる。あちこちのサイトでこの深く細分化してしまったジャンルを体系化していたりバンド名を記載してあったりするので分かりやすく、そして深かった…っつうか細かく分かれすぎ。まぁ、それで色々な呼び名をようやく整理できて、そういうカテゴライズなんだな…と。メロスピやらデス云々...
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Sirenia - The 13th Floor
どれだけの情報を網羅したら満足できる情報収集ができるのか…、いや~、それもまた無理な話なのでやはり興味本位的に漁っている程度でしか情報は収集できないし、やりすぎるとこれもまた困る。んなことで、新たなる世界の情報はまとめて…ってなことをやってると結構大変で、そこにまだ知らないアルバムも紹介されてくるもんだからまた広がってしまって…。とは言っても適度に聴いて楽しめる範囲を楽しむというところに留めておけ...
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Operatika - The Calling
新たなる領域への挑戦は常にジャケットのみに近い感じであれこれと聴いてみるのだが、まぁ、もちろんハズレもあれば当たりも出る。しかし北欧系のバンドはそれほどジャケットと中味の差がありすぎるっていうのは少なくて、割と音に忠実なジャケットだったりするので、アートワーク感がしっかりしているんだろうね。そういう意味ではヨーロッパってのはやはり芸術的で面白い。 そういう目線でこの「The Calling」のジャケットを...
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Memoira - Memoira
ちと春らしき予兆がする中、女性歌モノを聴いてしまって最近では何が出ているのだろう?なんて気にしたらオシマイ。アマゾンのオススメ辺りをタラタラと辿って片っ端からサンプル聴いたりDLしたりと見ていると新作はどんどん出ているし新人バンドも続々と出ているし、まだまだ売り手市場だろうか、それとも短命なのは分かっていて続々と出してくるのか、はたまた日本のアイドルと同じようなレベルでメタルバンドが出てくるのか…...
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Coronatus - Porta Obscura
アマゾンのオススメCDコーナーにはいつも惹かれてしまう。ああいうリンクを付けるのって結構大変だと思う。同じ傾向のモノを羅列していくってことだから、多分データベースでキーワード連携して探し出して表示するんだろうけど、そのDBってどうやってるんだろ?ユーザー傾向で勝手に構築されるんだろうか?それってあまりアテにならないだろうから、やっぱりある程度のDB作ってるんだろうな…。いやいや、そんな話はともかく、そ...
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Emilie Autumn - Enchant
女性バイオリニストでアヴァンギャルドな…ってことでリリ・ヘイデンもさることながら、更にゴスロリ風味とメランコリック風味をクラシカルな才能と合わせて売りネタにしてしまった天才バイオリニストのエミリー・オータム姫。相変わらず日本ではほぼ無名に近く全然売れる気配もないのですが、いやいや、凄いです、彼女は。 今回は2003年に録音されつつ2007年までメジャーリリースされなかったセカンドアルバム「Enchant」です...
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Lili Haydn - Lili
ピンク・フロイドの頭脳でもあるロジャー・ウォーターズはもう自身のソロツアーを成功させているし、大物の貫禄をたっぷり発揮して堂々たるライブを見せてくれるんだけど、その中でもこないだは美しい女性のバイオリニストがそのラインをエキゾチックになぞっているではないか。そこで、盛り上がるのはともかく、この人誰?ってのがきっかけ。なんてったってバックにP.P.アーノルドさえも入れてしまうロジャー・ウォーターズのこ...
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Roger Waters - Amused To Death
相変わらずジェフ・ベックの来日公演が盛んな今日この頃、全く見に行っていない自分ではあるけど気になってはいるんだよね。まぁ、来週にはどうするか決めておかなければ…。そしてベックのギタープレイが凄く驚異的にハマっているなぁ~と印象深かったアルバムを思い出したので書いておこう。 ロジャー・ウォーターズのまともなソロ作では三枚目となる1992年リリースの「死滅遊戯」。これもリリースされた時に真っ先に買いに行...
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Rod Stewart - An Old Raincoat Won't Ever Let You Down
ジェフ・ベックの人柄ってどんなんだろうね。昔はあまり人を受け付けない性格だったんじゃないかと…。それとあんまりロック的なバカ騒ぎとかを好んでする人とも思えないんだけど、実際の所はよく知らない。あまりそういう部分に言及したのも読んだことないし、まぁ、グループでの活躍じゃないからバンドの伝説ってのにもならないしさ。ヤクでどっぷりってのも聞かないし、結構クリーンなイメージあるんだよな。う~ん、やっぱベ...
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The Yardbirds - Having A Rave Up
ジェフ・ベック来日公演中で、既に衝撃的なライブを見た輩もも多いとは思うが、実際ナマで見たタルちゃんはどうだったんでしょ?もちろん問題なくプレイされていたとは思うけどさ。んで、ベックのソロナンバーってもなかなか制覇仕切れていないのもあるなぁ~と思いつつ、それでもやっぱりベックを祭り上げておきたいところなので(笑)、古くに遡って今とは別人のように普通にロックしていた頃、40年以上前のお話で…。 ヤード...
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Tal Wilkenfeld - Transformation
思い切り来日公演中のジェフ・ベックが話題となっている今日この頃ではあるが、やっぱり注目はジェフ・ベックのプレイもさることながら可愛らしいテクニシャンベーシストのタル・ウィルケンフェルド嬢のベースプレイ。ベックとの共演によるインタープレイやアドリブの強さなどは目を見張るものがあったので、是非生々しく体験して目撃したいものだが、その彼女が2005年に録音したファーストソロアルバムってのが最近日本盤でリリ...
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Doom - Incompetent...
日本のインディーズの黎明期から追いかけていたと言うかたまたま時代的に知っていたと言うか、まぁタイミング的にその辺がリアルで体験出来たので、割と名前を知っているバンドも多いインディーズのバンド。やっぱりキワモノが多くて、音的に一般には受け入れられないだろうと思われるもの、もしくはあまりにもグロかったりヤバかったりしてメジャーには出せないものが多かった。音はパンク系かアヴァンギャルド、ってのが相場だ...
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Dead Or Alive - Mad, Bad & Dangerous to Know
ジャケットの模倣は今に始まった事じゃないけど、なんか、こういう模倣ってあんまりなかったような気がして…。パロディとかパクリとかって結構ユーモアセンスがあればわかるんだけどさ、なんかここまでシリアスにパロディされると笑えるものって言うよりちょっと神々しい部分まであったりするのか…。果たしてどこまで本気なんだろ?ってのが微妙に疑問になるので何とも言えない所だが…。 デッド・オア・アライブの3枚目の作品...
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Depeche Mode - Violator
時代の波は過酷だ。英国のポストパンクやニューウェイヴを担う連中はそういう空気感を肌で感性で感じて颯爽と身を翻したものだ。そういった動物的本能で察知できないバンドは一瞬で消え去るか、伝説と化してその時代の寵児として残るか。しかし一方では本能的に感性で察知してしまうことで自身の音楽性を常に変化させていくという手法もあった。先日のダムドなんてのは実は趣味に進化したという面も大きいが、結構敏感に空気を察...
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The Damned - Phantasmagoria
数多くあるロックバンドの中でもここまで変化の激しいバンドというのはそうそうないんじゃないかと。変化するというにも程があるだろうし、ましては出始めがパンクなんていう世界だったりしたらそうそう変化もしないだろう、という感じもするのだが、見事に世界観を変えてバンドを存続させているところが凄い。解散再結成の繰り返しだとしても見事なもんだ。 いや~、ダムドって不思議。歌はデイヴ・ヴァニヤンのまま変わらな...
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Lacuna Coil - Visual Karma: Body Mind & Soul
そういえばここのところ2007年のラウドパークのライブをオフィシャル収録してリリースしたバンドが二つばかり出てきて、ちょっと気になったので…。イタリアのラクーナ・コイルとスウェーデンのアーク・エネミー。そんなに日本でのライブがよかったんだろうか?ラクーナ・コイルは初来日で、満足度が高かったってのはあるかもしれない。アーク・エネミーは何だろう?ファンの勢いが凄かったんだろうか?それとも良い映像が撮れた...
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Ayreon - Into The Castle
シアトリカルな楽曲をシンフォニックに展開する作品と云えば必ず挙げられるのがアイレオンだ。壮大さにかけても天下一品だし、何と言ってもそういったロックオペラを展開するためだけのプロジェクトなワケだから、その充実度は凄い。あらゆるシンガーに役割を振り当てて、ストーリーに従って歌わせてしまうのだから。コンセプトメーカーならば誰もが夢見る仕立てのこういった作品を着々と実現しているのが、それほど有名でもない...
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Angizia - Die Kemenatten Scharlachroter
いやぁ~、意外なモンに出会った時って面白い。想像していたのと全然違う音だったり映像だったりルックスだったりすると嬉しくなっちゃうもん。昔だったらアレコレと評判聞いたり探したり誰かに訊いたりしてレコードやCD買うまでに情報収集したけど、こういう時代になってからはネットでサンプル的に聴いて気に入ったらとにかくDLしてみる、もしくはそのままアマゾンクリック、っていう進み方でどんどんと手軽になっていく。その...
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Septic Flesh - A Fallen Temple
もう二月になってしまい、どんどんと月日の経つのが早く感じるようになってきた…。トシかもしれん(笑)。いやいや…。また忙しくなる時期になってきたけど一方ではまったく社会経済が潤っていないっていうのも問題ありき。まぁ、このブログ的にはそんなのあんまり関係なくて、触発される感覚と自分の理性をバランス良く保てるかどうかだけなので、適当に楽しんでもらって、且つ自分ではアレコレと感覚を磨いて完成を豊かにするの...
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Devil Doll - The Girl Who Was...Death
梅の花がちらつく季節になってきて、寒いけどどこか春がやって来てる~っていう時期です。この冬は結局凄く寒いというシーズンはあまり多くなかったような気が…。あまり外で遊び歩いていないから寒さを実感していなかっただけだろうか?いやいや…。なんか未来を信じられる季節の今時分ってのは良いね。春を見据えていられるし。こんな経済状況の中でそんな悠長なこと言ってられないんだろうけど、ま、リアルな世界を忘れて…(笑...
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