Archive2008年10月 1/2

The Suicide Twins - Silver Missiles & Nightingales

 徐々に秋色のサウンドに傾倒してきたぞ~とじぶんのと季節の関係を楽しみながら音楽に浸るという楽しさ♪ 熱いヘヴィメタルは秋には合わないので、ちょっとばかりアコースティックな志向もよろしいかな、と。とは言っても突然英国フォークの世界っつうのもなかなか馴染まないので、まずはロックなアコースティックアルバムから…。 1986年リリースの正に隠れた名盤に相応しいアルバム「Silver Missiles & Nightingales」。ハノイ...

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Fallen Angels - Fallen Angels

 早くも秋深まり10月も終わりになってしまった…。聴いている音楽はと言えばだんだんとハードで派手なものからちょっと大人しめのモノになりつつある今日この頃。とは言ってもまだまだロックンロールを聴いていたりはするんだけどさ(笑)。そんな気分なのでちょっとマニアックなものを聴いておこうかな、と。  1984年リリースのフォーリン・エンジェルス「Fallen Angels」という作品。まぁ、ハノイ・ロックスの面々が全員参加し...

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Michael Monroe - Not Fakin' It

 2001年に再結成して順調に活動、アルバムも三枚リリースして全盛時代よりも充実した活動と見せてくれていたハノイ・ロックスが年内で解散とのこと。11月は英国とフィンランドツアーをしてオシマイ。ただしその後来年の春頃に日本に上陸して解散コンサートをするらしい。ま、ハノイ・ロックスって日本での人気が結構高いので解散の挨拶ライブは行っておいても良いと思ったのかな。マイケル・モンローとアンディ・マッコイがまた音...

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The Clash - Live At Shea Stadium

 相も変わらず70年代のバンドの発掘作品やリマスター作品が市場を賑わせている。結局メディアを買って聴く、というスタイルに慣れきっている世代にしかCDってのは売れないのかもしれない。新しい世代ではもうダウンロードでファイルを落とす、という概念が優先で、FMラジオから録音する、というような概念はないと思うし、自分も実際にそういう概念から切り離されつつある。気になったらダウンロード、みたいな感じだしね。それで...

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Rammstein - Herzeleid

 インダストリアルメタルなどというジャンルもあるのか、と何となく日本語的に産業的とか工業的なという意味で、まぁ、無機質なというところなんだろう。言われてみればなるほどって感じはあるけど、もうねぇ、最近の細かいジャンル的な単語はよくわからん。今回紹介するラムシュタインというバンド、ちょっと前に久々にファーストアルバムもいいかもなぁと。このバンドは凄く進化していて、今や超重鎮扱いのバンドでもあるし、音...

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Kidneythieves - Trickster

 今頃になってインダストリアル系やゴシック系なんてのを聴いているもんだから今現在既に廃っているものなのか、まだ人気のあるモノなのかってのは全然わからなくてね、自分的にはどれもこれも新しい音なので全部新鮮なんだけど、リリース年を見ていると既に10年以上前のものとかあって…、いや、ちょっと時代に遅れているなぁと。なのでこの辺はもの凄くズレているような気がしています(笑)。  そんな中の一枚、1998年リリース...

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Velcra - Consequences of Disobedience

 聴けば聴くほどにロックという器の広さを実感する…、それはもうすべてのジャンルに当て嵌まる事だろうけど、ひとつ何かネタとなるサウンドがあるとそこから更に発展したり何かと組み合わせたりという試行錯誤というか何でもありっつう実験が若い世代によってどんどん試みられていくっていう構図。中にはパフュームでわかるように売り手が意図的に創り上げるサウンドってのもあるけど、それだってやっぱり若い才能が試しているこ...

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Sirenia - Nine Destinies and a Downfall

 最近のメタル系の世界はやたらと深い…っつうのも多分、最近ってのが全然最近じゃなくてここ10年くらいの間のことを言っているからだと思うので、やたらとメタル系が進化した時代だったのかもしれない。えらく細分化されているので言葉的にもよく分からないし、他のレビュー読んでても単語からしてよく分からん。メロスピとかシンフォ系とか言われてもさ、どういうのがメロディアスなスピードメタルでシンフォニックってどういう...

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In This Moment - Beautiful Tragedy

 In This Momentというバンドの2007年リリース作品「Beautiful Tragedy」。こちらもジャケットの印象でそのまま試してしまった一枚で、どんなバンドなのかもロクに調べもせずに聴き始めたのでちと驚いた。今度は女性歌モノ叫び声系ですが…。っつっても普通に歌う曲もあったりするので全編ではないけどやっぱりバンドがヘヴィーで重い音なのでどうしたって叫びたくなるわな。それでもキャッチーなメロディを歌うというある種近年に...

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Otep - The Ascension

 ここのところの女性歌モノ系で結構面白いと言うか、個性的なモノに巡り会えていたので欲を出してちょっと派手なものないかなとアマゾンで思うがままに進められるものをチョロチョロと手を出してみる…。ネットがこんだけ普及していてもなかなかそのバンドの実態とかわかんなかったりするんだよな。だから失敗することも大いにあるのだが…。 Otep(オーテップ)の三枚目「The Ascension」2007年リリース作品。いや…、ジャケットが...

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Jack Off Jill - Clear Hearts Grey Flowers

 新世代のロックをたまに耳にするとそのサウンドの斬新さにはいつも驚かされる。楽器に対する取り組みもメロディや音の組み立てに至るアプローチなども従来型ではあまり考えられなかった、というよりも全く考えられなかった展開や組み合わせが出てくる。テクニックがそれについていってないケースもあるけど、そこはテクノロジーでカバー、アーティスティックに創造する力の方が優先する。ルックスにしても当然市場戦略のひとつで...

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Collide - Chasing the Ghost

 エキセントリックでダークなアンビエントを持つサウンドって言うとどうしてもヨーロッパを嗜好してしまうんだけど、ここ何年かではアメリカも相当病んだ影響からかそういったサウンドを持つバンドも出てきていた。まぁ、NINとかマリマンとかはどこかショウ的でもある部分があるけど、そうだなぁ、確かに90年代に入ってからは退廃的なアメリカっつうのが流行したワケで、映画「セブン」や「羊たちの沈黙」っつうのに象徴されるサ...

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Mortal Love - Forever Will Be Gone

 昨年夏頃にゴシックメタルにハマった時に多種多様のバンドを聴きまくってて、色々探したり漁ったり試してみたりしてた。その時メモっていた中にあったけど聴くまでに至らなかった、いや、即座に手に入れられなかったという理由で後回しにしていたCDも多かったな。その中のひとつがこのモータル・ラブというバンドだった。結構気になっていたので見つからなくって残念~なんて思っていたけど、すっかり忘れてた。ま、そんなもんだ...

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Coronatus - Lux Noctis

 女性の歌モノに対する興味ってのは自分でも思うのだが尽きないのか、はたまた飽きないのか、飽きてもまた違うのを欲するのか、まぁ、適当な周期で新しい音を聴くっつうのもあって、ここのところはまた女性歌モノに走ってる。ゴシックメタルっつうジャンルに拘ろうとは思ったけど聴いてみるまではわかんないし、聴いてみたら一応メモっておく意味も含めてブログにアップしておく方が良いかなってことでまとめて聴いているので今度...

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Within Temptation - Black Symphony

 ロックバンドが生のオーケストラと共演するライブってのは古くから実践されていて、プロコル・ハルムやディープ・パープルってのからず~っとあるし、メタリカですらそんなのをやってたりするので別に珍しいものでもない。ただ、ヨーロッパのクラシカルなバンドがこういった試みを行うってのはなかなか興味深くて、例えばルネッサンスがオーケストラと共演したってのはやっぱそれなりに荘厳な雰囲気だし、クラシックに影響を受け...

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The Birthday Massacre - Walking with Strangers

 音楽の裾野はもの凄く広がっているなぁと実感する。今時のバンドって何でまたそんなに応用力というか発展性というか独自性を持ち合わせているのか…、別に今までなかったワケじゃないけど妙に新しく作り直されていて新鮮だったりする。もちろんそれがアルバム何枚も作って変化し続けるものなのか、留まり続けて売れるために音楽をやり続けるのはわからないけど、少なくとも発展性を持ったバンドは多い。  The Birthday Massacre...

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Katra - Beast Within

 新たなるサウンドに飛び込む時、もしくは何か気になる時ってのは大体ジャケットで選ぶ事が多い。もちろん今時なのでネットであれこれ誰かが書いた感想を読む事もあるけど、レビュー読んでから聴いてみようと云うのよりもジャケット見てどんなんだろ?って気になってレビューを読む事が多い。それで結局聴いてみないとってことでYouTube見れば良いのに何故かそこではあまりサンプル聴きしない自分。音悪いからかな。音悪いと良い...

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Emilie Autumn - Opheliac

 日本の文化ってのが近年では世界に進出していることが多くて、それは意図して流出しているものではなくって世界が勝手に注目することで流出していくことばかりだ。平たく言えばアニメやゲーム。完全に日本の文化が世界に流出して標準系を作っているようだし、また評価されまくっている。それとヘンな話だがビジュアル系のバンド。サウンドはともかくああいうイロモノ系ってのが世界には類を見ることがなくってアニメのコスプレな...

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Oasis - Dig Out Your Soul

 秋の快晴な天気でささやかな休日を満喫し、もちろんロック、と言うか音楽は身近にあるものなんだけど、さて何を…、と。ここの所懐かしいハードなサウンドを好んで聴いていたけど、さすがに三連休の三日目ともなるとようやくゆとりが出来てきてくつろいだ音楽に目を向けることになる。もちろん相変わらず多種多様の好みを縦横無尽に楽しむんだけど、そういえばオアシスの新作が出てたな、と。オアシスってやっぱ秋とか冬向けでし...

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Cheap Trick - Heaven Tonight

 ハードロックの形態にも色々あるよなぁと思わせるバンドはいくつもあったりして、昔はやっぱり滅茶苦茶男臭くてかっこ良くないとダメってのがあった。段々とコダワリが無くなってきて、何でもいいのか、と云うかそういうロックの表現方法もあるんだ、という感じに聴けるようになってきた。ま、歳のせいかもしれないが、いつまでもこだわってるとチャンスを無くしてしまうのでそういうのも良いかと。だからと言うワケじゃないが、...

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Thin Lizzy - Live And Dangerous

 ロックのライブ名盤を挙げる時に必ず入ってくるアルバムと云うのはもうほぼ固定されているんじゃないだろうか?多分誰でもが思い付くものが名盤として君臨している。ザ・フーの「Live at Leeds」やキッスの「Alive!」、UFOの「Strangers in the Night」やチープ・トリックの「At Budokan」など皆が皆、なるほど、と思うアルバムが多い。ただ、最近では発掘モノなども多くリリースされているのでそう云ったアイテムまで含めるとか...

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Rainbow - Long Live Rock'n Roll

 70年代後期には80年代に繋がっていくバンドがいくつか出てきていたし、英国ではレインボウが圧倒的に評判となっていたワケで、この風潮は日本にも影響を及ぼしていたこともまた有名。その影響下からジャパメタブームが発足したと言っても過言ではない。もっともNWOBHMブームの走りも見えていたという時代ではあったので世界的にハードでシャープなロックが注目されたというところか。  リッチー、ディオ、コージーの三人による...

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Van Halen - Van Halen II

 1970年代末、新世代のギターヒーローが彗星の如く現れることで直後のLAメタルブームやHR/HMブームによる高速ギタリストを量産することになったエディ・ヴァン・ヘイレン率いるヴァン・ヘイレン。今聴いてもちっとも古く感じさせない楽曲センスとギタープレイは時代を先取っていた証拠でもあるか。…などと宣ってみたが、何とはなしにヘヴィなモノを聴きたいという欲から、すっかりコイツを忘れていたとばかりに取り出して聴く。 ...

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Aerosmith - Night In The Rats

 70年代を制覇したバンドって多いが、どれもこれも今思えば短命だった。みんな5,6年くらいしか活動できてないのに伝説になっていたりする。今のバンドなんて10年以上やってても何となく新しいバンドって思っちゃうし、時間の流れの感覚の違いと文化創造の時代の違いかね。フー・ファイターズがもう15年選手になるくらいだろうけど、全然伝説化されるバンドって思わないでしょ?エアロスミスの70年代なんて6年くらいで終わってるけ...

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Avenged Sevenfold - Live In The LBC & Diamonds In The Rough

 どの時代でもバッドボーイロックと呼ばれるバンドってのは必ず存在していて、それがまたきちんと売れていたり支持されていたりするから面白い。ニューヨーク・ドールズあたりから始まるのかな。70年代には多かったけど80年代になって、そのものがシーンになってしまったLAメタル群、モトリー・クルーが代表か。で、ガンズやファスタープッシーキャットに流れて90年代はちと沈静化?ま、以降はあまり詳しくないが、今の時代では割...

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Velvet Revolver - Contraband

 ガンズ&ローゼズが一世を風靡したのももう20年前のお話になってしまって、それ以来アルバム数枚しか出さずに空中分解に近い状態で大物呼ばわりだけ伝説にされているというワケのわからないバンド。まぁ、あまり追求する気もないからいいけど、一作目のアルバム「Appetite for Destruction」は確かにかっこよかった。その主要人物であると思われたギターのスラッシュはガンズ崩壊後放浪のギタリストと成り下がり、バンドのギタリ...

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Hanoi Rocks - Bangkok Shocks, Saigon Shakes

 最近は飲酒運転の取締が厳しくなってきて随分とその率も減っているし社会認知もされているので環境変化というものを実感するが、ひょうんなことから飲酒運転の悲惨さを間近に感じたのがハノイ・ロックスのドラマー、ラズルの事故死。ハノイ・ロックスがアメリカ進出を狙いアルバム「トゥー・ステップス・フロム・ザ・ムーヴ」を制作し、ツアーを目論んでいたがその時にまだ駆け出しだったモトリー・クルーと意気投合し…、ま、そ...

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Motley Crue - Girls, Girls, Girls

 日本経済がバブリー期を迎えていた頃、もちろんそれが当たり前の世の中だったからバブルって事に気付かず、アメリカの音楽シーンもそのバブルに合わせて派手に煌びやかにゴージャスに見えたモノだ。冷静に考えれば別の国なんだから経済状況は異なるハズだけど、それが日本のバブル期と上手くシュリンクしたんだと思う。そしてバブル崩壊と共にアメリカの音楽シーンも派手さは一切無くなって退廃的なグランジがシーンを覆うことと...

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Kiss - Dressed To Kill

 ロックが市民権を得たのはエルビスの登場からってのはあるが、それでも以降完全に受け入れられているバンドってのは少ないような気がする。ロックの世界では黄金期と呼ばれる70年代に市民権を得たロックバンドが果たしてどれだけあったかと言うと結構疑問。ま、それが30年以上も経つと明らかに境界線が引かれてくるワケで、特に若い世代のロックファンにしてみると名前が残っているバンドから入るだろうし、名前の残っていないバ...

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Loudness - Thunder In The East

 う~む、ストレス溜まってるなぁ~ってのが自分でわかる(笑)。秋が強まってきて気分的には英国の森に進もうと思ってはいるものの、現実的になかなかその世界に浸れない。そしてひたすら聴いているのがヘヴィメタみたいなハードなのばかり。別にスカッとするワケでもないし、大音量で鳴らしていもいないので単に気分の問題だ。世の中めんどくせぇな~と思いつつ日々過ごしているからそうなるのかもしれん。だから割とあれこれ聴...

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