ってなことで発掘されたイリュージョンの三枚目の作品「Enchanted Caress」なんだけど、初っ端から美しい「Nights In Paris」で多分ほとんどの英国ロック好きはノックアウトされると思う。マギー・ライリーやサリー・オールドフィールドの世界とはまた異なる独特のジェーン・レルフの歌声と楽曲のポップさ、というか英国らしい雰囲気の中に響き渡る声が素晴らしいのだ。この雰囲気の良さはアルバム全編に渡って一貫していて、とても1979年の作品とは思えないくらい70年代初期の英国ロックの香りがプンプンする名作。うん、そもそもイリュージョンのアルバム全部がそんな感じなのでどれもこれも凄く好きなんだけど、ファースト「Out of the Mist」の美しさは有名なのでもちろん聴いてもらいたいけど、実はこの「Enchanted Caress」もかな〜り美しい。英国フォークプログレっつうかプログレって言葉はいらないんじゃないかなぁ。
イリュージョンっていうとジェーン・レルフのイメージなんだけど、結構ジム・マッカーティも歌っているんだよね。どちらもソフトな歌なので作品の質に影響はしないんだけど、いいなぁ、こういうの。さっきのイライラなんてすっかり忘れてしまって、作品にハマってる(笑)。全編一気に聴き通せる素晴らしさ。ちょっとユニークなのは「Slaughter on 10th Avenue」というインスト曲ではギターソロをフューチャーしていてかな〜り浮いている(笑)。でも悪くないね。
そして最後にはボーナストラックとしてキース・レルフが感電死する12日前にレコーディングしたという最後の楽曲「All The Fallin' Angels」が収録されていて、涙をそそる。自分の死とを知っていたワケじゃないだろうに、何故にこんなに悲しい歌を最後に録音していたのか…。素晴らしい。そういえば、この人の音楽的趣味ってのはホントに幅広かったというのか、運の良さでシーンに残っていたのか…、奇特な人です。
この発掘音源は、即買います。
持っていないので。
このジャケ写かっこいいねー!
もう最高!これだけで買っちゃってもいいね!
今だにあんまり知られていない英国の丸秘バンドの
イメージがあります。
ルネッサンスがどうしても陽だから・・・
アルバム立て続けで聴いているとこの三枚目のレベルの高さって実感できるんじゃないかなぁ。ジャケ写ね、昔出た時は周辺は紺色でシックだったんだけどね、今はこんな派手な色で、ちとセンスないが、写真は良いね。なかなか奥深くまで入りきらないバンドだけど、よろしいよぉ〜。