ユーロロックへの道標として挙げられる作品群の中には必ず入ってくる定番作品というものがいくつかある。自分的にもほとんどそこから素直に入っていて、なかなかわかりにくかったユーロロックの世界への扉を開けてくれたのは概ねそういう作品だ。普通のロックならばどこかで聴いてかっこよかったから、とかいうので探して聴けただろうがユーロロックともなるとやはりそうは行かないものだ(笑)。英国のプログレを漁っているとだんだんとそういうものに出逢うようになってくる。レコードの餌箱漁っているとプログレの次に必ずユーロロックというコーナーがあるのでついそのまま見てしまうのでジャケットだけは結構覚えていたりする。いまだにジャケットだけが鮮明で中味を聴いていないのもいっぱいあるもん。

スカッとハズしてフランスのプログレッシブバンド、アトールの超代表作で1975年リリースのセカンドアルバム「
組曲・夢魔」。まぁ、日本で売り出すときに使われた宣伝文句が「フランスのイエス」だったので、どうしてもそういう先入観があるんだけど、聴いてみるとあまりそんな風には感じなくって、もちろんイエスらしい緻密さはあったりするので全体感としてはあるけど、もっと柔らかいっつうか、ほわぁ〜っとしてる部分がある。音色の問題かもしれないしバイオリンのせいかもしれないけどね。あ、多分フランス語のせいだ(笑)。
何というんだろうね、こういう音世界は。メルヘンチックな空気に包まれた透明感溢れた音で、どの楽器も自分を主張し過ぎていないためにバンド全体の音として非常に聴きやすいソフトチックな空気が流れている。そしてテクニックは恐ろしく正確なのでその辺は安心なんだけど、だからこそ面白味という部分では難しいのかな。いやぁ、よく出来てる。冷淡なまでの音の洪水はシンプルなロックファンを寄せ付けない、知的なリスナーの琴線に触れるべく音作りが成されていて、サウンドコラージュも散りばめられた決して冒頭に書いたようなユーロロックの名盤として誰もが気軽に聴いて楽しい音、ではない(笑)。この世界にハマり込む人達には相当に絶賛されるアルバムというのは多分確かで、構築美が素晴らしい。アルバム全体を通して似たような曲調が並ぶという難点はあるものの、やっぱり安らぐ音世界だしね。
やっぱ難しいなぁ、こういうの書くのって。音のひとつひとつまで知り尽くしていないと書けないかも。趣味で言ってしまえば、あんまり聴く作品じゃないのも事実。途中で飽きちゃうんだよね。名盤に対して失礼ではあるんだけど、ちょっと小難しいというか、ね。ただ、やっぱり聴いておくべき作品ではあるよな、と。
あかん〜、思考分裂してる〜(笑)。
これは大好きですねー。
自分の記事でもちょっと、思い入れたっぷりになってしまった位。小難しくて冷たい感じがまた、惹かれる要素。
これ、買おうと思っていろいろ探しているのですがどこでも入手不可で悲しい限りなのです。。。
なんか疲れる、これ(笑
いや、凄いんだよ。好きなんだけど
聴くと異常に疲れるのよ(笑
なので、ヘヴィロテする音盤じゃないんだよね。
たま〜に聴きたくなって聴くんだけど
うーん・・・なんていうか、体力が続かない、というか。
前はよく聴いてたんだけどなぁ・・・
なんていうか・・・ねぇ(笑
>千里さん
後でトラバしときます〜。んで、これ入手不可能なんだ?へぇ〜、この手のモノって難しいよねぇ、欲しいときになかったりするもんだから、中古でも見たら買えってトコでしょう。あ、中古だと結構あると思いますよ♪
>papini嬢
うんうん、そうなんだよ。緻密に出来すぎていてマジメに聴いていると疲れる。かといって流して聴けるもんでもないから、手が伸びなくなる音かも。まぁ、気分と体力次第だねぇ…。
もしかして…、トシ?(お互い?)