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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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Il Baricentro - Sconcerto 

 ソフトマシーンのジャズロック、フリージャズへの傾倒はもちろん演奏する側の楽しみ追求なワケで、そういうバンドも多いんだけどやっぱり楽器を演奏するモノにとっては非常によくわかる解釈(笑)。それでももちろん自己満足だけでは終わっていけないっつうのもあるし、演奏する側が納得いくくらいのレベル感じゃないと聞いている側はそれを素晴らしいと感じにくいと思うんだな。まぁ、古い発想ではあるので今時の音楽では全部繋いであ〜だこ〜だと作り上げるってなもんなんだろうけど。そんなことで何気なくラックを探してフラフラ…、あ、こんなのあったなぁ、と。ソフツに影響されて久々に聴いてみたい、と。

Sconcerto Trusciant

 イタリアのバンドIl Baricentroの1978年リリースの作品「Sconcerto」。っつってもこれくらいしか有名な作品はないんじゃないだろうかと思うんだけど、まぁ、その筋の人達はどれもこれもお持ちだったり来歴もあったりするのできっと詳しいトコロはあると思う。セカンドアルバムに「Trusciant」があるかな。自分的にはこの一枚しか持ってないんだけど、正直、どんなんだっけ?ってくらいにしか記憶がなくって、確かフュージョンみたいなジャズみたいな…という程度の印象なので再度発掘して聴いてみました。

 初っ端からエラくかっちょよいじゃないか。変拍子でこれほどシャープでタイトに迫ってくるのもそうそうないし、一説で言われているように確かにソフトマシーンをもっと派手にしている感じだ。ただ、最初に聴いて耳に付いたのは音。時代的に1978年ってのもあるんだろうけど、ドラムの音とかが妙にあの80年代サウンドの音に近くて、70年代のナマい音じゃなくってさ、明るいんだよね、とっても。そういう作りにしているのかな、わざと。どの楽器もなんか煌びやかな音で録音されていて、楽曲とか演奏とかは割と良いんだけど、そういう音質面が非常に聴き慣れない。イタリアだからか?いやいや…、改めてエンジニアさん達の苦労を知ったと言う感じですな(笑)。

 アルバムはですなぁ…、どうやらギターレス、ツインキーボードというのも売りなようで、ベースもかなり自己主張していてドラムもサクサクと走っているのでバランスは相当良いんだが、ジャズっていうほど暗くはないと言うのか、もっとロック寄りの話で、ロックやってる連中が派手にジャズをプレイしました的なバンドの印象なので、曲は確かにジャズ調だしテクニックも申し分ないんだけど、軽い。深みがないのがちと個人的には「?」なんだけどそういう軽さも聴きやすくて、意外とBGM的にはかなり聴ける感じだ。

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