Archive2008年06月 1/1

Hawkwind - Space Ritual

 モーターヘッドのレミーとして今では有名なのだが、元々はホークウィンドの、という肩書きもこれまた割と有名で、もちろんモーターヘッドのレミーを期待してホークウィンドを聴いても全く徒労に終わるくらいに別のサウンドをやっているのでどっちのファンも被らないのだが、それくらいレミーは振り幅の広い二つの大物バンドを動かしていたってことだ。まぁ、メジャーという感じではないからそれなりなんだろうけど。そんなレミー...

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Motorhead - Ace of Spades

 いつの時代にも反抗的、反逆的、そして攻撃的な姿勢を音で表そうとするバンドは存在していたし、古くは60年代末期にもブルーチアーやハイ・タイドなんてのは英米で存在していたものだ。70年後半はパンクムーブメントの波もあってより一層そういった音が顕在化してきたが、それに輪を掛けたのがハードコアパンクとか後のスラッシュメタルあたりに発展、まぁ、以降は形を変えまくっているのでよくわかんないけどさ。それでも驚くば...

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The Exploited - Punk's Not Dead

 80年初頭の英国パンク界はもちろんザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング」が圧倒的存在感を持っていたと想像するに難くないのだが、パンクという音楽のスタイルから新しい方向性を模索していた頃とも云えるワケで、それは他のパンクバンドにしても同じ事だった。ジャムはもちろんあの路線だし、ダムドもニューウェイブ化していったことを思えば、既にパンクは死んだ、と叫ばれてもおかしくない。実際Crassというバンドは「Pun...

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G.B.H - City Baby Attacked By Rats

 いやぁ~、英国ってのはホントに奥が深い。パンク発祥から数年しただけで更に過激なパンクバンドが山のように出てきて、しかも皆が皆自身の主張を持っているという不思議な国。事にハードコアパンクなんてのは誰もが簡単にできるパンクの発展系だと思われることもあって、やたらとヘタクソなバンドから何だかワケのわかんないバンドまでいっぱいあったらしいが、その中で大きく方向を変えていくサイキックTVとかもあったワケだな...

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Discharge - Hear Nothing, See Nothing, Say Nothing

 突然、ハードコアパンクの存在を思い出す。聴きたいとか懐かしいとかいう感情はなくってジューダス・プリースト聴いて、美しい叙情性に感動していたところの反動だろうか。ひたすら攻撃的で破壊的なサウンドをほんの少しだけ思い出して聴いてみようかと。しかし、それでも限度はあるってもんで、そもそも自分のコレクションにあるものとなればヘンなのもそうそうないだろうと…。ん?あ、あったなぁ~、これ…。全く記憶にないけど...

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Judas Priest - Nostradamus

 ジューダスの新作「ノストラダムス」は凄かった。圧倒的な迫力とパフォーマンスと楽曲のレベルの高さ、それに加えてヘヴィメタルという枠を超えた音楽的センスの良さ、そして様式美を象徴するかのような構築美と旋律の美しさ、それは正にヨーロッパでしか出てこない荘厳で重厚な音。さすがメタルゴッドと異名を取るバンドなだけあってそこらのヨーロッパのゴシックバンドやメタルバンドとは比較にならない程の完成度を誇る。 ア...

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Queen - Innuendo

 ちと南国に感化されてその道を色々と聴こうと思って、スペインとかいいなぁ~と思いながら、スパニッシュスパニッシュとアタマの中を駆け巡らせているとふと、スティーヴ・ハウが浮かんだ。んで、イエスはつまらんから、ソロ?ん~、それもちょっと面白くないので…、あ、クイーンの「「Innuendo」でゲストで弾いてたなぁ…と、思い出したら聴きたくなったので、久々に「Innuendo」を引っ張り出して堪能♪  1991年リリースのフレデ...

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小野リサ - Esperanca

 暑いなぁ~と思ってCD棚をあれこあれこれ…、バリバリのロックにするか何も考えないで聴ける音楽にするか…、そういう時は多分元々暑い国の音楽を聴けば良いハズだ…ってなことで探す。意外なところで意外なものを発見してしまったのでそれで良いかと。  小野リサさんの1994年リリースの「エスペランサ」っつうCDです。 そうそうボサノヴァっていう選択肢あるよなぁ…、と。モノホンのボサノヴァ探しても良いけど、いいじゃんね、...

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Madness - Complete Madness

蒸し暑い一日、気怠い気候、かったるいなぁ~と過ごす毎日が続くのだが、そんな時に手が伸びてしまうのがやっぱりダブ、レゲエ、スカといったジャンル。今までほとんど聴かなかったので余計に手が伸びるのだ。ちと前にブラック・ウフルを書いてたんだけど、その後も結構聴いててさぁ、こないだも休みの日とか思い切りブラック・ウフルとかボブ・マーリーとか聴いてて気怠い一日をダラ~って過ごしてて心地良かったぁ~。そうだよな...

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Bob Marley & the Wailers - Exodus

 最近アマゾンがアルバムジャケットの画像ファイル名を更新というか変わっているのが多くて、向こうも大変だろうが、ローカルアナログで画像ファイル名を更新しなきゃいけないこっちはもっと大変だぜよ。当分チマチマと気付いた箇所をメンテナンスしていくしかないなぁ。記事に画像がなかったら格好悪いし、そもそも何を言いたいか一発でわかんなくなるもん。んなことで先日はひたすらその画像ファイル名直しをやってたりして無益...

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Oasis - Be Here Now

 そして1990年代にシーンに表れて一気にスーパースターにのし上がってしまったのがオアシス。細かい他のバンドはいっぱいあったけど結果としてはオアシスだけがシーンに残っていると言っても過言じゃないでしょ。あれだけ一気に火が点けば調子に乗るだろうし、明確にビートルズになるんだという意志があったし、その辺の屈折さが他とは違ったんだよな。兄弟バンドっつうのも響いているけど、もちろん才能ありきだけど。そんなオア...

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My Bloody Valentine - Loveless

 音楽の進化は速い。年々速くなっていくような気がするので最近の音楽はよくわからないものも多くなってきている。殊にラップ系から発展してきたモノは多分全然わからないと思う。しかしそれは自分達が若い頃も起きていたことで、今に始まったことではない。自分が周辺の環境に合わせていけていないだけなんだろう。そして80年代から90年代にかけての英国のメインストリームのロックにしても音の変化は著しくって、表では80sポッ...

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The Smiths - The Queen Is Dead

 英国ロック史に於いてひねくれ者の象徴とも呼ばれる人物は何人も思い付くんだけど、中でも言われるのはレイ・デイヴィスやピート・タウンジェンドなどが筆頭。まぁ、英国人皆がヒネくれてるんだけど、その中でも、という言い方なので相当なものなんだろう。そしてそのひねくれ具合があまりにも極端だったことでバンド自体が売れたというのが多分ザ・スミスなんじゃないかと。楽曲だけ取ればかなりセンスの良いニューウェイブの象...

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The Music - Strength in Numbers

 英国という国は面白い。今の時代に於いてもそれは変わらずに面白いと思う。スミスやストーン・ローゼスやオアシスみたいに彗星の如く自分達の好きなことをやってるだけなんだ、って感じのバンドがスラスラっと売れてしまって、世間のプレッシャーに押しつぶされそうになってそのまま辞めちゃったストーン・ローゼスだったりメンバーを替えてプロの領域に行き着いたオアシスなど色々あるけど、一夜にしてスターダムというようなケ...

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Dolores Keane - Night Owl

 アイルランドのシンガーによる楽曲はフォークとも現代音楽とも民謡とも区分けできない世界が存在している。エンヤなんてのもその筆頭なのだろうけど、90年代に入ってからもゾクゾクとそういう中間点での音楽を奏でて歌っている歌姫達が出てきていて、なかなか日本のメディアで紹介されたりするものでもないんだけど、アイルランド系の音楽って結構好きなのでちょこちょこ情報入手していると素晴らしい世界に出会えることもある。...

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Curved Air - Air Conditioning

 英国の不思議なサウンドの象徴は実に多数に及ぶB級ともC級とも呼ばれるサウンドを配したゴッタ煮な音を出すバンドが山のようにいたことで証明さrているのかもしれない。まぁ、商業的に成功するかしないかは別としてアイディアの豊富さは聴く者をとても楽しませてくれるので今でも人気のある時代の音。そしてカーヴド・エアーと呼ばれるバンドもそんな中のひとつとして数えられているのだが、その実デビュー前から話題になってお...

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Kate Bush - Never For Ever

 女性歌モノばかりを聴いていてふと思い出した。ここの所全然聴いていなかった人だけど、10代の頃は結構よく聴いていたなぁと…。そして今でもやはり色褪せることの全くない天使のような女性、ケイト・ブッシュ。正に全盛期の作品のひとつで、自らプロデュースに乗り出し始めた作品としても有名なんだけど、その甲斐あってか、とても繊細且つ美しくファンタジックな世界に彩られたアルバムに仕上がっている。  三枚目のアルバム「...

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Renaissance - The Other Woman

 バンドの名義ってのは一体誰のモノになるんだろう?そう思わせることの多いルネッサンスというバンド。そもそもキース・レルフがヤードバーズを抜けて作ったバンドがオリジナル・ルネッサンスという呼ばれ型をしているけれど、ご存じのようにいつの間にか全く違うバンドメンバーによって構成されて、その筋では大成功したものだ。一般的にはこれこそがルネッサンスというバンドで、アニー・ハスラムの歌声こそがルネッサンスの素...

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Illusion - Enchanted Caress

 最近ウチのネット環境が非常に悪くなっていて接続できないなんてこともあってイライラしていることが多く、いかんいかんと冷静になろうとするのだがこれだけネットワークありきの生活に慣れ親しんでしまうと遅いだけでストレス溜まるし、接続できないなんてのがしょっちゅう発生したらそれはもう世間との断絶じゃないかと思うくらいに情報不足に見舞われるので、ま、ここで言う情報ってのは一般的なものではなくってマニア的なも...

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Linda Hoyle - Pieces of Me

 ブルースを歌う女性、結構色々いるようで、今でもアメリカではシェリル・クロウあたりが挙げられるようで、その前ではボニー・レイットとか…、まぁ、あまり聴かないのもあるけれど、割とたくさんいるんだな、と。英国ではどうかと言うとなかなかこれが少ないようで、そりゃまぁ、ブルースではなくてトラッドの方が気質に合っているからってのもあるんじゃないかと思うけどね。有名なのはもちろんマギー・ベルのあのシャウトだね...

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Janis Joplin - Live At Winterland '68

 気候が変わり環境が変わり、基本的に変化を好む方ではあるけれど、それが好む方向ならいいがそうでない場合ももちろんある。そんななんとなく憂鬱な気分な時に頭の中を流れたのが何故かジャニス・ジョプリン。そういえば随分彼女の歌声を聴いていないということを思い出した。何かが彼女の声を欲しいと思ったんだろうな、なんて思ってアルバムを全部取りだしてみる。当然ながら生前にリリースされたアルバムの数よりも没後にリリ...

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King Crimson - The Nightwatch

 あ~、何でもいいからすべてを破壊してしまいたいっ!っていう風に思うときがあって、正にそんな状態なんだけど、そんな話をとある声優志望の女の子と話していたら彼女は「あぁ、この人混みを焼き払っておしまいっ!」などと発言するものだから面白い。常識から逸脱した思考回路を持つ人間は好きだ。固定概念から解き放たれて自身の思うままの思考を持つことは人格形成には重要だろうし、まぁ、間違うと怖いことになるんで一般的...

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Atoll - L'Araignee-Mal

 ユーロロックへの道標として挙げられる作品群の中には必ず入ってくる定番作品というものがいくつかある。自分的にもほとんどそこから素直に入っていて、なかなかわかりにくかったユーロロックの世界への扉を開けてくれたのは概ねそういう作品だ。普通のロックならばどこかで聴いてかっこよかったから、とかいうので探して聴けただろうがユーロロックともなるとやはりそうは行かないものだ(笑)。英国のプログレを漁っているとだ...

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Formula 3 - Songnando E Risognando

 何だかんだと言って自分ちにイタリアもののレコードやCDって結構あったりするんだなぁと我ながらびっくりした。っつってもそんなにマイナーなものがあるワケじゃないのでメジャーものだけの話なんだけど、あぁ、これもイタリアじゃないか、ってな感じで頭の中で整理されていないだけなのかもしれない(笑)。うん、それならば思い切りイタリアンのバンドで書こうじゃないかって思って名盤登場。  1972年発表のサードアルバム「...

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P.F.M - Chocolate Kings

 何となくイタリアな気分なので立て続けにイタリアもんを聴いてみようじゃないか、ということで適当にゴソゴソ…。相変わらず自分ちの棚が楽しく見える。なんだっけ、これ?みたいなのもまだまだあるんだなぁ…といつものことだが本筋を忘れて横道へ横道へ逸れていくのだが、途中で引き返す。ま、そうやって漁って音楽を聴くのが一番楽しいんだけどさ。んで、ひっぱり出してきたのが何ともメジャーなアルバムです。  1975年リリー...

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Il Baricentro - Sconcerto

 ソフトマシーンのジャズロック、フリージャズへの傾倒はもちろん演奏する側の楽しみ追求なワケで、そういうバンドも多いんだけどやっぱり楽器を演奏するモノにとっては非常によくわかる解釈(笑)。それでももちろん自己満足だけでは終わっていけないっつうのもあるし、演奏する側が納得いくくらいのレベル感じゃないと聞いている側はそれを素晴らしいと感じにくいと思うんだな。まぁ、古い発想ではあるので今時の音楽では全部繋...

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Soft Machine - Third

 どこか冷淡で複雑なサウンドというものを適当に流して聴くということはなかなかできなくて、大体そういう音楽ってのは流して聴くには非常に不快感なサウンドとして聞こえるだろうし、だからその手の音楽ってのは割とじっくりと聴くという時間が必要になる。ここのところの自分の時間のなさを考えるとどうしてもその手のサウンドから遠ざかってしまうんだよね。iPodで聴くのも不自然な音なのでやっぱり家でじっくりと聴くことにな...

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Magma - Kohntarkosz

 ザッパがアメリカの奇才として知られるならばマグマはフランスの奇才集団として知られている、と思いたい(笑)。いやぁ、変拍子や音楽的コンセプトというかストーリー仕立ての展開と独自の解釈、そして恐るべきテクニカル集団という意味でも両者は甲乙付けがたいと思うのだがさすがに文化の違いと方向性の違いは大きく、ザッパが明快で底抜けに楽しめる音楽であり、マグマはもちろん重く深く沈みこむ世界を構築しているという正...

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Frank Zappa - Fillmore East, June 1971

 今まで散々色々な音楽を聴いてきたんだけど、中でもやっぱりここまで人を楽しませる、そしてそのユーモア精神とテクニカルな面を打ち出し、更に反骨精神満載のロック的側面旺盛で反社会的な人、ってのは他にいないだろうし、ここから先も出てこないと思う。こないだ息子さんがZappa Plays Zappaというプロジェクトで来日公演したんだけど、それも各公演ごとにセットリストがガラリと入れ替わっていたという有様で、さすがに息子...

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Gary Moore - Dirty Fingers

 個人的にすごく懐かしいのを久々に聴いた。マジメに。レコード持ってたけど売ったような気がするなぁ…、と。んで、まとめてこの人の初期の作品が聴きたくなったので一気にネットでゲットして聴きまくり♪昔は知らなかった事実が色々判明して楽しんでます。  1984年にリリースされた「ダーティー・フィンガーズ」なんだけどレコーディングは1981年頃なのかな、当時コージーとのバンド結成を目論んでいたトコロにレーベルからの契...

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