1985年リリースの初ソロ作「Mr. Bad Guy」だが、もうジャケットからしておかしい、絶対普通じゃないというのは中学生でもわかったに違いない。「何か違う」っていう印象が拭えなかったが、テレビを見ていてノエビア化粧品のCMのバックで流れる「I Was Born To Love You」の伸び伸びとして艶やかで思い切りのよい歌声と曲のメロディは瞬間的に記憶に留めるには十分なインパクトを持っていた。それがこの人のソロ作の印象。当時確かこのアルバムも聴いていたと思うけど何かすぐに飽きてしまったのかジャケットに違和感を覚えたのか、あまり聴いた記憶がない。不思議だ。
さて、そんなことで再度聴いてみることにしたが、総論的には実に良くできたポップな歌モノアルバム「Mr. Bad Guy」で、売れないワケないだろうというくらい見事だと思う。しかしフレディの歌声がここまで気持ち良く収録されていて、歌い上げているってのもクィーンの作品を含めてもそんなにないんじゃない?クィーンの時はもうちょっと何というか、バンドに合わせているっていうのか…、それがここでは何の制約もなく思い切り歌っている。見事だ…。そしてクィーン最後の作品ともなった「Made in Heaven」は正にクィーンの曲としてもおかしくない出来映えで、バックが違うと云ってもあまり違和感なく、ブライアン・メイのギターが聞こえてくる感じで(笑)。いや、見事。続いての「I Was Bone To Love You」はもうやっぱりこの80年代のドラムの音で聴くのが良い♪ そしてこれもまたフレディの見事な歌声が素晴らしい。
どうしてもこのヘンの曲に集中しちゃうんだけど、曲のタイトル見るだけでかなり怪しいのが多いよなぁ…。「Man Made Paradise」とか「My Love Is Dangerous」とかさ…。まぁ、いいんだけど(笑)。しかしどれも美しさがあるってのがフレディらしくて割とクセになる。この後のバルセロナオリンピックでのモンセラート・カバリエとのデュエット作「Barcelona」でもその美しさは保たれているんだけど、この美意識こそがフレディの貫禄なのだろう。うん。そしてやっぱり楽しく聴けるところがコメディアン♪
「バルセローナ」のCDは持ってます。
オペラ調ですが、フレディのやりたかったことだし
死が差し迫っていた彼の遺作でもあるし結構好きです。
映像にもナルシスなフレディがボディーの胸毛など
見せ妖しげな魅力をみせてましたね。
この2つは自分のROCK史の中でも殿堂入り。
特にバルセロナは涙涙ですよ。
QUEEN=フレディ
これが私の中で証明された2枚かな・・・
まさかフレさんがこのアルバムを取り上げるとは!意外。
他の曲は別のいろいろなところで耳にする機会もありますが、バルセロナ。久しぶりに聞くと改めて彼の教養とセンスの高さを感じます。
>まりさん
「バルセロナ」は多分フレディが一番やりたかったことでしょうねぇ。堂々とした姿で歌声を披露している姿はクイーンとは違ったやり方でかっこよいものです。
>エヴァ姉さん
フレディの好きな世界を知っている人からするとこの作品群はフレディらしい作品ってわかるよね。確かにクィーン=フレディだもんなぁ。
>千里さん
ん?そう?クイーン好きだからそうでもないと思うけど…、いや、まぁ、男らしすぎるって意味だろうけど(笑)。確かにフレディの教養の高さってにじみ出ている感じだもんねぇ。