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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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Faust - Faust IV 

 クラウトロックそのもののタイトルを冠した曲を一曲目に配した正にクラウトロックの代表格でもあるファウスト。1973年リリースの4枚目のアルバムは見事にタイトルも「Faust IV」だし、ジャケットは五線譜の羅列だし、そもそもファウストってかな〜りゆるくていい加減なバンドだったらしいとは聴くけど、この「Faust IV」っつう作品を聴くとそんなことどうでもよくなってきて、ミニマルミュージックの音の洪水に飲み込まれてしまう。一般的なクラウトロックと違って割と温かみのある音色で迫ってくるので肌触りが良いのかな、などと勘違いしてしまうような音だ。

Faust IV ファースト・アルバム

 1973年リリースのタイトル通りファウストの4枚目「Faust IV」で、衝撃的な「ファースト・アルバム」からはかなり発展した音とも云えるワケで、一般的な感覚では理解しがたい発展系ではあるんだろうけど、紛れもなく発展している。何といっても音楽らしきものをやっているのだから。しかもそれが高度にコラージュされ、その中でもきちんとミニマルしていて反復ビートも心地良く流れている…、最初期のあの攻撃的なサウンドコラージュだけではないのだ。

 な〜んて知ったかぶって書いてもねぇ(笑)。いやぁ、どんなんだろう?って気になって聴いているだけなので歴史的な背景とか音楽的なバックボーンとかアルバム毎の推移なんてよく知らないんだけど、「ファースト・アルバム」は衝撃的だったからそこからどうなったんだろ?っていう興味が今回聴きたくなったきっかけだね。もしかしたらピンク・フロイドの「狂気」も超えてしまう作品を作り出せたかもしれないバンド…とまでは言わないけど、少なくともフロイドよりも先にこういう世界に到達していたバンドだし、ユニークの塊でもある。

 多分これもハマる人はハマるんだろうなぁ…。静かなトコロで一人ひっそりと聴いていたら面白くなってくるし、どことなく愛着が沸いてくるし、しかもサウンドコラージュが絶妙に入ってくるから幻想の世界にも入り込むし、楽しい…。ん?ヤバイか?自分…。ファウスト聴くならこのアルバムからが一番わかりやすいかもしれないなぁとも思うけど、結局全部聴かないとわかんないし、聴いてもわかんない、かも(笑)。ただ、実験的且つ攻撃的なことはどれも一緒なので、それってロック、だよ。

 しかしYouTubeでライブ映像なんてのがあって見てみると結構普通のロックバンドなんだけどなぁ…。

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