Archive2008年04月 1/1

Jeff Beck - Flash

 80年代にアルバムをリリースしたロック界の大物達はこぞって最先端の音を採り入れて、自分達もその輪の中に入ろうとした作品が目立つ。まぁ、ボウイやミックのソロ、ストーンズはいつものこととしてもフィル・コリンズにしてもクラプトンにしても、だ。そこでまさかこんな人が別に媚びを売らんでも良いだろう、って思うのにやってしまったジェフ・ベック。もちろん良いこともあったのだが…。  1985年リリースの「Flash」当時「T...

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Phil Collins - No Jacket Required

 ついでと云っては何だが、クラプトンをAORでポップな売れ線世界に誘ったプログレッシヴロックバンドのドラマー兼ボーカリストとなっていたフィル・コリンズがポップスシーンで最も忙しいオトコとして君臨した時代の傑作、と呼ばれる作品も紹介しておこう。フィル・コリンズとしてソロデビューは1981年なのだが、もちろんそれまでにピーター・ガブリエルが抜けてからのジェネシスでフロントを担ってきた自信もあり、ジェネシス自...

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Eric Clapton - Behind The Sun

 70年代を生き抜いてきたロックミュージシャンにとってみると80年代というのは何と生きにくい時代だったのだろうかと思う。当時の本人達は実際にそんなことを思っていたのかどうかわからないけど、今となって振り返ってみると誰もが自己を主張しつつ結局はあまり大した物が見つからなかった、というか70年代の自分達が一番輝いていたということに改めて気付いたというレベルではないだろうか。それでももちろん時代の波に乗って音...

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David Bowie - Tonight

 ミック・ジャガーとデュエットで「Dancing In The Street」をリリースしてロック界大物同士のコラボレーションとして話題となったデヴィッド・ボウイ。確かにそれが1985年頃の話だからミックはストーンズの看板ボーカル、しかもソロ作出して売れまくってる頃、一方のボウイも70年代のグラムロック時代から脱出して、「Let's Dance」で一躍時代の寵児の仲間入り、ミックの相棒になっても全く違和感のない大物の風格として機が熟し...

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Mick Jagger - She's The Boss

 ボーカリストがソロアルバムをリリースしようと思う時ってのも色々あるんだろうけど、この人の場合はそのプレッシャーも一段と大きかったことと思う。ストーンズってのはまぁ、ブライアン・ジョーンズは実験的音楽をソロ名義でリリースしていたけど、それ以外にストーンズのメンバーってのはソロ名義でのアルバム作品ってのはほとんどなくって、誰かのバンドに参加したとかってのはあるけどさ。ミックとキースっつうのはもうスト...

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Roger Daltrey - Can't Wait to See the Movie

 あまりボーカリストとして名を挙げた人ではないけど実はソロ活動でもかなり秀逸な作品を残しまくっているロジャー・ダルトリー。ご存じザ・フーのボーカリストでザ・フーの印象があまりにも強くて、そして他のメンバーの個性が強すぎてあくまでもバンドの一員という位置付けに留まっている、これは他のメンバーも同じジレンマだったりすると、ツエッペリンのメンバーなんかも同じような印象があるんだけど、バンドが凄すぎるんだ...

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Paul Rodgers - Cut Loose

 偉大なるボーカリスト、それも今でも現役で全盛期と変わらない声を聴かせてくれる人ってのはそうはいない。まぁ、トムー・ジョーンズとかくらいじゃないか?ってなワケだが、ロック系ではもちろんハイトーンボイスってのは当然陰りが出てくるのでなかなか…、ミック・ジャガーっつうのもある意味全く変わってない人に部類されるのかもしれないが…。  ポール・ロジャース、1983年リリースの初のソロアルバム「Cut Loose」。この人...

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Robert Plant - Pictures At Eleven

 そういえば偉大なるバンドのボーカリスト達もそれぞれソロアルバムっつうのを出しているんだよなぁ、と思いつき、あちこちを探し回って引っ張り出してくる…、おぉ、あるあるあるある、あるけど…、全然記憶にないぞ(笑)。大体こういうボーカリストのソロアルバムってのは全く面白くないものと相場が決まっていて、それはもちろんギタリストなんかでもそうなんだけどさ、やっぱりバンドのマジックが働いていた中での偉大さだった...

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Rod Stewart - Smiler

 昨年末くらいから何となく気軽に聴けるモノってことでちょこちょこと今まであまり聴かなかったモノに手を付けていて、その中で改めてその深さに驚いて聴いている人がいる。ハマってるってのとは違うんだけど、今までやっぱどこか小馬鹿にしてた部分あって、あまりマジメに聴いてなかったんだよね。それがここのところiPodにもほとんどの作品を入れてしまって何気によく聴いてる…、リラックスしながらってのが多くて曲を覚えよう...

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George Michael - Faith

 天性のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの跡を継ぐ者として何人かの候補が挙げられそしてまた噂されたんだけど、その回答は結局意外なトコロでもあったポール・ロジャースに落ち着いている。しかしそれまでの噂ってのはなかなか面白くて、まぁ、その辺はファンの思い入れっつうトコロが大きいから皆勝手に騒ぎ立てるんだけど、やっぱりフレディのように華麗にそして心地良く思い切り良く歌っえる人、しかもハイトーンがしっ...

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Freddie Mercury - Mr.Bad Guy

 強烈なインパクトを持つロックボーカリスト、もちろんそれは声質だったり歌い方だったりするのだが、その中でもダントツにインパクトを持っている天性のコメディアン…いや、エンターティナーと云うべきか…、クィーンのフロントマンとして一世を風靡した、いや、今もか、完全なゲイ人、フレディ・マーキュリーその人。...

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Family - Bandstand

 個性的なボーカリストが乱立している70年代英国ロック♪ やっぱこの辺が一番落ち着くなぁ~と我ながら納得しているのだが、そういえばいつもこの辺を漁ると忘れられずにレコードを探し出してくるのがファミリー。うん、ロジャー・チャップマンのムサ苦しい姿がこれまた英国らしくて(笑)。このバンドも結成してから短期間でアルバムリリース枚数が結構多いのでそれなりに精力的に活動していたんだろうなぁと思う。  今回はその...

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Humble Pie - Rock On

 70年代ロックバンドの旗手として名を挙げられるバンドも2000年代後半になってくるとますますその存在価値が稀少なものになり、そしてまた記憶から消え去っていくバンドも増えているんだろう。昔B級だと思われたバンドでも今やC級かもしれん。また70年代の代表だったバンドももしかしたらB級に格下げとか…、いやいや、そんなことはどっちでも良いんだけどふとそういうネームバリューの変化ってのはあり得ることんだな、と思いなが...

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Wishbone Ash - Wishbone Ash

 改めて聴いてみるとその音楽性の斬新さにまたしても気付かされることがあって、音楽というものの深さに驚くことがしばしば。最近のバンドの音ならば進化系を聴くなんてのは当たり前の話なのだろうが、所詮「進化系」が多くて「革新性」を持つモノではないのだが、もしかしたらそんなのもあるのかな。なんでまたそんなこと思ったかと言うとだな、そういえば、ってことでWishbone Ashのファーストアルバムを聴き直してみたからなワ...

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Babe Ruth - Amar Caballero

 アナログレコードで音楽をゆったりと鑑賞する、これは今の時代では非常に贅沢な趣味なのかもしれない。と、久々にアナログでじっくりと聴いてみた時に思った。音の良し悪しや暖かみ、クリアーさなど特性はあるものの、やっぱりレコードジャケットを眺めながら、そしてライナーノーツにも目を通し、クレジットをしっかりと見ながら飛び出してくる音を楽しむというのは満喫できるものだ。別にCDでもライナーがあったりするのででき...

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IQ - The Wake

 マリリオンを取り上げた時に「IQ」ならばジェネシスクローンでもないから良いんじゃない?とコメント頂き、それに習い、ちと挑戦♪ まぁ、ジャケットは見たことあるしバンド名ももちろん聞いたりしたこともあったし、そもそもポンプロックの世界ってそんなに広くないから知ってた、っていう程度だけどね。そんなことで聴いてみたのが…。  1985年リリース「The Wake」彼等の二枚目ながら傑作と誉れ高い、らしい。全体感で言えば...

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Moody Blues - On the Threshold of a Dream

 プログレッシヴロックバンドとして名の知れるムーディ・ブルース、それもジミー・ペイジをして真のプログレッシヴバンドと言わしめたためというのも大きいんだと思うけど、英国人の感覚でのプログレッシヴロックってどんなんかよくわかんないからあまりアテにしないとして、やはり荘厳さと混沌さが同居するバンドとして自分的にはイメージの強いバンドです。1965年デビューだけどその頃はビートバンドのひとつで、とてもその後の...

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Procol Harum - Exotic Birds and Fruit

 英国のプログレから始まり、70年代英国B級ロックまでをひたすら深い森の中で彷徨うことになるんだけど、それにも一応順序ってものがあってさ、まぁ、何だ、人によって違うのだろうけど最初からメロウキャンドルやルームなんてのに行く人もあまりいないだろう(笑)。大体は何かしらのプログレメジャーバンド、クリムゾンなりジェネシスなりフロイドなり、っていう辺りから入っていって、すぐにソフトマシーンとかキャラバンとか...

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Gilgamesh - Gilgamesh

 カンタベリー系の音と言ってもそれなりに多様性はあるワケなのだが、一部非常~に酷似しているバンドの音というものもある。それはメンバーが被っていたりするからだと思うのだけれど、それが故に割と音だけでは判別しにくいものというバンド群がギルガメッシュとナショナル・ヘルスやハットフィールド&ザ・ノースだったりする。多分それらのどれかの曲の途中だけを聴かされて、「どのバンドだったでしょうか?」と訊かれても正...

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National Health - National Health

 カンタベリーロックという一大ジャンルを形成してしまったシーンの深さは現代に至るまで脈々と続けられていて、その誰も彼もが貧乏ミュージシャンっていうのもカンタベリーシーンでは当たり前の逸話…かどうかは実際のところを知らないんだけれど、当然セールス的に芳しいものじゃないことは有名な事実で、決して売れているバンドがあるわけじゃないし、もちろんソフト・マシーンやキャラバンっつうくらいのところになればそれな...

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Egg - The Polite Force

 実験的音楽ってのはカンタベリーシーンでも行われていて、もちろんソフトマシーンやキャラバンの初期に代表されるようなサイケデリックさも挙げられるんだけど、1968年にはユリエルというバンドがあって、そこには後にゴングで有名になるスティーヴ・ヒレッジが在籍していたことで多少は有名、か?いまではアーザケルとして多少知名度があってもおかしくないが…。それはともかく、そのユリエルにはあのデイヴ・スチュワートとモ...

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Slapp Happy - Sort Of

 アヴァンギャルドの定義って何?そう言わせたくなるバンドも中にはあって、これってポップスに近いじゃないか、ってのを実践していたのがスラップ・ハッピーというバンド。英国人のアンソニー・ムーアとアメリカ人のピーター・プレグヴァルっても名前がアメリカ人じゃないからなぁ…(笑)、それにアンソニー・ムーアの恋人だったドイツ人のダグマー・クラウゼの三人で創り上げたバンドで、不思議なんだけどドラムもベースもいな...

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Faust - Faust IV

 クラウトロックそのもののタイトルを冠した曲を一曲目に配した正にクラウトロックの代表格でもあるファウスト。1973年リリースの4枚目のアルバムは見事にタイトルも「Faust IV」だし、ジャケットは五線譜の羅列だし、そもそもファウストってかな~りゆるくていい加減なバンドだったらしいとは聞くけど、この「Faust IV」っつう作品を聴くとそんなことどうでもよくなってきて、ミニマルミュージックの音の洪水に飲み込まれてしま...

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Can - Tago Mago

 クラウトロックと言っても幅広い…、アヴァンギャルドと言っても幅広い…、う~ん、あまり極めたくないと言うか極められる世界ではないなぁと今の自分は思う。ただ、その主旨はロックとかパンクとかと大して変わらないと思っていて、所詮表現の違いなんだろうというのがあるから違和感はないんだよね。何かをぶつけたいだけ、みたいなのは伝わってくるからロックの世界でも受け入れられる人が多いんだと。しかしアヴァンギャルドの...

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Kraftwerk - Kraftwerk

 クラウス・ディンガーが過去に在籍していたバンドとして有名なクラフトワーク。う~ん、書いてしまうと非常に簡単な言い方なんだけど、自分的にはそれを知った時って結構驚いた。何がって、クラフトワークって70年代後期のバンドだと思ってて、それこそYMOとかと同じ頃にヨーロッパで活躍していたっつう感じで認識していたので、それがクラウス・ディンガーが過去に在籍していたってどういうこと?みたいな(笑)。ノイ!の方が早...

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Neu! - Neu!

 何とはなしにジャーマンロック…クラウトロックというものに接したくなった。接する、というのは音楽を聴くという感じではなくってやっぱり接する、なのだ。ロックって深いなぁ~と思う世界を久々に体感♪ ドイツ産ロックだからジャーマンロックってのでもなく、ドイツのプログレだからジャーマンロックってのでもなく、ジャーマンロックって不思議な響きと意味合いがあって、更にクラウトロックとなると正にプログレではない、は...

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Van Der Graaf - Vital

 これぞ進化し続けるプログレバンド、と声を大にして云えるバンドは実はそう多くない。キング・クリムゾンはそういう意味で明らかに進化する、というよりも進化し過ぎているというプログレッシブ・バンドだとは思うけど、フロイドにしてもEL&Pにしてもイエスにしてもジェネシスにしてもまぁ、それぞれ変化してるけど、革新的な変化じゃないと思うし。ポップ化ってのはちと違うしさ(笑)。そんなことは実際的にはどうでもよくて要...

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Jethro Tull - Aqualung

 どこかのお姉さんには三大ジェがダメという人もいて、更にヴァン・ダー・ジェ、も加わるとか…、いやいや、決して分からない話ではなくって割と近い感覚としてダメに近かったかなぁと気になることもあるんだけど、どれも巧くて独自性が強いし、個性的だし、自分の感性がまだまだ未熟だった頃に聴いたので苦手意識ができたのかもしれない。いや、今回のはそんなことは最初だけで今や割と愛聴盤に近くなっている作品のジェスロ・タ...

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Gentle Giant - Acquiring the Taste

 いやぁ~苦手ついでにどんどん苦手バンド書いていこう(笑)。こうでもしないとなかなか手が伸びないのは必至なのでおさらいするには丁度良い♪ 苦手バンドって言っても音楽的に全く受け付けないバンドと単に好き嫌いのあるバンド、それとどうしてもきっちりと聴いていないがために苦手になってしまっているバンドっていう感じに分かれるんだな。だから時間掛けてじっくり聞き込めば好きになる、というかしっかりと理解できるっ...

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Genesis - Foxtrot

 その本家本元ジェネシスはご存じのように1980年代には完全に別バンドになっていて、フィル・コリンズを配するポップバンドへと成り代わり、今またその形態とサウンドで再結成やら何やらと活動しているようで、一般的にはその方がウケが良かったので求められるのはその時代になっているんだろう。ま、イエスのように金のためと割り切ったつもりがそっちの方が面白かったってことだろうか。よくわからんが…。そんなジェネシスが197...

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