Archive2008年02月 1/1
Cinderella - Long Cold Winter
アイドル的に出てきた色モノバンドという見方で音を聴かなかった人も多いだろうし、自分の中でもそれなりに線引きの基準があったりしたけど、良い意味でそれを裏切ったのがシンデレラという名前負けしていたバンド(笑)。何がしたくてシンデレラなんていうバンド名付けたのか、若気の至りなんだろうけど、勿体ない。いや、どっちが、っていうワケじゃないけどさ(笑)。 1986年リリースの名盤の誉れ高い「Long Cold Winter」...
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Poison - Open Up and Say...Ahh!
80年代の煌びやかなファッションとルックスで音はハードロック的なポップメロディーというバンドが山のように乱出して一瞬で消え去っていったのだが、もちろんアイドルバンドと同じような捉えられ方売り方をされていて、とんでもなく下手くそなバンドなんてのもあった(笑)。いやぁ、モトリーなんかもその部類に入るのかもしれないけど、作った側と作られた側の違いはあるかな。ま、そんな角度からは考えないで普通にレコード、...
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Motley Crue - Shout At The Devil
ケバくて妖しい、そして魔術的要素もあって…みたいなダークな部分を思い切りコンセプトにして音楽性云々よりも売り方、見せ方という点を意識した正しく商業ロックの在り方をバンドメンバー自身が打ち出していった、それこそがこのバンドの凄いところじゃないかな、と。もちろん時代に合わせた音楽性の変化もファンを裏切らない程度に行われてシーンに残り続けるしたたかさも見事なもの…、という言い方はあまりにも穿った見方か?...
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W.A.S.P - W.A.S.P
80年代にケバさを誇るバンドの双璧と言えばトゥイステッド・シスターかワスプか(笑)と話題になるハズなのだが…、いや、方向性が違うから話題にもならないのかもしれないけど(笑)。このバンドも、と言うかボーカルのブラッキー・ローレスの来歴って結構不思議で、ニューヨーク・ドールズの末期にギタリストとして参加していたとか…、ホントか?とも思うがワスプ自体は確か77年頃に結成していたらしいので、まぁ、年齢的にもお...
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Twisted Sister - Stay Hungry
80年代のMTV全盛期になるとポップス系統はもちろんのことながらルックスでインパクトを放つヘヴィメタバンドなんてのもお茶の間に顔を出すことが出来るようになって、本人達が意識するしないに関わらずひたすら垂れ流しでビデオが流れていたものだ。そうなると音楽が云々よりも見た目のインパクトでどれだけ記憶してもらえるか、みたいな感じも多かったんだろうなぁ、と。自分的にはそういうのに乗せられたって気もするが(笑)...
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Kiss - Dynasty
70年代を代表するロックバンドとして名を馳せているキッスもディスコブームには魅力があったらしい。当時もちろんロックファンの間では相当の知名度があったことは想像に難くないが、はて一般大衆を相手にした場合はどうだったんだろうか?やっぱり名前は知られていたとしてもキテレツなメイクが話題になるくらいか、というレベルだったんだろうなぁと思う。そこへディスコブームのサウンドを流用して一気に一般市場へのブレイク...
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The Rolling Stones - Some Girls
時代の流れを上手く汲み取るセンスの良さは長寿バンドともなったストーンズが代表的で、ディスコブームの時代にもストーンズ流ディスコサウンド「Miss You」をヒットさせている。今でもライブでは定番曲として演奏されるこの曲も当時はキワモノ扱いされていたんだと思うけど、実に上手くストーンズらしさを組み込んだナイスな曲だと思う。 1978年リリースの傑作「Some Girls」。ディスコ調を採り入れたのは冒頭のシングルヒット...
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Rod Stewart - Blondes Have More Fun
70年代ディスコサウンドってのには大して興味を持たなかったし、よく知らないんだよね。どっちかっつうとブラコン的な方が売れてたみたいだし、その辺ってあまり得意ではないので余計に深堀もしないままなのだ。それでも歴史的に思うのはこの時代のディスコサウンドっつうのはロック畑のミュージシャンに相当の影響を及ぼしていて、大御所が次々と我も我もとばかりに大胆なディスコビートを採り入れたサウンドをリリースしてきた...
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The Nolans - Single Collection
いやぁ~、こういうブログやってるとさ、あんまりいい加減なこと書くのも良くないよな、と思って一応あまり詳しくない、もしくは調べたことない人達のものを書く時はちょこっとネットで調べたりするんだけど、今日のはホントに驚いた。まぁ、そもそもなんでノーランズなんだ?って話はあるけど(笑)、ポップスかぁ~って思ってアタマに浮かんだのが「Sexy Music」だったからです、単純に(笑)。 ノーランズって言えばもうア...
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Cyndi Lauper - She's So Unusual
80年代を通った人ならば懐かしい!と思うアルバムです(笑)。プリンスが出てきてなんとなく、って思ったので久々に引っ張り出して来てどんなんだっけ?ってか今聴いたらどんだけくだらないって思うか、はたまたその楽曲の出来映えに感動するのか…。オムニバス的なもので断片的に聴くことはあってアルバムまとめて聴くことはなかったのでちょっと試しに、ね。 1983年リリースのファーストアルバム(!)だったんだよね。どっち...
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Prince - 1999
自分一人で何でもできちゃって、もちろん曲作りもセンスがあるっつう本当にマルチなミュージシャンの代表とも云えるのがプリンス。そんなのありかい?ってなくらいに楽曲を作ることに関しては歯磨きと同じ感覚でこなしてしまえる天才。それがまたヒット曲をいっぱい量産しちゃうんだからこれもまた凄い。自分だけでは飽き足らなくて人にもポンポン曲を提供しちゃうんだもん。意外なとこで彼の名前を見かけることも多いはず。 19...
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Lenny Kravitz - Mama Said
シンプル且つ切実且つ愛に溢れた作品を一人の演奏で醸し出してきた天才肌の人、というのもそう多くはない。あまり売れないアーティストの中にはそういう人もいるのだが、売れた人でそういう人ってのはなかなかいない。それが80年代末期になって素晴らしい才能が世に出てきた。ジョン・レノンの再来、とまで呼ばれた人だ。 1991年リリースのセカンドアルバム「Mama Said」だが、これはもう売れに売れた、と思う。まぁ、今でも人...
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Iron Maiden - Live In Yokohama 2008
先日突如としてバンド仲間より電話。「15日メイデン行くぞ!」。は?「チケットあんの?」「あるっ!」は?なぜ?「わかった。」 ってなことで15日にアイアン・メイデンの横浜公演に参加してきました。14日はポリスのライブに東京ドームに行ってきたばかりなのだが連日ライブ参加でなかなか充実した日々。ちなみに12日は武道館でWWE参戦だったので非常に忙しい一週間だったのだ(笑)。 いくつかヘヴィメタバンドのライブを見...
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The Police - Live In Tokyo Dome
セント・ヴァレンタイン・デー。うん、まぁ、どうでもいいや(笑)。…と言うのも14日は既にポリスのライブに行く予定でいたのでチケットもあったし、チョコレート云々などという菓子会社の思惑に踊らされる人種にもなりたくないし、それ以前にそういった事柄がどうでもいいや、っていう感覚ではあるが、しかしそんなことをここで書いている時点でどうでも良いと思っていないのだろう、きっと(笑)。 それで14日の寒空の中東京...
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Sinead O'conner - The Lion and the Cobra
アイルランドからも衝撃の、と言うか真の意味で革命的な女性が一人世間を騒がせた、というかアメリカを脅かしたとも云えるが、過激な姿勢で全盛期を生き抜いた女性がシニード・オコナーだろう。普通に見ているだけではアタマを坊主にした変わったアーティスト、くらいのモンだけど、ちょっと歌詞の中身に目を通してみるとそこには非常に過激に、そして赤裸々な歌詞が描かれている。こういう部分ってのは日本人には弱いところで、...
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Tracy Chapman - Tracy Chapman
真摯な姿勢で切々と歌う人、そういう歌手は好きだと思う。多分他人の事とか周りの環境とか考えずに自分だけのために、そして自分の大切な何かのために奏でている音楽で、歌詞もどちらかというと内省的だったり社会性を持っていたりするものだろうけど、とは云え何かが大きく変わることなど期待していない、でも歌い続ける、それがアーティストだから、と。先進的な意味ではボブ・ディランなんかがそうであろうし、最近のは知らな...
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Bryan Adams - Reckless
カナダのロックシーンから全米を制覇したストレートなロックンローラー、ブライアン・アダムス。そのシンプル且つストレートなスタイルは後の多くのシンガーに影響を与えた…んじゃないか?と思うのだが、時代的に80年代っつうのもあってその音楽性はお茶の間に一気に浸透して多くのファンを獲得。そして彼にとってもその頃の作品「Reckless」が今もって最高の作品と呼ばれているのだ。 1984年リリースの4枚目なんだけど、ブラ...
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Alannah Myles - Alannah Myles
女性ながらも骨太なサウンドを展開する人っていのは今も昔もいるもので、時代に合わせて必ず誰かしらがメジャーな位置にいるんだよね。今ならシェリル・クロウあたりが一番メジャーなのかな。さてさて遡ること20年ほど…、カナダのオンタリオから革ジャンに包まれたロックな女性が登場してきて、その本格的なブルースをベースにしたロックサウンドはブライアン・アダムスのスタイルにも共通するものがあり、一躍アメリカを制覇す...
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Texas - White On Blonde
「テキサス」と言えばどうしてもアメリカの中西部にあるワイルドな土地を思い浮かべるしどこか野蛮な印象すら持っている…のは自分だけ?う~ん、あとはテキサスブルースにイメージされる、やっぱり豪快でワイルドな土地柄だよなぁ。アルバート・コリンズやレイ・ヴォーンなんてのがそうだしね。しかし、英国に「ジャパン」というバンドがいるように同じく英国からテキサスに憧れて名前を付けた「テキサス」というバンドがある。...
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Tarja Turunen - My Winter Storm
毎週毎週末になると大雪が降るってのも困ったもんだが、昨日の豪雪も凄かったね。丁度買い物に出掛けていて、食事している間に降り始めてきたので表に出たら大雪、ってな状態で驚いた。そのまま一晩中降っていた割には十センチ程度しか積もっていないんだから面白い。もっと積もっても良さそうなものだけどね。それで思い出した。ちょっと前に冬らしい作品だなぁ~って思ったアルバム。 こないだリリースされた元ナイトウィッシ...
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Andrea Corr - Ten Feet High
最近は情報のチェックがなかなかできなくなってきている。昔に比べれば情報の宝庫の中で生活しているようなものなんだけど、その分情報を拒否している面もあるし、それにインターネットにしても情報を探しに行かなければ入ってこないというものでもあって、結構世間から隔離されていると思う時がよくある(笑)。まぁ、毎晩飲みに行ってればネットも何もないしテレビは見ないし、新聞読んでる時間ないし、みたいな世捨て人状態で...
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Queensryche - Take Cover
最近はトリビュートと称してプロのミュージシャンによるカバーアルバムっつうのもひとつの作品として数えられることも多くなってきたようで、オジーによるカバーアルバム「アンダー・カヴァー」も取り上げたことあるけど、増えてきてるよ、な?いや、それなりに面白いから良いか。パティ・スミスの「トゥエルヴ」もあるし…。それほど気にしているバンドっていうワケでもないけど、テクニカル面や革新的な音を出してきたバンドと...
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Magic Mixture - This Is the Magic Mixture
時代の産物!そうとしか言いようのないマイナーなグループ、マジック・ミクスチュアー。昔から有名だったハズもなく、サイケブームやら再発ブームやらで盛り上がっているウチに発見されて市場に出てきたことからマニアックなところでメジャーになったというのが真相か。音的に評価されまくっていると言うワケではないだろうからねぇ。 1968年のもちろん唯一のアルバムリリース「This Is the Magic Mixture」♪ 初っ端から「うわ...
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Fire - The Magic Shoemaker
アルバムジャケットが実に秀逸な作品というものもたくさんあり、また中身もそれに合わせて素晴らしいというものは非常に好評を博すことが多く、30年以上経過した今に於いても概ね評価されるアルバムの方が多い。もっとも中身が素晴らしければ圧倒的に評価されるものだろうが…。まぁ、他人の評価の集まりが一般的な評価なので自分で判断すれば良いだけだとは思うのだが…。 1970年リリースの渾身のコンセプトアルバム、のつもりで...
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Thunderclap Newman - Hollywood Dream
美しきポップス、それもやはりヒネ度が入ってるポップスってのは好きだなぁ。カンタベリーなんてのはその象徴だったりするんだけど、それ以外にももちろん英国のロックの世界では色々存在している。ELOとかもその一端を担っているだろうし、もしかしたらビートルズだってそうかな。それも棚の中から発掘してしまったサンダークラップ・ニューマンを聴いてしまってから、また面白さにハマった(笑)。 1970年リリースの唯一のア...
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Lone Star - Lone Star
英国のハードロックは美しい。これは国民性の成せる業なのか、どんなバンドだって美学がしっかりと底辺に流れているので、英国は面白いのだ。そしてハードロックというものが市民権を得てきたのが60年代末期、それ以降実に多様なバンドがアルバムを出したりしてきたものだ。その中でもB級バンドとして活躍するモノもいくつかあって、それは今聴くともちろんB級だよなぁ~とわかる代物なのだが(笑)、当時はマジなわけで…。 19...
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Nazareth - Razamanaz
王道ロックがあるからにはその下を支えてきたB級ロックというものが存在していたはず。それは王道が最先端を引っ張るべきクリエイターならば、B級野郎達は今できることをひたすらやる、即ち現状維持、進行系と言うスタンスとでも言えば良いだろうか。クリエイターと言うよりも街のチームリーダーって感じかね(笑)。いや、何が言いたいかっていうとそういうチームリーダーさん達が一生懸命やってることからロックの安直さっての...
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Budgie - In For The Kill!
熱血漢と言う言葉は実に古くさくて今じゃ嫌われるくらいの言葉になってるのかもしれないけど、そんなにクールにキメたって結局は熱い音楽ってのが一番好まれると思うんだよねぇ。そんな音が一番充実していたのが70年代なワケで、そういうバンドもたくさんいたからこそ黄金の70年代なワケだ。いや、そこに固執するつもりもないけれどやっぱり行き着くとその辺になるんだろうなぁと…。んなことで、結構暑いバンドあるぜ~ってこと...
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Rory Gallagher - Against The Grain
熱血のギタリストとして知られていて、その実アルバム的にはどれが名盤?という感じに知られていない感じもするロリー・ギャラガーだけど、個人的にはやっぱりライブがオススメ。確かにアルバム単位でしっかりと聴いてた事が少ない…。そう思ってここのところ最初期のアルバムからず~っと聴いてて、ライブの熱さとはちょっと違うけど、スタジオでもそんなに変わらずに白熱しているのはあるんだなぁと改めて感じまして…、いやぁ、お...
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