2000年リリースの「The Hour Before Dawn」で、驚くことにアメリカ在住のアイルランド系アメリカ人が集まって組んだケルティックバンドの作品。なので一応アメリカのバンドの作品ということになるのだが、いやこれがまたどこから聴いてもケルティックな音で、普通に聴いたらどこの国のバンドかわからない。ただ、知ってて聴くとやっぱりどこか垢抜けている感じがするのは多分知識と偏見からだろう(笑)。
結構な枚数のCDをリリースしていて、本作「The Hour Before Dawn」からはボーカリストが変わっているらしい。ってもこのアルバムしか持ってないからよくわからないんだけど、これが一番良い作品じゃないか、と薦められたので持っているだけなのだ。基本的にオープニングから全てゆったりしたケルティックなサウンドでフィドルも良い感じに鳴っているのが好き。そしてもちろん美しい女性の歌声が響き渡るのも素晴らしい。コーラスワークとかもしっかりしていて、結構しっとりと聴かせる歌が多いかな。その中でジグが入ってくるからこれまた楽しくなってくる。ケルティックな旋律だけで構成されるジグって凄く好きなんだよね。気分が高揚してきて嬉しくなってくるんだもん(笑)。
もの凄く驚いたことにそんなメンバーの背景だから当然なんだけどT2のアルバムの3曲目に入っている「No More White Horses」はこっちがオリジナルです。3分半のちょこっとお茶目な良い曲っていう感じで入っているんだけどT2になってから再度持ち出してクローズアップしてアレンジしまくってあんなにかっちょいい音に仕上げたっつう…、他の曲も同様の手法を用いたら全く別のハードロックバンドとして生まれ変わるんじゃないか?ものすごいセンスだよ、それ。そういういきさつでウチにあったのかと納得したけど(笑)。いやぁ、ほんとにアレンジ施したら凄くなりそうな感じの曲が多い。「Strange Way」とかさ…。
1977年にデビューを果たした一応アメリカのプログレバンドとして有名なハッピー・ザ・マンというバンドのアルバム。最高傑作はセカンドの「Crafty Hands」という呼び声も高いんだけど、まずは一枚目「Happy the Man」から。正直言って苦手な音です。何がって、別にアメリカ的だからとかじゃなくて、音的に鍵盤主体で綺麗なサウンドだからだと思う。あと何かが足りない…多分湿っぽさ。これはしょうがないとしてもどこかフュージョン的でそれにしては音が多いっつうか…、微妙にロックのフィールドにいるので苦手なのかも。何というのかな、細かいっつうか凝ってるっつうか、それでも全体のノリ自体は大きく流れている…全然違うけどジェントル・ジャイアントもこういう側面持ってるから苦手なのかな。ハッピー・ザ・マンは更に明るいという面は大きいけど。
その「Savage Eye」というアルバムだがヒプノシスのジャケットが有名かもしれないけど、中身はかなりセンスの良いハードロックに仕上がっているので実は結構な出来映え。バラード曲もいくつか入っていて完全に独立した曲という感もあるけど、それはそれで良し。アルバムのクオリティはかなりのものです。最初の「Under The Volcano」なんてバドカンかと思うようなインパクトがある警戒でキャッチーなハードロックだしね。「Remember That Boy」なんてパープルだぜ、これは。多分ハードロック時代のプリティ・シングス大傑作アルバムだね。
ポリスのスティングもその一人だ。1984年でポリスの活動を停止して、その後からソロ活動に入り「Set Them Free」という驚異的なビデオが印象的なソロヒット作を筆頭に以降、完全にソロアーティストとしてチャートに曲を送り込むアダルトなソングライターになった。でもさぁ、パンクというインパクト、または「四重人格」でのエースとして切り込んできた人という印象を持っているファンからすると非常に大人になってしまったなぁ〜ってのが感想。あとで見たらこういうのって「ラウンジ」系の音っていうらしい。まぁ、どこかのバートかで軽く流れていてオシャレでアダルトな音なんだろうな。よくわかる。
1994年にそれまでの10年間を祝してかベスト盤「Fields of Gold: The Best of Sting 1984-1994」が出ているんだけど、これまたなぜか家にあったので聴いてみたのだが、やっぱりアダルトで大人の歌ばかり収録されている。ん?なんかこういう音ってザ・フーのピート・タウンジェンドのソロ作品でも同じような系統だなぁとふと思った。オシャレで悪くない曲、しかもベスト盤だから良い曲ばかり入っているので好きな人は凄く好きになる選曲なんじゃないかな。あぁ、こういうのが流れるシーンっていいよなぁ…、と空想に走ってしまうのだが(笑)。いや、そういう話はまたいずれ…。
いいアルバムですよね〜。ウチは結構ヴァン・モリソンあるんですが このアルバムが一番聴いてます。
「クレイジー・ラヴ」「キャラバン」あたり好きな曲です。
こんばんは。
まれに見る名盤の一枚だと思いますよ。
Van Morrisonは、The Who以上に欧米と日本で、評価と知名度の格差がデカイ!
クレイジー・ラヴ!
このバージョンもいいですよねえ!
でも、ソロよりゼムをどうしても
ヘヴィーローテしてしまう私です(笑)。
>まりさん
大人の作品、って感じです、正に。聞き込んではいないのですが、やっぱ代表作なんでしょうね。
>Substituteさん
この人も日本での知名度低いですねぇ。やはり70年代の来日があるかないか、でしょうか。
>波野井露楠さん
あ、わかる(笑)。ゼムの方が聞きやすいもん。でも作品的にはこっちの方が圧倒的に良いんですけどね。