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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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Queen - News Of The World 

 年月が経つ度に伝説化が進んでいくバンドというものはいくつもない。先日のツェッペリンの再結成でもあれだけ盛り上がるとは本人達はおろか、コアなファン達にも想像できないことだった。そして伝説のバンドの域に入ってきたクイーンも同じように神格化されたバンドだ。こちらはカリスマでもあるフレディ・マーキュリーが不在という中で残りのメンバーがフレディを思い起こさせるような活動をすることで伝説を創り上げているが、そういえば先日ポール・ロジャースとの新曲をリリースしていたな。そのままアルバムも作るとか…。そのクイーンの代表曲が収録されている、アルバムとしてはイマイチ人気があるとは言いかねるが圧倒的なシングルの存在が際立っている。

世界に捧ぐ (紙ジャケット仕様) ライヴ・キラーズ(紙ジャケット仕様)

 1977年リリースの六枚目のスタジオ作品「世界に捧ぐ」。時代はパンク真っ只中にもかかわらず相変わらずのクイーン節に彩られた退廃的ではなくゴージャスな創りのアルバムだが、当時はもとより、今ではオープニングの「We Will Rock You」「We Are The Champion」という二曲のメドレーが圧倒的に有名。そして素晴らしい曲でもあり、普通のアルバム構成では二曲目に「We Are The Champion」なんて考えられないもんね。それを二曲繋げて出したいがためにこんな曲順でリリース。おかげで他の曲のバランスが難しくなってしまってアルバム的には散漫な印象を受けてしまうところだ。もちろん個々の曲はかなりの秀作が揃っていて、「永遠の翼」なんてのはクイーンの裏名曲に必ず入ってくるくらいの曲だし、「マイ・メランコリー・ブルース」だっておなじように素晴らしい曲なのだ。後に結構残ってくる曲、例えば「ゲット・ダウン・メイク・ラブ」やロジャーの「シアー・ハート・アタック」なんてのも入っていて、実はかなり秀作。

 ジャケットがなぁ、あまりよろしくないのでイマイチクイーンの作品という高慢さがないのだが、今でこそ気品溢れるバンド、みたいに思われているが実はそんなことないんだよね。まぁ、ロックンローラーだからそりゃそうなんだけど(笑)。往年のファンはこのあたりでちょっと「ん?」ってのはあったけど、まだまだクイーンのファンを止めるほどじゃぁなかったらしい。次の「ジャズ」当たりだとちょっと「んん?」ってなってきて「ライヴ・キラーズ」は良いとしてもそこまで、っていう人多いよね。自分はあんまりそういうのないけど敢えて言うなら「華麗なるレース」まで、って感じかな。だからちょっとこのアルバムは別の聴き方になってるかもしれない。楽曲集っつうかさ、アルバムとしてのトータル性はあまり求めてないっていうかね。でも良い曲多いなぁ。

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