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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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Vanilla Fudge - Vanilla Fudge 

 いやぁ〜、ティム・ボガートとカーマイン・アピスというリズム隊、日本でもあちこちでセッションしてたりするので一度何かで整理してみると面白い系譜が出来上がるんだろうなぁとちょこちょこ調べてしまった(笑)。特にカーマイン・アピスね。この人結構無節操であちこち顔出してるもん。

Vanilla Fudge Near the Beginning

 さてさて、そんなことしてる場合でもなくって、やっぱり原点のヴァニラ・ファッジですよ。改めて聴き直しているのだが、やっぱり強烈に重い。重いというかとんでもないっつうか、卓越したアレンジ能力の中にヴァニラ・ファッジ独特の個性を入れて、バンドとしての雰囲気を確立。見事なモンで、鍵盤とベースでひたすらベタに攻めてくるっつう図式。ティム・ボガートのベースはこの頃からとんでもないフレーズだったのだ。だからこそベックが惚れたんだろうな。英国でこんなの見つけてくるより目先のヤツ捕まえてきた方が早いモン。しかし時代は1967年、クリームが登場してきた頃なので、かなりセンス良いベースだったりドラムだったりしたワケだ。

 初っ端の「涙の乗車券」…、おいおい、こりゃなんじゃい?軽さのかけらもないじゃないか(笑)。ベタ〜に鍵盤が張り付いてベースが歌ってる〜って感じで、これ一曲で彼等の音楽性がよくわかる。そして20年以上後にロッドとベックが共演して話題となった「People Get Ready」だが、もうとんでもなくグチャグチャに仕上がっていて時代はサイケだ、と感じるよね。んでゾンビーズのカバーへ…いやぁ、ベース凄いわぁ〜。この曲はまだ原曲に多少近いかも(笑)。

 でもね、やっぱりヴァニラ・ファッジと言えば「You Keep Me Hanging On」でしょっ。サイケデリックな雰囲気と卓越したベースフレーズからベタな音で始まる名曲…とは言わないけど、時代を代表する曲ではあるのだ。いや、名曲だ、これ。地味にコピーしてみると結構面倒だったりするんだけど、まずこの雰囲気が出ない。いいねぇ。そして最後がまだ「エリナー・リグビー」と来たもんだ。もうプログレに近いサイケデリックの世界…、当時のドラッグ文化主流だったアメリカだからできたアレンジか?でもかなり洗練された感じがするのは多分ニューヨーク出身のバンドだからだろう。ある意味ビートルズなんて超えている…。

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