秋の夜長にぴったりと似合う音楽、いやぁ、いろいろあるし、似合うかどうかは人それぞれだけど、割と何も考えずにボ〜ッと聴けて爽やかのものと言えばこんなのどうかな、と。

今でもロジャーのいないフロイドってのは気の抜けたコーラという状態としか思っていないのでもちろんマジメに聞き込んではいなかったアルバムだし、当時の話題以外に取り立てて期待してもいなかった作品。ギルモアフロイドって音楽的には非常に爽やかで綺麗な音を奏でて雰囲気を創り上げるという面では実に優れたバンドで、そこが一般人にもかなり受け入れられた理由だろうし、風格のある雰囲気のあるというのが売りだったんだよね。一方ロジャーが入っていた頃はそこに毒があったから軽くはならなかったというロックたるトコロがあったワケで、まぁ、それがこの「
対」という作品ではもう顕著に違いが表れたってトコかね。
まぁ、ギターのトーンや曲の雰囲気、風格、そしてリスナーをゆったりとした気分にさせる曲調、雄大なスケールで迫ってくる雰囲気ってのがこれまた良いんだよねぇ、きっと。他にこういうバンドって見当たらないのも圧倒的な面だし。そしてこの作品ではもちろんヒプノシスのアートワークが何種類も市場に溢れ、どれもこれもがさすがと唸らせる芸術的なものだし、個人的にはなんと言ってもヒプノシスが動く映像にも着手した「High Hopes」というシングルのPVに芸術性の高さを覚えたもんだ。やっぱり動いても映像の切り方はヒプノシス。素晴らしい作品だなぁと。多分今でもPVでは最高の出来だと思ってるもんね、これ。曲も凄く良いけど、相乗効果。そういえばナイトウィッシュが最後のライブでこの曲をカバーしていて、結構驚いた印象がある。
しかしホントにゆったりと心をおおらかにして聴ける音楽だな…。ギターのエフェクトが心地良いのが大きい。効果音もあるけどさ、そういうバンドじゃなかったハズなのにそういうバンドになっていったってのは予期せぬ展開だったのかもしれないけど、結果良かったんだろうな。この後のツアーからはDVD「
驚異」がリリースされているけど、これもまたスペクタルな空間を演出した見事なライブで、完全にアート集団と化しているピンク・フロイド。そこで「狂気」をやっていても全然狂気が宿っていないと言うのもどうかと…。ま、そういうことを言う時代はライブ8での再生劇によって終わったんだけどさ。
久しぶりに昨夜ここで聴きました。
懐かしいですね。
「HIGH HOPES」素晴らしい曲ですね。
これ好きじゃない人、手を挙げてください!(笑)
・・・って言いたいほど。
ギルモアの作品の中でも上位に来る素晴らしさだと思います。「コムフォタブリー・・・」より好きかも。
フロイドはシドがいなくなっても、「シドのいないフロイド」として確立した存在になりえた訳だし、「ロジャーのいないフロイド」も有りだなと納得したのがこのアルバムでした。
まあ音が変質したのはシドがいなくなった時と同様にあったわけだが、こんなフロイドもいいじゃないと思える完成度で、好きなんですよね。
今年に入ってからでは、フロイドの中で「ウマグマ」に継ぐ頻度で聴いていたりします。
>PV
「High Hopes」のPVを観たのがこれが初めてだったりします。
このPVすごいですね。
フロイドのメンバー出てなくても全然問題なしの出来映えです。
>そういうことを言う時代はライブ8での再生劇によって終わった
爆笑。
>エヴァ姉さん
うん、良い曲だよね。圧倒的に印象に残る曲としてかなり上位に位置するかなぁ。PVにやられたんだよなぁ、これは。
>オダさん
そうですよねぇ、なんとなくシドのいないフロイドってのが当たり前に聴いていたので云われてみるとそうか、と。で、ギルモア時代だけ差別するのも良くないっすよね(笑)。その他ウケてくれて助かります(笑)。