ついこないだの8月10日になんとも驚くべき再結成が成されていたのを全然知らずにいたのだ。もちろん英国でのお話なのだが…。英国きってのトラッドフォークバンドとして名高いフェアポート・コンヴェンション。その栄華は60年代末期から70年代前半にかけて、もちろん黄金のメンバーが在籍していた時期でボーカルにはあのサンディ・デニーを配していた頃だ。以前にもアルバム「
Liege & Lief 」というのは紹介しているんだけど、知らない間にそのデラックスエディションがリリースされてた。スタジオアウトテイクが5曲とBBCセッションから5曲ってことらしい。アウトテイクは結構気になるなぁと思いながら今のところ舌なめずりしている状態(笑)。
それからもうひとつ同じく今年になってからリリースされていたことに全然気付かなかったんだけど、フェアポート・コンヴェンションのその黄金時代のBBCセッションを丸ごとまとめた4枚組CD「
Live at the BBC 」がリリースされていたんだなぁ。これがあればこの頃の変化とかサンディ・デニーとバンドの素晴らしさってのは多分実感できるんだと思う。そんなにマイナーなバンドじゃないけど、あんまり情報が入ってこないってのはなかなか後が大変だ。もちろん国内盤なんてのは期待できないので当然英国盤ってことになるんだけどさ。このBBCセッション、かなり豊富な収録なので多分買うだろうなぁ…、三枚目とか凄く気になるもん。
そうそう、それでこないだの8月に何が行われたかと云うと、フェアポート・コンヴェンションの黄金期のメンバーが揃ってなんとアルバム「
Liege & Lief 」を丸ごとライブで演奏して、しかもそれがしっかりとBBCラジオで放送されたってことだ。メンバーはSimon Nichol、Dave Mattacks、Richard Thompson、Ashley Hutchings、Dave Swarbrick、Chris Whileってとこで、もう言うことなしに円熟しきったプレイとサポートで凄いの一言。ボーカルはもちろんサンディがいないので別の人なんだけど、それがまたかなりサンディに近い歌い方をする女性で、声質もどことなく似ているし、もちろん英国の暗さってのも持ち合わせているので全然違和感なく楽曲にマッチしているので、凄く感動的なライブになってる。そもそもが名盤とされていアルバムが今この時代にこんな風に素晴らしい面子でプレイされるってのは本当に驚くばかり。フェアポート・コンヴェンションってのは毎年クロップレディ・フェスティバルっていう自分たちの過去を楽しむイベント+もちろん新風も入れ込むというものを開催しているので、過去のメンバーが参加することも珍しくないんだけど、こんな風にアルバム丸ごとをプレイするなんてのはなかったことだと思うので、かなり斬新だし、刺激的。メンバーもそうだったろうなぁと。いやぁ是非オフィシャルリリースしてもらいたいライブだね。