Archive2007年10月 1/1
Clodagh Simonds - Six Elementary Songs

ついでなので、メロウキャンドル繋がりで書いておこう~っと。今書いておかないと多分絶対今後出てくる可能性が少ないだろうから(笑)。いや、メロウキャンドルでフロントを務めていたクロダー・シモンンズって人が、Evangelレーベルっつうところからリリースされた超マニア向けのソロ作品♪なんとプロデュースにはあのトム・ニューマンを配した作品で、それだけでも英国マニアには受けるのだ。 まぁ、実際そんな夢のようなお話...
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Flibbertigibbet - Whistling Jigs to the Moon
英国のフォークの奥の細道のその奥にある作品。そしてとてつもなく美しい音を聴かせてくれる、これこそ英国漁りの至福の楽しみとも云えるアルバム「Whistling Jigs to the Moon」を久々に聴いてみた。うん、Flibbertigibbetっつうバンド。いやぁ、これ書いただけでおぉ~ってくる人はとってもマニアな方くらいだと思うので若干回りくどい説明はいるのかな。 英国フォークの三大美神の最高峰を担うと思っているメロウキャンドル...
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Shelagh McDonald - Stargazer
英国のフォークシーンの中にはセプテンバープロダクションと呼ばれた一群がある。その辺の説明は同じシェラ・マクドナルドを書いているCottonwoodhillさんのブログサイトに詳しく載っているので是非一読をどうぞ♪なるほどなぁと思う説明で、納得です、はい。 んなことでシェラ・マクドナルド。ファーストアルバム「アルバム」は1970年リリース、翌年にはセカンドアルバム「スターゲイザー」も颯爽とリリースしたが、そこから消...
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Spriguns - Time Will Pass
数々の英国フォークからフォークロックバンドあたりを彷徨っているとフェアポート・コンヴェンションというバンドの影響力の大きさには実に驚かされることが多い。それはもちろんサンディ・デニーの歌唱力表現力だったりリチャード・トンプソンのギタースタイルだったりデイヴ・スウォーブリックだったり、またはアシュレー・ハッチングスだったり色々なんだけど、音的な影響にしても見事にエレクトリックなロックとトラッドとい...
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Trees - On The Shore
あまりにもそのジャケットだけが有名になってしまったTreesのセカンドアルバム「オン・ザ・ショア」。ご存じのようにヒプノシスの手によるアートワークで、オリジナル盤でならば味わえるのだろう微妙なニュアンスの色合いというものが非常に重要な気がするのだが、なかなかオリジナル盤に出会えることもなく、また決して入手する出来る金額でもなく、高嶺の花なのだが、最近デラックスエディションな2枚組CDがリリースされたよう...
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Dulcimer - Dulcimer
英国フォーク界の中でも一二を争う程のアルバムジャケットの美しさを誇るバンドと言えばこのダルシマーのファーストアルバムじゃないだろうか?実に英国の荘厳さと気品を表現したアートワークはそれだけでも十分に名盤と呼ばれる資格を持ち合わせていたりするのだ。 1971年リリースのファーストアルバム「ターンド・アズ・ア・ボーイ」。この後もう一枚、そして1990年代になって再結成して何枚かアルバムがリリースされているら...
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Anne Briggs - The Time Has Come
素朴なシンガーソングライターとしてはかなりメジャーな部類に入るのか、英国の森の奥深くを奏でていた女性はと言えばアン・ブリッグスじゃなかろうか。あのバート・ヤンシュとの交流の深さからサウンドで聴かれるシンプルで素朴な歌メロはアルバムをいつまでも名盤として語られ続けられる要素をたっぷりと持ち合わせている。 1971年リリースのセカンドアルバム「森の妖精」。ファーストアルバム、というか60年代の活動を集約...
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Vashti Bunyan - Just Another Diamond Day
真の意味で英国伝承フォークソングを奏でていた人達、そして確実にそのスタイルでファンの心を掴み取り、永遠に愛されて止まないアルバムのひとつであるのがVashti Bunyanじゃないかな。素朴、英国的、伝統的な楽曲、そして何よりも優しい。このアルバムこそがトラッドフォークという世界を聴いてみたくなる、そして聴いてみた結果、出会えたことに至福の歓びを感じるに相応しいアルバム…。 う~ん、褒めすぎなんだけどさ(笑)...
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Spirogyra - Bells. Boots and Shambles
う~ん、秋の夜長という理由にかこつけてなんとなく英国トラッドフォーク系にハマってきました。そんなところにやはり美しい女性の声と軽やかなフォークと言えば思い出すのはこちら。 1973年リリースの三枚目のアルバム「ベルズ、ブーツ、アンド・シャンブルズ」。ファースト「セント・ラディガンズ」が1971年、セカンド「オールド・ブート・ワイン」が1972年なのでコンスタントにアルバムをリリースしてきたとも云えるバンド…...
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Tudor Lodge - Tudor Lodge
英国音楽探求の旅に出ると最初の方で出逢うこととなる名盤というものがいくつかある。もちろん入る人それぞれに道は異なるのだろうが、多くの人はこのバンドには割と早いウチに出会うこととなると思う。Tudor Lodge、Mellowcandle、Spirogyraという三美神による心洗われるほどに美しく落ち着いた雰囲気を堪能できる英国サウンドもそうそう見つからない。素朴な音で聴く者を和ませるVashti Bunyanという手はあるけど、まぁ、いい...
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Pink Floyd - The Division Bell
秋の夜長にぴったりと似合う音楽、いやぁ、いろいろあるし、似合うかどうかは人それぞれだけど、割と何も考えずにボ~ッと聴けて爽やかのものと言えばこんなのどうかな、と。 今でもロジャーのいないフロイドってのは気の抜けたコーラという状態としか思っていないのでもちろんマジメに聞き込んではいなかったアルバムだし、当時の話題以外に取り立てて期待してもいなかった作品。ギルモアフロイドって音楽的には非常に爽やか...
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Maggie Bell - Live At The Rainbow 1974
ようやく週末…、今週も大変よくアルコールに付き合った一週間だったもんだ。このブログのネタも少々途切れてしまったのが残念なんだけど、まぁ、またガシガシ書くから大丈夫でしょう。ちょこっとテーマを見失っている面もあるんだけど、多分皆が皆楽しめる内容をどんどん持ち込んでくる予定。まぁ、気分次第なので突然訳の分からないモンが登場することもあるでしょうが…。 さて、そんなことで先週くらいに中古CDショップであれ...
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Fairport Convention - 2007 Liege & Lief BBC Live
ついこないだの8月10日になんとも驚くべき再結成が成されていたのを全然知らずにいたのだ。もちろん英国でのお話なのだが…。英国きってのトラッドフォークバンドとして名高いフェアポート・コンヴェンション。その栄華は60年代末期から70年代前半にかけて、もちろん黄金のメンバーが在籍していた時期でボーカルにはあのサンディ・デニーを配していた頃だ。以前にもアルバム「Liege & Lief」というのは紹介しているんだけど、知ら...
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Dark Sanctuary - L' Etre Las/L'Envers du Miroir
いつもいつも不思議な音盤ばかりが登場するブログで紹介されていて非常に気になったので早速ながらあれこれと揃えて聴いてみたバンド、ってのがいくつかあるんだけど、このダーク・サンクチュアリってのはもしかしてこういうバンドってあっても良いよなぁ~って思ってたバンドそのものだったりする(笑)。 いやぁ、中世風の雰囲気を醸し出していて聴きやすくてっていうかさ、ゴシックメタルっつうジャンルに出会った時にここ...
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Foo Fighters - Echoes, Silence, Patience & Grace
音楽シーンってのはやっぱり秋のリリースってのが多いのかな。ここのところやたらと新作を耳にする、というかしなきゃ、って思うバンドやアーティストが多くて、どれもこれも一気に出すなよとか思っているのだが…。まぁ、別に聴かなきゃって思うまでもないけど出ているなら聴いてみようかってのもいくつもあって、適当につまみ食いしているんだけれど、その中のひとつにフーファイターズの新作「Echoes, Silence, Patience & Gra...
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Emigrate - Emigrate
ラムシュタインというバンドはご存じのように6人組のバンドでどっからどう見ても音楽的センスのある人物が在籍しているようには見えないし、それでもあれだけのサウンドが進化して出てくるから不思議なモンだと思ってた。ここに来てリードギタリストのリヒャルト(ドイツ語読みだからこうなる。表記名はRichard、英語だとリチャードですな)が自身のサイドプロジェクトバンド「Emigrate」を組み、ソロアルバム「Emigrate」をリリ...
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Rammstein - Mutter
衝撃的なバンド登場、というキャッチコピーを付けられたバンドはいくつもあるけど、結局大したことなかったり単なるイロモノだったりしてなかなか定着しない。ところがラムシュタインはマジに衝撃的で、今でも見る度に凄いと思う。しかもしっかりとその見せ方が進化しているところがプロフェッショナル。そしてサウンドの方もどんどんとヨーロッパ大陸的なサウンドに変化して、最初期のヘヴィメタル、インダストリアルメタルっつ...
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Triple X - OST
ちと映画の趣旨が違うんだけどラムシュタイン繋がりってことで思い出したので書いておこうかな~と。いや、もうね次はラムシュタイン書くけど、この映画のライブシーンを見てとんでもなく衝撃を受けたのが最初ってのもあるんだよ、このバンドは。だから先に映画を書いておく事にした。 「トリプルX」っつう思い切りアメリカンな映画で、バイオレンス&スパイ&アクションっつう感じの映画で、それはそれで非常に面白い映画。だ...
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Lost Highway - OST
デヴィッド・リンチ監督の映画「ロスト・ハイウェイ」のために制作されたサウンドトラックにはここのところ書き連ねてきた先鋭アーティストが集められ、ひとつの猟奇的サウンド集大成アルバムとして存在している。昔で云う映画に使われた曲で構成されたサウンドトラックという意味合いから最近のものは変化していて、その映画を象徴する音楽であればサウンドトラックというアルバムに入れられているという光景。本作品のサウンド...
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David Bowie - 1.Outside
1990年代中期以降に何故か流行したサイコホラーというか退廃的怪奇嗜好と言うか猟奇趣味と言うか…、映画「羊たちの沈黙」がその筆頭となっているみたいだけど、ブラッド・ピットの「セブン」なんてのもそうだね。まぁ、そう云った、どこか救われない雰囲気っつうのが流行していてマリリン・マンソンやナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーなんてのもその一角を担っていたことは記憶に新しい。まぁ、そのヘンだけでやっ...
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The Smashing Pumpkins - Rotten Apples
同時期に出てきて人気を博していたバンドのひとつにスマッシング・パンプキンズっつうのがあって、どうにも「パンプキン」って言葉が付いた瞬間から「かぼちゃ」ってイメージしかなくって例えそれがどんなバンドであっても「かぼちゃ」なんだよ。まぁ、そんなイメージはともかく、何となくPVなんかで見ていると歌っているのは正に「かぼちゃ」みたいな頭ハゲのでかいお兄ちゃんで、なるほどバンド名ってのは本人達のイメージをき...
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Nine Inch Nails - The Downward Spiral
マリリン・マンソンと繋がるアーテイストとして有名なのがナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー。マリマンの「アンチクライスト・スーパースター」っつうアルバムが滅茶苦茶売れたらしいんだけどその時のプロデューサーがトレント・レズナー。マリマンって彼のレーベルから出てきてるんだね。似たような感じの二人だが…。 The Downward Spiral そんなことでナイン・インチ・ネイルズ。1994年の大名盤と呼ばれている...
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Marilyn Manson - Eat Me, Drink Me
マリリン・マンソンも既に15年選手になろうとしているワケで、そりゃそれなりに作品に変化があったりするだろうし、個性豊かな売り方をすればそれは余計に顕著なモノになるだろうしプレッシャーやストレスも相当掛かってくるだろうなぁという気はするが、この新作はそれまでの作風とはかなり趣が異なる作品では?別に全部聴いているワケじゃないからわかんないけど、前はもっとアグレッシヴに全てを破壊しろ、みたいなメッセージ...
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Arch Enemy - Rise of the Tyrant
…とある時にふとCD屋を散策していて、普段は大して気にもしないメタルのコーナーでそういえばナイトウィッシュの新作…とか思い付いて眺めているとえらく綺麗なお姉ちゃんが真っ黒な衣装に包まれてバックにはこれまた屈強そうなオトコが立ち並んでいるというバンドフォトに巡り会い、これはもしかしてまたフィメールゴシックメタルバンドかね?と思って見てみると「Arch Enemy」と書かれている。そういえばラウドパークにも来るし...
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Anthem - Tightrope
日本のヘヴィメタルって今聴くとかなり高レベルの水準にあったんだなぁと筋肉少女帯を聴いていて思った。今月の半ばにラウドパークっつうヘヴィメタバンドが集結するイベントがあって、その面子を見ているとなかなか興味をそそるバンドが多い。自分がそんなにヘヴィメタ好きだとは思ってなかったけど、気になるのが多いってことはやっぱ好きなんだろうか(笑)。マリリン・マンソンはまぁ、どっちでもいいけどハノイ・ロックスだ...
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筋肉少女帯 - 新人
GOLDEN☆BEST 「筋肉少女帯」の名前を知ったのは多分まだ彼等がインディーズでライブハウスをやってる時代の頃、まぁ、言うならばアマチュアに毛が生えた頃に何かの雑誌で知ったのだと思う。インディーズというかアマチュアバンドっつうか何でもありのパンク的自発的バンドっつうのがもてはやされていた頃だったので皆が皆ヘンなバンドを見つけては紹介し、それが全国規模に広がってきたバンドのひとつだったんじゃないかな。有頂...
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Madonna - The Confessions Tour
今となっては女性ポップスターの在り方の元祖ともなってしまった本家本元のマドンナ、さすがにブリトニーとかを聴いているとマドンナでも一緒だろうなと思ってついつい手が出てしまったが、やはりマドンナの圧倒的なパフォーマンスは他のそれよりも一歩も二歩も突出していて、今でも現役で売れまくるという理由がよくわかる。キャリアの差=観客への見せ方をよく知っているワケで、もちろんそれは創り出しているスタッフ陣の能力...
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Britney Spears - My Prerogative
同じセレブな人でもやはり若すぎるとハチャメチャな生活になってしまう代表的なプッツンアイドルのブリトニー。いや、正直言ってまともに聴いたこともないし、PVをマジメに見ることもないので全然知らないんだけど、それでも情報だけはなぜか入ってくるというのはやはり相当の売れっ子なんだな、と。ま、そんなこともあってベスト盤「グレイテスト・ヒッツ:マイ・プリロガティヴ」だけをとりあえず聴いたワケだ…。 ベスト盤って...
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Gwen Stefani - Love, Angel, Music, Baby
Love Angel Music Baby ついでだからスーパーセレブになってしまったグウェン姉さんのソロアルバムも取り上げてみよう~。そもそもこの人ノー・ダウトでの活動でかなり満足していた人だし、バンドのメンバーはそれこそ10年以上の付き合いばかりの連中なので別に気兼ねするでもなく好きなことを言って歌ってやっていられるという実に伸び伸びした環境だったんだな。ノー・ダウトの休息つっても結局バンドメンバーと遊んでたりする...
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