Archive2007年09月 1/1

No Doubt - Tragic Kingdom

Tragic Kingdom レゲエ・スカの流れをロックに持ち込むと言った手法はもちろんポリスやクラッシュによって既に実践済みで、しかもかなり上手い融合傑作でもあったことで逆に同じような手法論では個性が出せずに単なるモノマネで終わってしまう可能性もあったものだ。しかし90年代半ば、アメリカのカリフォルニアからとんでもなく脳天気にロックとレゲエ・スカを合体させたバンドが登場。そして今ではセレブの代表としても顔が売れ...

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The Police - Reggatta De Blanc

Regatta de Blanc パンクムーヴメントに乗って本当は実力のあるバンドなのに、それらしい顔してサラリと売れてしまった、とまでは言わないが頭を使った戦略で見事に世界のトップバンドになってしまったザ・ポリス。今は再結成ツアーを行って世界中を興奮の渦に陥れているという、そしてそれがまた生々しい皆が皆満足するようなライブだと言うから楽しみなもの。日本公演も噂されているけど決まったのかな? そんなポリスが1979年...

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Big Audio Dynamite - Megatop Phoenix

 ゴチャゴチャな音として楽しめるモノってそりゃいくつかあるんだろうけど、そもそもパンクな流れでここまで来ているのでふと思い出したバンドがあった。クラッシュをクビになった後ミック・ジョーンズがドン・レッツと組んだワールドワイドな音を組み入れたダンサンブルなバンド、B.A.D。後期クラッシュの妙~なダンサンブルな音をそのまま拡大解釈していったバンドという位置付けなんだけど、正直言ってなかなか着いていけなか...

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Carbon / Silicon - Carbon / Silicon

 今、ミック・ジョーンズはトニー・ジェイムズと共にCarbon / Siliconというバンドを結成してWeb上とライブでのみ活動しているようだ。トニー・ジェイムズという人、もちろん知っている人も多いだろうけどジグジグスパトニックの人ね♪ もっともその前はジェネレーションXに在籍していた人で、その前はロンドンSSというバンドでミック・ジョーンズと一緒にやってたことがある人なので古き友人とまた一緒にやってるというところだ...

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Sigue Sigue Sputnik - Love Missile F1-11

The Best of Sigue Sigue Sputnik ジェネレーションXというバンドは実は後にとんでもないバンドを生み出すことになる。ま、ひとつはビリー・アイドルのソロ活動で話題になるギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスの発掘によるものが大きいんだけど、それよりも何よりも当時日本語も多様されていたことで話題にもなり、そしてその奇抜なファッションとサウンドで一世を風靡したと言っても過言ではないジグジグスパトニックだ。 ...

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Generation X - Generation X

Live At Sheffield 立ち振る舞いやインパクト、そして攻撃的な姿勢などパンクスと見られがちな傾向というものはいくつかの特徴があるのだが、後にスターとなるビリー・アイドルが最初にシーンに登場したのはそんなパンク風バンドのジェネレーションXだったことは最早ほとんど知られていないんじゃないだろうか?まぁ、別に知らなくても害はないので良いんだけどさ(笑)。 1978年にアルバム「Generation X」でデビュー。もう英国...

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The Damned - Machine Gun Etiquette

 パンクバンドは短命なモノ、それはセックス・ピストルズだけの話ではなくってザ・ダムドにも云えた話だったことはそれほど有名なことではないのかな。パンクバンド最初のシングルをリリースしたザ・ダムドではあるが永遠のパンク名盤として挙げられるであろうファーストアルバム「Damned Damned Damned」をリリースした後、全く売れなかったセカンドアルバム「Music for Pleasure」をリリース、その即座に失速していって一旦解散...

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The Jam - Setting Sons

Setting Sons 英国パンクの波に乗って出てきたバンドの中にザ・ジャムというのがある。まぁ、別に説明せんでもいいんだろうが…。The Whoの流れでThe Jamなワケで、パンクとはそれほど意識することもなく出てきていたのか、たまたまポリシー的に同じだったから時代的に受けたのか、いずれにしてもシーンに出てきて成長して行くに従って音楽的幅の広がりを見せてくれたバンドでもあった。それは単にポール・ウェラーの趣味によるト...

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Public Image Ltd - The Flower of Romance

 セックス・ピストルズの幻想は後に続く世代に任せるとして自身はさっさと次なる野望と実験に向けて動き始めた。そもそもシド・ヴィシャスが参加した時点でセックス・ピストルズは単なる幻想と化したことを何よりも理解していたのはジョニー・ロットン=ジョン・ライドンだったのかもしれない。いや、多分そうだろうな。だからこそさっさとセックス・ピストルズを崩壊させて、しかもその年の内に新たなる野望を抱いた、そしてまた...

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The Stranglers - The Raven

The Raven ロンドンパンクなんてのは一瞬のお祭りに近かったものだと、後になって歴史が証明していることは事実であるがそれでもまだそこに夢を見るということも重要で、だからこそまだまだパンクのリスナーでもあるんだよね。まぁ、プレイしている本人達からしたらそのままやり続けるワケにもいかなかった状況もあって、変化していくことを余儀なくされたものだ。故にクラッシュは新たな音楽性を採り入れてパンクは音楽性ではな...

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Dead Boys - Young Loud And Snotty

 芸術的、知性的側面の強いと言われる初期ニューヨークパンクからは発展した、今度はロンドンパンクに影響を受けて誕生してきたUSパンクの波というものもある。もっともその大半はシンプルな音から更にカオスな世界はコアな世界に進むこととなりシンプルなロンドンパンクの勢いをそのまま音として影響されているバンドというモノは少ない。まぁ、その当たりに進むとあんまり興味がなくなってしまうからねぇ。ハードコアパンクって...

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Lou Reed - Transformer

 いつの時代も時代を創り上げたパイオニア達はさっさと違うことを予見し、ブームになる頃には全く異なった音楽や活動をしていることが多い。そしてフォロワー達はまたその世界をもつい津井出来るかどうかによってホンモノと偽物が分かれてくる、それかオンリーワンの世界をきちんと築き上げていくかのいずれかだろう。ニューヨークパンクにとってどう見たって発端はヴェルヴェット・アンダーグラウンドなワケであって、その核とも...

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Patti Smith - Easter

 ニューヨークのCBGBというクラブはストリートロッカーにとってみると憧れのライブハウスなのだ。ここ日本からもCBGBに渡る、またCBGBでライブをやるということを目的にニューヨークに走るバンドも数多い。実際CBGBでプレイすること自体はそれほど難しいことではないらしい。そりゃそうだ、パンクスの登竜門として名が知れ渡っている以上、ヘタクソでもなんでもライブをやらせることに変わりはないだろう。しかしそこにいる観客は...

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Blondie - Blondie

Blondie The Best of Blondie ニューヨークパンクを代表するバンドってどんなんがあるのかな、なんて調べているともちろんラモーンズやパティ・スミス、テレビジョンやトーキングヘッズあたりが出てくるのはわかるのだが、多くのところではブロンディが登場するのだな。いや、まぁ、生い立ちからすればニューヨークのCBGB出身ということで時代的にも77年なのでバッチリだったりするんだけど、実はデボラ・ハリーって1945年生まれ...

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Johnny Thunders & the Heartbreakers - L.A.M.F

 ニューヨークパンクとして後にカテゴライズされることとなるバンドのひとつにニューヨーク・ドールズがあるのだが、サウンドはどう聴いてもシンプル且つノリの良いロックンロール。再結成した後のアルバムでも同じような音をきちんと出せるというのは凄いなと感動したものだが、結局デヴィッド・ヨハンセンのセンスがかなりマッチしていたということなのだろうか。 ロックファンの中でニューヨーク・ドールズと来たらデヴィッド...

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Iggy Pop & The Stooges - Fun House

 ハノイ・ロックスで少々激しいパンキッシュなモノが聴きたくなって何気なくコレクションの棚を眺めていて、ふと見つけたアルバムがイギー・ポップの「ファン・ハウス」。イギー・ポップをマジメに聴いたのはそれほど古い話ではなくって、ロンドンパンクが好きだった自分にはイマイチアメリカのパンクには興味をそそられることなくって、せいぜいパティ・スミス程度しかまともに聴いてない。今思えばイギー・ポップって最初期は19...

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Hanoi Rocks - Street Poetry

 再結成後のハノイ・ロックス三枚目のアルバム「ストリート・ポエトリー」を聴いた。80年代のハノイ・ロックスと言えばグラマラスなファッションでチープなロックンロールを奏でるパンクのエッセンスも入った、正に毒気のあるロックバンドと言った様相で、ヨーロッパと日本ではかなり人気があったものだ。その後にいよいよアメリカ進出と言った時に不幸な出来事によりドラマーを失い、元クラッシュのテリー・チャイムズを入れるも...

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Dave Greenslade - Pentateuch of the Cosmogony

 グリーンスレイドが出たついでに1979年にリリースされたデイヴ・グリーンスレイドの初ソロ作品の方も書いてみよう~。厳密に言えばソロ作品ではなくって英国の画家パトリック・ウッドローフ氏との共作によるコンセプトアルバムで、実際にアナログでリリースされた際には画集+レコードという形を取っていた。CD時代になってからはBGOレーベルが1994年頃に紙ジャケみたいな感じで同じコンセプトを再現してリリースしていたもので、...

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Greenslade - Bedside Manners Are Extra

 デイヴ・ローソンが完全な主役というワケじゃないけど、歌というパートを担っていた以上役柄的には主役を担っていたバンド、そして彼の名をメジャーにしたバンド、そして英国プログレ界での実力派バンドとしても名高く、更にデイヴ・ローソンのポップセンスも花開いたか、最強のギターレスバンド且つツインキーボードという形態を上手く使い倒しているグリーンスレイド。こちらも久しぶりに聴いたけどやっぱり好きだなぁ、このバ...

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Stackridge - Mr.Mick

 デイヴ・ローソンのプロフェッショナルな世渡りとその隠れた才能は実にあちらこちらで開花しており、その片鱗を見える範囲で追ってみるのもなかなか乙なモノではなかろうか。The WebというバンドからSamuraiへ、そしてGreensladeでの活躍が多分一番メジャーなところではないかと思うが…、そのグリーンスレイドはちと後回しにして、グリーンスレイド解散後に見つけた仕事としてスタックリッジがある。元々器用な鍵盤奏者なので何...

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Samurai - Samurai

 英国のバンドで最も和風なものを意識したバンドってのは音はともかくジャパンが一番有名だろうね。後はまぁ、エイジアもあるか(笑)。もちろんバンド名だけの話だが。そういう意味ではマイナーではあるがサムライっつのもあったワケさ。視覚的な面では先日のジェイド・ウォーリアーもそうだけどさ。それだけで言うならスパークスだってそうだ(笑)。うん、結局和風、っていうだけで日本の文化と音をきちんと解析してまで音楽に...

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Jade Warrior - Floating World

 台風一過後、大きな傷痕をあちこちに残しながら今度は猛暑の復活、驚くまでの酷暑に悶えながらやはり今日もロックな一日を過ごすのだ…と言うものの、現実的にこれくらいの猛暑が復活してしまうと聞きたくなるのはやたらとうるさいハードロックだったりヘヴィメタだったりするのだが、昨日のタイフォンによって美しさに少し心奪われた幸せもあってどこか和風なバンド、っていうことで超久しぶりに聴いたのがジェイド・ウォリアー...

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Tai Phong - Tai Phong

 いやぁ~、凄い台風が東京直撃でした。それでも見事に遊び歩いていたのでしっかりと帰宅できず、朝まで台風の楽しみをたっぷりと楽しむことになりました(笑)。いや、ま、別にどうというものでもなく凄い風がアチコチのものを吹き飛ばしていて、ビニール傘が何十本も飛散していて結局皆びしょ濡れになったのだな、とか。川の氾濫にはちとビビったけど、そこまで行かずにまずは大丈夫ってことで大型台風の威力をまざまざと認識。...

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UFO - No Heavy Petting

 美しき英国サウンドを奏でるバンド…、そして美しき旋律を奏でるバンド、しかもそれがギターで奏でられると何とも言えない心地良さを感じるのは何も自分がギター弾くからというものでもないだろう。世界で一番素晴らしいバンドのひとつでもあるZeppのジミー・ペイジが美しい旋律を奏でるギタープレイヤーかと問われればそれは違うなぁと答えるワケで、まぁ、バンドのもつエネルギーとかスタイルっつうのとは全然違う世界でギタリ...

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Wishbone Ash - There's The Rub

 英国には美しい音を奏でるバンドが多い。それを含めて大英帝国らしい英国ロックと呼ぶのだが、うるさ型の音と思われているハードロックやヘヴィメタルの世界でこそ、いや、その世界の方が余計に美しさを追求しているケースが多いのかもしれない。クイーンなどはナルシスト的美意識の象徴ですらあるとも云える。まぁ、見た目はフレディがその美意識をビジュアルで表現しているワケだが、音的な面ではフレディも去ることながら他の...

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Queen - Queen

 70年初頭の英国ロックってのはほんとに毎度のことながら凄かったんだなぁと思う。今でもしっかりと歴史に残るアルバムが続々とリリースされていて、それをこぞって針がすり切れるまで聴いていたっていう時代じゃない?だから聞く側の思い入れもたっぷりあるしさ、ひとつの時代だよね。最近みたいに情報は多くないけど、そんなにスピードの速い時代じゃないから時間の流れ方も違ってただろうし、アルバム一枚一枚に対する取り組み...

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Aerosmith - Aerosmith

 アメリカのバンドでも一聴しただけではそれとわからないバンドも多くなってきた。昔はなんとなくわかったものだが、最近のバンドでは特にそれが顕著ではあるかな。しかし25年も昔の1973年にボストンから出てきたバンドは一聴しただけでは英国のバンドかと思うような曲が多かった。ところが今ではアメリカンハードロックの超大御所バンドに君臨している。この変貌ってのはなかなか凄いモノがあるなぁ、と。逆に英国出身のバンドで...

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The Joe Perry Project - Let The Music Do The Talking

 同じようなことで全然評価されないというか確かにそれほど面白くはないのであまり価値観を見出されないギタリストのソロアルバムではエアロスミスの花形ギタリストであるジョー・ペリーにも当てはまるのではないだろうか?エアロスミスのアルバム「ナイト・イン・ザ・ラッツ」を最後にドラッグまみれとなったスティーヴン・タイラーに我慢できなくなったジョー・ペリーはエアロスミスを捨てた。その後何するかと思いきや、思い切...

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