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07« 2007/08 »09

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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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Boxer - Below The Belt 

 英国生まれのハードロックバンド、それこそ数限りなく存在しているものだが、A級メジャーバンドを渡り歩いたような人がいればそこそこ話題にもなろうというものだが、なかなかそういうわけでもないのが実情。

Below the Belt Blood Letting

 この二人、もちろん1960年代末期頃のタイムボックスっつうバンドで友人になり、バンドをPattoに変えても一緒にプレイし、数年の間だけ袂を分かって仕事をしている。まぁ、知ってる人は知ってるんだろうけど、この間オリー・ハルソールはテンペストで仕事してますね。そこからまたしてもオリー・ハルソールとマイク・パトゥーは合流することとなり、ボクサーを結成。1975年にはまだまだプログレレーベルだったヴァージンからインパクト満点のジャケット「Below the Belt」でデビュー。しかもドラムにはメイ・ブリッツやベックと一緒にやっていたトニー・ニューマンを配し、ベースにはVDGGにも関わっていたキース・エリスを持ってきたという、正に英国B級というか王道というかハードロック路線の職人が集まったバンドなので、楽しみと期待が一杯詰まったアルバムなワケです。

 しかしまぁ、実際にジャケットを手に取ってみるとなんと衝撃的な…というのが最初の感想です。若かった…(笑)。それはともかく、中身の方が楽しみだったんだけど、これがまた一辺倒では行かないハードロックで構成されたアルバムというか、単なるハードロックと言うべきか…、実に英国B級的センスに満ち溢れた作品。きっと今のバンドがどこかで取り上げてカバーでもしたら凄くかっこよい曲となって生まれ変わってもっとボクサーが有名になるのかもしれない、そんな曲が多く詰め込まれているかな。シンプルに4人のプレイが中心でところどころ鍵盤もあるけど、やっぱり中心はオリー・ハルソールの線は細いけど荒々しく歪んだSG独特のギターの音色だな。そこにパトゥーのどこかこもり気味だけどシャウトされている熱い歌声が被ってきて…と悪くないのだ。ただ、どうしても曲調に激しい切り替えがなくってイマイチ売れないバンドという位置付けに甘んじている(笑)。好きな人は好きだろうけどな、こういうの。自分も嫌いじゃないけど、もうちょっとかっこよい曲が欲しいかな(笑)。いや、そんなこと言ってては英国B級は聴けないのでガタガタ抜かしてはいかん。

 結局この後二枚出して自然消滅したらしいが…、それにしてもこの二人のコンビの作品っつうのはどれもこれも結構取っ付きやすいってのが面白い。パトゥにしても変なリフが多いけど基本的にシンプルなハードロックではあるからさ。よくわかんないって?うん、書くの難しい人達なんだよ、このへん(笑)。

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